【2026年版】沖縄県のインターナショナルスクール一覧|中部に集まる全10校と学費を正直に解説

沖縄県のインターナショナルスクール一覧と書かれた記事のキービジュアル

「沖縄県 インターナショナルスクール」と検索したとき、まとめサイトによって出てくる校数がまるで違うことに戸惑いませんでしたか。ある記事は7校、別の記事は9校、電話帳サイトは82件——数字が揺れるのは、英会話教室や企業内保育まで数えているサイトがあるからです。この記事では、公式サイト・自治体情報・国際校データベースで実在を確認できた学校だけを、南部(那覇・南城)/中部(北谷・読谷・中城・宜野湾・うるま)/北部・離島のエリア別に整理し、公開されている年間学費、米軍基地内の学校が使えるかどうか、そして「北部や離島には通える学校がない」という現実まで正直にお伝えします。読み終えたとき、わが家の生活圏で検討すべき選択肢がはっきりしているはずです。

赤瓦の家とフクギ並木が続く沖縄の朝の道を、通学かばんを持った子どもと保護者が並んで歩く風景
沖縄県の学校は中部に集中しています。どこに住んでいるかで、選べる学校が大きく変わります。
目次

沖縄県のインターナショナルスクール事情と学費相場

まず結論からお伝えします。沖縄県には、幼児から高校生まで英語で学べるインターナショナルスクールが10校前後(2026年7月時点で公式情報から確認できる分)あります。人口約145万人の県としては決して少なくありません。むしろ、同規模の他県と比べて選択肢の「密度」が高い県です。

その理由は沖縄県の歴史と地理にあります。ひとつは米軍基地の存在で、1950年代から英語で学ぶ学校が民間にも根づいてきました。読谷村のOkinawa Christian School Internationalは1957年創立で、これは日本国内のインターナショナルスクールとしても古参にあたります。もうひとつは近年の国際化です。りゅうぎん総合研究所のまとめによると、県内の在留外国人は2025年12月末時点で33,516人と過去最多を更新し、県総人口の2.3%を占めました。恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)に世界中から研究者が集まり、その家族の学校探しが県内の国際教育の需要を押し上げてきた面もあります。

学費の相場は幅が広いのが沖縄県の特徴です。International Schools Databaseに掲載されている県内3校の年間授業料は約63万6千円〜約191万3千円(2025/26年度)で、平均は約115万円。ここに掲載のない小規模校やプリスクールを含めると、下は年間35万円台から始まります。整理するとこうなります。

  • 年間150万〜190万円台|IBフル認定校(南城市のOkinawa International Schoolの中高学年)
  • 年間100万〜130万円台|米国式のK-12校(読谷村のOCSI、うるま市のDa Vinci)
  • 年間80万〜95万円台|一条校の英語イマージョン(うるま市のアミークス)、クリスチャンスクール(北谷町のZCAI、中城村のNew Life Academy)
  • 年間35万円台|NPO運営のバイリンガル校(宜野湾市のAmerAsian School in Okinawa)

つまり沖縄県では、首都圏なら年間200万〜300万円台が当たり前のインター教育を、その半分から3分の1の価格帯で探せる可能性があるということです。ただし安いほうの学校は定員が小さく、入学時期や在留資格の条件がある場合もあります。学費の内訳(授業料以外に何がかかるのか)を先に把握しておきたい方はインターナショナルスクールの学費内訳の記事を、そもそもインターとは何かを整理したい方はインターナショナルスクールとは何かを解説した記事もあわせてご覧ください。

もう一点、沖縄県で必ず押さえておきたいのが分布の偏りです。学校は北谷・読谷・中城・宜野湾・うるまという本島中部にほぼ集まっています。那覇市には幼児向けのキャンパスとプリスクールがある一方、小学生以上が毎日通える全日制インターは市内に見つかりません。そして名護市以北の北部、石垣島・宮古島などの離島には、常設のインターナショナルスクールが確認できません。沖縄県の学校選びは、県単位ではなく「中部まで毎日通えるか」という一点で現実が決まります。

