開智望中等教育学校の学費・偏差値・入試は?IBの6年総額とNGAとの違い【2027年度入試】

開智望中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違いを解説する記事のアイキャッチ

開智望中等教育学校の学費は、公式の2027年度(令和9年度)生徒募集要項によると、入学金250,000円、授業料540,000円(年額)、教育充実費128,000円(年額)、諸会費52,000円(年額)で、学費と諸会費を足した初年度の合計は970,000円です(2026年10月30日確認)。これとは別に、積立金(各学年200,000円前後・余剰金は卒業時に返金)と制服などの指定用品代(230,000円程度)がかかり、5年(高2)でDPコースに進むと国際教育費350,000円(年額)が加わります。偏差値は学校が公表する数字ではなく、模試や入試回によって異なります。

「開智望 学費」と調べているあなたは、お子さんの中学受験を考えながら、「6年間で結局いくらかかるのか」「国際バカロレア(IB)の学校だと、どれくらい英語で学ぶのか」「帰国生でなくても英語コースに入れるのか」を知りたいのだと思います。この記事では、まず開智望中等教育学校と併設の開智望小学校の公式情報でその問いに答え、そのうえで、オンラインで学ぶNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)とは何が違い、どんな家庭にどちらが合うのかを、どちらかを持ち上げることなく整理します。

目次

結論:開智望中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違い(早見)

  • 学費:開智望中等教育学校(2027年度)は入学金250,000円+授業料・教育充実費の年額668,000円+諸会費52,000円で、初年度は970,000円。2年目以降は年720,000円(積立金・指定用品代・DPの国際教育費は別)。NGAは非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)。
  • 入試と偏差値:開智望は専願入試(国語・算数・個人面接)、適性検査型(併願)入試、国際生入試、開智学園の他校との併願判定で選抜する私立校で、偏差値は模試・入試回で異なります。NGAは学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。
  • 英語の比重とコース:一般クラスと英語コースがあり、英語の授業は習熟度別の3クラス(最上位はAll English)。3年(中3)からはGlobal Englishコースなどに分かれ、5年(高2)からIBのDPコースを選べます。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ設計です。
  • 帰国生枠:国際生入試があり、帰国生・国内インターナショナルスクールの在籍者・外国籍の人・海外在住者が対象。合格すると英語コースに入ります。NGAは学力入試(偏差値)で選抜する学校ではありません(選考方法の詳細は未公表)。
  • 通い方:開智望は茨城県守谷市の校舎(関東鉄道常総線・新守谷駅から徒歩1分)へ通います。NGAはオンラインで、住む場所を選びません。
  • 学校の種類:開智望は一条校で、日本の中学・高校の卒業資格が得られ、IBのPYP・MYP・DPの認定校です。NGAは一条校ではなく、今の学校に籍を置いたまま併用することもできます。
週末の朝のリビングで、中学生の姉が小学生の弟の英語のプリントを手伝い、母親がそばで見守る家族の様子
きょうだいで教え合い、家族がそばで見守る。家での学び方も、学校選びの大事な材料です。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    開智望中等教育学校とは——基本情報

    開智望中等教育学校は、学校法人開智学園が運営する私立の中等教育学校です。中等教育学校は中学校と高校の6年間を一つにした学校で、前期課程(1〜3年=中1〜中3)と後期課程(4〜6年=高1〜高3)に分かれます。公式サイトでは学年を7年生〜12年生と小学校からの通し番号で呼ぶ場面もあり、同じキャンパスにある開智望小学校(6年制)と合わせた「12年一貫」を前面に出しています。公式の施設案内によると、中等教育学校は2020年に開校しました。

    もう一つの大きな特徴が国際バカロレア(IB)です。学校公式サイトは、小学校のPYP(初等教育プログラム)が2018年、MYP(中等教育プログラム)が2023年、DP(ディプロマプログラム)が2024年1月に認定されたと説明しています。IBO(国際バカロレア機構)の公式サイトの学校ページ(Kaichi Nozomi Gakuen School)でも、PYP・MYP・DPの3つの認定が掲載されています。

    項目 内容(公式情報・2026年10月30日確認)
    所在地 茨城県守谷市立沢1871-2(小学校・中等教育学校とも同じキャンパス)。関東鉄道常総線「新守谷駅」きずな橋より徒歩1分
    校種 私立の中等教育学校(6年制。学校教育法第一条の学校=一条校)。併設の開智望小学校も一条校
    共学/別学 共学(募集要項は「男女合わせて60名」)
    クラス・コース 入学時は一般クラス/英語コース。3年(中3)・4年(高1)はGlobal English・Global Science・Global Interdisciplinaryの各コース。5年(高2)からはDPコース、GLA、GMSなど進路別のコース
    国際系の認定 IB認定校:PYP(小学校)・MYP・DP(IBO公式の学校ページで確認。DPの認定日は2024年1月16日と掲載)
    学級の人数 1クラス24〜30名程度の少人数授業(望キャンパス概要)
    寮 公式サイトに記載なし(通学制)

