稲毛国際中等教育学校の偏差値・倍率は?NIJIN GLOBAL ACADEMYとの違い【2027年度入試】

稲毛国際中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違いを解説する記事のアイキャッチ

千葉市立稲毛国際中等教育学校の偏差値は、学校や千葉市教育委員会が出す数字ではありません。大手模試のONETES(旧・首都圏模試センター)が公表している「2027年中学入試予想偏差値一覧(合格率80%・11月版)」では、男子64・女子64です(2026年10月30日確認)。ただし偏差値は模試によって母集団が違い、同じ学校でも数字が大きく変わります。公式の数字で見ると、令和8年度(2026年度)入試は募集定員140名に対して志願者724名、志願倍率5.2倍、二次検査の受検倍率は2.0倍でした。学費は、前期課程(中学段階)の授業料は無料で入学金もなく、学校公式のFAQでは前期課程の年間諸経費を293,960円程度(令和8年度予定額)としています。

「稲毛国際中等教育学校 偏差値」と調べているあなたは、「うちの子は届くのか」「適性検査ってどんな試験なのか」「公立なら本当にお金はかからないのか」を知りたいのだと思います。この記事では、まず千葉市教育委員会と学校の公式情報でその問いに答え、そのうえで、オンラインで学ぶNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)とは何が違い、どんな家庭にどちらが合うのかを、どちらかを持ち上げることなく整理します。

目次

結論:稲毛国際中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違い(早見)

  • 学費・費用:稲毛国際中等教育学校は公立なので、前期課程(1〜3年)は授業料なし・入学金なし。前期課程の年間諸経費は293,960円程度(令和8年度予定額・公式FAQ)。後期課程(4〜6年)は高校段階の授業料の対象で、国の高等学校等就学支援金でまかなうしくみです。NGAは非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)。
  • 入試と偏差値:稲毛国際は一次検査(適性検査Ⅰ・Ⅱ)と二次検査(適性検査Ⅲ・グループ面接)、報告書・志願理由書で総合的に選ぶ公立の入学者選抜です。偏差値はONETESの2027年入試予想(合格率80%・11月版)で男女とも64ですが、模試により異なります。NGAは学力選抜で偏差値をつける学校ではなく、偏差値はありません。
  • 英語の比重:稲毛国際は前期課程の3年間で英語595時間を少人数で学び、外国人教員によるオールイングリッシュの授業もあります。卒業までにCEFR B2程度(英検準1級程度)を目指すとしています。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ設計です。
  • 出願資格:稲毛国際は、原則として保護者とともに千葉市内に住み、入学後も市内に住み続けることが条件です。帰国生向けの別枠の入試は、募集要項に記載がありません。
  • 通い方・対象:稲毛国際は千葉市美浜区高浜の校舎に6年間通う中高一貫の学校で、入口は小学校卒業の時点です(令和7年度以降、高校からの募集はありません)。NGAはオンラインで6〜18歳が対象。住む場所を選ばず、今の学校に籍を置いたまま併用することもできます。
夕方の台所で、小学生の娘がノートを見せながら話し、料理中の母親が耳を傾けている様子
お子さんが今日学んだことを話してくれる時間。受検するかどうかも、まずはその声から考えたいところです。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

「通えるインターが近くにない」ご家庭へ

NIJIN GLOBAL ACADEMYは、校舎を持たないオンラインのインターナショナルスクールです。日本の学校に通いながら世界とつながって学べます(ダブルスクール)。対面インターのおよそ1/5の学費。

🎁 ご登録の方に学校案内PDF(日本語版・英語版)を自動返信でその場でお届けします。学費・体験クラスの先行案内もいち早くお送りします。

    登録は無料。いつでも解除できます。

    オンラインインターナショナルスクール NIJIN GLOBAL ACADEMYってどんな学校? 特徴と1日の流れを見る →

    開校情報を無料で受け取る学校案内PDFをその場でお届け

    稲毛国際中等教育学校とは——基本情報

    千葉市立稲毛国際中等教育学校は、2022年(令和4年)4月に開校した、千葉市立の中等教育学校です。母体は1979年に開校した千葉市立稲毛高等学校と、2007年に開校した同校の附属中学校で、中高一貫の「併設型」から、6年間を1つの学校で学ぶ「中等教育学校」へ年次進行で移ってきました。附属中学校は2024年3月に閉校し、学校公式の「移行スケジュール」によると、令和9(2027)年度には6学年すべてが中等教育学校になる予定です。