沖縄県のインターナショナルスクール選びで先に押さえたい3つのポイント(学校は中部に集中・学費は35万円から190万円台まで幅が広い・基地内の学校は原則使えない)を示した図解
県内を探し始める前に、この3点を決めておくと迷いが減ります。

沖縄県のインターナショナルスクール一覧【エリア別】

ここからは、公式サイトや国際校データベースで実在を確認できた学校をエリア別にご紹介します。全国47都道府県を横並びで見たい方は全国47都道府県のインターナショナルスクール一覧もご覧ください。

南部エリア(那覇市・南城市)

県庁所在地の那覇市から南城市にかけては、沖縄県で唯一IBのフルプログラムを持つ学校が拠点を構えるエリアです。

  • Okinawa International School(OIS)(那覇市壺川/南城市玉城富里)|2003年に那覇の英語プリスクールとして始まり、いまは沖縄県で最初かつ唯一、IBのPYP(2011年認定)・MYP(2016年認定)・DP(2020年認定)をすべて備えたフル認定校です。那覇キャンパスがプリスクール・幼稚部、南城キャンパスが小学部から高校(1〜12年生)を担当します。高校段階はIBコースに加えて国際教養(ILA)コースを持ち、沖縄国際学院高等専修学校として日本の学校制度の中に位置づけられているため、日本の高校卒業資格とIBディプロマの両方を狙える設計です。授業は国際教員と日本人教員のチームティーチングで、英語と日本語の二言語環境。年間学費は学年で大きく変わり、International Schools Databaseの2025/26年度掲載では2歳児クラスが約1,169,500円、幼稚部が約1,306,800円、1〜5年生が約1,636,000円、6〜12年生が約1,912,900円。これに初年度のみ出願審査料15,000円と入学金200,000円、毎年の施設費100,000円が加わります。
  • おきなわインターナショナルアカデミー(那覇市・うるま市)|英語での保育と療育を組み合わせたバイリンガル保育園です。全日制のインターではありませんが、就学前に英語環境をつくりたい家庭の選択肢になります。学費は要問い合わせ。
  • ハイブリッドマム オキナワインターナショナルスクール(那覇市)|企業主導型保育の枠組みで運営される乳幼児向けのプリスクールです。学費は要問い合わせ。

南部エリアの読み方はシンプルです。小学生以上を英語で学ばせたいなら、事実上OIS南城キャンパス一択。那覇市中心部から南城市玉城までは車で30〜40分ほど。スクールバスの運行範囲は必ず確認してください。それ以外の南部の施設は未就学児が対象です。

中部エリア(北谷町・読谷村・中城村・宜野湾市・うるま市)

沖縄県のインターナショナルスクールは、この中部エリアに集中しています。歴史の長い米国式の学校から、日本の一条校としての英語イマージョン校、NPO運営のバイリンガル校まで、性格の異なる学校が半径20km圏内に並ぶという、全国的にも珍しい状況です。

