開智所沢中等教育学校の学費・偏差値・入試は?6年総額・特待とNGAとの違い【2027年度入試】

開智所沢中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違いを解説する記事のアイキャッチ

開智所沢中等教育学校の学費は、公式の2027年度(令和9年度)生徒募集要項によると、入学金250,000円、授業料540,000円(年額)、教育充実費108,000円(年額)、諸会費52,000円(年額)で、学費と諸会費を足した初年度の合計は950,000円です(2026年11月3日確認)。これとは別に、積立金(各学年250,000円前後・余剰金は卒業時に返金)、制服等の指定用品代(200,000円程度)、タブレット代とランニングコスト(70,000円程度)がかかり、5年次に「特別国際コース」へ進むと授業料等は年額1,018,000円(改定予定)になります。偏差値は学校が公表する数字ではなく、模試や入試回によって異なります。

「開智所沢 学費」と調べているあなたは、お子さんの中学受験を考えながら、「6年間で結局いくらかかるのか」「特待生になると学費はどれくらい変わるのか」「帰国子女や英語が得意な子はどの入試で受けられるのか」を知りたいのだと思います。この記事では、まず開智所沢中等教育学校の公式情報でその問いに答え、そのうえで、オンラインで学ぶNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)とは何が違い、どんな家庭にどちらが合うのかを、どちらかを持ち上げることなく整理します。

目次

結論:開智所沢中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違い(早見)

  • 学費:開智所沢(2027年度)は入学金250,000円+授業料・教育充実費の年額648,000円+諸会費52,000円で、初年度は950,000円。2年目以降は年700,000円(積立金・指定用品代・タブレット代は別)。NGAは非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)。
  • 入試と偏差値:開智所沢は1月の第1回・特待Ⅰ・算数特待・第2回・特待Ⅱ入試と2月の日本橋併願入試、英語型入試、国際生入試で選抜する私立校で、偏差値は模試・入試回で異なります。NGAは学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。
  • 特待:開智所沢には入試成績による特待生制度(S特待・A特待・準特待)があり、S特待は初年度838,000円・2年次以降588,000円(1年ごとに見直し)が給付されます。
  • 英語の比重とクラス:中学の英語は週7時間。国際クラスはネイティブ・バイリンガル教員が担任し、英語を使う入試で入るGSC(Global Scholars Class)は英語の授業をオールイングリッシュで行い、一部教科も英語で学びます。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ設計です。
  • 帰国生枠:国際生入試があり、帰国生・国内インターナショナルスクールの在籍者(在籍歴を含む)・外国籍の人・海外在住者が対象です。NGAは学力入試(偏差値)で選抜する学校ではありません(選考方法の詳細は未公表)。
  • 通い方:開智所沢は埼玉県所沢市の校舎(JR武蔵野線・東所沢駅から徒歩12分)へ通います。NGAはオンラインで、住む場所を選びません。
  • 学校の種類:開智所沢は一条校(中等教育学校)で、日本の中学・高校の卒業資格が得られます。NGAは一条校ではなく、今の学校に籍を置いたまま併用することもできます。
学校公開の日に、両親と小学生の息子が校舎の廊下の掲示物を見ながら歩いている様子
学校公開や説明会で校舎の空気を感じる。学費は6年分で見ると、家族で話し合いやすくなります。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    開智所沢中等教育学校とは——基本情報

    開智所沢中等教育学校は、学校法人開智学園が運営する私立の中等教育学校です。中等教育学校は中学校と高校の6年間を一つにした学校で、前期課程(1〜3年=中1〜中3)と後期課程(4〜6年=高1〜高3)に分かれます。公式サイトのトピックスには2024年4月に「第1期生の入学式」を行ったと掲載されており、2024年開校の新しい学校です。そのため、2026年11月時点ではまだ卒業生がいません。系列の開智中学校(さいたま市)や開智日本橋学園、開智望とは学費や入試が違うため、この記事では開智所沢の公式情報だけを使います。

    所沢には開智所沢小学校もあり、募集定員360名は「内部進学生含む」です。公式のよくある質問では、内部進学生とは行事や課外活動を合同で行い、授業は2年(中2)まで別クラスと説明しています。

    項目 内容(公式情報・2026年11月3日確認)
    所在地 埼玉県所沢市大字松郷169。JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩12分
    校種 私立の中等教育学校(6年制。学校教育法第一条の学校=一条校)
    開校 2024年4月(第1期生の入学式を公式トピックスで掲載)。卒業生はまだいない
    共学/別学 共学(募集要項に「共学」と記載)
    コース・クラス(1〜4年) 特進コース(医大・東大進学/サイエンス/国際/探究)と本科コース(国際/探究)。両コースは同じカリキュラムで、3年(中3)進級時に習熟度で再編成。国際クラスの中にGSC(Global Scholars Class)
    コース(5・6年) 国公立大コース・私立大コース・医系大コース・特別国際コース
    国際系の認定 IBのMYP(中等教育プログラム)の候補校(公式は「候補校であることは認定を保証するものではありません」と明記)
    学級の人数 1クラス30名程度の少人数編成
    高校からの募集 6年一貫で、4年(高1)進級時の受験は不要。高校段階の一般募集は公式の入試情報に記載なし(欠員時の転・編入試験は7月・11月・2月ごろ)
    寮・スクールバス 寮は公式サイトに記載なし。スクールバスは運用の予定なし(よくある質問)

    埼玉県内でインターナショナルスクールや英語に強い学校を広く比べたい場合は、埼玉県のインターナショナルスクールまとめも参考にしてください。

    開智所沢中等教育学校を見る3つのポイント(初年度は学費と諸会費で95万円・入試の成績で決まる特待生制度・国際クラスとGSCの英語)を示した図解
    開智所沢を見るときは、費用・特待・英語の3点をそろえて考えると整理しやすくなります。

