UWC ISAK Japanの学費・奨学金・偏差値は?軽井沢の全寮制高校とNGAの違い【2027年度入試】

UWC ISAK JapanとNIJIN GLOBAL ACADEMYの違いを解説する記事のアイキャッチ

UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン)は、長野県軽井沢町にある全寮制の高校です。学費は、公式サイトによると2026-27年度の年額が授業料4,900,000円・寮費1,825,000円・施設費500,000円の合計7,225,000円で、ここに入学金などの一時金がかかります(2026年10月6日確認)。一方で、生徒のおよそ70%が何らかの奨学金(返済不要の給付型)を受けており、家計に応じて実際に払う額は大きく変わります。選考は英語の書類・動画・推薦書・面接で行われ、筆記の学力試験はないため、学校が公表する偏差値もありません。

「ISAK 学費」「UWC ISAK 偏差値」と調べているあなたは、「年700万円を超えると聞いたけれど、本当にその金額を払うのか」「奨学金はどれくらいもらえるのか」「中学生のうちに何を準備すればいいのか」が気になっているのだと思います。この記事では、まずUWC ISAK Japanの公式情報(ISAK公式サイト・UWC日本協会)でその問いに答え、そのうえで、オンラインで学ぶNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)とは何が違い、どう組み合わせられるのかを整理します。

目次

結論:UWC ISAK JapanとNIJIN GLOBAL ACADEMYの違い(早見)

  • 学費:UWC ISAK Japanは2026-27年度の年額7,225,000円(授業料・寮費・施設費)。入学金300,000円・出願料20,000円(2025-26年度の費用表)。生徒の約70%が給付型の奨学金を受けています。NGAは非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)。
  • 入試と偏差値:UWC ISAK Japanは英語の記述・動画・推薦書・成績書類による1次選考と、オンライン面接・グループ評価で選ぶ学校で、偏差値はありません。NGAも学力選抜で偏差値をつける学校ではなく、偏差値はありません。
  • 英語の比重:UWC ISAK Japanは出願・選考が原則英語で、高2・高3は国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラムを学びます。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ設計です。
  • 対象学年:UWC ISAK Japanは高校3年間(高1入学)または2年間(高2入学)。NGAは6〜18歳で、小学生・中学生から学べます。重なるのは高校段階だけです。
  • 通い方:UWC ISAK Japanは全員が軽井沢のキャンパスで寮生活。NGAはオンラインで、家を離れずに学べます。
  • 学校の種類:UWC ISAK Japanは学校法人が運営する高校で、日本の高校卒業資格とIBディプロマの両方を目指せます。NGAは一条校ではなく、今の学校に籍を置いたまま併用することもできます。
木々の緑が見えるリビングのテーブルで、全寮制高校の資料とノートを広げて話し合う両親と中学生の娘
15歳で家を離れて寮で暮らすかどうか。学費の数字と同じくらい、家族で話したいテーマです。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    UWC ISAK Japanとは——基本情報

    UWC ISAK Japanは、2014年に「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)」として軽井沢に開校し、2017年に世界各地に学校をもつユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)の日本で初めての加盟校となりました。「アイザック」と呼ばれることも多い学校です。公式サイトのトップページでは、80以上の国・地域から集まったおよそ200人の生徒が在籍していると紹介されています。

    項目 内容(公式情報・2026年10月6日確認)
    正式名称 ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(UWC ISAK Japan)。運営は学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン
    所在地 長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827-136
    校種 高校(3年制:高1=Grade 10から入学/2年制:高2=Grade 11から入学)。小学校・中学校はなし
    寮 全寮制。12〜18名が原則男女別の「ハウス」で暮らし、2人部屋・4人部屋
    カリキュラム 高1は文部科学省の基準に沿ったカリキュラム(リーダーシップ・デザイン思考)、高2・高3はIBディプロマ・プログラム(IBDP)
    卒業資格 日本の高校卒業資格(文部科学省認定)とIBディプロマ
    生徒・教職員 生徒約200人(80以上の国・地域)、教職員約70人(トップページの紹介)
    開校・UWC加盟 2014年開校、2017年にUWC加盟
    UWC ISAK Japanを見る3つのポイント(学費は年額722.5万円だが約7割が給付型奨学金・選考は英語の書類と面接で偏差値なし・高校3年間の全寮制でIBを学ぶ)を示した図解
    UWC ISAK Japanは「定価」と「家庭ごとの実額」が大きく違う学校です。

