ゴードンストウン日本校(和歌山)の求人はいつ出るのか——教職員約200名、公式が示している採用の現在地

「ゴードンストウン日本校の求人はいつ出るのか 教職員約200名、公式が示している現在地」と書かれた採用記事のキービジュアル

「ゴードンストウン 求人」で検索して、求人票にたどり着けなかった方へ。先に結論を書きます。2026年10月4日時点で、ゴードンストウン日本校の求人はまだ1件も公開されていません。探し方が悪いわけでも、募集が終わったわけでもありません。9月中旬に公式サイトが全面リニューアルされ、学費・学期日程・入学案内は出そろいましたが、Careers(求人)のページはまだありません。そのかわり、公式のContactページに、採用(careers)など入学以外の問い合わせ先として一般窓口(General & Career Contacts)が置かれました。いま公式が用意している採用の入口は、この1か所です。

そのうえで、規模の数字は先に出ています。設置・運営にあたる学校法人OCCの公式リリースによれば、最終的に想定されているのは生徒約700人・教職員約200名。日本のインターナショナルスクールとしてはかなり大きな採用が、これから数年かけて動くということです。この記事では、公表されている一次情報だけを並べ直し、告知が出たときに最初に動ける準備までを整理します。推測が混じる箇所は、推測だと明記します。

項目 公表されている内容 出典
求人の状況 未公開(2026年10月4日確認)。公式サイトにCareersページは無く、Contactページに採用の問い合わせ窓口(General & Career Contacts)がある。英国本校の求人ページとLinkedInの公開求人にも日本校の募集は無し 公式Contact/英国本校Careers
開校 2027年8月(2027-28年度の秋学期が8月31日(火)に始まる) 公式Term Dates/Inaugural Cohorts
校舎の完成 建設中(2027年8月の開校に向けて工事が進行中。敷地の近くに見学者向けのウェルカムスイートがある) 公式Campus Tours
最終規模 生徒約700人・教職員約200名 OCC公式リリース
開校年度の学年 2027-28年度はYear 7からの低学年だけで開校し、以後1学年ずつ広げる計画(公式FAQはYear 7〜9、入学案内ページはYear 7〜10と表記が分かれている) 公式FAQ/Inaugural Cohorts
形態 全寮制が基本。週単位の寮生活もあり、通学生は限られた人数を検討 公式FAQ
場所 和歌山市梅原、南海電鉄・和歌山大学前駅の西方約500m、約15ヘクタール。関西国際空港から車で約30分、大阪から電車で約1時間 OCC/公式FAQ
設置・運営 学校法人OCC(大阪キリスト教短期大学などを運営)。英国ゴードンストウン校の姉妹校 OCC公式リリース
学費(参考) 授業料年750万円+寮費年300万円(税込)。学校の規模と価格帯をつかむ参考として 公式Tuition and Fees
給与・待遇 未公開。資格要件・国際カリキュラムの経験・赴任にともなう支援などの条件は、公式サイトに掲載がありません 公式サイト全ページを確認

2026年10月4日に、9月中旬のリニューアル後の公式サイトを確認して更新した公表情報です(初版は9月4日)。新設校の情報は更新が続きます。応募前には必ず公式サイトで最新をご確認ください。

自宅の明るいデスクでノートに書き出しながら、免許・担当学年・英語での指導経験を棚卸ししている30代後半〜40代の教員
告知が出てから書類を作り始めると初動が遅れます。待つあいだにできるのは、自分の側の材料をそろえることです。
目次

「求人がない」ではなく「まだ出ていない」——公式サイトが示している採用の入口

9月上旬まで、公式FAQには「採用キャンペーンの立ち上げを準備している。募集要項(job specifications)と求人(vacancies)は、追ってウェブサイトのCareersのセクションに掲載する」という項目がありました。9月中旬の公式サイトのリニューアルで、この項目はFAQから外れました。かわりに置かれたのが、Contactページの「採用(careers)や事業提案など、入学以外の問い合わせ先」という一般窓口です。求人票はまだ無いけれど、採用について学校に問い合わせる公式の経路はできた——これが2026年10月4日時点の現在地です。

