【2026年版】埼玉県のインターナショナルスクール全34件|市別の比較表と学費、小学校から通える3校

埼玉県のインターナショナルスクール全4校と書かれた記事のキービジュアル

「埼玉県でインターナショナルスクールを探しているのに、出てくるのは英語の幼児園ばかり」——そう感じているなら、それはあなたの調べ方が悪いわけではありません。人口730万人を超える埼玉県には英語ベースのスクールが30校以上ありますが、小学生を全日で受け入れているインターナショナルスクールは、2026年8月時点で県内に3校しかないというのが現実です。この記事では、県内の学校を市別に洗い直し、各校の公式サイトで確認できた学費だけを載せた比較表(全34件)を用意しました。そのうえで、小学校からインターに通う場合の就学義務や公立との二重籍といった実務、県内で見つからないときの3つの道——都内への通学、県内のIB認定校・国際コース、そして通わないオンラインという選択肢まで順にお伝えします。読み終えるころには、「埼玉県内で完結させるか、県境をまたぐか、通学そのものを手放すか」の判断軸がはっきりするはずです。

埼玉県川越の蔵造りの町並みを背景に、通学かばんを背負った子どもと母親が並んで歩く朝の様子
埼玉県は広く、エリアによって選択肢がまったく違います。まずは「どこに何があるか」から。
目次

埼玉県のインターナショナルスクール事情と学費相場

まず前提として、埼玉県は国際化が急速に進んでいる県です。埼玉県の発表では、県内の外国人住民は約25万7千人(2025年1月1日時点、県人口の約3.5%)。なかでも川口市は約4万8千人が暮らし、全国の市区町村で在留外国人数が最多という状況です。それだけ多国籍な家庭が暮らしていながら、「英語で学び続けられる学校」の数がそれに追いついていない——ここが埼玉県のインターナショナルスクール事情の核心です。

県内のスクールは、大きく3層に分かれます。ひとつは、幼児(おおむね1〜6歳)を対象に英語で保育・幼児教育を行うプリスクール層。さいたま市・川口市・戸田市・川越市・越谷市・春日部市など、鉄道沿線の市に20校以上が点在しています。ふたつめが、幼児を受け入れながら小学生向けの放課後クラスや英語学童を併設している層。そして三つめが、小学生を平日昼間に全日で受け入れる本格的なインターナショナルスクール層で、これが所沢市・戸田市・春日部市の3校だけです。さらに中学・高校まで一貫して通えるとなると、所沢市のコロンビアインターナショナルスクールが事実上ただひとつの選択肢になります。

学費の相場も、この層で大きく変わります。幼児中心のプリスクールは月謝でおおむね月4万〜12万円、入園料や教材費・施設費を加えると年間おおよそ80万〜150万円が一つの目安。一方、小学生を全日で受け入れるインターは年間100万〜270万円と幅があります。たとえばコロンビアインターナショナルスクールの小学部は、公式サイトによると初年度合計2,652,000円(入学金210,000円+施設費420,000円+学費1,860,000円+メンテナンス費150,000円+PTSA年会費12,000円)、二年目以降は2,022,000円。戸田市のリリーオブザバリー(LoV)クリスチャン・インターナショナルスクールは小学校の授業料が年1,020,000円で、これに入学金300,000円などが加わります。3〜5歳については幼児教育・保育の無償化(施設等利用給付)の対象になっている園もあり、条件を満たせば負担が下がるケースもあります。
※学費等は2026年8月時点で各校公式サイトを確認した情報です。改定される場合があるため、最新は各校公式サイトで必ずご確認ください。

埼玉県のインターナショナルスクール選びで先に決めたい、小学校以上は4校しかないと知る・続けられる段階で考える・都内通学は時間で測るという3つのポイントを示した図解
選択肢が限られる県だからこそ、比べる前にこの3つを決めておくと迷いません。※図中の「4校」は旧集計です。2026年8月に各校の公式サイトを再確認した結果、小学生を全日で受け入れているのは3校でした(志木市のシャロームは満3歳〜就学前のみ)。

【比較表】埼玉県のインターナショナルスクール全34件を市別に比較

ここが、この記事でいちばん時間をかけた部分です。埼玉県内のインターナショナルスクール・英語プリスクール・英語学童を市別に洗い直し、2026年8月4日に各校の公式サイトを1件ずつ開いて確認しました。学費欄に金額を書いているのは、その学校自身の公式サイトに掲載されていた金額だけです。第三者のまとめサイトやデータベースにしか載っていない推計値は、いっさい使っていません(公式に記載がない場合は正直に「要問い合わせ」としています)。

