「バンコク駐在が決まったけれど、子どもの学校をどうしよう」「学費の相場も、学校ごとの違いも、調べるほど分からなくなってきた」——バンコクのインターナショナルスクール選びで、いま多くのご家庭が同じ壁に向き合っています。この記事では、実在するバンコクのインターナショナルスクールおすすめ7校を、学費の目安レンジ・カリキュラム・エリア(スクンビット/サトーン/バンナー等)・日本人家庭との相性まで含めて正直に整理します。学費早見表・カリキュラム別の選び方・入学時期(編入)・ED(教育)ビザまで一気にわかるので、読み終わる頃には、学費相場の全体像と「わが家に合う選び方」の軸が見えているはずです。
結論:バンコクで選べる学校(早見)
ここだけ読めば全体像がつかめます。この記事で扱う学校と、オンラインという選択肢を、同じ粒度で並べました。
- NIST International School — 対象年齢——3〜18歳/学費目安——年間約63万〜109万バーツ(約280万〜490万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- Bangkok Patana School — 対象年齢——2〜18歳/学費目安——年間約55万〜104万バーツ(約250万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- International School Bangkok (ISB) — 対象年齢——3〜18歳/学費目安——年間約80万〜120万バーツ(約360万〜540万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- Shrewsbury International School Bangkok Riverside — 対象年齢——3〜18歳/学費目安——年間約72万〜112万バーツ(約320万〜500万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- Harrow International School Bangkok — 対象年齢——1歳半〜18歳(寮は選択制)/学費目安——年間約70万〜104万バーツ(約320万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認。寮費は別途)
- St Andrews International School Bangkok (Sukhumvit 107) — 対象年齢——2〜18歳/学費目安——年間約36万〜85万バーツ(約160万〜380万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- Wells International School — 対象年齢——2〜18歳/学費目安——年間約24万〜52万バーツ(約110万〜230万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン) — 6〜18歳/2027年9月開校・現在は開校情報の登録受付中/対面インターのおよそ1/5の学費帯/日本語の支えあり。通学圏や学費が壁になる家庭の選択肢。

はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。
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バンコクのインターナショナルスクール事情と学費相場
バンコクとその近郊には、大小あわせて100校を超えるインターナショナルスクールが集まっています。英国式・米国式・IB(国際バカロレア)からケンブリッジ系、シンガポール系まで、カリキュラムの多様さはアジアでも屈指です。約5万人の日本人が暮らす都市でもあり、スクンビット(プロンポン・トンロー・エカマイ)を中心に、日本人の子どもを受け入れ慣れた学校が多いのも特徴です。近隣国の相場感を知りたい方は、シンガポールのインターナショナルスクールやマニラのインターナショナルスクールの記事もあわせてご覧ください。
学費相場は幅広く、年間およそ20万〜120万バーツ(約90万〜540万円※1バーツ≒4.5円換算)。名門校では年間100万バーツ(約450万円)を超える一方、郊外や中堅校なら20万〜50万バーツ台に収まる学校もあります。第三者データベースでもバンコクのインター校の平均学費は約57.5万バーツ、最安は約10万バーツ、最高は約116万バーツと報告されています(出典: International Schools Database)。さらに入学金・施設費(キャンパス開発費)・スクールバス代などが加わるため、総額で考えることが欠かせません。学費の内訳の考え方はインターナショナルスクールの学費内訳の記事で詳しく解説しています。※学費等は2026年7月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

バンコク インターナショナルスクール 学費早見表(2026-27・主要校)
まずは全体像を一枚で。主要7校の年間授業料レンジ(下の学年〜上の学年)を、エリア・カリキュラムとあわせて一覧にしました。円換算は1バーツ≒4.5円の概算です。授業料には入学金・施設費・スクールバス代は含まれません。