  • Okinawa Christian School International(OCSI)(読谷村座喜味)|1957年創立。WASC(Western Association of Schools and Colleges)とACSI(Association of Christian Schools International)の二重認定を受けた、Pre-Kから12年生までの米国式K-12校です。公式に公開されているSY25-26の料金表では、授業料が小学部(K〜5年)年間1,000,000円、中学部(6〜8年)年間1,040,000円、高校部(9〜12年)年間1,080,000円。これに施設費年間100,000円、教材費年間50,000円、技術費年間20,000円(4年生以上)が加わるため、年間の目安はおよそ115万〜125万円です。初年度は出願料50,000円、面接・テスト料50,000円、入学金240,000円(第2子以降120,000円)、必要な場合はESL費140,000円がかかります。8月10日までに10か月分を一括納入すると授業料が2%割引になる制度もあります。
  • 沖縄アミークスインターナショナル(うるま市字栄野比)|2011年開校。文部科学省の教育特例校として独自カリキュラムを認められた日本の私立学校(一条校)で、幼稚園・小学校・中学校を運営しています。国語と社会科の一部を除く多くの教科を英語で学ぶイマージョン方式で、日本の義務教育としての在籍が認められる点が大きな安心材料です。公式サイトの学費一覧では、月額授業料が幼稚園43,000円・小学校54,800円・中学校59,800円。これに年額の教材費(幼93,000円/小中103,000円)、施設費120,000円、厚生費15,000円が加わるため、年間の目安はおよそ75万〜95万円。入学金は250,000円ですが、アミークスの幼稚園から小学校へ、小学校から中学校へ進む場合は不要です。沖縄北インターから車で約5分という立地で、県内では最も「日本の学校の枠内で英語漬けにできる」選択肢です。
  • Da Vinci International School(ダ・ヴィンチ・インターナショナルスクール)(うるま市上江洲)|米国認定のカリキュラムで、幼児から高校年代(上位課程まで)を英語または完全バイリンガル(日本語・スペイン語)で受け入れます。教員1人あたり最大8名という少人数体制と、常勤の心理サポートを置いている点が特徴です。学費は年間130万円台からとする紹介がありますが、コース構成で変わるため要問い合わせ。
  • Zion Christian Academy International(ZCAI)(北谷町桑江)|ACSI加盟のクリスチャンスクールで、幼児から高校年代までを米国のAbekaカリキュラムで受け入れています。多文化環境での聖書に基づく教育を掲げ、制服があります。年間学費は約82万円とする集計もありますが、公式サイトの資料(日本語・英語のPDF)で最新の料金表を確認してください。
  • New Life Academy(中城村登又)|1995年から続く私立のインターナショナル・クリスチャンスクールで、プリスクールから12年生までを英語で受け入れます。キャンプ・フォスターから約5kmの立地。年間学費は約84万円という集計がありますが要確認です。なお公式サイトには、家族ビザまたは独立ビザを持たない子どもは入学対象にならないという記載があるため、日本人家庭は事前に必ず問い合わせてください。
  • World Mission Christian School(中城村)|1歳から高校年代までを対象とするクリスチャンスクールです。学費は要問い合わせ。
  • Santa Monica Okinawa International School(SMIS)(北谷町浜川)|WASC認定の英語プリスクール・幼稚部を中核に、上級学年まで受け入れる小規模校です。宗教色のない環境で、生後間もない乳児クラスから受け入れる点が働く家庭に支持されています。学費は要問い合わせ。
  • Busy Bee School(北谷町)|1歳半から小学生までのバイリンガル環境。月額54,000円台からという紹介があり、県内では手が届きやすい価格帯の一つです。学費は要問い合わせ。
  • AmerAsian School in Okinawa(AASO)(宜野湾市志真志)|1998年、アメラジアン(日米にルーツを持つ)の子どもを育てる5人の母親が立ち上げた認定NPO法人運営の学校です。ダブルイマージョンという方式を採り、算数・理科・社会を日本語と英語の両方で教え、国語と英語はそれぞれの言語で学びます。対象はプリK(4歳)から9年生まで、1クラス15名以下。宜野湾市教育委員会から公立学校への出席と同等と認められており、日本の中学校卒業資格につながります。OISTが掲載している情報では、登録料15,300円、幼稚部・小学部・中学部いずれも年額363,000円。県内で最も学費を抑えられる選択肢ですが、規模が小さいため空き状況は都度確認が必要です。

中部エリアの強みは価格帯の選択肢があることです。年間190万円のIB校から年間36万円のNPO校まで、同じ通学圏の中に並んでいる県は全国でも多くありません。逆に言えば「沖縄だから安い」わけではなく、学校ごとの差がそのまま家計の差になります。

北部エリアと離島(名護市・恩納村・石垣市・宮古島市など)

ここは正直にお伝えしなければなりません。名護市以北の北部と、石垣島・宮古島などの離島には、常設のインターナショナルスクールが2026年7月時点で確認できません。

名護市にはモンテッソーリと英語を組み合わせた少人数のプリスクールがあり、市の保育料無償化の対象になる園も存在します。名護市国際交流会館では親子向けの英語サークルも開かれています。石垣市にも子ども向けの英語教室が複数ありますが、いずれも全日制の学校ではなく「習い事」の枠です。恩納村にはOISTがありますが、研究者の子どもたちは中部のOCSIやアミークスなどへ通学しているのが実情です。