学校名 所在市 対象年齢 カリキュラム 年間学費(公式サイト記載のみ) 最寄駅・通学
A. 小学生を全日で受け入れるインターナショナルスクール(3校)
コロンビアインターナショナルスクール 所沢市 3歳(K1)〜G12(高等課程) カナダ・オンタリオ州カリキュラム/米国WASC認定 小学部 初年度2,652,000円・2年目以降2,022,000円/中等部・高等課程 初年度2,727,000円/幼稚部 初年度1,984,500円 JR武蔵野線 東所沢(スクールバスあり)
リリーオブザバリー(LoV)クリスチャン・インターナショナルスクール 戸田市 0歳(保育園)〜中学3年 ABEKA(米国のクリスチャン教育プログラム)/ACSI会員校 小学校 授業料1,020,000円/年(月85,000円)、中学校 授業料1,140,000円/年。ほかに入学金300,000円・制服300,000円など 戸田市笹目(最寄駅は公式に記載なし/スクールバスあり)
ヴィクトリー・インターナショナルスクール 春日部市 未就園児〜小学6年 ケンブリッジ国際カリキュラム+シンガポール算数 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) 東武スカイツリーライン 北春日部 徒歩13分
B. 幼児+小学生も受け入れるスクール(放課後クラス・英語学童を併設/21件)
グリーンベアイングリッシュ 武蔵浦和本校 さいたま市南区 1歳〜中学3年 オールイングリッシュ+英語学童 キンダー週5 月80,940円(無償化適用後 月43,940円)、入会金110,000円、英語学童 月59,290円 JR埼京線・武蔵野線 武蔵浦和
ブルードルフィンズ 大宮校 さいたま市北区 2歳〜小学6年 4技能/リサーチ・発表型レッスン 幼児インテンシブ(9:30〜14:00)月67,100円、入会金33,000円 東武アーバンパークライン 北大宮
ASC International School 浦和美園 さいたま市緑区 2〜5歳+英語学童は小1〜小3 オールイングリッシュ/STEAMS型の探究 保育コース 月118,000円(3〜5歳)、入園金110,000円、英語学童 月61,000円 埼玉高速鉄道 浦和美園 徒歩6分
カルガモイングリッシュスクール 三室校 さいたま市緑区 3〜12歳(小学生は放課後クラス) 国際バカロレアPYP認定校(2022年認定) 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) さいたま市緑区三室(大東校はJR浦和エリア)
ABC International Preschool さいたま市大宮区 2歳〜年長+アフタースクールは小1〜小3 フォニックス/読みの習得を重視 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR大宮・さいたま新都心エリア
That! English School and Preschool さいたま市北区 2歳〜大人(小学生クラスあり) ネイティブ講師100%の英語保育+英検対応 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR宇都宮線 日進 徒歩11分
ベリーイングリッシュ(Berry English)川越 川越市 2〜6歳+サタデースクールは2.5〜8歳 英国EYFS(Early Years Foundation Stage)準拠 年間授業料1,150,000円、入園料80,000円(税別)、施設管理費 月2,500円 川越駅西口から西武バス約15分「中福」下車
マイティーエイコーンズイングリッシュ 春日部市 1.5歳〜小学生(アフタースクール) 英語イマージョン+総合的な幼児教育 要問い合わせ(料金は画像掲載のみで数値の公開なし) 春日部市中央(東武 春日部エリア)
ズー・フォニックス・アカデミー 上尾校 上尾市 1歳半〜6歳+小学生クラス(小1〜小6) ズー・フォニックス(バイリンガル育成コース) 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR高崎線 北上尾 徒歩6分
FUN☆TASTIC 熊谷市 2〜6歳+英語学童は3〜12歳 モンテッソーリ教育×オールイングリッシュ 保育料 月35,000〜70,000円、入学金100,000円、教科費・維持費 各年25,000〜55,000円 JR高崎線 熊谷からバス10分
WISEBUG ENGLISH 草加市 2.5〜6歳(キンダー)+英会話教室は1歳〜中学生 英語イマージョン(日常会話重視) キンダー週5 月71,500円・入園料71,500円/プリスクール週5 月64,900円・入園料110,000円(すべて税込) 東武スカイツリーライン 草加
クルーズインターナショナル東川口 川口市 2〜5歳+小学生向けAEC(放課後) 英語イマージョン(フォニックス・食育・体育) 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR武蔵野線・埼玉高速鉄道 東川口 徒歩8分
ブリティッシュカルチャーアカデミー(BCA) 川口市 1歳〜高校生(全日クラスは2〜6歳) イマージョン(Math・Science・World Culture等) 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR京浜東北線 川口(本町エリア)
KidsUP 川口 川口市 3〜12歳 学童保育型オールイングリッシュ(小学校まで送迎あり) 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR京浜東北線 川口 東口 徒歩5分
リトルビーンズ西川口 川口市 0歳〜就学前+小学生(After-school Learning) 認可外保育+インターナショナルプリスクール 要問い合わせ(公式サイトに金額の掲載なし) JR京浜東北線 西川口
和心国際保育園 川口市芝園町 乳児〜小学生(学童保育あり) 多文化環境での保育(語学・音楽・ダンス・アート) 月極保育 月40,000〜96,000円(年齢による) JR京浜東北線 蕨 徒歩約10分
ウルフ・インターナショナルスクール 越谷市 2〜6歳+英語レッスンは小学6年まで 多様性を尊重するキンダーガーテン 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) 東武スカイツリーライン せんげん台
MEモンテッソーリ インターナショナルプリスクール 戸田園 戸田市 2〜5歳+小学生のインクルーシブ英語学童 モンテッソーリ教育×STEAM(保育はすべて英語) ロング週5 月77,000円、入会金33,000円、年会費26,400円(税別) JR埼京線 戸田公園
&nursery More Kids 和光市 3〜5歳+小学生アフタースクール(学校まで車で送迎) 英語・ダンス・プログラミング・お菓子づくり 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) 東武東上線・東京メトロ 和光市
英語保育エイゴット(EIGOT) 狭山市 3〜12歳(小学生アフタースクールあり) 英語保育+小学生向けフリースクール 要問い合わせ ※2026年4月以降、公式サイトがメンテナンス表示のため事前に電話確認を 狭山市柏原
Kids Duo(県内14教室) さいたま新都心・川口・東川口・東浦和・草加松原・戸田公園・南越谷・イオンレイクタウン・朝霞・北朝霞・新座・小手指・上尾西口・三郷中央 3歳〜小学6年(教室により異なる。さいたま新都心校は小学生のみ) 英語で預かる学童保育・アフタースクール 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) 各教室が駅近(例:川口 徒歩3分、獨協大学前 徒歩7分)
C. 幼児中心のインターナショナルプリスクール(10件)
ホノルルインターナショナルスクール さいたま市浦和区 幼児(プリスクール・キンダー) 米国の教育システムをもとにしたカリキュラム/英検対応 フルタイム(9:15〜14:15)月46,800円+教材費 月1,000円 JR京浜東北線 北浦和
山手インターナショナルスクール(2027年4月開校) 川越市 3〜5歳(年少〜年長)※小学部は2030年春開校予定 探究型・オールイングリッシュ 授業料 月110,000円×12ヶ月=年1,320,000円、入学金110,000円、出願料19,800円 JR・東武東上線 川越 西口 徒歩11分
フラミンゴキッズ英語幼児園 川越市 1歳半〜6歳 英語での幼児教育 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) JR川越線 南古谷エリア
MIRAI English Garden 新所沢 所沢市 2〜6歳(就学前まで) レッジョ・エミリア 要問い合わせ(個別説明会で書面提示と公式に明記) 西武新宿線 新所沢 徒歩10分
ラーニングキッズ 所沢市 幼児(1コマ2.5時間の通園制) 英語プリスクール 週2コマ 月35,000円/週3コマ 月43,000円(設備費込・税込) 所沢市山口
ベック英才幼児園(BEC PRESCHOOL) ふじみ野市 およそ2〜6歳(トドラー〜年長) 幼稚園教育要領を参考にした独自カリキュラムをネイティブ担任が実施 要問い合わせ(公式サイトに学費の記載なし) 東武東上線 ふじみ野 西口
イングリッシュガーデン保育園 越谷市 生後6ヶ月〜5歳(定員30名) 企業主導型保育+外国人講師常駐の英語保育 地域枠 月52,000〜54,100円(無償化対象者は月15,000〜31,000円)、入園料無料 東武スカイツリーライン 越谷 徒歩5分
アメリカンキッズ英語保育園 戸田本町園 戸田市 0〜2歳(小規模保育) モンテッソーリ+英語のサークルタイム 要問い合わせ JR埼京線 戸田公園
Little Big Kids International Preschool 三郷市 2〜6歳(1クラス最大12名) 英語イマージョン(フォニックス・季節行事) 週3 月22,000円/週4 月28,500円、入園料22,000円、年会費9,900円 三郷市鷹野(つくばエクスプレス 三郷中央エリア)
シャローム幼児学園(シャロームインターナショナルクリスチャンスクール) 志木市 満3歳〜就学前(小学部はありません キリスト教主義保育 要問い合わせ(募集要項に月額の記載あり。年額総額の公開はなし) 朝霞台・北朝霞からバス「宮戸橋」徒歩1分