    稲毛高校は1990年に国際教養科を設け、2003年からは文部科学省のスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)研究開発指定校(2006年からの第2次指定は2009年まで)として英語教育の研究を続けてきました。学校像は「地域・世界・未来を切り拓くグローバル・リーダーの育成」です。

    項目 内容(公式情報・2026年10月30日確認)
    所在地 千葉県千葉市美浜区高浜3-1-1
    設置者・校種 千葉市(市立)。中等教育学校(一条校・6年制の中高一貫)
    開校 2022年4月(母体の稲毛高校は1979年、附属中学校は2007年開校)
    共学・別学 共学(募集定員に男女別の枠は設けない)
    募集定員 第1学年140名(令和9年度募集要項)
    課程 前期課程(1〜3年・中学段階)/後期課程(4〜6年・高校段階、単位制)
    国際的な認定(IB等) 公式サイトに記載なし
    高校からの入学 令和7年度以降、高校入学生の募集はなし(移行スケジュール)
    稲毛国際中等教育学校を見る3つのポイント(前期課程は授業料なしで諸経費は年29万円程度・入試は適性検査と面接の二段階で倍率は約5倍・英語は前期3年で595時間)を示した図解
    公立なので学費の形はシンプル。そのぶん、倍率と適性検査の中身を知っておくことが大切です。

    稲毛国際中等教育学校の学費・費用(公立・公式)

    私立の中高一貫校と違い、稲毛国際には「入学金+授業料+施設費」という形の学費はありません。学校公式の「よくある質問」と国の就学支援金の案内をもとに、6年間でかかるお金を整理します。千葉県内のほかの国際系の学校やインターナショナルスクールの費用とまとめて比べたい場合は、千葉県のインターナショナルスクールも参考にしてください。

    項目 内容(公式・2026年10月30日確認)
    入学金 なし
    前期課程(1〜3年)の授業料 無料
    前期課程の年間諸経費 293,960円程度(令和8年度予定額)。内訳は公式サイトに記載なし
    後期課程への進級料 5,650円(4年生に上がるとき)
    後期課程(4〜6年)の授業料 高校段階の授業料の対象。国の高等学校等就学支援金(公立全日制の上限は年額118,800円、令和8年度から所得制限なし)でまかなうしくみ。授業料の額は学校公式サイトに記載なし
    後期課程の諸経費・積立金 公式サイトに記載なし
    制服 上下で39,000円程度。スラックス13,750円、スカート14,850円、夏服用ニットベスト4,675円(予定額)
    海外語学研修 全員参加で6年間に1回、2週間程度。前回はおよそ50万円(物価や燃料費で変わることがある)
    入学検査料 2,200円(令和9年度募集要項)

    就学支援金は、国が学校に授業料として支払うしくみです。文部科学省の「高等学校等就学支援金・新制度の概要」によると、令和8年度からの新制度では所得制限がなくなり、支給上限額は公立で年額118,800円です。対象には中等教育学校の後期課程も含まれています。後期課程の授業料が実際にいくらで、支援金でどこまでまかなわれるかは、入学後の案内で必ず確認してください。また、千葉市は市立高校生向けの「千葉市育英資金」の対象に、稲毛国際の後期課程を含めています。

    ここから、公式に金額が出ているものだけで6年間の目安を計算してみます。前期課程の諸経費が3年間とも令和8年度予定額と同じだったと仮定した場合です。

    • 前期課程3年間の諸経費:293,960円×3年=881,880円
    • 公式に金額があるその他の費用:進級料5,650円+制服(上下)39,000円程度+海外語学研修およそ50万円(前回実績)
    • 合計の目安:881,880円+5,650円+39,000円+500,000円=1,426,530円程度(後期課程の諸経費・積立金、教材費、通学費は含まない)

    後期課程の諸経費は公式サイトに記載がないため、6年間の総額は計算できません。説明会や学校への問い合わせで確認するのが確実です。数字から見えるのは、授業料がかからない公立でも、前期課程の諸経費と海外語学研修を合わせると、公式に金額が出ている費用だけで100万円を超える目安になる、ということです。