念のため、ほかの入口も確認しました。英国のゴードンストウン本校は求人専用のページ(Gordonstoun Careers)を持っていますが、9月25日時点で載っているのはスコットランド本校の募集だけで、日本校の求人はありません。LinkedInの公開求人の検索でも、日本校の募集は見つかりませんでした。給与・資格要件・赴任支援といった条件は、いまも公式には1つも出ていません。いま出回っている条件面の情報があるとすれば、それは公式のものではありません。

もうひとつ、採用の動きとして公表されているものがあります。英国側の発表によれば、2026年4月10日、Natasha Dangerfield氏がゴードンストウン日本校の創設校長(Founding Principal)に任命されました。同氏は英国Westonbirt Schoolの校長を13年務め、それ以前はゴードンストウン本校でハウスミストレス兼Director of Pastoral Careを務めた経歴を持ちます(Gordonstoun 公式ニュース)。学校のトップが決まったということは、その下のチームを組む段階がこれから来るということでもあります。

新設校の採用は、3つのフェーズに分かれて動く

新設校の採用が動く3つのフェーズを3枚のカードで整理した図。校長や管理職が先に決まる設立準備期、教科教員・寮務・事務の本募集が動く開校前年、学年拡大に合わせて増員が続く開校後の拡大期
新設校一般の進み方です。特定の学校の採用計画を示すものではありません。

ここからは新設校一般の話で、同校の計画ではありません。学校の採用は、役割ごとに時期がずれます。まず設立準備期に校長・管理職・準備の中核が決まる。次に開校前年に、教科の教員・寮務・事務・入試広報などの本募集が動く。そして開校後、学年を毎年広げる学校では増員が数年続きます。

この形にあてはめると、2027年8月末の開校(秋学期は8月31日開始)という日程からは、本募集の中心は2026年度後半から2027年度前半のどこかになる可能性が高い、と読めます。ただしこれは日程からの推測であり、公式が示した時期ではありません。断定はできません。もうひとつ押さえておきたいのは、開校年度の生徒がYear 7からの低学年に限られ(公式の表記はYear 7〜9とYear 7〜10で分かれています)、以後1学年ずつ広げていく計画だという点です。初年度に必要な教員数と、最終的な約200名との差は、開校後の数年で埋まっていくことになります。初年度に間に合わなかったから終わり、という話ではありません。

公表情報から読める「生まれそうな仕事」——公式の記述と推測を分けて

職種の一覧はまだありません。ただ、リニューアル後の公式サイトには、どんな役割の人が学校にいるのかを示す記述がいくつか出ています。寮の各ハウスには専任のハウスペアレント(houseparents)と専門スタッフが住み込むこと。特別な支援を要する生徒(SEND)には専任のLearning Support Coordinatorがつき、教員・ハウスペアレント・保護者と個別の支援計画(IEP)をつくること。英語が第一言語でない生徒へのEAL(英語支援)と、日本語を学びたい留学生・帰国生へのJAL(日本語支援)を用意すること。そして創設校長のもとに24時間体制のパストラルケア(生活・健康面の支援)チームを置くこと(出典:公式FAQ/Boarding and Pastoral Care、2026年10月4日確認)。ここまでは公式に書かれている事実です。

ここから先は、公表された学校の性格から推測できることとして読んでください。まず全寮制が基本である以上、教科指導だけでなく寮生活を担う役割(英国系の学校で言うハウスマスター/ハウスミストレス、寮の運営や生活支援)が要る学校です。授業時間だけでは終わらない仕事がある、ということでもあります。次に、約15ヘクタールの敷地に700人規模という計画からは、教える職以外——施設、寮務、入試広報、事務、IT、食事や健康管理といった学校を運営する職も相当数動くと考えるのが自然です。インターナショナルスクールにどんな職種があるのかは、インターナショナルスクールの事務・スタッフ求人で職種ごとに整理しています。