    UWC ISAK Japanの学費(2026-27年度・公式)と奨学金

    ここでは、2026年10月6日時点でUWC ISAK Japanの公式サイト(授業料・奨学金ページ)に掲載されている2026-27年度の金額と、同じページからリンクされている2025-26年度の費用明細(PDF)を使います。2027-28年度の金額は、確認した時点では公式サイトに掲載されていませんでした。

    年額(2026-27年度)

    費目 2026-27年度 参考:2025-26年度
    授業料 4,900,000円 4,500,000円
    寮費 1,825,000円 1,770,000円
    施設費 500,000円 420,000円
    年額合計 7,225,000円 6,690,000円

    2025-26年度の費用明細によると、この年額には授業料のほか、在学中の寮での生活、毎日の食事、教科書、健康診断、保険、プロジェクト・ウィーク、ほとんどの学校行事・校外活動の費用が含まれています。請求は毎年6月で、7月の一括払いか、7月と12月の2回払いを選べます。インターネット上には古い年度の金額が載っていることもあるため、必ず公式サイトの最新の数字で確認してください。

    軽井沢には、UWC ISAK Japanのほかにも幼稚園から中学校まで通える学校や、インターナショナルスクールがあります。小学生・中学生のうちの学校選びや、通学できる学校との費用の違いも含めて比べたい場合は、軽井沢のインターナショナルスクール一覧と学費もあわせて読むと、地域全体の選択肢が見えてきます。

    一時金とIB期間の費用(2025-26年度の費用明細)

    • 出願料:20,000円(返金なし)
    • 入学金:300,000円(合格時に支払い・返金なし)
    • IB Years Fee:年230,000円(高2・高3のみ。奨学金を受けている場合は、その割合に応じて減額)
    • 保証金:40,000円(返金あり。卒業時に残額を返却)
    • このほか家庭の負担:ノートパソコン、夏休みなどの帰省の交通費、大学出願の費用、お小遣い(月5,000円程度の目安)

    定価で払う場合の3年間の目安(計算式)

    公式に「3年間の総額」という表はないため、公式の数字から計算します。2026-27年度の年額が3年間変わらないと仮定し、入学金とIB Years Feeは2025-26年度の費用明細の額を使っています。

    • 初年度:入学金300,000円+年額7,225,000円=7,525,000円(出願料・保証金・パソコン・帰省費を除く)
    • 3年間:300,000円+7,225,000円×3年+230,000円×2年=22,435,000円

    ただし、2025-26年度から2026-27年度にかけて年額は535,000円上がっています。学校は毎年費用を見直すと説明しているため、在学中に改定される可能性も考えておく必要があります。

    給付型奨学金——約7割の生徒が受けている

    UWC ISAK Japanの学費を考えるうえでいちばん大事なのが、奨学金(ファイナンシャル・アシスタンス)です。公式サイトによると、学校は年間およそ6億円の経済支援を行い、生徒の70%が一部から全額までの支援を受けています。支援は返済不要で、成績ではなく家庭の経済状況で決まる「ニード型」のみ(成績優秀者向けの奨学金はない)とされています。

    公式ページには、高1から入学した在校生の「所得帯ごとの平均の学費負担額(2025年)」が載っています。

    世帯所得 平均の学費負担額(年・2025年)
    500万円以下 607,500円
    500万〜1,000万円 1,750,000円
    1,000万〜1,500万円 2,318,182円
    1,500万〜2,000万円 3,388,889円
    2,000万〜3,000万円 4,500,000円

    この表は入学金を含まない平均で、同じ所得の家庭に同じ額を保証するものではない、と公式に注意書きがあります。審査では所得のほか、資産・支出・借入、きょうだいの人数や教育費なども考慮されます。奨学金は出願と同時に申請し(締切も出願と同じ)、合否と一緒に支援額が知らされます。毎年、最新の家計情報で申請し直す必要があります。

    日本人も国籍に関係なく申請でき、公式ページでは2022年度に日本人生徒の約半数が何らかの支援を受けていたと紹介されています。なお、奨学金の申請は原則として高1(3年制)入学のときだけです。高2から入る2年制は、UWC日本協会など各国の国内委員会の奨学金の扱いになります(後述)。

    入試と偏差値——学力試験のない書類・面接選考

    UWC ISAK Japanに偏差値はある?

