「ニューヨーク駐在が決まったけれど、子どもの学校はインター?現地の公立?それとも日本人学校?」「帰国したとき、日本の学校に戻れるのだろうか」「英語は伸びても、日本語を忘れてしまわないか」——ニューヨークで学校を選ぶ日本人のご家庭は、学費の高さに加えて、この3つの不安を同時に抱えることがほとんどです。この記事では、ニューヨークのインターナショナルスクールと、ニューヨーク日本人学校・補習授業校・現地公立校までを、各校公式サイトの2026-27年度の学費で正直に並べます。そのうえで「駐在中の学校選び」「帰国後の受け皿」「日本語を落とさない方法」に、一つずつ答えていきます。
結論:ニューヨークで選べる学校(早見)
- 現地公立校+補習授業校|5〜18歳|公立は授業料なし+補習校 年約2,600〜5,000ドル|駐在家庭でいちばん多い組み合わせ。英語は現地校、日本語は土曜の補習校で
- United Nations International School(UNIS)|Pre-K〜12年生|年46,856〜52,167ドル(約703万〜783万円)|国連ゆかりの多国籍校。IBディプロマまで
- Dwight School New York|2歳〜12年生|K〜12年生 年65,900〜69,950ドル(約989万〜1,049万円)|IBの一貫校(PYP・MYP・DP)
- The British International School of New York(BISNY)|2歳〜13年生(Year)|年45,600〜67,800ドル(約684万〜1,017万円)|マンハッタン東岸のIB校。昼食・日帰り遠足込み
- Lycée Français de New York|Nursery〜12年生|全学年 年51,925ドル(約779万円)|仏英バイリンガル教育の伝統校
- Léman Manhattan Preparatory School|1歳〜12年生|K〜12年生 年70,700〜72,000ドル(約1,061万〜1,080万円)|ロウアー・マンハッタンのIB校
- German International School New York|Pre-K〜12年生|全学年 年29,600ドル(約444万円)|ウエストチェスター(ホワイトプレインズ)。独Abiturと米国の卒業資格
- ニューヨーク日本人学校/ニュージャージー日本人学校|小1〜中3|授業料 年約14,000〜19,000ドル(約213万〜283万円)|文部科学省認定の全日制。帰国後の学習にそのままつながる
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|住む場所を選ばない国際校。現在は開校情報登録の受付中。ニューヨークとは13〜14時間の時差があるため、帰国後の受け皿として検討するのが現実的
※円換算は1ドル=150円で計算した目安です。学費は2026-27年度の各校公式サイトの金額(2026年9月27日確認)で、入学金・施設費・スクールバス代などは別にかかる場合があります。

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ニューヨークのインターナショナルスクール事情と学費相場
ニューヨーク都市圏には、国連本部を抱える街らしく、多国籍の子どもが学ぶインターナショナルスクールやIB校、フランス式・ドイツ式などの各国系学校が集まっています。ただし日本の感覚でいう「インター」と違い、ニューヨークでは英語で学ぶこと自体は現地公立校でも当たり前です。そのため日本人家庭の選択肢は、大きく「現地公立校」「私立インター・IB校」「日本人学校(全日制)」「補習授業校(土曜)」の4つに分かれます。
いちばん大きな差は学費です。マンハッタンの私立インター・IB校は、2026-27年度で年間およそ4万5千〜7万2千ドル(約680万〜1,080万円)。世界でも最も学費の高い都市の一つです。郊外のウエストチェスターにあるGerman International School New Yorkは年29,600ドルと抑えめですが、それでも日本の私立校の数倍になります。一方、日本人学校の授業料は年約1万4千〜1万9千ドル、現地公立校は授業料がかかりません。駐在の場合は会社の教育手当がどこまで出るかで現実的な選択肢が変わるので、まず就業規則を確認するのが近道です。学費の内訳の考え方はインターナショナルスクールの学費内訳の記事で詳しく解説しています。