| 学校 | エリア | カリキュラム | 年間学費(THB) | 円換算(概算) |
|---|---|---|---|---|
| NIST International School | スクンビット(ソイ15) | IB一貫 | 約63万〜109万 | 約280万〜490万円 |
| Bangkok Patana School | バンナー | 英国式+IBDP | 約55万〜104万 | 約250万〜470万円 |
| International School Bangkok (ISB) | ノンタブリー(ニチャダ) | 米国式+IBDP/AP | 約80万〜120万 | 約360万〜540万円 |
| Shrewsbury (Riverside) | リバーサイド(チャオプラヤー川) | 英国式(A レベル) | 約72万〜112万 | 約320万〜500万円 |
| Harrow International School | ドンムアン(空港北側) | 英国式(寮選択制) | 約70万〜104万 | 約320万〜470万円 |
| St Andrews (Sukhumvit 107) | スクンビット107 | 英国式+IBDP | 約36万〜85万 | 約160万〜380万円 |
| Wells International School | オンヌット/スクンビット | 米国式(AP) | 約24万〜52万 | 約110万〜230万円 |
※2026年7月時点の各校公開情報にもとづく目安。学年・年度・オプションにより変動します。入学金(15万〜26万バーツ)・施設費・スクールバス代(年12万〜32万円程度)は別途。最新は各校公式サイトでご確認ください。
バンコクのインターナショナルスクールおすすめ7選
ここからは、知名度・カリキュラム・価格帯のバランスを考えて選んだ7校です。序列ではありません。お子さんとご家庭の状況によって、最適解は変わります。
1. NIST International School
NISTは、国連関係者の子どもたちのために設立された歴史を持つ、タイ初のフルIB校。スクンビット・ソイ15という市内中心の立地で、60を超える国籍の生徒が学ぶ多様性はバンコク屈指です。
- カリキュラム——IB一貫(PYP・MYP・DP)
- 対象年齢——3〜18歳
- 学費目安——年間約63万〜109万バーツ(約280万〜490万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——IB教育と国際色の豊かさを最優先し、市内中心の通学を望むご家庭。
2. Bangkok Patana School
Bangkok Patana Schoolは1957年創立、タイ最古の英国式インターナショナルスクール。緑豊かなバンナー地区の広大なキャンパスと、スポーツ・芸術まで含めた教育の総合力で長年の信頼を集めています。
- カリキュラム——英国式(IGCSE)+IBDP
- 対象年齢——2〜18歳
- 学費目安——年間約55万〜104万バーツ(約250万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——伝統と施設の充実を重視し、英国式で腰を据えて学ばせたいご家庭。
3. International School Bangkok (ISB)
ISBは1951年創立の米国式名門校。ノンタブリー県の住宅街ニチャダ・タニにあり、キャンパス周辺に住むファミリーコミュニティごと教育環境をつくっているのが特徴です。日本語の母語プログラムや日本人保護者会があり、日本人家庭の受け入れ経験も豊富です。
- カリキュラム——米国式+IBDP・AP
- 対象年齢——3〜18歳
- 学費目安——年間約80万〜120万バーツ(約360万〜540万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——米国式教育と手厚い日本語サポートを求める、郊外居住も選べるご家庭。
4. Shrewsbury International School Bangkok Riverside
Shrewsburyは、英国の名門パブリックスクールを母体とするリバーサイドの英国式校。学業成績の高さで知られ、英国トップ大学への進学実績も豊富です。
- カリキュラム——英国式(IGCSE・Aレベル)
- 対象年齢——3〜18歳
- 学費目安——年間約72万〜112万バーツ(約320万〜500万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——学業重視で、英国系大学進学まで見据えたいご家庭。
5. Harrow International School Bangkok
Harrow Bangkokは、450年の歴史を持つ英国ハロウ校の海外校第1号。ドンムアン地区の広大な敷地に、リーダーシップ教育とボーディング(寮)を備えた本格的な英国式教育を展開しています。
- カリキュラム——英国式(IGCSE・Aレベル)
- 対象年齢——1歳半〜18歳(寮は選択制)
- 学費目安——年間約70万〜104万バーツ(約320万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認。寮費は別途)
- こんな家庭に——英国伝統校のブランドと全人教育を求めるご家庭。空港北側エリアの居住者にも。