    結論から言うと、UWC ISAK Japanの高1入学(3年制)には、偏差値で測れる筆記の学力試験がありません。公式の出願手順に挙がっている選考の材料は、英語での記述(250語以内の短い回答を複数と500語以内の回答1つ)、2分以内の動画2本、学業面と学業以外の推薦書2通、直近3年の成績書類で、1次選考を通った人だけがオンライン面接とグループ評価に進みます。そのため、模試の偏差値で合否の目安を示すことはできず、学校も偏差値を公表していません。

    見られているのは、点数の順位よりも「どんな経験をし、何を考え、どんな仲間と学びたいか」を英語で伝えられるかどうかです。英語力そのものの基準点(英検やTOEFLのスコアなど)は、今回確認した公式の出願ページには書かれていませんでした。偏差値という物差しがインターナショナルスクールでどう扱われるかは、インターナショナルスクールに偏差値はある?で詳しく説明しています。

    高1入学(3年制)——ISAKへ直接出願(2027-28年度)

    • 出願資格:出願時に日本の中学3年生(またはUS Grade 9/UK Year 10相当)で、2027年8月までにその学年を修了すること。生年月日が2011年1月1日〜2012年12月31日
    • 日程:9月1日出願受付開始、12月1日締切、1月15日に1次選考結果、1月23日〜2月4日に面接・グループ評価、2月24日に合否発表
    • 日本の学校に通う生徒は、2月12日に早期の合否発表があり、2月18日が入学決定の期限
    • 出願フォームと最終選考は原則英語。ただし日本人の保護者は保護者欄を日本語で記入できます。出願料は20,000円
    • 定員に空きが出た年は、4〜6月に追加募集をすることがあります(毎年あるとは限らない)

    高2入学(2年制)——UWC日本協会の選考を経る

    高2からの入学は、ISAKへの直接出願を受け付けていません。日本からは、各国の国内委員会にあたる公益社団法人UWC日本協会の選考か、UWC国際本部の「Global Selection Programme(GSP)」のどちらか一方で応募します(併願不可)。UWC日本協会の資料によると、GSPは授業料・寮費への奨学金がなく全額自己負担、日本協会の選考では日本協会やUWC校が奨学金を支給することがあります。

    UWC日本協会の2027年度派遣生選考は、2026年9月時点で高校1年生(4月始まりの学校の場合)であることなどが条件で、英語検定試験の成績証明書の提出が必要です。一次選考は国語・数学の筆記試験(2026年11月29日予定・東京と大阪)、二次選考は日本語面接・英語面接・グループディスカッション(2027年1月)です。派遣先は世界のUWC校の中から決まるため、日本協会の選考に合格しても必ずISAKになるとは限りません。

    英語とカリキュラム——どれくらい英語で学ぶのか

    UWC ISAK Japanはインターナショナルスクールとして、学校生活の大部分が英語です。高1では文部科学省の基準に沿ったカリキュラムを、少人数の対話型の授業で学び、リーダーシップやデザイン思考にも取り組みます。高2・高3はIBディプロマ・プログラムで、6つの科目(上級レベル3科目・標準レベル3科目)と、CAS(創造性・活動・奉仕)、課題論文、知の理論を学びます。言語の科目には、英語・日本語・中国語の母語レベルの科目や、スペイン語・日本語の外国語科目があります。

    公式サイトでは、2024年のIBディプロマ取得率が96.5%、平均点が35点(世界平均30点)と公開されています。進路については、専任のカレッジカウンセラーがいて、合格大学は16カ国にわたると紹介されています。日本の大学と海外大学の両方を視野に入れられるのは、日本の高校卒業資格とIBディプロマを両方目指せるこの学校の大きな特徴です。一条校とインターナショナルスクールで卒業資格や進路がどう変わるかは、一条校・インター・オルタナティブスクールの違いで整理しています。

    授業以外の時間も、寮で世界中の仲間と暮らし、軽井沢の自然を生かした野外教育やクラブ活動に取り組みます。英語は「授業で学ぶ教科」というより、「毎日の生活で使う言葉」になる環境です。

    UWC ISAK JapanとNIJIN GLOBAL ACADEMYを比べる(公式情報で確認した比較表)

    ここからがNGAとの比較です。UWC ISAK Japanは高校段階だけの全寮制の学校、NGAは6〜18歳がオンラインで学ぶ学校で、そもそも種類が違います。どちらが上という話ではなく、何が違うのかを項目ごとに並べます。