    入試と偏差値——適性検査(一次・二次)と面接

    稲毛国際の入試は、学力検査ではなく「適性検査」を使う公立の入学者選抜です。2027年4月に入学する令和9年度入試の内容と日程は、千葉市教育委員会の「入学者募集要項」と「基本方針」で確認できます。

    段階 内容(令和9年度募集要項) 日程
    出願 出願登録サイトで志願者情報を登録し、検査料2,200円を納入。入学願書は小学校の校長の証明を受けて郵送 登録2026年10月1日〜11月4日、願書は11月5日〜9日必着
    一次検査 適性検査Ⅰ(45分):文章や図・表・データを読み取り、分析し、文章で表現する力。適性検査Ⅱ(45分):自然科学的・数理的な問題を分析・考察し、思考・判断して表現する力 2026年12月5日(土)、結果12月11日(金)
    二次検査の候補者 一次検査の結果で、募集定員の2倍程度を二次検査の受検候補者に選ぶ —
    二次検査 適性検査Ⅲ(45分・放送による検査を含む):小学校の外国語の授業で学んだ内容をもとに思考・判断する力と、筋道の通った日本語の文章を書く力。面接(グループ面接):進路への目的意識、学ぼうとする意欲、聞く力・話す力など。志願理由書と小学校の報告書を提出 書類2027年1月7日〜12日必着、検査1月24日(日)、結果2月1日(月)
    選抜方法 報告書・志願理由書などの書類審査と、一次・二次検査の結果から、能力・適性・意欲などを総合的に判定 入学確約書は2月3日(水)正午まで

    出願できるのは、令和9年3月に小学校等を卒業する見込みで、保護者とともに千葉市内に住み、入学後も市内に住み続ける人です。千葉市外に住んでいて3月末までに保護者と市内へ転居することが確実な場合は、校長の承認を得て志願できますが、令和9年度入試は2026年9月4日までに教育委員会へ電話で問い合わせる必要がありました。また、ほかの公立中等教育学校や公立の併設型中学校との併願はできません。帰国生向けの別枠の入試は、募集要項に記載がありません。

    次に、千葉市教育委員会が公表している倍率です。

    年度 募集定員 志願者(志願倍率) 一次検査受検者(受検倍率) 二次検査受検者(受検倍率)
    令和8年度(2026年度) 140名 724名(5.2倍) 700名(5.0倍) 275名(2.0倍)
    令和7年度(2025年度) 160名 740名(4.6倍) 717名(4.5倍) 313名(2.0倍)
    令和6年度(2024年度) 160名 747名(4.7倍) 733名(4.6倍) 303名(1.9倍)

    志願者の数は3年間ほぼ同じですが、令和8年度に募集定員が160名から140名に減ったため、倍率は5倍台に上がりました。一次検査を受けた700名のうち、二次検査を経て定員の140名に入る、という計算になります。

    偏差値について:偏差値は、学校や千葉市教育委員会が出す数字ではなく、民間の模試が出す目安です。ONETES(旧・首都圏模試センター)の「2027年中学入試予想偏差値一覧(合格率80%・11月版)」では、稲毛国際(12月5日実施)は男子64・女子64と掲載されています(2026年10月30日確認)。ただし、模試によって受ける子どもの層が違うため、ほかの模試ではまったく違う数字になることがあります。適性検査は教科ごとの知識よりも、資料を読み取って考え、文章で表す力を見る試験なので、偏差値だけでは準備の度合いを測りきれない面もあります。お子さんの位置を知りたい場合は、受けている模試の判定資料で確認するのが確実です。

    公式の数字から読み取れることもあります。一次で定員の約2倍まで絞られ、二次ではもう一度適性検査と面接があり、さらに報告書と志願理由書も判定の資料になります。「偏差値がいくつなら受かる」よりも、「何を書かされ、何を話す試験か」を先に確かめるのが、この学校の入試の向き合い方です。偏差値という物差しそのものについては、インターナショナルスクールに偏差値はある?でも解説しています。