6. St Andrews International School Bangkok (Sukhumvit 107)
St Andrewsは、世界的な教育グループNord Angliaが運営する英国式校。日本人比率が比較的高く、日本語サポートに慣れた体制から、日本人駐在家庭の人気が最も高い学校のひとつです。名門校より学費を抑えられる点も魅力です。
- カリキュラム——英国式+IBDP
- 対象年齢——2〜18歳
- 学費目安——年間約36万〜85万バーツ(約160万〜380万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——英語が初めてのお子さんや、日本人コミュニティの安心感を大切にしたいご家庭。
7. Wells International School
Wellsは、オンヌットなどスクンビット沿いに複数キャンパスを持つ米国式の中堅校。名門校の半分以下の学費で米国式カリキュラムとアットホームな環境を提供しており、「手の届くインター」の代表格です。
- カリキュラム——米国式(AP)
- 対象年齢——2〜18歳
- 学費目安——年間約24万〜52万バーツ(約110万〜230万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
- こんな家庭に——学費を現実的な範囲に抑えつつ、インターナショナルスクールの環境を選びたいご家庭。
エリア別に見るバンコクのインターナショナルスクール
バンコクは「渋滞の街」。学校選びは、じつは住むエリアと通学時間で半分が決まると言っても過言ではありません。主要エリアの特徴を押さえておきましょう。
- スクンビット(プロンポン・トンロー・エカマイ・オンヌット)——日本人が最も多く暮らす中心エリア。NIST(ソイ15)、St Andrews(ソイ107)、Wells(オンヌット)などが通学圏。BTS沿線で通いやすく、日本語対応の病院・スーパーも充実。
- サトーン/シーロム(中心業務地区)——駐在オフィスが集まるエリア。市内校への通学や、リバーサイドのShrewsburyへ川沿いにアクセスしやすい立地です。
- バンナー(市内南東)——Bangkok Patanaの広大なキャンパスがある文教エリア。緑が多く、ファミリー向けの住宅も豊富です。
- ノンタブリー(ニチャダ・タニ)——ISBを中心にした「学校の街」。キャンパス周辺に外国人ファミリーのコミュニティが形成されています。
- ドンムアン(空港北側)——Harrowの広大な敷地があるエリア。市内中心からは距離がありますが、空港北側に住むご家庭には好立地です。
渋滞を考えると、朝の通学に片道1時間かかることも珍しくありません。「憧れの学校」より「毎日無理なく通える学校」を優先したご家庭のほうが、結果的に長続きしています。
カリキュラム別の選び方——IB・英国式・米国式のどれが合う?
バンコクの学校は大きく3つのカリキュラムに分かれます。将来の進路(帰国・海外大学・現地進学)から逆算すると、迷いが減ります。
| カリキュラム | 特徴 | 代表校 | 向いている進路 |
|---|---|---|---|
| IB(国際バカロレア) | 探究型・世界共通の資格。世界中の大学に出願しやすい | NIST・Patana・ISB(DP) | 海外大学を幅広く視野に入れたい家庭 |
| 英国式(IGCSE・Aレベル) | 科目を絞って深く学ぶ。英国系大学に強い | Shrewsbury・Harrow・St Andrews | 英国・英連邦の大学進学を見据える家庭 |
| 米国式(AP) | 幅広く学ぶ総合型。米国大学と相性がよい | ISB・Wells | 米国大学や柔軟な進路を望む家庭 |
カリキュラムごとの違いの整理は、日本語維持の観点も含めて学費・仕組みの記事もご参照ください。
バンコクのインターナショナルスクールの入学試験(受験)——主要校は何を見るのか
結論から言うと、この記事で紹介した7校の公式情報を見る限り、日本の中学受験のような「一斉に筆記試験を受けて点数順に合否が出る」形式ではありません。出願書類(前籍校の成績表・推薦状など)を確認したうえで、英語力の評価、学年相当の英語・算数(数学)の評価、面接や体験授業を組み合わせ、「受け入れられるか」「どの学年・どの英語サポートが合うか」を個別に判断する流れが中心です。
一方で、Shrewsbury は自らを「selective(選抜制)」と明記しており、人気校・人気学年では空きが出るまでウェイティングになることもあります。「試験がやさしい」というより、「書類・英語力・空席の3つがそろって初めて入れる」と考えておくと準備しやすくなります。
主要7校の選考内容・出願料・ウェイティング・英語サポート(公式情報のみ)
| 学校 | 選考内容(公式に記載のあるもの) | 出願料など(返金なし) | ウェイティング | EAL(英語サポート) |
|---|---|---|---|---|
| NIST International School | 小学部は個別または少人数での評価、中等部は学年相当のテスト。学年により面接。前籍校の成績表と教員の推薦フォームを提出 | 出願料6,000バーツ+評価料2,500バーツ | あり(wait pool) | あり。英語初級者の受け入れは小学部のみ、中等部は中級以上が対象 |