    観点 UWC ISAK Japan NIJIN GLOBAL ACADEMY
    学校の種類 学校法人が運営する全寮制の高校(日本の高校卒業資格とIBディプロマ) オンライン・インターナショナルスクール。一条校ではない
    学費(年額) 7,225,000円(2026-27年度・授業料・寮費・施設費)+入学金300,000円など。約70%が給付型奨学金を受給 非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    入試・偏差値 英語の記述・動画・推薦書・成績書類と、面接・グループ評価。筆記の学力試験はなく偏差値はない 学力選抜で偏差値をつける学校ではない(偏差値はない)
    英語の比重 出願・選考から原則英語。高2・高3はIBディプロマ・プログラム 日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ
    出願資格 高1入学は中学3年生(2027年度は2011〜2012年生まれ)。高2入学はUWC日本協会の選考などを経る 学力入試(偏差値)がない。日本語の支えを前提に英語へ(選考の詳細は未公表)
    通い方・場所 全員が軽井沢のキャンパスで寮生活 オンライン。地方・海外在住でも参加できる。今の学校と併用も可
    対象学年 高校3年間(または2年間) 6〜18歳
    開校・実績 2014年開校、2017年UWC加盟。IBの結果・進路は公式サイトで公開 2027年9月開校(予定)、2027年4〜5月にプレ開校。実績はこれから
    UWC ISAK JapanとNIJIN GLOBAL ACADEMYを、寮生活と行事、学力試験(偏差値)がない、すべて英語で学ぶ、家を離れずに学べる、小中学生から学べる、今の学校との併用の6観点で比べた○△×の比較図
    どちらも偏差値の物差しを使わない学校。違いは「いつ・どこで・どれだけ英語で」学ぶかです。

    出典:UWC ISAK Japan 公式サイト(授業料・奨学金、出願資格、出願の流れ、アカデミック、寮生活、大学進学)、UWC ISAK Japan School Fees and Expenses 2025/2026(PDF)、公益社団法人UWC日本協会(2027年度派遣生選考の応募資格・説明資料)。2026年10月6日確認。NGAの情報は運営元の株式会社NIJINによるものです。

    正直に言えば、80以上の国・地域の仲間と寝食をともにする寮生活、軽井沢のキャンパスでの野外教育や行事、IBディプロマと日本の高校卒業資格の両方を目指せる課程——これらはNGAでは同じ形では得られません。一方で、UWC ISAK Japanは高校からの学校で、15歳で家を離れることが前提です。小学生・中学生の時期や、家を離れずに英語で学びたい時期の選択肢として考えられるのがNGAです。

    明るいリビングのソファで、母親と中学生の息子が並んでノートパソコンのオンライン英語授業を見ている様子
    家にいながら英語で考える時間を少しずつ増やす。高校で寮に入る前の準備の形もあります。

    こういう家庭にはUWC ISAK Japan、こういう家庭にはNGA

    対象年齢が重なるのは高校段階だけなので、「どちらか」よりも「どの時期に、どちらを」と考えるほうが現実的です。よくある4つのパターンで考えてみます。

    1. 高校から世界中の仲間と暮らし、IBに挑戦したい子にはUWC ISAK Japan

    中学3年生の時点で、自分の経験や考えを英語で書き、話す準備ができていて、寮生活に前向きなら、UWC ISAK Japanは日本にいながら世界中の同世代と暮らし、IBディプロマに挑戦できる学校です。学費が気になる場合も、定価だけで判断せず、奨学金の申請を前提に出願を考える家庭が多いのがこの学校の特徴です。

    2. 小学生・中学生のうちはNGA、高校でISAKを目指す

    ISAKの選考は英語の記述・動画・面接が中心で、「英語で自分の考えを伝える力」がそのまま問われます。小学生・中学生のうちは今の学校に通いながら、放課後や週末にNGAで英語で教科を学び、少人数の対話で自分の意見を言う経験を重ねておく——そのうえで中学3年生でISAKに出願する、という順番が考えられます。NGAは一条校ではないため、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できます。具体的な時間の使い方はダブルスクールという選び方で紹介しています。また、ISAKは12〜13歳向けのウィンタースクール、13〜14歳向けのサマースクールも開いているので、短期で学校の雰囲気を体験してみるのも一つの方法です。

    3. 日本の高校受験と英語を両立させたい家庭

    ISAKを第一志望にしながら、日本の高校受験も視野に入れる家庭もあるでしょう。ISAKの選考には筆記の学力試験がない一方、日本の高校入試では教科の学力試験が中心です。両方を準備するなら、英語を「受験の教科」と「考えを伝える道具」の両方として伸ばす必要があります。受験と英語の両立の考え方は、受験と英語は両立できる?が参考になります。

    4. 家を離れず、地元や海外の今の環境で英語で学び続けたい家庭にはNGA

    寮に入ることが子どもに合わない、家族の事情で家を離れられない、海外に住んでいて日本の学校の選択肢が限られる——そんな場合は、オンラインで住む場所を選ばないNGAが選択肢になります。順位をつけない少人数の対話中心の授業で、日本語の支えを前提に英語で教科を学んでいきます。海外から帰国した子の英語の保ち方については、帰国子女の英語力を維持するにはでまとめています。