※学費欄は各校の公式サイトに掲載されていた金額のみを記載しています(2026年8月4日確認)。公式に金額の掲載がない学校は、第三者サイトの推計値で埋めず「要問い合わせ」としました。表記は各校の公開単位(月額・年額)に合わせています。学費は改定されることがあるため、必ず各校の公式サイトと説明会で最新の金額をご確認ください。

埼玉県のインターナショナルスクール全3校【小学校以上まで通える学校】

ここからは、埼玉県内で小学生を平日昼間に全日で受け入れている学校を、判明分すべてご紹介します。無理に「7選」に水増しはしません。数は多くありませんが、カリキュラムも規模も方針も、それぞれかなり違います。

1. コロンビアインターナショナルスクール(所沢市)

1988年創立、埼玉県を代表するインターナショナルスクールです。所沢市の広いキャンパスに幼稚部・小学部・中学部・専修学校高等課程を持ち、3歳からG12までを一貫して受け入れています。カナダ・オンタリオ州教育省の認可を受けたカリキュラムで学び、同時に米国WASCの認可も受けている日本で唯一の学校だと公式サイトに記載されています。英語イマージョン環境ながら日本語教育も併走させる設計で、県内で「高校卒業まで英語で学び切る」ことを考えるなら、まず検討対象になる学校です。

  • カリキュラム:カナダ・オンタリオ州カリキュラム(米国WASC認定/JCIS加盟)
  • 対象年齢:幼稚部K1〜K3(3〜5歳)/小学部G1〜G6/中学部G7〜G9/専修学校高等課程G10〜G12
  • 学費(公式サイト・2026年3月16日更新):小学部は入学金210,000円+施設費420,000円+学費1,860,000円+メンテナンス費150,000円+PTSA年会費12,000円で初年度合計2,652,000円、二年目以降2,022,000円。中等部・高等課程は初年度2,727,000円/二年目以降2,097,000円。幼稚部は初年度1,984,500円。給食(選択制)は小学部で年127,800円。兄弟姉妹の同時在籍で授業料10〜30%割引の制度あり
  • こんな家庭に:県内で高校卒業まで英語で学び切りたい、海外大学進学も視野に入れたい家庭に