| Bangkok Patana School | 前籍校の成績表・推薦状・学校からの非公開推薦フォーム・作文サンプル・評価結果をもとに判断 | 5,500バーツ(2026年8月1日以降の出願) | あり(満員の学年は waiting pool) | あり。Year1〜9で学校が必要と判断した場合は参加必須・別料金 |
| International School Bangkok (ISB) | 学年に応じて評価テストと家族面接。学年や経歴により英語力を評価。成績証明・推薦状を提出 | 4,700バーツ | 公式未掲載 | あり。英語初級者の受け入れは小・中学部のみ、高校は中級以上が対象 |
| Shrewsbury International School Bangkok Riverside | 選抜制。評価内容は年齢・入学学年で異なる。出願前に成績表の提出を求められることあり。直近2年分の成績表(英訳)を提出 | 5,000バーツ | あり(条件を満たし空席がない場合) | あり。入学時に英語力を評価し、EY1〜Year13で専門スタッフが支援 |
| Harrow International School Bangkok | 英語・数学の評価と面接(低学年は授業内での評価もあり)。寮希望者は寮監との面接も。前籍校からの非公開の推薦を依頼 | 5,000バーツ(評価日の前に支払い) | あり | あり。Prep・Year9で英語の授業を増やす「Fast Track English」 |
| St Andrews International School Bangkok (Sukhumvit 107) | 書類審査の後、英語・算数の評価、校長などとの面談、体験授業。Year3〜6は作文・算数の評価と適性テスト、中等部は英語評価・適性テスト・面接。直近2年分の成績表(英訳)を提出 | 5,000バーツ | あり | あり。Year1から定員限定で受け入れ、別料金(2026-27年度は年70,000〜90,000バーツ) |
| Wells International School | Grade1〜12は全員が入学テスト。Grade1〜2は筆記の基礎学力テスト、Grade3〜12は英語読解(DORA)・数学(ALEKS)・作文・個人面接 | 登録料5,000バーツ(2026-27年度) | 公式未掲載 | あり。通常クラスに入れない生徒のみESL(別料金) |
※各校公式サイトの Admissions/学費ページで2026年10月6日に確認した内容です。「公式未掲載」は、確認した公式ページに記載が見当たらなかった項目で、制度が無いという意味ではありません。金額・手順は年度や学年で変わるため、出願前に必ず各校へ直接ご確認ください。
日本人家庭が今から準備しておきたい3つのこと
- 直近2年分の成績表を英訳しておく——St Andrews・Shrewsbury・Wells は直近2年分の成績表を求めています。通知表の英訳は時間がかかるので、辞令が出る前から手配しておくと安心です。
- 前籍校の先生に推薦状(推薦フォーム)をお願いする段取りをつける——NIST・Patana・ISB・Harrow は推薦状や学校からの非公開の推薦を求めています。日本の学校に英語のフォームが届くことを、担任の先生へ早めに伝えておきましょう。
- 英語力の現状を把握し、EALの条件を学校ごとに確かめる——NIST と ISB は、高学年では英語初級者を受け入れていません。中学生以上で英語に不安がある場合は、EALの対象学年・定員・追加費用を最初の問い合わせで確認するのが近道です。
出願料のほかにかかる授業料・入学金の目安は、上の「バンコク インターナショナルスクール 学費早見表」にまとめています(主要7校の年間授業料は約24万〜120万バーツ、2026年7月時点の各校公開情報にもとづく目安)。
出典(確認日:2026年10月6日):
NIST:Admissions Process/FAQs
Bangkok Patana:Policies and Placement/School Fees Announcement 2026/27(PDF)
ISB:Admissions Process/Tuition and Fees/EAL
Shrewsbury Riverside:Admission Process/Criteria/English Support
Harrow Bangkok:Apply Now/Schedule Assessment/FAQs
St Andrews Sukhumvit 107:Admissions Handbook 2026-2027(PDF)
Wells:Admissions Procedure/School Fees 2026-2027(PDF)
入学時期・編入・ED(教育)ビザの基礎知識
駐在の辞令はタイミングを選べないもの。だからこそ、入学の仕組みを先に知っておくと動きやすくなります。
- 学年の始まり——多くの英国式・IB校は8月始まりの3学期制、米国式も8月始まりが中心です。日本の4月始まりとは半年ずれる点に注意。
- 編入(年度途中の入学)——空席があれば学期途中の編入を受け入れる学校も少なくありません。人気校・人気学年はウェイティングが出るため、辞令が出たらすぐに問い合わせを。
- 入学に必要な書類——直近の成績表・在籍証明・パスポート・予防接種記録などが一般的。英語力テストや面接を課す学校もあります。