※学費等は2026年9月時点の公開情報(2026-27年度)です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

①駐在中の学校選び:現地公立・私立インター・日本人学校・補習授業校の違いと費用
ニューヨークの学校選びは、「どの学校が良いか」より「何年いて、帰国後どこへ戻るか」で決まります。4つのタイプを並べると、違いは次のとおりです。
| タイプ | 学ぶ言語 | 年間の費用の目安(2026-27) | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| 現地公立校 | 英語(英語学習者向けのENL等の支援あり) | 授業料なし(住む学区で学校が決まる) | 英語環境に浸かりたい・費用を抑えたい。補習校と併用が多い |
| 私立インター・IB校 | 英語(学校により仏語・独語も) | 約29,600〜72,000ドル | 転勤が続く・IBなど国際的な卒業資格を重視する |
| 日本人学校(全日制) | 日本語(英語の授業あり) | 授業料 約14,000〜19,000ドル+バス代等 | 滞在が短い・帰国後に中学・高校受験を控えている |
| 補習授業校(土曜) | 日本語(国語・算数など) | 約2,600〜5,000ドル(平日の学校とは別) | 平日は現地校・インターで、日本語と日本の学習を保ちたい |
出典:各校公式サイト(下記の各校紹介にリンク)、NYC Public Schools「English Language Learner (ELL) Programs」(2026年9月27日確認)。
ざっくりした目安として、滞在2〜3年で帰国後に日本の受験を控えるなら日本人学校、4〜5年以上なら現地校またはインター+補習校を選ぶご家庭が多い傾向です。現地公立校は住所で学校が決まるため、家探しと学校探しはセットで進める必要があります。ニューヨーク市の公立校では、英語を学び始めた子ども向けに「English as a New Language(ENL)」「移行型バイリンガル教育」「デュアルランゲージ」の3つのプログラムが用意されています。
ニューヨークのインターナショナルスクール・IB校6選
ここからは、国際色・カリキュラムの多様さ・エリアのバランスで選んだ6校を紹介します。ランキングではなく、「どんな家庭に合うか」を軸に読んでください。学費はすべて各校公式サイトの2026-27年度の金額です。
1. United Nations International School(UNIS/国連国際学校)
1947年に国連の家族のために生まれた、ニューヨークを代表するインターナショナルスクール。マンハッタンのイーストリバー沿い(FDR Drive)に本校があり、100か国を超える国籍の子どもが学びます。高校段階ではIBディプロマを提供し、駐在員の子どもの受け入れに慣れているのが強みです。
- カリキュラム:独自のカリキュラム+IBディプロマ(高校段階)
- 対象年齢:Pre-K〜12年生
- 学費目安:年46,856〜52,167ドル(約703万〜783万円)。新入生は入学時に計5,050ドル(入学金・前払い金・保証金・新入生負担金)、毎年の施設負担金1,400ドルが別途
- こんな家庭に:転勤が続く可能性があり、多国籍の環境と国際的な卒業資格を重視する家庭
2. Dwight School New York(ドワイト・スクール)
マンハッタンのアッパーウエストサイドを中心に複数のキャンパスを持つ、IBの一貫校。一人ひとりの「spark(情熱の火種)」を伸ばす教育で知られ、ソウルやロンドンなど世界に姉妹校があります。公式サイトによると、生徒の約25%が学費援助を受けています。
- カリキュラム:IB(PYP・MYP・DP)
- 対象年齢:2歳〜12年生
- 学費目安:幼稚園(K)年65,900ドル、1〜12年生 年69,950ドル(約989万〜1,049万円)。プリスクールは18,900〜51,000ドル、DP生は750ドルが別途
- こんな家庭に:幼児期から高校までIBで一貫して学ばせたい家庭
3. The British International School of New York(BISNY)
マンハッタン東岸のウォーターサイド・プラザにある、IBのインターナショナルスクール。英国式の学年呼称(Year)を使い、学費に教材・昼食とおやつ・運動部・課外活動・日帰り遠足が含まれているのが特徴です。
- カリキュラム:IB
- 対象年齢:Nursery(2〜3歳)〜Year 13(12年生)