いま準備しておく価値があるのは、条件を待つことではなく自分の側の材料をそろえることです。日本の教員免許、指導してきた学年と教科、英語での指導経験、寮や課外活動での関わり、国際カリキュラム(IB/IGCSEなど)に触れた経験——これらは、どの学校の募集が出ても最初に問われます。インターの教員になるルート全体はインターナショナルスクールの先生になるにはにまとめました。キャリアを高めたい方、いろんな世界を見てみたい方にとって、こうした棚卸しは、どの結果になっても手元に残る作業です。

なお、和歌山県のインターナショナルスクール事情そのもの(同校を含め、県内・通学圏で選べる学校)は和歌山県のインターナショナルスクールで保護者向けに整理しています。学校の全体像をつかむには、そちらが早いと思います。

NIJIN GLOBAL ACADEMYの創業メンバー募集を見る →——待っているあいだ、いま応募できる場を1つ持っておくという選択肢もあります。並走させておくと、条件が出たときに冷静に比べられます。

告知を見逃さないための3ステップ

求人の告知を見逃さない3ステップの図。公式サイトのCareersとNewsを月1回定点観測する、和文英文の職務経歴書と資格証明を先に整える、いま応募できる選択肢を1つ並走させる
「いつ出るか分からないものを待つ」を「準備が終わった状態で待つ」に変えるだけで、初動は変わります。

1.公式を定点観測する。 月に一度、公式サイト(Careersページが新設されていないか、Contactの採用窓口の案内が変わっていないか)と、学校のLinkedInを自分の目で確認します。新設校では、求人媒体や転職エージェントより公式の掲載が先になることが珍しくありません。英国本校の求人ページ(Gordonstoun Careers)も、姉妹校の募集が載る可能性に備えて見ておくと安心です(載ると公表されているわけではありません)。

2.出せる書類を先に整える。 和文・英文の職務経歴書、免許や資格の証明、担当学年と指導実績の一覧。公開されてから作り始めると、初動が2〜3週間遅れます。国際系の学校では英文CVと推薦者(referee)の連絡先を求められることが多いので、依頼できる人に先に一声かけておくだけでも違います。

3.並走する選択肢を1つ持つ。 待つ時間を空白にしないための保険です。断る自由がある状態で条件を読めるほうが、判断は確実に良くなります。

自宅の明るいデスクからヘッドセットを着け、少人数のオンライン授業で画面越しに子どもの話に耳を傾けて対話する教員
校舎の完成を待たずに教えられる形もあります。並走させておくと、条件が出たときに冷静に比べられます。

「開校前の学校に入る」という選択の性質

開校前の新設校に入る・開校済みの学校に入る・オンライン国際学校の創業メンバーの3つを、いま応募できるか、着任までの待ち時間、働く場所を選べるか、教える以外の役割を担えるか、開校済みの実績と基盤があるかの5観点で比較した表
優劣ではありません。実績と基盤があることは開校済みの学校の確かな強みで、開校前の学校にはそれがない。強みの置き場所が違うだけです。

開校前の学校に入るというのは、まだ形になっていないものを一緒に立ち上げるということです。校則も時間割も行事も、前例をなぞるのではなく決めるところから関わる。おもしろさと不確かさが同居していて、そこが合う人と合わない人がはっきり分かれます。そしてもうひとつ、現実的な性質があります。着任までに待ち時間があることです。2027年9月開校であれば、いまから約1年。その1年をどう過ごすかは、自分で決められます。

NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、ほぼ同じ時期の2027年9月に開校予定のオンライン国際学校です。ちがうのは形態で、完全リモート——校舎も寮も持たず、世界中どこからでも働けます。そして創業メンバーの募集は、いま動いています。5つの働き方(パート〜フル)から選べ、教えること以外にマーケティング・Web・事業提携・HRといった役割も担えます。募集ページには5つの働き方モデルと報酬レンジの例が示されています(担任中心のモデルで合計月25〜30万円、規模が育った例で月95〜114万円)。ただしこれは事業計画に基づく試算であり、確定額や個別の契約条件を保証するものではありません。報酬はジョブ型で、報酬テーブルは面談時に全公開されます。