- ED(教育)ビザ——学齢期の子どもは通学先の在籍を根拠にNon-Immigrant EDビザを取得するのが一般的です。手続きは学校がサポートしてくれるケースが多いので、出願時に確認しましょう。
比較でわかる、わが家に合う選び方
7校を眺めると、バンコクの選択肢は大きく「大手・名門インター」「中堅・新興インター」、そして通学しない「オンライン国際校」の3タイプに整理できます。それぞれの得意・不得意を、正直にくらべてみましょう。

大手インターの施設と伝統は、やはり対面ならではの価値です。一方で、費用の総額、渋滞の街バンコクでの送迎負担、帰国後を見据えた日本語の支えまで考えると、「名門に入れるか」より「わが家が何年も続けられるか」が本当の分かれ道になります。オンライン国際校という選択肢のしくみは、オンラインでの学びのしくみを見る →で紹介しています。

バンコクだけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。あわせて、インターナショナルスクールの学費はなぜ高いのか(相場の内訳と、対面の約1/5に下げる方法)で、費用の構造そのものを分解しています。
学費や通学が壁なら——「オンライン」という第8の選択肢
「良い学校は分かった。でも年間数百万円は続けられない」「郊外校への送迎が現実的でない」「数年後の帰国が決まっている」——そんなご家庭に、8つ目の選択肢として私たちオンラインインターナショナルスクールのNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)をご紹介させてください。NGAは2027年9月に開校するオンライン・インターナショナルスクールです。運営は株式会社NIJIN。日本で運営するオルタナティブスクール・NIJINアカデミーには、すでに1000名以上の子どもたちが学んでいます。
特徴は3つ。テストの点数で子どもを並べない脱偏差値の学びであること。少人数の対話を通じて「自分と世界を、好きになる」ことを土台にすること。そして学費は対面インターの約5分の1を目指していること。日本語の支えを前提に少しずつ英語に触れられる設計なので、英語が初めてのお子さんでも始められ、バンコクから帰国した後も同じ環境で学び続けられます。正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれから積み上げる段階です。対面校の校庭や施設と同じ体験は提供できません。だからこそ、7校と公平にくらべたうえで、合うと感じたときに選んでいただければと思います。
よくある質問
バンコクのインターナショナルスクールは何歳から入れますか?
多くの学校が2〜3歳の幼児クラスから受け入れています。ただし人気校は幼少期からウェイティングが出ることもあり、駐在の辞令が出たら早めの問い合わせが安心です。年齢基準(学年の区切り)が日本と異なる点も確認しましょう。
バンコクのインターナショナルスクールの学費はいくらくらいですか?
年間およそ20万〜120万バーツ(約90万〜540万円)が目安です。名門校は100万バーツ超、中堅校は20万〜50万バーツ台まで幅があります。授業料に加えて入学金(15万〜26万バーツ)・施設費・スクールバス代がかかるため、総額で見積もることが大切です。詳しくは上の学費早見表をご覧ください。
日本語のサポートがある学校はありますか?
あります。ISBの日本語母語プログラムのように日本語学習を支える学校や、St Andrewsのように日本人比率が高く受け入れ経験の豊富な学校があります。帰国予定があるご家庭は、英語力の伸びと同じくらい「日本語をどう保つか」を入学前に確認しておくと、帰国後の負担が変わります。
英語が初めてでも入学できますか?
多くの学校がEAL(第二言語としての英語)サポートを備えており、英語が初めてのお子さんも受け入れています。ただしサポートの手厚さや追加費用は学校ごとに差があるため、「EALがどこまで授業料に含まれるか」を出願時に必ず確認しましょう。日本人比率の高いSt Andrewsなどは、英語に不安のあるご家庭に選ばれやすい学校です。
年度途中の編入はできますか?
多くの学校が8月始まりの3学期制ですが、空席があれば学期途中の編入を受け入れる学校も少なくありません。駐在のタイミングは選べないもの。定員・入学条件・編入時期の扱いは学校ごとに異なるため、必ず各校に直接確認してください。
「どの学校か」の前に、「どんな数年間にしたいか」を。
バンコクは、世界でも有数の教育の選択肢に恵まれた街です。だからこそ、ランキングや知名度に引っ張られず、お子さんの性格・家計・帰国後の道筋から逆算して選んだご家庭が、いちばん後悔していません。名門への通学も、手の届く中堅校も、そしてオンラインも——どれもが「正解になり得る」時代です。あなたとお子さんに合う一つが見つかりますように。
移住という選択肢を、費用から考える
- 教育移住とは?人気国ランキングと費用・後悔しないコツ——国選びの軸を出典つきで整理
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ほかの都市のインターナショナルスクールガイド
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