    UWC ISAK JapanかNGAか、両方を時期で使い分けるかを決める3ステップ(いま何年生か・15歳で寮に入るか・奨学金を前提に学費を考えるか)の図解
    学年・寮生活・学費の3つを順に考えると、家庭に合う形が見えてきます。

    ほかの学校との違いも知りたい場合は、同じ軽井沢の軽井沢風越学園とNGAの違いや、ぐんま国際アカデミーとNGAの違いも読んでみてください。同じ「英語や国際教育に力を入れる学校」でも、対象学年や学費の形はかなり違います。

    学費・寮生活・距離が壁なら——オンラインという選択肢

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、株式会社NIJINが運営する、2027年9月開校(予定)のオンライン・インターナショナルスクールです。2027年4〜5月には体験クラスとしてプレ開校を予定しています。NIJINが日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、1000名以上の子どもたちが在籍しています。

    • 対象は6〜18歳。脱偏差値(順位をつけない)で、少人数の対話中心の授業
    • 英語で教科を学ぶ。ただし日本語の支えを前提に、少しずつ英語の比重を上げていく
    • 大切にしている言葉は「自分と世界を、好きになる」
    • 学費は非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    • 一条校ではないため、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できる

    正直にお伝えしておくと、NGAは開校前で、実績はこれからです。寮で世界中の仲間と暮らす毎日や、キャンパスでの行事・野外活動と同じ体験は、オンラインでは提供できません。そのうえで、「家を離れる」「費用」「住んでいる場所」の壁で英語で学ぶ環境をあきらめかけている家庭や、高校での挑戦に向けて早めに土台をつくりたい家庭に、別の道を用意したいと考えています。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    よくある質問

    Q. UWC ISAK Japanの偏差値はどれくらいですか?

    A. 偏差値はありません。高1入学の選考は英語の記述・動画・推薦書・成績書類と、オンライン面接・グループ評価で行われ、模試の偏差値で測れる筆記の学力試験がないためです。高2入学のUWC日本協会の選考には国語・数学の筆記試験がありますが、こちらも偏差値は公表されていません。偏差値の考え方はこちらのFAQで解説しています。

    Q. 奨学金をもらうと、学費は実際いくらになりますか?

    A. 家庭ごとに違います。公式ページの2025年の平均では、世帯所得500万円以下の家庭の平均負担は年607,500円、1,000万〜1,500万円の家庭は年2,318,182円でした。ただし保証された額ではなく、資産や支出、きょうだいの教育費なども含めて審査されます。航空券やお小遣いなどは原則として奨学金の対象外です。

    Q. 3年間でいくらかかりますか?

    A. 公式に3年間の総額の表はありません。定価で払う場合、2026-27年度の年額7,225,000円が続くと仮定し、入学金300,000円とIB Years Fee(高2・高3、年230,000円)を足すと約22,435,000円です。これに出願料・保証金・パソコン・帰省の交通費などが加わります。年額は毎年見直されます。

    Q. 日本の中学生でも出願できますか?英語はどれくらい必要?

    A. 出願できます。高1入学は、出願時に日本の中学3年生であることなどが条件で、日本の学校に通う生徒には2月12日の早期合否発表もあります。出願と最終選考は原則英語です。必要な英語のスコアの基準は、今回確認した公式の出願ページには記載がないため、学校に確認してください。

    Q. NGAに入試はありますか?ISAKと併用できますか?

    A. NGAは学力選抜で偏差値をつける学校ではなく、偏差値はありません。選考方法の詳細は、現時点ではまだ公表していません。ISAKは全寮制で毎日の授業と寮生活があるため、在学中の併用は現実的ではありません。小学生・中学生のうちにNGAで英語で学ぶ土台をつくり、高校でISAKを目指す、という時期による使い分けが現実的です。

    15歳の挑戦も、その前の毎日も、お子さんのペースで

    軽井沢で世界中の仲間と暮らす高校3年間は、きっと大きな経験になります。けれど、その挑戦に向かうかどうか、いつ向かうかは、お子さん自身の気持ちと家族の事情で決めてよいことです。年700万円を超える定価の数字だけを見てあきらめる必要も、逆に「行かなければ」と急ぐ必要もありません。

    まずは、お子さんが「どこで、どんな言葉で、誰と学びたいか」を家族で話してみてください。その答えの中に「今の場所にいながら、順位をつけずに、英語で学ぶ」という形が入りそうなら、NGAの開校情報を受け取って、ゆっくり比べてみてください。

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    ※学費・入試情報は2026年10月6日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    出典(2026年10月6日確認)

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