正直に書いておくと、NGAにも開校済みの実績はまだありません。全寮制の校舎で生徒と生活をともにする教育を望む方には、そもそも形が違います。求めているのはゼロから創れる人——完成した組織に入るのではなく、まだ何もない場所から創ることにワクワクする人で、英語力はCEFR B2目安です。選考は書類→グループ面接→NIJINアカデミーでのインターン→最終プレゼンという流れになります。いま学校で働いていることは誇っていい仕事で、辞めることをすすめる気はありません。ただ、教える情熱は手放さず、働く場所と役割の決め方だけを変える選択肢が現実にあることは、待つあいだに知っておいて損はないと思います。在宅で働きたい方、世界中を旅しながら働きたい方には、比べる材料になるはずです。

よくある質問

ゴードンストウン日本校の求人はいつ出ますか?

公式には時期が示されていません。2026年10月4日時点で公式サイトにCareersページは無く、採用について公式が示しているのはContactページの問い合わせ窓口(General & Career Contacts)だけです。2027年8月末に開校するという日程からは開校前年が中心になると推測できますが、確定情報ではありません。公式サイトの更新をご確認ください。

日本の教員免許は必要ですか?英語力はどの程度求められますか?

資格要件や国際カリキュラムの指導経験について、2026年10月4日時点の公式サイトに条件は掲載されていません。生徒向けには、英語で学ぶIGCSE・A Levelの英国式カリキュラムが公表されています。一般に英国系カリキュラムの全寮制校では英語での指導経験が問われることが多いですが、同校がどうするかは募集要項を待つ必要があります。

給与はどのくらいですか?

公開されていません。赴任にともなう支援(relocation package)についても、現在の公式サイトには記載がありません。給与の相場感そのものはインターナショナルスクールの先生の給料で公表資料をもとに整理していますが、同校の水準を示すものではありません。

教員以外の職種でも働けますか?

職種の一覧はまだ公開されていません。ただ公式サイトには、ハウスペアレント、Learning Support Coordinator、24時間体制のパストラルケアチームといった、教科指導以外の役割が明記されています。加えて全寮制・生徒約700人・教職員約200名という計画からは、寮務・事務・入試広報・施設など教える職以外も相当数動くと考えられます(これは規模からの推測です)。

開校まで待たずに、いま国際教育の現場で働く方法はありますか?

あります。オンラインの学校であれば校舎の完成を待つ必要がないため、開校準備の段階から関われる募集が動いていることがあります。NGAの創業メンバー募集もその一つで、募集ページから応募できます。

待つ1年を、空白にしない

ゴードンストウン日本校の求人は、いつか必ず出ます。教職員約200名という規模が公表されている以上、それは「あるかどうか」の話ではなく「いつか」の話です。だから、いまやるべきことは探し続けることではなく、出たときに最初に動ける状態を作っておくことだと思います。書類を整え、公式を月に一度見て、そして待つあいだの1年を空白にしない。

NGAが変えようとしているのは、偏差値でも通学圏でもない基準で、子どもが自分と世界を好きになれる学校をつくることです。校舎を持たないのは、そのために「どこに住んでいるか」を条件から外したかったからで、それは働く側にとっても同じ意味を持ちます。新しい学校を一緒に立ち上げたいという気持ちは、和歌山でも、オンラインでも、同じ場所から出てきているはずです。NGAが目指しているもの →

インターで働く——ほかの記事を読む

教える情熱を、次の働き方へ。

創業メンバーに応募する →

よかったらシェアしてね!Share this article!

X Threads Facebook LINE WhatsApp
2027年9月開校

NIJIN GLOBAL ACADEMYの
開校情報を受け取りませんか?

手の届く学費で、世界とつながるオンラインインターナショナルスクール。
入学案内・体験クラス・最新ニュースを、いち早くメールでお届けします。

開校情報をメールで受け取る

登録は無料。いつでも解除できます。

Opening September 2027

Get NIJIN GLOBAL ACADEMY
opening updates

An affordable online international school that connects your child with the world.
Admissions news, trial classes and the latest updates — straight to your inbox.

Get opening updates by email

Free to join. Unsubscribe anytime.

目次