公式サイトはこちら

2. リリーオブザバリー(LoV)クリスチャン・インターナショナルスクール(戸田市)

戸田市笹目にある、キリスト教系のインターナショナルスクール。正式名称は Lily of the Valley (LoV) Christian International School で、公式サイトでは「戸田市で唯一の幼保小中一貫インターナショナルスクール」と紹介されています。米国で広く使われているABEKAカリキュラムを採用し、保育園から小学校・中学校までを英語で提供。ACSI(国際クリスチャンスクール協会)の会員校です。注目すべきは公式サイトに「お子様や保護者の方の英語レベルについて、当校は一切制限を設けておりません」と明記されている点で、英語ゼロからの入学も想定されています。小学校・中学校とも転入は随時受け付けており、県南(戸田・川口・蕨・和光)エリアで幼児期のあとも英語環境を続けたい家庭にとって、現実的な第一候補です。

  • カリキュラム:ABEKAカリキュラム(米国のクリスチャン教育プログラム)/ACSI会員校。英語・日本語に加え第二外国語も学習
  • 対象年齢:保育園(0歳〜)〜小学校〜中学校3年。教育活動時間は8:00〜16:00
  • 学費(公式サイト):小学校の授業料は一括払い年1,020,000円(月払い85,000円)、中学校は年1,140,000円(月払い95,000円)。ほかに出願費用20,000円・入学金300,000円・建物物資金 年100,000円・年間諸経費100,000円・制服300,000円・文房具/教科書 年60,000円(中学は100,000円)・給食 月10,000円
  • こんな家庭に:県南エリアで、英語力を問わず小学校・中学校まで英語環境を続けたい家庭に

公式サイトはこちら

3. ヴィクトリー・インターナショナルスクール(春日部市)

春日部市小渕にある、プリスクールからエレメンタリー(小学部)コースまでを持つスクール。ケンブリッジ国際カリキュラムを軸に、算数はシンガポール算数を採用しています。特徴的なのは、公式サイトに「お住まいの地区の公立小学校に籍を置きながら当スクールのエレメンタリーコースに通っていただけます」と明記されている点。授業は基本的に英語、国語は日本語、社会・道徳は公立小と同じ教科書を使う科目と英語のSocial Studiesの両方があります。2023年4月に春日部市中央から現在地へ移転し、2024年度には初の卒業生がサレジアン国際学園・広尾学園に合格したと公式に記載されています。県東部(春日部・越谷・杉戸・久喜)で数少ない「小学生も全日で通える」選択肢です。

  • カリキュラム:ケンブリッジ国際カリキュラム+シンガポール算数(幼稚園コースは米国のクリエイティブカリキュラムがベース)
  • 対象年齢:未就園児(SKY)〜年長(SUN)+エレメンタリーコース小1〜小6
  • 学費目安要問い合わせ。公式サイトの全ページを確認しましたが学費の記載はありません(問い合わせは公式LINE経由)。他サイトに出ている金額は出典が確認できないため、この記事では載せていません
  • こんな家庭に:県東部で、公立小に籍を置きながら英語環境も確保したい家庭に

公式サイトはこちら

なお、他のまとめ記事で「県内の小中高一貫インター」として紹介されることのある志木市のシャロームインターナショナルクリスチャンスクールですが、公式の園児募集要項を確認したところ、対象は満3歳児から就学までの幼児で、小学部・中学部は設けられていません。この記事では幼児中心のスクールとして比較表のC群に分類しています。そもそも「インターナショナルスクール」を名乗っていても実際には幼児のみ、あるいは小学生は放課後クラスのみ、という学校が埼玉県には非常に多い——これが、探しても見つからないと感じる最大の理由です。

埼玉県で小学校からインターナショナルスクールに通うには

「幼児のうちは英語で過ごしてきた。このまま小学校もインターに」と考えたとき、埼玉県では急に道が細くなります。ここでは、小学校段階の現実的な条件を、制度面まで含めて正直に整理します。

選べるのは、実質3校(+放課後という選択)

平日昼間に小学生を全日で受け入れているのは、前章の3校——所沢市のコロンビア(G1〜G6)、戸田市のLoV(小学校・中学校)、春日部市のヴィクトリー(小1〜小6)だけです。この3校は県の西・南・東に1校ずつ散らばっているため、住んでいる市によっては「県内にあるのに通えない」という状況が普通に起こります。
それ以外の選択肢は、公立小学校に通いながら英語環境を確保する形になります。さいたま市のグリーンベアイングリッシュ(小学生〜中学生の英語学童)、ブルードルフィンズ大宮(小6まで)、川口市のKidsUPやクルーズインターナショナルのAEC、草加市のKids Duo草加松原、和光市のMore Kids(小学校まで車で送迎)など、放課後型なら県内各地にあります。「全日でインターに通う」か「公立+放課後英語」か——小学校段階では、まずここが最初の分岐点です。