    茨城県南部でインターナショナルスクールやIB校を広く比べたい場合は、茨城県のインターナショナルスクールまとめも参考にしてください。つくば市周辺の選択肢はつくばのインターナショナルスクールで整理しています。

    もう一つ、公式の転編入ページには「学則定員と定員枠の割合」が書かれています。学則定員120名のうち90%(108名)は守谷市・つくばみらい市在住者と茨城県以外の都道府県在住者の通常枠、10%(12名)は守谷市・つくばみらい市を除く茨城県内の在住者の特別枠という設定です。茨城県内の他の市町村から通う予定の家庭は、最新の扱いを学校に確認しておくと安心です。

    開智望中等教育学校を見る3つのポイント(初年度は学費と諸会費で97万円・PYPからDPまでIBの12年一貫・英語コースと国際生入試がある)を示した図解
    開智望を見るときは、費用・IBの段階・英語コースの3点をそろえて考えると整理しやすくなります。

    開智望中等教育学校の学費(2027年度募集要項・公式)

    公式の学費ページと2027年度の生徒募集要項(開智望専願入試・適性検査型(併願)入試)、国際生入試の募集要項は、同じ金額を載せています。入学金は入学手続時に、授業料と教育充実費は年4回(第1期は2027年2月26日までに振込、第2期以降は6月・9月・12月に自動引落、または一括振込)に分けて納めます。諸会費は第1期と合わせて納入します。

    費目(2027年度) 金額 納め方
    入学金 250,000円 入学手続時
    授業料 540,000円(年額) 135,000円×4期
    教育充実費 128,000円(年額) 32,000円×4期
    諸会費 52,000円(年額) 生徒会費6,000円+保護者会費6,000円+学園後援会費20,000円+望後援会費20,000円
    初年度合計(学費+諸会費) 970,000円 250,000+540,000+128,000+52,000
    積立金 各学年200,000円前後(予定) フィールドワーク等の学校行事・副教材の費用。余剰金は翌年度に繰り越し、卒業時に返金。海外研修等は別途臨時徴収
    制服等指定用品購入費 230,000円程度 制服一式・運動着・通学鞄・通学靴等
    口座維持手数料 初年度1,870円/2年目以降1,320円 —
    DPコースの国際教育費 350,000円(年額) 5年(高2)でDPコースに進級した場合のみ

    入学金以外の初年度の納入金(授業料・教育充実費・諸会費)は合わせて720,000円で、これが2年目以降の毎年の基本額になります。初年度に実際に用意する金額の目安は、970,000円に積立金200,000円前後と指定用品代230,000円程度、口座維持手数料1,870円を足した約140万円(1,401,870円)です。個人で持つICT端末の代金は該当学年で別途案内、任意の寄付金(1口50,000円・4口以上)は入学後に案内があります。なお、開智望小学校から進級する場合は、入学金の代わりに内部進級金100,000円を納めます。

    6年間の総額(公式に6年総額の表はないため、公式の年額から計算)

    • 学費+諸会費のみ:970,000円+720,000円×5年=4,570,000円
    • 5年・6年でDPコースに進む場合:4,570,000円+350,000円×2年=5,270,000円
    • このほか、積立金(年200,000円前後×6年。余剰は卒業時に返金)、指定用品代、ICT端末代、海外研修などの臨時徴収がかかります。

    募集要項には、入学試験の成績が特に優れた受験生に教育支援金を給付する特待生制度も載っています。S特待は初年度838,000円・2〜3年目588,000円・4〜6年目668,000円、A特待は初年度268,000円・2〜3年目268,000円・4〜6年目568,000円、準特待は初年度250,000円の給付です(次年度以降は審査を経て継続)。後期課程(4〜6年)は国の就学支援金と授業料軽減補助金を差し引いた額を給付すると注記されており、家庭ごとの実際の負担は就学支援金や自治体の補助で変わります。入学後の家計急変には「開智育英奨学金」の給付制度があります。