    英語とカリキュラム——どれくらい英語で学ぶのか

    学校公式の「中等教育課程」によると、前期課程の3年間で英語を595時間、数学を525時間学び、どちらも少人数で指導します。英語は今はクラスを2つに分けた少人数で、日本人の先生による授業、日本人と外国人の先生が一緒に行う授業、外国人の先生が一人で行うオールイングリッシュの授業など、目的に合わせていくつもの形があります。目標は、卒業までにCEFR B2程度(英検準1級程度)の英語力です。

    前期課程は基礎を固める期間で、できる範囲で高校段階の内容を先取りします。後期課程は単位制で、文系・理系を問わず多様な選択科目から選べます。総合的な探究の時間は「Inage Quest」と呼ばれています。全員が参加する海外語学研修は6年間に1回で、一人の生徒が行くのは1か国、希望を聞いて調整するとしています。学校公式のFAQでは、塾に通うことを前提にしておらず、昼休みや放課後に質問や補習を活用する生徒が多いと説明しています。

    つまり稲毛国際は、日本語で教科を学ぶ日本の学校の中で、英語の時間と少人数の授業を厚くとる学び方です。英語以外の教科を英語で学ぶ授業やIBのプログラムについては、公式サイトに記載がありません。進学実績は、附属中学校から入学した生徒の過去5年間の進学状況が学校案内パンフレットに掲載されています。一条校とインターナショナルスクールで卒業資格や進路の考え方がどう違うかは、一条校・インター・オルタナティブスクールの違いで整理しています。

    稲毛国際中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを比べる(公式情報で確認した比較表)

    ここからがNGAとの比較です。どちらが上という話ではなく、「そもそも種類が違う学校」なので、何が違うのかを項目ごとに並べます。

    観点 稲毛国際中等教育学校 NIJIN GLOBAL ACADEMY
    学校の種類 千葉市立(公立)の中等教育学校。一条校・6年制の中高一貫 オンライン・インターナショナルスクール。一条校ではない
    学費(初年度) 入学金なし・前期課程の授業料なし。年間諸経費293,960円程度(令和8年度予定額)+制服など 非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    入試・偏差値 一次(適性検査Ⅰ・Ⅱ)と二次(適性検査Ⅲ・グループ面接)+報告書・志願理由書。令和8年度の志願倍率5.2倍。偏差値は模試により異なる(ONETES 2027年入試予想・合格率80%で男女64) 学力選抜で偏差値をつける学校ではない(偏差値はない)
    英語の比重 前期3年で英語595時間(少人数)、外国人教員のオールイングリッシュ授業あり。卒業までにCEFR B2程度が目標 日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ
    出願資格・帰国生枠 保護者と千葉市内に住み、入学後も市内に住むこと(校長承認の例外あり)。帰国生向けの別枠は募集要項に記載なし 学力入試(偏差値)がない(選考方法の詳細は未公表)
    通い方・場所 千葉市美浜区高浜の校舎に通学 オンライン。地方・海外在住でも参加できる。今の学校と併用も可
    対象学年 中学1年〜高校3年に当たる6年間(小学校卒業時に入学) 6〜18歳
    開校・実績 2022年開校(母体の稲毛高校は1979年、附属中は2007年開校)。附属中入学生の進学実績は学校案内に掲載 2027年9月開校(予定)、2027年4〜5月にプレ開校。実績はこれから
    稲毛国際中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを、校舎と部活・行事、英語で教科を学ぶ機会、学力入試の有無、住む場所の自由、今の学校との併用、小学生のうちから学べるかの6観点で比べた○△×の比較図
    校舎での6年間と公立ならではの費用の軽さは稲毛国際の強み。NGAは住む場所と年齢の壁がないことが違いです。

    出典:千葉市教育委員会(令和9年度千葉市立稲毛国際中等教育学校入学者募集要項・基本方針・入学者選抜日程、令和6〜8年度の二次検査受検者数および受検倍率、奨学金等の案内)、千葉市立稲毛高等学校・国際中等教育学校 公式サイト(学校紹介、沿革、移行スケジュール、中等教育課程、よくある質問)、文部科学省(高等学校等就学支援金・新制度の概要)、ONETES(2027年中学入試予想偏差値一覧・11月版)。2026年10月30日確認。NGAの情報は運営元の株式会社NIJINによるものです。

