【2026年版】長野県のインターナショナルスクール一覧|軽井沢・松本・白馬の全校と学費を正直に解説

長野県のインターナショナルスクール一覧と書かれた記事のキービジュアル

「長野県 インターナショナルスクール」と検索して、UWC ISAK Japanの名前だけが大きく出てきて戸惑っていませんか。世界的に有名な全寮制の高校がある一方で、「わが家の小学生が毎日通える学校は、いったいどこにあるのか」という肝心の答えが見つからない——長野県で学校を探すご家庭がいちばんつまずくのがここです。この記事では、長野県内で実際に確認できるインターナショナルスクールを軽井沢・上田/松本・安曇野/長野・中野/白馬の4エリアに分けて整理し、公開されている学費(年間約130万円から720万円まで、幅がとても広いです)、そして「県内にあるのに通えない」という長野県特有の現実まで正直にお伝えします。読み終えたとき、わが家が検討すべきエリアと学校の型がはっきりしているはずです。

北アルプスの山並みを望む長野県の高原の道を、通学かばんを背負った子どもと保護者が並んで歩く朝の風景
長野県は日本で4番目に広い県。学校選びは「県内にあるか」ではなく「生活圏にあるか」で決まります。
目次

長野県のインターナショナルスクール事情と学費相場

まず全体像からお伝えします。2026年7月時点で、長野県内で英語を主な学習言語とし、小学生以上が全日制で学べるインターナショナルスクールは運営主体で5校(キャンパス単位では6拠点)を確認できました。これに未就学児中心のプリスクールを加えると、県内には十数か所の英語環境があります。長野県は日本で4番目に広い県ですから、この数を「多い」と感じるか「少ない」と感じるかは、お住まいの場所によってまったく変わってきます。

長野県の国際教育には、他県とはっきり違う特徴が2つあります。

ひとつ目は、全国から生徒が集まるボーディングスクール(全寮制)が2校もあることです。軽井沢町のUWC ISAK Japanと、白馬村のHakuba International School。どちらも自然環境と探究型の学びを前面に掲げ、日本国内はもちろん世界からも生徒を受け入れています。人口約200万人の県に国際的なボーディングスクールが2校あるのは、全国的にも珍しい状況です。

ふたつ目は、幼児期から中学まで英語で学び続けられる道が、松本・長野・中野を中心に県内でつながり始めていることです。学校法人インターナショナルスクールオブ長野(ISN)は、松本市の五常キャンパスに小学部と中学部を持ち、松本・長野・中野・佐久にプリスクールを展開しています。小学部は日本の私立小学校(一条校)として2021年12月に認可を受け、2022年4月に開校。国際バカロレア(IB)のPYP(初等教育プログラム)認定校でもあります。松本市にはこのほか、英語フルイマージョンの小学部を持つGreen Forest International Schoolもあります。

学費の幅は、この2つの特徴をそのまま反映しています。公開情報をもとにすると、通学型のISN小学部が年間約130万円、軽井沢のEtonHouse International School Karuizawa小学部が年間約220万円、そしてボーディングのUWC ISAK Japanが寮費込みで年間約722万円、Hakuba International Schoolが寮生で年間約660万〜713万円(いずれも詳細は後述)。下から上まで5倍以上の差があるわけです。この差の大半は「寮に住むかどうか」で生まれています。学費の内訳をもっと詳しく知りたい方はインターナショナルスクールの学費内訳の記事もあわせてご覧ください。そもそもインターナショナルスクールとは何か、日本の義務教育との関係はどうなるのかを整理したい方はインターナショナルスクールとは何かを解説した記事から読み始めるのがおすすめです。

県の国際化そのものも進んでいます。長野県の統計によると、県内の在留外国人は2024年12月末時点で46,850人。前年から3,775人(8.4%)増えて過去最多を更新し、10年前の約1.5倍になりました。県総人口に占める割合は約2.4%で、全国18番目です。とくに白馬村は、2019年12月時点の住民基本台帳で人口9,464人のうち外国籍が1,100人(11.6%)という、日本でも屈指の国際的な村になっています。