就学義務と学齢期の扱い——一条校ではない、という前提

ここは誤解が多いところなので、正直にお伝えします。日本のインターナショナルスクールの多くは、学校教育法第1条に定める「一条校」ではありません。多くは各種学校または認可外の教育施設という位置づけです。そのため、日本国籍のお子さんが学齢期(小学校・中学校の年齢)にインターへ通う場合、それだけでは日本の就学義務を果たしたことにならないと扱われるのが原則です。判断は最終的に各市町村の教育委員会が行います。

実務上とられているのが、地元の公立小学校に学籍を置いたままインターに通うという形です。ヴィクトリー・インターナショナルスクールが公式サイトに「公立小学校に籍を置きながら通っていただけます」と書いているのは、まさにこの運用を指しています。この場合、次の点を入学前に確認しておくと後で困りません。

  • 学籍を置く公立小と、出席の扱い:長期欠席の扱いになるのか、校長判断で出席扱いにできるのか。学校・教育委員会によって対応が分かれます
  • 通知表・指導要録:評価がつかない教科が出ます。中学受験や日本の学校への転入時に何を提出することになるかを先に聞いておく
  • 教科書の無償給与・就学援助・学校保健の扱い:学籍がある公立小から受け取れるものと、受け取れなくなるものがあります
  • 日本の学校に戻るときの学年:インター側の学年(G1=小1相当)と日本の学年が一致するとは限りません。9月始まりの学校では特にずれます

中学以降まで見るなら、県内で全日制が続くのは戸田のLoV(中学校まで)と所沢のコロンビア(専修学校高等課程まで)の2校だけです。高校段階の資格の扱いや大学受験資格については、学校ごとに条件が異なるので、必ず学校に直接確認してください。インターナショナルスクールとは何か(一条校との違い・種類・仕組み)を先に押さえておくと、この確認がずっとスムーズになります。

費用と英語力——小学校からの現実的なハードル

費用面では、コロンビア小学部が初年度2,652,000円、LoV小学校が授業料だけで年1,020,000円(初年度は入学金300,000円と制服300,000円などが加算)。6年間で見れば、コロンビアは1,200万円を超える計算になります。英語力については、LoVが「英語レベルの制限は設けていない・日本語対応のスタッフもいる」と公式に明記しており、入学試験も面接と簡単なレベルチェックとされています。一方で学年が上がるほど、教科を英語で学ぶための言語力が求められるのが一般的です。小学校の途中から編入を考えるなら、早い段階で各校に現状の英語力を伝えて相談するのが確実です。

市別に見る、埼玉県のインターナショナルプリスクール(幼児中心)

未就学児であれば、選択肢は一気に広がります。ここでは市別に、県内のインターナショナルプリスクール・英語幼児園の主なものを整理します(多くは幼児が対象で、そのまま小学校以上には進めない点にご注意ください)。

さいたま市エリア(大宮・浦和・武蔵浦和・北浦和・浦和美園)

県内で最も選択肢が多いエリアです。大宮区のABC International Preschool、北浦和のホノルルインターナショナルスクール、武蔵浦和のグリーンベアイングリッシュ、北区のブルードルフィンズ大宮校とThat! English School and Preschool、与野のKids Duoさいたま新都心などが並びます。浦和美園エリアには2026年4月にASC International School 浦和美園が開設されました(2〜5歳の保育コースと、小1〜小3の英語学童を併設)。
このエリアで注目したいのが、緑区のカルガモイングリッシュスクール三室校です。3〜12歳を対象とした国際バカロレアPYPの認定校(2022年認定)で、IB認定を持つ幼児教育施設は埼玉県内では極めて希少です。ただし小学生は放課後・土曜のクラスのみで、全日制の小学校ではない点はご注意ください。

県南エリア(川口・戸田・和光・朝霞・新座・志木・蕨)

外国人住民が最も多く、都内へのアクセスも良いエリアです。川口市は県内でもプリスクールの密度が高く、東川口駅徒歩8分のクルーズインターナショナル東川口(2024年開園)、川口本町のブリティッシュカルチャーアカデミー(BCA/1歳〜高校生)、川口駅東口徒歩5分のKidsUP川口、西川口のリトルビーンズ、芝園町の和心国際保育園などがあります。ただし川口市内に小学生を全日で受け入れるインターナショナルスクールはありません。市内の小学生の受け皿は、いずれも放課後型(KidsUP・Kids Duo川口/東川口/東浦和・クルーズのAEC・リトルビーンズのAfter-school Learning)です。川口から全日制を考えるなら、埼京線で戸田のLoVに通うか、都内という判断になります。
戸田市には唯一の小中一貫インターであるLoVのほか、MEモンテッソーリ インターナショナルプリスクール戸田園(旧アメリカンキッズ)と、0〜2歳のアメリカンキッズ英語保育園戸田本町園があります。和光市は&nursery More Kids(小学生の送迎あり)、志木市はシャローム幼児学園。蕨市内にはインターナショナルスクール・英語プリスクールが確認できませんでしたが、JR蕨駅から徒歩約10分の和心国際保育園(住所は川口市芝園町)が事実上の最寄りになります。

県西エリア(所沢・川越・狭山・ふじみ野)