    正直に言えば、公立ならではの費用の軽さ、少人数で毎日のように積み重ねる英語の授業、同じ校舎で6年間を過ごす友人関係、部活動や行事、そして日本の中学・高校の卒業まで一つの学校で進める安心感——これらはNGAでは同じ形では得られません。一方で、稲毛国際で学ぶには、千葉市内に住み、小学6年生で適性検査と面接を受けて約5倍の倍率を越える必要があります。その「前提」が合わない家庭や、小学生のうちから英語で学ぶ時間を持ちたい家庭にとっての選択肢がNGAです。

    明るい図書館で、母親と小学生の息子が英語の絵本を一緒に読んでいる様子
    受検まで、あるいは受検をしない道でも。英語で考える時間を毎日の中に少しずつ増やすという選び方があります。

    こういう家庭には稲毛国際中等教育学校、こういう家庭にはNGA

    学校選びに正解はひとつではありません。よくある4つのパターンで考えてみます。

    1. 千葉市内に住み、公立の中高一貫で英語を厚く学びたい家庭には稲毛国際

    千葉市内に住んでいて、中学から高校までの6年間を一つの学校で過ごしたいなら、稲毛国際は「公立の費用で、英語の時間を厚く取れる」数少ない選択肢です。高校受験がないぶん、6年間を通した学びの計画を立てやすくなります。準備としては、資料を読み取って自分の考えを文章にまとめる力や、面接で自分の言葉で話す力が大切になります。中学受験と英語の学びをどう両立させるかは、中学受験と英語は両立できる?でまとめています。

    2. 国際系の公立・国立校を広く比べたい家庭には、他校との違いも

    同じ「国際」を名前に持つ学校でも、入る時期や入試の形はかなり違います。たとえば都立国際高校は高校から入る学校で、東京学芸大学附属国際中等教育学校は国立の中等教育学校です。ほかの学校との違いは、都立国際高校とNGAの違いや東京学芸大学附属国際中等教育学校とNGAの違いも読んでみてください。

    3. 千葉市外・海外に住んでいる、または受検の負担を避けたい家庭にはNGA

    稲毛国際は千葉市内に住むことが出願の前提で、入口は小学校卒業の時点です。「千葉市の外や海外に住んでいて通えない」「小学6年生で倍率5倍の検査を受けることが、今のお子さんには合わない」という家庭にとっては、条件そのものが合いません。NGAには学力選抜で偏差値をつける入試がなく、オンラインなので住む場所を選びません。順位をつけない少人数の対話中心の授業で、日本語の支えを前提に英語で教科を学んでいきます。

    4. 併用(ダブルスクール)という使い方

    選択は「どちらか一方」だけではありません。たとえば、地元の小学校に通いながら、放課後や週末にNGAで英語で教科を学ぶ時間を足す、という使い方ができます。NGAは一条校ではないため、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できます。稲毛国際を目指す場合も、小学生のうちに英語で考え、英語で話す時間を持つことは、英語の多い6年間に入る前の土台の一つになり得ます(合否を約束するものではありません)。具体的な時間の使い方はダブルスクールという選び方で紹介しています。

    稲毛国際中等教育学校かNGAか、併用かを決める3ステップ(千葉市内に住み通えるか・適性検査と面接に向けて準備するか・受検までの英語の時間をどう足すか)の図解
    住む場所・受検するかどうか・それまでの英語の時間の3つを順に考えると、家庭に合う形が見えてきます。

    学費・通学・受験が壁なら——オンラインという選択肢

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、株式会社NIJINが運営する、2027年9月開校(予定)のオンライン・インターナショナルスクールです。2027年4〜5月には体験クラスとしてプレ開校を予定しています。NIJINが日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、1000名以上の子どもたちが在籍しています。

    • 対象は6〜18歳。脱偏差値(順位をつけない)で、少人数の対話中心の授業
    • 英語で教科を学ぶ。ただし日本語の支えを前提に、少しずつ英語の比重を上げていく
    • 大切にしている言葉は「自分と世界を、好きになる」
    • 学費は非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    • 学力入試(偏差値)がない。一条校ではないため、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できる