- 学費目安:年45,600〜67,800ドル(約684万〜1,017万円)。入学金2,500ドルが別途
- こんな家庭に:英国式の雰囲気とIBを両方大切にしたい家庭
4. Lycée Français de New York(リセ・フランセ)
アッパーイーストサイドにある、仏英バイリンガル教育の伝統校。フランス語と英語の二言語で学ぶ環境で、フランス語圏の家庭だけでなく、多言語を身につけさせたい家庭にも選ばれています。
- カリキュラム:フランス式を軸にした仏英バイリンガル教育
- 対象年齢:Nursery(3歳)〜12年生
- 学費目安:全学年 年51,925ドル(約779万円)。新入生負担金3,000ドル、昼食代などが別途
- こんな家庭に:フランス語経験がある、または三言語目としてフランス語に挑戦したい家庭(受け入れ条件は要確認)
5. Léman Manhattan Preparatory School(レマン・マンハッタン)
金融街のロウアー・マンハッタンにあるIBワールドスクール。1歳からの幼児クラスと、6〜12年生のキャンパスに分かれています。学費にIBプログラム・教材・昼食・送迎・課外活動が含まれていると公式サイトに明記されています。
- カリキュラム:IB(高校段階でIBディプロマ)
- 対象年齢:1歳〜12年生
- 学費目安:K〜10年生 年70,700ドル、11〜12年生 年72,000ドル(約1,061万〜1,080万円)
- こんな家庭に:ロウアー・マンハッタンやニュージャージー側から通い、IBディプロマを目指す家庭
6. German International School New York(ドイツ・インターナショナルスクール)
ウエストチェスター郡ホワイトプレインズの緑豊かなキャンパスにある、ドイツ系の国際校。ドイツの大学入学資格「German International Abitur」と米国の高校卒業資格の両方を目指せます。学費に昼食・教科書・全授業が含まれ、マンハッタンの私立校と比べると学費を抑えられます。
- カリキュラム:ドイツ式(German International Abitur)+米国の高校卒業資格
- 対象年齢:Pre-K〜12年生
- 学費目安:全学年 年29,600ドル(約444万円)
- こんな家庭に:ウエストチェスターに住み、落ち着いた郊外の環境で学ばせたい家庭(ドイツ語の受け入れ条件は要確認)
※このほか、ダルトン・スクールやブリアリー・スクールなどの伝統的な私立校(インデペンデント・スクール)も駐在家庭の候補になりますが、入学審査が非常に厳しいことで知られます。どの学校も定員・入学条件・学費改定の可能性があるため、必ず各校に直接確認してください。
ニューヨーク日本人学校・補習授業校など、日本語で学べる学校
ニューヨーク都市圏は、北米でも日本語で学べる場が最も充実した地域の一つです。
ニューヨーク日本人学校(The Japanese School of New York)
名前は「ニューヨーク」ですが、所在地は隣のコネチカット州グリニッジ(Riverside)。文部科学省の学習指導要領に沿って日本語で学ぶ全日制の学校で、スクールバスが運行しています。2026年度の授業料は初等部 年16,836ドル(約253万円)、中等部 年18,882ドル(約283万円)。教材費・バス代(年6,240ドル)・入学金(2,000ドル)を含めた初年度の合計は、初等部25,796ドル、中等部28,157ドルです。なお募集要項によると、6年生は中学受験のため2月1日以降の入学、9年生は高校受験のため2学期始業式翌日以降の入学が原則募集対象外とされています。
ニュージャージー日本人学校
ニュージャージー州オークランドにある、文部科学省認定の日本人学校(小学部・中学部)。ESL・英語学習プログラムがあり、日米双方の学校への転入学を想定しています。令和8年度(2026年度)の授業料等は小学部 年14,229ドル(約213万円)、中学部 年16,332ドル(約245万円)で、入学金2,000ドルが別途かかります。
NY育英インターナショナルスクール(ニューヨーク育英学園・全日制)
ニュージャージー州エングルウッドクリフスにある、1979年創立の日本語による全日制の幼小一貫校。学習指導要領に沿った日本語の授業に加え、小学部では週34コマのうち10コマを英語にあてています。週末の日本語補習校やオンラインプログラムも運営しています。授業料は公式サイトに掲載がないため、学校への問い合わせが必要です。
ニューヨーク補習授業校(土曜)