つまり北部・離島の家庭が全日制インターを選ぶには、中部への長距離通学、家族の転居、あるいは通学を前提としない学びのどれかを選ぶことになります。沖縄への移住を含めて検討している方は沖縄への教育移住の費用と現実をまとめた記事も参考になるはずです。

米軍基地内の学校(DoDEA)は使えるのか

沖縄県には嘉手納・キャンプフォスターなどの米軍基地内にDoDEA(米国防省教育部)が運営する13校があります。Kubasaki High School、Kadena High Schoolの2つの高校、3つの中学校、6つの小学校などです。授業は完全に米国式で、無償で質の高い英語教育が受けられます。

ただし在籍できるのは現役の米軍関係者・米国防省の民間職員などの扶養家族で、居住地(基地内住宅)による学区指定と、現役身分・住居契約の証明が必要です。日米地位協定(SOFA)上の身分による適格性はDoDEA太平洋地区の担当窓口が判断します。一般の日本人家庭が学費を払って入学できる学校ではありません。「沖縄なら基地の学校に入れられるのでは」という期待は、残念ながらここで一度手放していただく必要があります。

「インターではないけれど国際教育」という選択肢

もうひとつ、沖縄県ならではの道があります。那覇市の沖縄尚学高等学校は国際バカロレア認定校で、国際文化科学コースにおいて日本語と英語の二言語でDual IBDPを実施しています。卒業時には日本の高校卒業資格とIBディプロマの両方を取得でき、定員は25名程度。2年次前期までに英検準1級相当の英語力が求められるため、中学段階からの準備が前提になりますが、日本の高校に通いながら国際資格を取るという現実的な道です。

※学費・カリキュラム・募集条件等は2026年7月時点の公開情報です。金額は改定されることが多いため、最新の内容は必ず各校の公式サイトでご確認ください。また「沖縄県のインターナショナルスクール82件」のように多い数字を掲げるサイトは、英会話教室や企業内保育を含めた電話帳ベースのカウントです。全日制で通える学校は、上に挙げたとおり限られています。

比較でわかる、わが家に合う選び方

沖縄県で悩むご家庭の質問は、だいたい3つに集約されます。「IB校まで背伸びすべきか」「アミークスのような一条校で十分なのか」「そもそも通えない場所に住んでいるがどうすればいいのか」。この3つを同じ土俵で比べてみましょう。

沖縄県内のIB・米国式インターナショナルスクール、一条校の英語イマージョン校、オンライン国際校を費用や通学負担など5つの観点で比較した表
どれが正解かではなく、わが家がどこを譲れないか。それを決めるための比較表です。

OISのようなIBフル認定校は、海外大学進学まで一本の道筋が通っている強さがあります。一方で年間150万〜190万円という費用を小中高12年分で見積もると、教育費の総額は2000万円を超えます。読谷や北谷の米国式校、中城のクリスチャンスクールはその半分から3分の2の水準。アミークスやAASOのように日本の学校制度と接続している学校なら、日本語の学力を守りながら英語環境を得られます。

そして忘れてはいけないのが通学時間です。中部の学校群は地図の上では近く見えますが、国道58号や国道330号の朝夕の渋滞は沖縄の生活を知る人ほど身に染みています。片道1時間の送迎が12年続く前提で、無理なく回るかを想像してください。「入れる学校」ではなく「続けられる学び」を選ぶこと。ここが分かれ道です。

もし「学費を全部インターに振り切るのは怖い」と感じるなら、日本の学校に通いながら国際教育を足すダブルスクールという選択も検討の価値があります。地元の学校の人間関係や給食・部活を手放さずに、英語と世界とのつながりだけを追加する形です。

オンラインでの学びのしくみを見る →

沖縄の自宅リビングで、子どもがノートパソコンでオンライン授業を受け、そばで母親が穏やかに見守る様子
通わずに世界とつながる学びも、沖縄県の家庭にとって現実的な選択肢になりつつあります。