所沢のコロンビアインターナショナルスクール(幼稚部)を中心に、新所沢駅徒歩10分のMIRAI English Garden(レッジョ・エミリア)、所沢市山口のラーニングキッズ、小手指駅徒歩3分のKids Duoなどが点在します。川越市には英国EYFS準拠のベリーイングリッシュ(Berry English)と、南古谷エリアのフラミンゴキッズ英語幼児園。ふじみ野市はふじみ野駅西口のベック英才幼児園(BEC PRESCHOOL)です。
このエリアの大きなニュースが、2027年4月に川越駅西口徒歩11分に開校する山手インターナショナルスクールです。川越で50年以上の歴史を持つ山手学院グループが母体で、開校時は3〜5歳(定員60名)、公式サイトには「2030年春に小学部を開校予定」と明記されています。県西で幼児から小学校まで続けられる新しい選択肢になる可能性があり、まだどのまとめ記事にも載っていない情報です(授業料は月110,000円=年1,320,000円と公式に公開されています)。

県東エリア(草加・越谷・春日部・三郷)

草加市には、草加駅近くのWISEBUG ENGLISH(キンダーは2.5〜6歳、英会話教室は1歳〜中学生)と、獨協大学前駅徒歩7分のKids Duo草加松原があります。草加市内に小学生を全日で受け入れるインターナショナルスクールはありません。草加から全日制を考える場合は、東武スカイツリーラインで北春日部のヴィクトリー(乗車約20分+徒歩13分)か、都内方面という判断になります。
越谷市はせんげん台のウルフ・インターナショナルスクール(2〜6歳+小6までの英語レッスン)と、越谷駅徒歩5分のイングリッシュガーデン保育園。春日部市はヴィクトリーとマイティーエイコーンズイングリッシュ。三郷市には2〜6歳のLittle Big Kids International Preschool(YES English School)があります。八潮市内にはインターナショナルスクール・英語イマージョン園が確認できず、つくばエクスプレスで一駅の三郷中央か草加が現実的な通園圏です。

県北エリア(上尾・熊谷・本庄)

県北は選択肢が最も少ないエリアですが、ゼロではありません。上尾市には北上尾駅徒歩6分のズー・フォニックス・アカデミー上尾校(2〜6歳のインターナショナル・スクールコース+小1〜小6のクラス)、熊谷市にはモンテッソーリ教育を取り入れたオールイングリッシュ園FUN☆TASTIC(2〜6歳+3〜12歳の英語学童、保育料 月35,000〜70,000円を公式に公開)があります。本庄市内には英語イマージョン園・インターは確認できず、市内の子ども向け英語教育機関は英会話教室に限られます。

【重要】他サイトにまだ載っている「もう通えないスクール」

ここは、他のまとめ記事ではほとんど触れられていない部分です。今回の調査で、すでに閉園・統合しているのに複数のまとめサイトに掲載されたままのスクールが複数見つかりました。学校見学の予定を立てる前に、確認しておいてください。

  • ココス英語幼児園(川越市):公式サイトに「2027年3月末をもちまして閉園する運びとなりました」と告知あり(2026年6月)
  • ビーンズ・インターナショナルプリスクール 越谷校:公式に「2025年3月末をもって吉川美南校と統合いたしました」と記載。越谷校としては存在しません
  • ピュアイングリッシュキンダーガーテン(戸田市):公式ドメインがドメインパーキング化。戸田市の認可外保育施設一覧にも掲載がありません
  • Our Kids International Pre-School(川越市):稼働している公式サイトが確認できませんでした
  • 大宮イングリッシュ幼稚園(さいたま市):公式サイトに到達できず、アーカイブも確認できませんでした
  • 英語保育エイゴット(狭山市):2026年4月以降、公式サイト全ページがメンテナンス表示。狭山市の認可外保育施設一覧には残っているため、電話での確認をおすすめします

また、川口市の「ムー・インターナショナル・スクール」は名称からインターと誤解されやすいのですが、実態は放課後等デイサービス(発達支援)です。誤って問い合わせないよう、念のため記しておきます。

県内で見つからないときの3つの選択肢

「幼児のうちは県内で足りるけれど、小学校以降が続かない」——埼玉県の家庭がいちばんぶつかる壁です。ここでは現実的な3つの道を整理します。

1. 都内のインターナショナルスクールへ通う

埼玉県の強みは、都心へのアクセスの良さです。乗車時間だけを見れば、川口から上野まで約15分、和光市から池袋まで約15分、大宮から池袋まで約25分、所沢から高田馬場まで約30分と、決して遠くはありません。
ただし実際に子どもが毎朝通うのは「乗車時間」ではなく「ドア・トゥ・ドアの時間」です。自宅から駅までの徒歩、乗り換え、ラッシュ時の遅延、駅から学校までのバスや徒歩を足すと、県南からでも片道60〜90分になるケースが一般的です。小学生の毎日の長距離通学は、体力と親の送迎負担という現実的なコストを伴います。学校選びの前に、乗換案内で実際の時刻を調べたうえで「所要時間×6年分」を一度計算してみてください。都内の学校の全体像は東京のインターナショナルスクールの記事で詳しく整理しています。

2. 県内の一条校で「英語で学ぶ」——IB認定校・国際コース

インターナショナルスクールでなくても、埼玉県内には国際教育に近い一条校(日本の正規の学校)があります。代表格が、さいたま市立大宮国際中等教育学校。2019年開校の公立校で、1〜4年生は全員が国際バカロレアのMYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)を履修し、5〜6年生のグローバルコースではDP(ディプロマ・プログラム)に進むことができます。公立でこの環境が得られるのは全国的にも貴重です。また、杉戸町の昌平中学・高等学校も中学でMYPを全員履修し、高校にIBコース(DP)を設けています。狭山市の西武学園文理中学・高等学校も海外研修や国際理解教育に力を入れています(ただし同校の「グローバル選抜クラス」は難関大進学を目指す特別クラスで、英語で全教科を学ぶコースではない点は正直にお伝えしておきます)。日本の学籍を保ちながら国際的な学びを受けたい家庭には、有力な現実解です。