1962年創立の、歴史ある補習授業校。毎週土曜日に、ロングアイランド(ベイサイド)とウエストチェスター(ポートチェスター)の校舎で、国語・算数(数学)などを日本の学習指導要領に沿って学びます。対象は幼児部(満4歳)から高等部まで。2026年度の学校納付金は、授業料と教材費を合わせて初等部 年2,583ドル(約39万円)、中等部 年4,304ドル(約65万円)、高等部 年5,037ドル(約76万円)、入学金は450ドルです。
公立校の日本語デュアルランゲージ(ブルックリン)
ブルックリンのブッシュウィックにある公立小学校P.S. 147 Isaac Remsenには、ニューヨーク市の公立校で唯一の日本語と英語のデュアルランゲージ(二言語イマージョン)プログラムがあります(幼稚園〜5年生)。公立なので授業料はかかりませんが、住む地域や定員の条件があるため、最新の募集状況は学校と市の教育局に確認してください。
比較でわかる、わが家に合う選び方
学校を並べても「結局うちはどれ?」と迷うのが自然です。ポイントは、学校を「マンハッタンの私立インター」「郊外・各国系の国際校」「オンライン国際校」の3タイプで捉え、わが家が何を最優先するかで絞ることです。費用、入学のしやすさ、通学の負担、対面の施設、日本との時差——どれを重視するかで、答えは変わってきます。

たとえば「英語環境と国際的な卒業資格が最優先」ならマンハッタンのIB校、「費用を抑えつつ落ち着いた環境で」なら郊外の学校や現地公立校、「帰国後の学習にすぐつなげたい」なら日本人学校、という選び方があります。そして、どの選択をしても日本語をどこで保つかは別に考える必要があります。オンラインで国際教育を受ける仕組みが気になる方は、オンラインでの学びのしくみを見る →
②帰国後の受け皿:日本のインター・帰国子女枠・一条校
駐在家庭にとって、学校選びは「ニューヨークにいる間」で終わりません。帰国したとき、お子さんがどこへ戻るのか。ここを先に考えておくと、ニューヨークでの選択もぶれにくくなります。
日本の公立・私立(一条校)へ戻る
日本の学校教育法に定められた学校を「一条校」と呼びます。公立の小中学校へは、帰国後に住所地の教育委員会で手続きをすれば編入できます。気をつけたいのは、日本国籍の子どもが小中学校の年齢で一条校ではないインターナショナルスクールに通うと、原則として就学義務を果たしたことにならない点です。詳しくはインターナショナルスクールと一条校・就学義務の記事で文部科学省の資料をもとに解説しています。
帰国子女枠(帰国生入試)を使う
多くの私立中学・高校や大学が、帰国生向けの入試枠を設けています。出願には「海外在住の期間」「帰国してからの年数」などの条件があり、学校ごとに異なります。英語力を活かせる入試もあれば、国語や算数の力が問われる入試もあるため、ニューヨークにいる間に日本の学習をどこまで続けるかが選択肢を左右します。受験を考える学年のご家庭は、帰国時期が決まり次第、志望校の募集要項を確認しておきましょう。
日本のインターナショナルスクールへ移る
英語で学び続けたい場合は、日本のインターナショナルスクールという道もあります。ただし都市部の人気校は定員が限られ、学費も年200万円を超える学校が多くあります。東京の選択肢と学費は東京のインターナショナルスクールおすすめ7選にまとめています。日本の学校に戻ったあと英語をどう保つかは、帰国子女の英語を維持する方法の記事も参考にしてください。

③日本語を落とさない:補習校・家庭での日本語・オンライン
お子さんが日本語を忘れ始めたと感じたら、海外で子供が日本語を忘れたときの対策を先に読んでおくと、家庭でできることが整理できます。同じ地域で暮らすご家庭はロサンゼルスのインターナショナルスクール・サンフランシスコ・ベイエリアのインターナショナルスクールのガイドも参考にしてください。
「海外在住で子供が日本語を忘れる」——これはニューヨークの日本人家庭から最もよく聞く悩みの一つです。平日は朝から夕方まで英語、友達との会話も英語。子どもにとって一日の中心が英語になれば、日本語が弱くなるのは自然なことです。帰国子女の日本語教育で大切なのは、「話せる」と「年齢相応に読み書きできる」は別物だと知っておくことです。会話が流暢でも、漢字や教科書の文章でつまずくケースは少なくありません。
海外在住の日本語教育でよく使われる方法は、次の3つです。
- 補習授業校:週1回、日本の教科書で国語・算数を学ぶ。友達と日本語で過ごす場があることが、何よりの支えになります。一方で、週1回だけで学年相当の学習を追いかけるのは宿題を含めて負担が大きく、家庭の伴走が欠かせません。