通える範囲に見つからないなら——オンラインという選択肢

沖縄県の学校探しでいちばん多いつまずきは、「良さそうな学校は見つかったけれど、そこまで毎日通えない」です。名護から北谷へ、石垣島から本島へ、宮古島から那覇へ——海を越える距離は、家庭の努力ではどうにもなりません。中部に住んでいても、渋滞と送迎の負担で数年後に断念するご家庭を私たちは何度も見てきました。

そこで検討していただきたいのが、通学を前提としない学びです。私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校するオンライン・インターナショナルスクールです。運営は日本の株式会社NIJIN。日本国内で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、すでに1000名以上の子どもたちが在籍しています。

NGAが大切にしているのは、テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方と、少人数の対話を中心にした学びです。掲げているのは「自分と世界を、好きになる」。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。石垣島でも宮古島でも、那覇でも名護でも、条件は同じです。学費は対面のインターナショナルスクールのおよそ5分の1を目指しています。また、いきなり全部が英語になるのではなく、日本語の支えを前提にしながら少しずつ英語に触れていける設計です。日本語も英語も、どちらかを捨てなくていい——離島を含む沖縄県のような地域のご家庭にこそ、この設計が届いてほしいと思っています。

正直な注意点もお伝えします。NGAはまだ開校前で、卒業生の進路実績はこれからです。そしてオンラインである以上、校庭で走り回る体験や、放課後に友だちと寄り道する時間は、対面の学校と同じようには提供できません。そこを重視されるご家庭には、中部の学校のほうが合っているはずです。それでも「通えないから諦める」を「通わなくても続けられる」に変えられるなら、検討する価値はあると思っています。

よくある質問

Q. 沖縄県内なら、どこに住んでいても通えますか?

いいえ、県内全域から通える学校はありません。全日制のインターナショナルスクールは北谷町・読谷村・中城村・宜野湾市・うるま市の本島中部と、南城市(OIS)にほぼ集中しています。名護市以北の北部や石垣島・宮古島などの離島から毎日通うのは現実的ではありません。まずはご自宅から片道何分までなら12年間続けられるかを決め、その円の中にある学校から検討することをおすすめします。スクールバスの運行ルートは学校ごとに大きく違うので、資料請求の段階で必ず確認してください。

Q. 米軍基地内の学校や、県外のインターに通うことはできますか?

基地内のDoDEA13校は、現役の米軍関係者・米国防省職員などの扶養家族が対象で、一般の日本人家庭が学費を払って入学することはできません。県外への越境も、沖縄県は海で隔てられているため通学という形では成立しません。実際に県外のインターを選ぶ場合は、寮のある学校への進学か家族での転居が前提になります。中学生・高校生になってから寮制の学校へ、という段階的な設計を取るご家庭もあります。

Q. 英語がまったくできなくても入れますか?日本語のサポートはありますか?

プリスクールや幼稚部からの入園であれば、英語がゼロでも受け入れている園がほとんどです。小学校高学年以降の編入では英語力の審査があるのが一般的で、OCSIのようにESL(英語補習)の費用が別途設定されている学校もあります。日本語の学力を落としたくないご家庭には、アミークス(日本の一条校)やAASO(ダブルイマージョン)のように日本語の教科をきちんと持つ学校が向いています。また、外国ルーツのご家庭で「子どもの日本語が心配」という場合は、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向けオンライン日本語)もおすすめです。

沖縄で育つことは、世界から遠いことじゃない

「本土だったら選べたのに」——そう思う瞬間があるかもしれません。でも沖縄県には、1957年から英語で学ぶ子どもたちを迎えてきた学校があり、日本の学校制度の中で英語漬けの環境をつくった学校があり、母親たちが自分の手で立ち上げたバイリンガル校があります。年間190万円のIB校と年間36万円のNPO校が同じ島に並んでいる県は、全国でもそう多くありません。

ただ、そのすべてが本島中部にあるという事実は変わりません。名護で、石垣で、宮古で子育てをしているご家庭にとって、その地図はときに残酷です。だからこそ、中部の学校、転居、オンライン——3つを同じテーブルに並べて、ご家族が無理なく続けられる形を選んでください。海に囲まれていることは、世界から遠いことではありません。お子さんが自分と世界を好きになれるなら、どの道を選んでもそれが正解です。

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