長野県のインターナショナルスクール選びで先に押さえたい3つのポイント(全日制は5校でエリアが分散・学費は年130万から720万円と5倍以上の差・中高まで英語で続く道は寮が前提になりやすい)を示した図解
長野県は「学校がない県」ではなく「学校の性格が極端に分かれる県」です。

長野県のインターナショナルスクール一覧【エリア別】

ここからは、公式サイトや自治体・報道の公開情報で実在を確認できた学校を、生活圏ごとに4エリアに分けてご紹介します。全国47都道府県の状況を横並びで見たい方は全国47都道府県のインターナショナルスクール一覧もご覧ください。

軽井沢・佐久・上田エリア(東信)

長野県の国際教育で最も選択肢が集まっているのが軽井沢町です。新幹線で東京から約70分、首都圏との二拠点生活や教育移住の受け皿として、この20年で町の人口は約1.3倍になりました。2025年6月1日時点の町の人口は21,761人で、長野県全体が人口減少を続けるなかで増加を維持しています。

  • UWC ISAK Japan(軽井沢町長倉)|2014年にインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)として開校し、2017年にユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)の17番目の加盟校となった、日本初の全寮制国際高校です。高校3年間(10〜12年生)でIBディプロマ(DP)を学び、生徒は約200名、80か国以上の国籍が集まります。2026-27年度の費用は授業料4,900,000円・寮費1,825,000円・施設費500,000円で合計7,225,000円(公式サイト公開情報)。ただし特筆すべきは奨学金の規模で、年間約6億円の予算を用意し、約70%の生徒が全額または一部の給付を受けています(日本人生徒も対象・需要ベースの審査)。学費の額面だけで諦める前に、必ず奨学金の条件を確認する価値がある学校です。
  • EtonHouse International School Karuizawa(軽井沢町長倉1690)|シンガポール発の教育グループEtonHouseが軽井沢に開いた、プリスクール(2〜6歳)と小学部を持つ学校です。レッジョ・エミリアの考え方を取り入れた探究型のカリキュラムで、キャンプや川のトレッキング、森の探索といった軽井沢ならではの自然体験を組み込んでいます。2025-2026年度の公開料金では、プリスクール(8:30-14:00)の3学期合計が約1,854,000円、小学部(8:30-15:00)の3学期合計が約2,200,000円+消費税。このほか登録料200,000円(1家族1回)と出願料22,000円がかかります。軽井沢で「小学生が毎日通える」全日制インターという点で、県内では貴重な位置にあります。
  • ABCインターナショナルスクール(軽井沢町)|軽井沢のプリスクール&語学スクールで、英語のほか韓国語・フランス語・中国語・日本語のコースも持っています。全日制の学校ではないため、幼児期の英語環境づくりや、放課後・長期休みのプログラムとして検討する形になります。学費は要問い合わせ。
  • ISN 佐久桐原プリスクール(佐久市)|インターナショナルスクールオブ長野が佐久エリアに展開するプリスクールで、0歳児から受け入れています。軽井沢・御代田から通う家庭の選択肢にもなります。
  • 上田インターナショナルスクール(UIS)(上田市神畑・古里)|未来プロジェクト株式会社が運営するバイリンガル保育施設で、市内に3拠点。メインのUISが3〜5歳、小規模な2施設が0〜2歳を担当します。公開されている料金は3〜5歳クラスで入園料年120,000円・授業料月70,000円・施設費年50,000円・給食月6,000円など(年間の目安はおよそ100万〜110万円)。日本語と英語のバイリンガル環境で、第二言語習得の理論をベースにしたカリキュラムを掲げています。

軽井沢がここまで注目される理由には、インター以外の教育の選択肢が同時に増えたこともあります。2020年4月に開校した軽井沢風越学園は、3歳から15歳までが同じ校舎で過ごす幼小中一貫の私立学校(一条校)で、クラスも定期テストもチャイムもない設計が知られています。町の担当者はコロナ禍のテレワーク増加とこの学校の開校が人口増の要因になったと語っており、在籍する子どものおよそ半数は親子で県外から移住してきた家庭だと報じられています。英語で学ぶ学校ではありませんが、「学び方から選び直したい」家庭が軽井沢に集まっている流れは、インター選びの背景として知っておくと役に立ちます。