- 家庭での日本語:家では日本語で話す、寝る前に日本語の本を読む、日本の友達や祖父母とオンラインで話す。「勉強」にしすぎず、日本語で楽しむ時間を毎日少しずつ作るのが続けるコツです。
- オンライン:補習校に通いにくい地域や、土曜が習い事と重なる家庭では、オンラインの日本語レッスンも選択肢になります。日本語が不安なご家庭には、NIJINが運営する子ども向け日本語オンラインの姉妹サービスともだちじゃぱんもおすすめです。
英語と日本語のどちらも年齢相応に育たない「ダブルリミテッド」を心配される方は、ダブルリミテッドの原因と親の関わり方の記事を、インター併用での国語力の保ち方はインター併用で日本語・国語力は落ちない?の記事をご覧ください。
学費や帰国後が気になるなら——「オンライン」という選択肢
ニューヨークのインターナショナルスクールは素晴らしい環境ですが、年700万円を超える学費は、教育手当がなければ多くの家庭にとって現実的ではありません。そして帰国後、「せっかく身につけた英語と国際的な学びを、日本で続けられる場所がない」と悩む家庭も少なくありません。
そうしたご家庭の選択肢の一つが、NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)です。NGAは2027年9月開校予定のオンライン・インターナショナルスクールで、運営は日本の株式会社NIJIN。日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には1000名以上が在籍しています。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」、少人数の対話中心の授業で、「自分と世界を、好きになる」ことを大切にしています。学費は対面インターの約1/5を目指し、日本語の支えを前提に少しずつ英語に触れられる設計です。
ただし、正直にお伝えしなければならないことがあります。NGAはアジア・オセアニアの6〜18歳を対象に設計しており、ニューヨークと日本の時差は13時間(夏時間)〜14時間あります。ライブ授業の時間帯がニューヨークの生活に合わない可能性が高いため、ニューヨーク在住中の主な学校としてはおすすめしにくいのが実情です。現実的なのは、帰国後に「英語と国際的な学びを続ける場」として検討していただくこと。住む場所を選ばないので、帰国先が地方でも同じ環境で学べます。また、NGAはまだ開校前で、実績はこれから積み上げる段階です。対面校の校庭や施設と同じ体験は提供できません。ほかの選択肢と公平にくらべたうえで、合うと感じたときに選んでいただければと思います。「インターは高すぎる」と感じている方は、「インターは高すぎて無理」とあきらめる前に読む記事もどうぞ。
よくある質問
ニューヨークの駐在家庭は、インターと現地公立校のどちらが多いですか?
学費の差が大きいため、「現地公立校+土曜の補習授業校」を選ぶ家庭が多い傾向です。マンハッタンの私立インターは年4万5千ドルを超えるため、会社の教育手当の範囲で選ぶのが一般的です。公立校は住所で決まるので、学区を確認してから住まいを決めましょう。
ニューヨークに日本語で学べる全日制の学校はありますか?
あります。コネチカット州グリニッジのニューヨーク日本人学校、ニュージャージー州オークランドのニュージャージー日本人学校(いずれも小中学部)、エングルウッドクリフスのNY育英インターナショナルスクール(幼小)です。いずれもマンハッタンの外にあるため、スクールバスのルートと住まいの場所をあわせて検討してください。
帰国直前の学年でも、日本人学校に編入できますか?
学校や学年によって制限があります。たとえばニューヨーク日本人学校の2026年度募集要項では、6年生の2月1日以降、9年生の2学期始業式翌日以降の入学は原則として募集対象外とされています。帰国時期と受験の予定が決まったら、早めに学校へ問い合わせましょう。
ニューヨークでの数年間を、帰国後にもつながる時間に。
ニューヨークは、世界中から集まる子どもたちと学べる、かけがえのない街です。だからこそ、学費や知名度だけで決めるのではなく、「何年いて、帰国後どこへ戻り、日本語をどう保つか」から逆算して選んだご家庭が、いちばん後悔していません。インターも、現地校と補習校の組み合わせも、日本人学校も、そして帰国後のオンラインも——どれもが正解になり得ます。あなたとお子さんに合う道が見つかりますように。