    正直にお伝えしておくと、NGAは開校前で、実績はこれからです。校舎での毎日の生活や部活、行事と同じ体験は、オンラインでは提供できません。そのうえで、「住んでいる場所」「受検の時期」「偏差値という物差し」の壁で、英語で学ぶ環境をあきらめかけている家庭に、別の道を用意したいと考えています。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    よくある質問

    Q. 稲毛国際中等教育学校の偏差値はどれくらいですか?

    A. 偏差値は学校や千葉市教育委員会が公表する数字ではなく、民間の模試が出す目安です。ONETES(旧・首都圏模試センター)の2027年中学入試予想偏差値(合格率80%・11月版)では男子64・女子64ですが、模試によって数字は大きく変わります。公式の数字では、令和8年度は募集定員140名に志願者724名で志願倍率5.2倍、二次検査の受検倍率は2.0倍でした。偏差値の考え方はこちらのFAQで解説しています。

    Q. 千葉市外に住んでいても受けられますか?

    A. 原則として、保護者とともに千葉市内に住み、入学後も市内に住み続けることが条件です。市外に住んでいる場合は、3月末までに保護者と市内へ転居することが確実であるなどの条件を満たし、校長の承認を得る必要があります。令和9年度入試では、その問い合わせの期限は2026年9月4日でした。詳しくは千葉市教育委員会の教育改革推進課に確認してください。

    Q. 帰国生向けの入試はありますか?

    A. 令和9年度の募集要項には、帰国生向けの別枠の入試の記載はありません。海外から戻る家庭は、出願資格(千葉市内に住んでいること)や転入の扱いを、学校や教育委員会に直接確認してください。

    Q. 6年間でいくらかかりますか?

    A. 前期課程は授業料なし・入学金なしで、年間諸経費は293,960円程度(令和8年度予定額)です。これを3年分にし、進級料5,650円、制服の上下39,000円程度、海外語学研修の前回実績およそ50万円を足すと、1,426,530円程度になります。後期課程の授業料は国の就学支援金でまかなうしくみですが、後期課程の諸経費や積立金は公式サイトに記載がないため、6年間の総額は学校に確認してください。

    Q. NGAに入試はありますか?稲毛国際と併用できますか?

    A. NGAは学力選抜で偏差値をつける学校ではなく、偏差値はありません。選考方法の詳細は、現時点ではまだ公表していません。NGAは一条校ではないため、制度上は日本の学校に在籍したまま放課後や週末に学ぶ「ダブルスクール」の形がとれます。どちらかといえば、受検前の小学生の時期や、千葉市外に住む家庭の使い方として考えるのが現実的です。

    どの道を選んでも、お子さんが自分の言葉で世界とつながれるように

    小学6年生で稲毛国際を目指すことも、今の学校を続けながら英語で学ぶ時間を足すことも、どちらもお子さんの未来を真剣に考えた選択です。模試の偏差値が思うように伸びない時期があっても、住んでいる場所が千葉市から遠くても、それで英語で学ぶ道が閉ざされるわけではありません。大事なのは、偏差値や倍率の数字だけで決めるのではなく、お子さんが「どんな場所で、どんな言葉で、誰と学ぶと一番のびのびできるか」を家族で話し合うことだと思います。

    もしその答えの中に「オンラインで、順位をつけずに、英語で学ぶ」という形が入りそうなら、NGAの開校情報を受け取って、ゆっくり比べてみてください。急いで決める必要はありません。

    開校情報をメールで受け取る →

    ※学費・入試情報は2026年10月30日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    出典(2026年10月30日確認)

    よかったらシェアしてね!Share this article!

    X Threads Facebook LINE WhatsApp
    2027年9月開校

    NIJIN GLOBAL ACADEMYの
    開校情報を受け取りませんか?

    手の届く学費で、世界とつながるオンラインインターナショナルスクール。
    入学案内・体験クラス・最新ニュースを、いち早くメールでお届けします。

    開校情報をメールで受け取る

    登録は無料。いつでも解除できます。

    Opening September 2027

    Get NIJIN GLOBAL ACADEMY
    opening updates

    An affordable online international school that connects your child with the world.
    Admissions news, trial classes and the latest updates — straight to your inbox.

    Get opening updates by email

    Free to join. Unsubscribe anytime.

    目次