    開智望小学校の学費(参考):小学校の公式学費ページに載っている表(年度の記載なし)では、入学金250,000円・授業料480,000円(うち200,000円は入学手続時)・教育充実費128,000円で学費計858,000円、これに諸会費52,000円(児童会費6,000円+保護者会費6,000円+学園後援会費20,000円+開智望後援会費20,000円)を足して初年度910,000円です。積立金は小学校が年120,000円。小学校から中等教育学校まで12年間通う場合の学費+諸会費の目安は、小学校6年(910,000円+660,000円×5年=4,210,000円)と中等教育学校6年(内部進級金100,000円+720,000円+720,000円×5年=4,420,000円)で約863万円(DP・積立金・用品代は別)です。

    入試と偏差値——専願・適性検査型・国際生入試

    2027年度の募集人数は男女合わせて60名で、国際生入試・開智中併願・日本橋併願の入学者も含みます。受験料は20,000円で、開智学園の系列校すべての回を受験でき、複数校の合否判定でも追加の受験料は不要です。生徒募集要項の出願資格は、平成26年4月2日から平成27年4月1日の間に生まれ、学園の教育理念や教育課程を理解して教育活動に協力できる家庭の児童です。

    入試区分(2027年度) 試験日 試験内容
    開智望専願入試(第1回・第2回) 2026年11月28日(土)/12月12日(土) 国語(45分・100点)・算数(45分・100点)・個人面接(日本語・面接官2名)。手続締切は2026年12月24日
    適性検査型(併願)入試(第1回・第2回) 2026年11月28日(土)/12月12日(土) 適性検査Ⅰ・Ⅱ(各45分・100点。茨城県立中学校・中等教育学校の適性検査の形式に準じる)・集団面接。手続締切は2027年2月10日
    英語コース試験 第1回専願入試の日のみ 一般クラスの試験に加え、英語の筆記試験と英語面接(英検2級相当のレベル)
    国際生入試(シンガポール現地・オンライン・第1〜3回) 2026年10月18日〜12月16日の5回 来校型の第1回はE方式(国語・算数・英語)またはJ方式(国語・算数)、第2・3回はエッセイライティング(英語)・国語・算数・口頭試問と面接(英語・日本語)、オンラインは書類選考と口頭試問・面接
    開智中併願・日本橋併願 各校の要項による 開智中学校・開智日本橋学園中学校の入試を受け、同時に開智望の合否も判定(追加受験料なし)

    英語コースの合格基準に届かなくても、一般クラスの基準を満たしていれば一般クラスとして合格(スライド合格)になります。入学後も毎年英語コースへの試験があり、在学中に移ることもできると要項に書かれています。また、5年(高2)・6年(高3)でDPコースを希望する場合は、4年(高1)の時点で英語コースに所属していることが望ましいとされています。

    国際生入試の応募資格は、2014年4月2日〜2015年4月1日生まれで、①帰国生(A:海外在住1年以上かつ帰国後3年以内/B:A以外の帰国生)、②国内インターナショナルスクールに在籍、または在籍歴がある人、③外国籍の人、④受験時に海外在住の人(A:海外在住1年以上/B:それ以外)のいずれかに当てはまること(応相談)。国際生入試で合格すると英語コースになります。つまり、帰国生でなくても、国内インターに通った経験があれば国際生入試の対象になり、そうでなくても専願入試の英語コース試験という入口があります。帰国後の英語の保ち方は帰国子女の英語を維持する方法で詳しく扱っています。

    偏差値について:偏差値は学校が公表する数字ではありません。大手模試の公表値は模試の種類・年度・入試回で異なり、専願型・適性検査型・算数特待など入試の形が多い学校ほど幅が出ます。この記事では模試名と年度を確かめられる数字が得られなかったため、具体的な数字は載せません。受験を考える場合は、塾や模試の最新資料で志望する回の数字を確認してください。

    開智望小学校の2027年度入試は、第1回が9月26日(土)、第2回が11月7日(土)、第3回が12月12日(土)(望小学校単独)と公式に掲載されています。

    英語とカリキュラム——どれくらい英語で学ぶのか

    開智望の英語は「全部を英語で学ぶ」形ではなく、日本の学習指導要領に準拠しながらIBの学びを取り入れる形です。1年(中1)〜4年(高1)の授業は学習指導要領に準拠し、なおかつIBの学びを取り入れると公式に書かれています。授業全体のうち何割が英語か、という比率は公式サイトに記載がありません。