松本・安曇野エリア(中信)

県内で幼児期から中学まで英語で学び続けられる道が最も整っているのが松本市です。

  • インターナショナルスクールオブ長野(ISN)五常キャンパス 小学部・中学部(松本市)|廃校になった旧五常小学校を活用したキャンパスで、2022年4月に小学部が開校しました。2021年12月28日付で私立小学校として認可された一条校であり、義務教育としての在籍が認められます。IBのPYP認定校で、2023年度からは文部科学省の教育課程特例校の指定も受けています。探究の単元(UOI)を軸に、英語・日本語・算数を組み合わせるカリキュラムで、日本の学習指導要領にも対応。2025-2026年度の公開料金は授業料月98,000円・施設費年125,000円・入学金30,000円・給食月5,500円で、年間の目安はおよそ130万円です。開校時の小学部在籍は66名でした。
  • ISN 島内プリスクール/南松本プリスクール(松本市)|島内キャンパスは3歳から、南松本キャンパスは2歳からのクラスを持ち、いずれも幼児教育・保育の無償化対象施設です。公式サイトによると島内・南松本・長野の3キャンパスはIB認定校(2024年9月時点)。開園時間が長く、早朝保育・延長保育やアフタースクールも整っているため、共働き家庭が現実的に使えるのが強みです。
  • Green Forest International School(グリーンフォレストインターナショナルスクール)(松本市高宮中1-35)|小学1〜6年生を対象に、英語フルイマージョンで学ぶインターナショナルスクールです。IBのPYP候補校としてIBワールドスクール認定を目指しています。2023年4月から、松本市・岡谷市で英会話学校を運営するエー・トゥー・ゼットが運営を継承しました。松本城の近くという立地で、長野の自然・文化・人とかかわりながら学ぶことを掲げています。学費は要問い合わせ。

安曇野市や塩尻市に単独のインターナショナルスクールは確認できませんでしたが、松本市までのアクセスを考えれば、中信エリア全体から松本の学校を検討する形が現実的です。

長野・中野エリア(北信)

県庁所在地である長野市には、2026年7月時点で小中高まで通える全日制インターナショナルスクールが確認できません。全日制の小学部があるのは、隣接する中野市です。

  • ISN 長野プリスクール(長野市)|0歳児から受け入れるプリスクールで、島内・南松本と並ぶIB認定キャンパスです。長野市内で最も本格的な英語環境のひとつです。
  • ISN 中野キャンパス(プリスクール・小学部)(中野市)|プリスクールに加えて小学部(1〜6年生)を持ち、中学部は2028年4月の開校が予定されています。2026年6月にIBのPYP候補校に認定されたと公式サイトに記載があります。北信エリアで小学生が毎日通える唯一の全日制インターであり、長野市・須坂市方面から通う家庭の受け皿になっています。
  • ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール 長野園(長野市青木島1-20-7)|生後6か月から5歳児までを対象とした日英バイリンガルのプリスクールです。7:00〜20:00(月〜土)という長い開園時間が特徴で、公開されている月額は年齢・補助金の適用・利用枠によって12,300円〜59,400円台と幅があります(国際教育費月10,000円を含む構成)。認可・補助の枠組みを使えるため、県内でもっとも費用を抑えて英語環境に入れる選択肢のひとつです。