3. 通わずに、オンラインで国際教育を受ける

3つめが、そもそも通学を前提にしない選択です。学費や通学時間が壁になっている家庭にとって、ここ数年で最も現実的になってきた道でもあります。公立小に通いながら国際教育を並行させる「ダブルスクール」という考え方についてはダブルスクールという選び方にまとめました。詳しくは次のセクションでお伝えします。全国47都道府県の一覧はこちらから、近隣県の状況も合わせて確認できます。

比較でわかる、わが家に合う選び方

県内のインター、都内の大手インター、オンライン国際校。この3つは「どれが優れているか」ではなく「わが家の制約に合うか」で選ぶものです。費用・入学のしやすさ・通学の負担・対面での体験・高校まで続けられるか——この5つの観点で並べると、迷いがかなり減ります。

埼玉県内のインターナショナルスクール・都内の大手インター・オンライン国際校を、費用の手頃さ・入学のしやすさ・通学の負担・対面体験・高校まで続けやすさの5観点で比較した表
どれかが万能ということはありません。だから「わが家が譲れない1行」を先に決めます。

費用の全体像をもう少し細かく知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳を解説した記事もあわせてどうぞ。比較表を見ておわかりのとおり、授業料以外に入学金・施設費・制服・給食・スクールバス代が積み上がります。授業料以外にかかるお金まで見えると、判断の精度が上がります。
オンラインでの学びのしくみを見る →

埼玉県の自宅のリビングで、子どもがノートパソコンでオンライン授業を受け、母親が近くで見守る様子
通わずに世界とつながる学び方も、埼玉の家庭にとって現実的な選択肢になりつつあります。

通える範囲に見つからないなら——オンラインという選択肢

ここまで読んで、「県内には続けられる学校がない。でも都内まで毎日通わせるのは難しい」と感じた方もいるはずです。そんな家庭のために、私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は2027年9月開校のオンライン・インターナショナルスクールを準備しています。

運営は、日本でオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJIN。NIJINアカデミーにはすでに1000名以上の子どもたちが在籍しています。NGAが大切にしているのは、脱偏差値——テストの点数で子どもを並べないこと。少人数の対話を中心に、「自分と世界を、好きになる」学びを設計しています。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳。住む場所を選ばないので、所沢でも草加でも川口でも秩父でも、条件は変わりません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計にしているのも、日本の家庭にとって現実的だと考えているからです。学費は対面のインターナショナルスクールの約5分の1を目指しています。

正直な注意点もお伝えします。NGAはまだ開校前で、実績はこれから積み上げる段階です。そして、校庭で走り回る体験や、同じ教室で肩を並べる感覚は、対面の学校と同じようには提供できません。それでも「通えないから、あきらめる」を「通わなくても、続けられる」に変えられる家庭が、埼玉県には確かにいるはずだと考えています。

よくある質問

Q. 埼玉県に小学校以上のインターナショナルスクールは何校ありますか?

A. 2026年8月に各校の公式サイトを確認した時点で、小学生を平日昼間に全日で受け入れているのは3校です。所沢市のコロンビアインターナショナルスクール(G1〜G12)、戸田市のリリーオブザバリー(LoV)クリスチャン・インターナショナルスクール(小学校・中学校)、春日部市のヴィクトリー・インターナショナルスクール(小1〜小6)。中学まで続けられるのはコロンビアとLoVの2校、高校段階(専修学校高等課程)まであるのはコロンビアのみです。志木市のシャロームは名称に「インターナショナルクリスチャンスクール」を含みますが、公式の募集要項では満3歳〜就学前の幼児が対象で、小学部はありません。

Q. 埼玉から東京都内のインターナショナルスクールに通えますか?

A. 通っている家庭はあります。乗車時間だけなら川口から上野まで約15分、和光市から池袋まで約15分、大宮から池袋まで約25分、所沢から高田馬場まで約30分。ただし自宅から駅までの徒歩、乗り換え、駅から学校までのバスを足したドア・トゥ・ドアでは、県南からでも片道60〜90分になるのが一般的です。小学校低学年で毎日90分の通学は、体力的にかなりの負担になります。学校ごとにスクールバスの運行範囲が大きく違うので、志望校を絞る前に必ずバスルートを確認してください。バスの有無だけで、実現可能性が変わることがあります。

Q. 埼玉県にアメリカンスクールはありますか?

A. 「アメリカンスクール」という名称の学校は、2026年8月時点で埼玉県内にはありません。米軍基地内の学校(DoDEA系)も県内にはなく、旧ジョンソン基地(狭山市・入間市周辺)はすでに返還されています。
米国式の教育に最も近いのは、戸田市のリリーオブザバリー(LoV)クリスチャン・インターナショナルスクールで、米国のABEKAカリキュラムを採用しACSIの会員校です。幼児であれば、さいたま市浦和区のホノルルインターナショナルスクールが米国の教育システムをもとにしたカリキュラムを掲げています。所沢市のコロンビアはカナダ・オンタリオ州のカリキュラムですが、米国WASCの認可も受けています。本格的な米国系インター(ASIJなど)を希望する場合は、都内が対象になります。