    • 英語の授業(MYP):習得レベル別に3つの少人数クラス。αクラスはAll Englishで、βクラスは文法を日本語の説明も交えて、γクラスは英語初学者が中心です。
    • 3年・4年のコース:Global Englishコース(英語コース)は、DPや大学入試に使える高い英語力を目的に、ネイティブやバイリンガルの教員が英語での探究を支えます。ほかにGlobal Science(数理)、Global Interdisciplinary(グローバル教養)があります。
    • 5年・6年のDPコース:公式の説明では「日本語DP」で、6科目中2科目を英語で学びます。ほかに国内大学向けのGLA・GMSなどのコースがあります。公式サイトには2026年3月の1期生の合格実績(国立大学・海外大学・私立大学)が掲載されています。
    • 開智望小学校:1年生から週5時間の英語活動(英語3時間+英語で学ぶMusic・Art各1時間)。英語探究クラスは探究の時間も英語で行い、合わせて週10時間英語で学びます(入学試験合格後のEntry Level Testで所属を判断)。

    つまり開智望は、日本語で深く考える力と英語で伝える力の両方を育てる学校で、英語の比重は「コースと習熟度で変わる」のが実像です。中学受験の勉強と英語をどう両立させるかは中学受験と英語の両立でも整理しています。

    開智望中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを比べる(公式情報で確認した比較表)

    ここからは、オンラインのNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)と並べます。勝ち負けではなく「種類が違う」学校として見てください。一条校とインターナショナルスクールの制度上の違いは学校の種類の比較で詳しく解説しています。

    観点 開智望中等教育学校 NIJIN GLOBAL ACADEMY
    学校の種類 私立の中等教育学校(一条校)。日本の中学・高校の卒業資格。IBのPYP・MYP・DP認定校 オンラインのインターナショナルスクール(一条校ではない)。今の学校に籍を置いたまま併用できる
    学費(初年度) 970,000円(学費+諸会費。積立金200,000円前後・指定用品代230,000円程度は別) 非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    入試・偏差値 専願(国語・算数・個人面接)、適性検査型、国際生入試、系列校との併願判定。偏差値は模試・入試回で異なる 学力入試(偏差値)がない(選考方法の詳細は未公表)
    英語の比重 英語授業は習熟度別3クラス(最上位はAll English)。英語コース・Global Englishコース、DPは6科目中2科目が英語 英語で教科を学ぶ。日本語の支えを前提に少しずつ英語へ
    帰国生枠・出願資格 国際生入試(帰国生・国内インター在籍歴・外国籍・海外在住)。合格者は英語コース 学力入試(偏差値)で選抜する学校ではない
    通い方・場所 茨城県守谷市の校舎へ通学(新守谷駅から徒歩1分) オンライン。住む場所を選ばない(地方・海外在住でも)
    対象学年 中1〜高3相当の6年間(併設の開智望小学校と合わせて12年) 6〜18歳
    開校・実績 中等教育学校は2020年開校。2026年3月に1期生の合格実績を公表 2027年9月開校(予定)。2027年4〜5月にプレ開校(体験クラス)。実績はこれから
    開智望中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを、校舎と部活・行事、日本の卒業資格、学力入試(偏差値)がない、英語で教科を学ぶ、住む場所を選ばない、今の学校と併用の6観点で比べた○△×の比較図
    校舎や行事、日本の卒業資格は開智望の強み。住む場所を選ばないこと、今の学校と併用できることはNGAの特徴です。

    ※表は開智望中等教育学校・開智望小学校の公式サイトと募集要項、IBO公式の学校ページ(いずれも2026年10月30日確認)と、NGAの公表情報に基づきます。出典は記事末尾にまとめています。

    秋の住宅街を、父親と中学生くらいの息子が話しながら並んで歩いて帰る様子
    受験して通う学校を選ぶか、今の学校を続けながら英語で学ぶ時間を足すか。お子さんの声を聞くことがいちばんの判断材料です。

    こういう家庭には開智望中等教育学校、こういう家庭にはNGA

    開智望中等教育学校が合いやすい家庭:守谷・つくばみらい周辺や常総線沿線など通学圏(公式は東京・千葉・埼玉も通学圏内と案内)に住み、中学受験(専願・適性検査型・国際生入試など)に向けて準備できる家庭。校舎・部活・行事・対面の友人関係を大切にしながら、日本の卒業資格と、IBのMYPからDPまでの道を一つの学校で歩ませたい家庭には、開智望の12年一貫(または6年一貫)の仕組みが大きな魅力です。

    NGAが合いやすい家庭:受験の負担を避けたい、通学圏の外(地方や海外)に住んでいる、今の小学校や中学校をそのまま続けたい家庭。NGAは学力入試(偏差値)がなく、オンラインなので住む場所を選びません。順位をつけない対話中心の少人数クラスで、日本語の支えを前提に少しずつ英語で教科を学びます。