白馬・北アルプスエリア

スキーリゾートとして世界に知られる白馬村には、サステナビリティ教育を軸にした全寮制の中高一貫校があります。

  • 白馬インターナショナルスクール(Hakuba International School/HIS)(白馬村)|一般財団法人白馬インターナショナルスクールが運営し、2022年9月1日に7・8年生19名で開校した中高一貫のボーディングスクールです。プロジェクト型学習(PBL)・社会情動的学習(SEL)・アウトドア活動を柱に据え、最初の4年間はサステナビリティをテーマにした探究、最後の2年間はIBの科目を取り入れる6年間の設計です。現在は7〜11年生を受け入れ、翌年度に12年生を加える段階。生徒は約60名・18か国籍で、平均クラスサイズ6.7名、生徒とスタッフの比率は2:1という小規模さです。2026-2027年度の公開料金は授業料が中学部3,930,000円・高校部4,450,000円、寮費2,150,000円、維持設備費が寮生530,000円/通学生420,000円。寮生の年間目安は約660万〜713万円、通学生なら約435万〜487万円です(別途、出願料25,000円・登録料は国内300,000円/海外500,000円)。入学には英語力の目安が示されており、7年生で英検準2級・CEFR A2+相当、9年生以上で英検準1級・CEFR B2+相当が求められます。学費は高額ですが、奨学金の原資を寄付で募る取り組みも進められています。

白馬村の学校がここにある理由は、村そのものの国際化と地続きです。1998年の冬季五輪を契機に外国人観光客と定住者が急増し、前述のとおり村の人口の1割を超える住民が外国籍という環境が生まれました。英語が日常に存在する土地に、英語で学ぶ学校ができた——順番としてはとても自然な流れです。

なお、まとめサイトの中には長野県内に「38校」といった数字を掲げるものもありますが、その多くは英会話教室や学習塾を含んだカウントです。また、群馬県長野原町の旧北軽井沢小学校跡に2026年4月開校とされる「LCAきたかる森のインター初等部」は、名前に軽井沢が入りますが所在地は群馬県です。軽井沢から車で通える距離にあるため、東信エリアの家庭には検討候補になり得ます。

※学費・カリキュラム等は2026年7月時点の公開情報です。ボーディング校の費用は寮費を含む総額として記載しています。最新の内容は必ず各校の公式サイトでご確認ください。

比較でわかる、わが家に合う選び方

長野県のご家庭からの相談は、だいたい3つに集約されます。「県内の通学型インターで足りるのか」「ボーディングに出すべきか、まだ早いのか」「そもそも近くに何もない場合はどうするのか」。この3つを同じ土俵に並べてみましょう。

長野県内の通学型インターナショナルスクール・軽井沢や白馬のボーディングスクール・オンライン国際校を費用や通学範囲など5つの観点で比較した表
どれが正解かではなく、わが家がどこを譲れないか。それを決めるための比較表です。

通学型のISNやEtonHouse、Green Forestは、費用面でも生活面でも現実的です。とくにISN小学部は一条校でありIB認定校でもあるため、「日本の義務教育を離れずに国際教育を受ける」という条件を両立できます。一方で、所在地は松本・中野・軽井沢に限られます。飯田市や伊那市、諏訪地域から松本まで毎日通うのは、片道の時間を考えると現実的ではありません。長野県は南北に約210km、県内をひとつの通学圏として考えることはできないのです。

ボーディングという選択は、この距離の問題を一気に解決します。UWC ISAK JapanもHakuba International Schoolも、住む場所に関係なく出願できます。ただし、対象は中学生・高校生から。小学生のご家庭にとっては「数年先の選択肢」であり、いま必要な学びの答えにはなりません。加えて、家族が離れて暮らす覚悟と、奨学金を含めた資金計画が必要になります。

もうひとつ、長野県のご家庭で増えているのが日本の学校に通いながら国際教育を足すという考え方です。地元の公立小に通いつつ、放課後や週末に英語で学ぶ。転校のリスクを取らずに始められるので、家族の合意も得やすい方法です。詳しくはダブルスクールという選択肢の記事で紹介しています。

大切なのは「入れる学校」ではなく「続けられる学び」を選ぶこと。年間の費用と往復の時間を12年分で見積もったときに、無理なく続く形かどうか。そこが分かれ道になります。

オンラインでの学びのしくみを見る →

長野県の自宅のリビングで、子どもがノートパソコンでオンライン授業を受け、そばで母親が穏やかに見守る様子
通わずに世界とつながる学びも、長野県の家庭にとって現実的な選択肢になりつつあります。

通える範囲に見つからないなら——オンラインという選択肢

長野県の学校探しでいちばん多いつまずきは、「良い学校は見つかったけれど、そこまで毎日通えない」です。飯田から松本へ、諏訪から中野へ、大町から軽井沢へ——地図の上では同じ県でも、生活としては別の場所です。長野県は南北に約210km、山と谷が生活圏を分けています。この距離の壁は、家庭の努力ではどうにもなりません。