Q. 草加市や川口市にインターナショナルスクールはありますか?

A. どちらの市にも小学生を全日で受け入れるインターナショナルスクールはありません。ただし幼児向けと放課後向けは充実しています。草加市には草加駅近くのWISEBUG ENGLISH(キンダー2.5〜6歳/英会話教室は1歳〜中学生)と、獨協大学前駅徒歩7分のKids Duo草加松原。川口市には東川口駅徒歩8分のクルーズインターナショナル東川口、川口本町のブリティッシュカルチャーアカデミー(1歳〜高校生)、川口駅東口徒歩5分のKidsUP川口、西川口のリトルビーンズ、芝園町の和心国際保育園、そしてKids Duoが川口・東川口・東浦和の3教室あります。
小学校から全日でと考える場合、草加からは東武スカイツリーラインで北春日部のヴィクトリー、川口からはJR埼京線・京浜東北線で戸田のLoVが最も現実的な通学圏です。

Q. 埼玉県のインターナショナルスクールの学費はいくらですか?

A. 小学生を全日で受け入れる学校では、公式サイトで確認できた金額は次のとおりです。コロンビアインターナショナルスクール小学部が初年度2,652,000円・二年目以降2,022,000円、リリーオブザバリー(LoV)小学校が授業料 年1,020,000円(別途 入学金300,000円・制服300,000円など)。ヴィクトリーは公式サイトに学費の記載がなく、要問い合わせです。
幼児中心のプリスクールは月4万〜12万円が中心で、年間では80万〜150万円程度。川越の山手インターナショナルスクール(2027年4月開校)は年1,320,000円、ベリーイングリッシュ川越は年間授業料1,150,000円と公式に公開しています。3〜5歳は幼児教育・保育の無償化(施設等利用給付、認可外は月上限37,000円)の対象施設もあり、実質負担が下がるケースがあります。なお、比較サイトによって同じ学校の学費が100万円近く違うことがあります。必ず学校の公式サイトの金額をご確認ください。

Q. 英語が話せなくても入学できますか?

A. 学校によります。戸田市のリリーオブザバリー(LoV)は公式サイトに「お子様や保護者の方の英語レベルについて、当校は一切制限を設けておりません。日本語対応のスタッフもおります」と明記されており、入学試験も面接と簡単なレベルチェックとされています。一方で、学年が上がるほど教科を英語で学ぶための言語力が必要になるため、高学年からの編入は条件が厳しくなるのが一般的です。まずは希望校に現在の英語力を正直に伝えて相談するのが確実です。

Q. 日本語のサポートはどうなりますか?

A. 学校によります。コロンビアインターナショナルスクールのように英語イマージョンのなかで日本語教育も併走させる学校もあれば、ほぼ英語のみという環境もあります。インターに通わせると日本語の力が中途半端になるのでは、と不安に感じる方は少なくありません。日本語が不安なご家庭には、姉妹サービス〈ともだちじゃぱん〉(NIJIN運営・子ども向けオンライン日本語)もおすすめです。学校選びの際は「日本語をどう担保するか」を必ず質問リストに入れておきましょう。

Q. 埼玉県内のどこからでも通えますか?

A. 学校は県南(戸田)、県西(所沢)、県東(春日部)に分散しており、県内どこからでも均等に通えるわけではありません。特に秩父地域や県北(熊谷・行田・深谷・本庄)からは、県内の学校であっても片道1時間以上かかるケースが一般的です。まずは通学経路と所要時間を具体的に調べ、そのうえで「毎朝この時間を6年間続けられるか」を家族で確認することをおすすめします。

「通えるか」ではなく「続けられるか」で選ぶ

埼玉県のインターナショナルスクール探しは、正直に言えば簡単ではありません。小学生を全日で受け入れる学校は3校しかなく、住んでいるエリアによっては県内で完結しないこともあります。でも、それは「あなたの子どもに国際教育は無理」という意味ではまったくありません。県内の3校、公立+放課後の英語環境、都内への通学、県内のIB認定校、そしてオンライン——道は一本ではなく、いま5本あります。

大切なのは、入学できる学校を探すことより、お子さんが何年も安心して続けられる学びを選ぶことです。焦らなくて大丈夫です。まずは今日、通学経路をひとつ調べてみる。それだけでも、選択肢の景色は変わります。

近隣県・全国のインターナショナルスクールガイド

開校情報をメールで受け取る →

よかったらシェアしてね!Share this article!

X Threads Facebook LINE WhatsApp
2027年9月開校

NIJIN GLOBAL ACADEMYの
開校情報を受け取りませんか?

手の届く学費で、世界とつながるオンラインインターナショナルスクール。
入学案内・体験クラス・最新ニュースを、いち早くメールでお届けします。

開校情報をメールで受け取る

登録は無料。いつでも解除できます。

Opening September 2027

Get NIJIN GLOBAL ACADEMY
opening updates

An affordable online international school that connects your child with the world.
Admissions news, trial classes and the latest updates — straight to your inbox.

Get opening updates by email

Free to join. Unsubscribe anytime.

目次