    併用(ダブルスクール)という道:開智望を目指しながら、小学生のうちはNGAで英語で教科を学ぶ土台を作る、という使い方もできます。NGAは一条校ではないので、今の学校に籍を置いたまま放課後や週末に併用できます。英語コース試験(英検2級相当)や国際生入試の英語に向けて、英語で考える時間を少しずつ増やしたい家庭にとって、選択肢の一つになります。詳しくはダブルスクールという学び方をご覧ください。

    ほかの学校との違いも知りたい場合は、開智日本橋学園とNGAの違いや渋谷教育学園幕張とNGAの違いもあわせてどうぞ。

    開智望中等教育学校かNGAか、併用かを決める3ステップ(通学圏かどうかを確かめる・受験に向けて準備するかを決める・英語で学ぶ時間をどう足すかを考える)の図解
    通学、受験、英語の時間。3つの順に考えると、家庭に合う形が見えてきます。

    学費・通学・受験が壁なら——オンラインという選択肢

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、2027年9月開校(予定)のオンライン・インターナショナルスクールです。2027年4〜5月にはプレ開校として体験クラスを行います。運営は株式会社NIJIN(日本)で、日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には1000名以上が在籍しています。

    NGAは脱偏差値(順位をつけない)を掲げ、少人数の対話中心の授業で、英語で教科を学びます。対象は6〜18歳。日本語の支えを前提に、少しずつ英語へ移っていく設計です。合言葉は「自分と世界を、好きになる」です。学費は対面インターの約1/5を目指しており、具体的な金額は開校情報の登録者に先行して案内します。

    正直な注意点もあります。NGAは開校前で、実績はこれからです。オンラインなので、校舎での部活や行事、毎日顔を合わせる友人関係と同じ体験ではありません。卒業資格や取得できる国際資格・認定は、まだ公表していません。そのうえで「住む場所や受験に関係なく、英語で教科を学ぶ時間を持ちたい」という家庭には、検討の価値がある選択肢だと考えています。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    よくある質問

    Q. 開智望中等教育学校の偏差値はどれくらいですか?

    A. 偏差値は学校が公表する数字ではなく、模試の種類や年度、専願型・適性検査型などの入試回によって変わります。模試名と年度を確かめられる数字が得られなかったため、この記事では数字を載せていません。塾や模試の最新資料で、志望する回の数字を確認してください。偏差値の考え方はこちらのFAQで解説しています。

    Q. 開智望中等教育学校の学費は、6年間でいくらかかりますか?

    A. 公式に6年総額の表はありません。2027年度募集要項の数字から計算すると、学費と諸会費だけで970,000円+720,000円×5年=4,570,000円、5年・6年でDPコースに進むと国際教育費が加わり5,270,000円です。これに積立金(年200,000円前後。余剰は卒業時に返金)、指定用品代(230,000円程度)、ICT端末代などが加わります。

    Q. 帰国生でなくても英語コースに入れますか?

    A. 入れる道があります。専願入試の第1回では、一般クラスの試験に加えて英語の筆記試験と英語面接(英検2級相当のレベル)を受けることで英語コースを志望できます。国際生入試は帰国生だけでなく、国内インターナショナルスクールの在籍者・在籍歴がある人や外国籍の人も対象で、合格すると英語コースになります。入学後も毎年英語コースへの試験があります。個別の条件は学校に確認してください。

    Q. NGAと開智望を併用できますか?

    A. NGAは一条校ではなく、今の学校に籍を置いたまま放課後や週末に学ぶ使い方ができます。たとえば小学生のうちはNGAで英語で教科を学ぶ土台を作り、開智望の中学受験を目指す、という形です。開智望に入学した後に併用する場合は、学校の授業や行事との時間のバランスを家族で確かめてください。

    Q. NGAに入試はありますか?

    A. NGAは学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。選考方法の詳細は、現時点ではまだ公表していません。

    どの道を選んでも、お子さんが自分らしく世界とつながれるように

    開智望を目指して受験に向き合うことも、今の学校を続けながら英語で学ぶ時間を足すことも、どちらもお子さんの未来を真剣に考えた選択です。大事なのは、学費や偏差値の数字だけで決めるのではなく、お子さんが「毎日どんな場所で、どんな言葉で、誰と学ぶと一番のびのびできるか」を家族で話し合うことだと思います。

    もしその答えの中に「オンラインで、順位をつけずに、英語で学ぶ」という形が入りそうなら、NGAの開校情報を受け取って、ゆっくり比べてみてください。急いで決める必要はありません。

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    ※学費・入試情報は2026年10月30日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    出典(2026年10月30日確認)

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