そこで検討していただきたいのが、通学を前提としない学びです。私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校するオンライン・インターナショナルスクールです。運営は日本の株式会社NIJIN。日本国内で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、すでに1000名以上の子どもたちが在籍しています。

NGAが大切にしているのは、テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方と、少人数の対話を中心にした学びです。掲げているのは「自分と世界を、好きになる」。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。学費は対面のインターナショナルスクールのおよそ5分の1を目指しています。また、いきなり全部が英語になるのではなく、日本語の支えを前提にしながら少しずつ英語に触れていける設計です。日本語も英語も、どちらかを捨てなくていい——長野県のように「県内にはあるのに、うちからは通えない」地域のご家庭にこそ、この設計が届いてほしいと思っています。

正直な注意点もお伝えします。NGAはまだ開校前で、卒業生の進路実績はこれからです。そしてオンラインである以上、白馬の雪山でスキーをする体験や、校庭で走り回る時間は、対面の学校と同じようには提供できません。そこを重視されるご家庭には、県内のボーディング校や通学型の学校のほうが合っているはずです。それでも「通えないから諦める」を「通わなくても続けられる」に変えられるなら、検討する価値はあると思っています。

よくある質問

Q. 長野県内なら、どこに住んでいても通えますか?

いいえ、県内全域から通える学校はありません。長野県は南北に約210kmあり、飯田市から松本市までは特急でも1時間半以上、白馬村から軽井沢町までは車で3時間近くかかります。全日制の学校は軽井沢町・松本市・中野市・白馬村に分散しているため、南信(飯田・伊那・諏訪・木曽)から毎日通える全日制インターは確認できません。まずはご自宅から片道どのくらいまでなら12年間続けられるかを決め、その円の中にある選択肢から検討することをおすすめします。円の中に何もない場合は、ボーディング、ダブルスクール、オンラインという別の軸で考える段階です。

Q. 中学生・高校生なら、県内のボーディングスクールに入れますか?

UWC ISAK Japanは10〜12年生(高校)、白馬インターナショナルスクールは7年生(中1相当)以上を受け入れています。どちらも英語力の審査があり、白馬は7年生で英検準2級・CEFR A2+相当、9年生以上で英検準1級・CEFR B2+相当が目安として公表されています。UWC ISAK Japanは競争率が高い一方で、約70%の生徒が需要ベースの奨学金を受けており、年間約6億円の奨学金予算が用意されています。学費の額面で最初から外さず、まず奨学金の条件と締切を確認してみてください。

Q. 英語がまったくできなくても入れますか?日本語のサポートはありますか?

プリスクールや幼児クラスからの入園であれば、英語がゼロでも受け入れている園がほとんどです。一方、小学校高学年以降の編入では英語力の審査があるのが一般的で、学校ごとに基準が異なります。ISN小学部のように日本の一条校であれば、日本語での学びが正規のカリキュラムに含まれるため、日本語力が落ちる心配は比較的小さいと言えます。逆に、外国ルーツのご家庭で「子どもの日本語が心配」という場合は、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向けオンライン日本語)もおすすめです。

長野県だから、選べないわけじゃない

「東京や横浜だったら選べたのに」——長野県で学校を探していると、そう思う瞬間があるかもしれません。でも長野県には、80か国以上の生徒が集まる全寮制の国際高校があり、廃校を活かして日本の一条校としてIBを実践する小学校があり、人口の1割が外国籍という村に生まれた探究の学校があります。選択肢が少ないのではなく、他の県とは違う形をしているだけです。

そして中野市には2028年に中学部が開校し、県内で英語のまま中学まで進める道はもう一本増えようとしています。県は変わりつつあります。ただ、お子さんの「今」は待ってくれません。だからこそ、県内の通学型、ボーディング、ダブルスクール、オンライン——選択肢を同じテーブルに並べて、ご家族が無理なく続けられる形を選んでください。どの道を選んでも、お子さんが自分と世界を好きになれるなら、それが正解です。

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