    開智所沢中等教育学校の学費(2027年度募集要項・公式)

    公式の学費ページと2027年度の生徒募集要項(一般入試・国際生入試)は、同じ授業料・教育充実費・諸会費を載せています。入学金は入学手続時(一般入試は2027年2月10日まで、国際生入試は2026年12月19日まで)、授業料と教育充実費は年4回(第1期は2027年2月26日までに振込、以降は6月・9月・12月)に分けて納めます。

    費目(2027年度) 金額 納め方・内訳
    入学金 250,000円 入学手続時
    授業料 540,000円(年額) 135,000円×4期
    教育充実費 108,000円(年額) 27,000円×4期
    諸会費 52,000円(年額) 生徒会費6,000円+保護者会費6,000円+学園後援会費20,000円+開智所沢後援会費20,000円
    初年度合計(学費+諸会費) 950,000円 250,000+540,000+108,000+52,000
    積立金 各学年250,000円前後(予定) フィールドワーク等の学校行事・副教材の費用。余剰金は翌年度に繰り越し、卒業時に返金
    制服等指定用品購入費 200,000円程度 制服一式・運動着・通学鞄・通学靴等(学費ページでは230,000円程度と表記)
    タブレット購入代金とランニングコスト 70,000円程度 端末価格の変動で変わる場合あり
    特別国際コースの授業料等 年額1,018,000円(改定予定) 5年次に特別国際コースへ進級した場合

    入学金以外の初年度の納入金(授業料・教育充実費・諸会費)は合わせて700,000円で、これが2年目以降の毎年の基本額です。初年度に実際に用意する金額の目安は、950,000円に積立金250,000円前後、指定用品代200,000円程度、タブレット代70,000円程度を足した約147万円(1,470,000円)です。埼玉県が公表する「令和8年度 私立中学校等の初年度納付金」でも、開智所沢の入学金・授業料・施設費の計は898,000円(入学金250,000円+授業料540,000円+施設費108,000円)で、募集要項の金額と一致します。

    注意したいのは、募集要項に「学費および積立金につきましては、後期課程進級時に改定を予定しております」と書かれている点です。下の6年総額は、現在の金額が続くと仮定した目安です。

    6年間の総額(公式に6年総額の表はないため、公式の年額から計算)

    • 学費+諸会費のみ:950,000円+700,000円×5年=4,450,000円
    • 5年・6年で特別国際コースに進む場合(授業料等が648,000円→1,018,000円で年370,000円増):4,450,000円+370,000円×2年=5,190,000円
    • このほか、積立金(年250,000円前後×6年。余剰は卒業時に返金)、指定用品代、タブレット代、海外研修などの費用がかかります。後期課程の改定があれば金額は変わります。

    任意の寄付金(1口50,000円・4口以上)は入学後に案内があります。一度納めた入学金は、納入期限内であれば開智学園の系列校の入学金に充てることができます。

    特待生制度:入学試験の成績が特に優れた受験生に、教育支援金を給付する制度です。S特待は初年度838,000円・2年次以降588,000円(1年ごとに見直し)、A特待は初年度268,000円・2年次以降268,000円(1年ごとに見直し)、準特待は初年度250,000円の給付です。特待生合格は、特待Ⅰ入試など名称に「特待」が入る日程を中心に出ると公式のよくある質問で説明しています。後期課程では就学支援金などを差し引いた額の給付です。入学後に給付する奨学生制度もあります。

    入試と偏差値——一般・英語型・国際生入試

    2027年度の募集定員は内部進学生を含めて360名(共学)で、特進コース120名・本科コース240名です。受験料は20,000円で、開智学園の系列校すべての回を受験でき、複数校の合否判定でも追加の受験料はかかりません。出願時に【医進】【サイエンス】【国際】【探究】から希望クラスを選び、合格の種類(S特待・A特待・準特待・一般合格)で入るコースとクラスが決まります。各クラスの合格基準点は同じです。

    入試区分(2027年度) 試験日 定員・試験内容
    第1回入試 2027年1月10日(日)午前 120名。国語・算数・社会・理科の4科(本科コース。特進へのスライド合格あり)
    特待Ⅰ入試 2027年1月11日(月)午前 50名。4科または3科(国算理)で判定。合格者全員がS特待
    算数特待入試 2027年1月11日(月)午後 30名。算数のみ(60分)。合格者全員がS・A・準特待のいずれか
    第2回入試 2027年1月12日(火)午前 70名。4科(本科コース。複数回受験の加点制度あり)
    特待Ⅱ入試 2027年1月15日(金)午前 70名。4科または3科。合格者全員がS・A・準特待のいずれか(本科へのスライド合格あり)
    英語型入試 2027年1月15日(金)のみ 一般入試の定員に含む。特待Ⅱ入試の4科に加えて英語(50分・120点)。CEFR A1以上の英語力が出願条件
    日本橋併願入試 2027年2月4日(木)午前 20名。2科(国算)または4科。開智日本橋学園の出願サイトから登録
    国際生入試 2026年10月18日〜12月16日の5回 GSC30名・国際クラス30名。下記参照

    出願時に選べば開智中学校・開智望中等教育学校(特待Ⅱは開智未来中学校も)の合否も同時に判定されます。第2回・特待Ⅱ入試には複数回受験の加点制度(一般合格の判定時に30点加点)があります。

    英語型入試は、国語・算数・社会・理科の後に英語の試験を行い、4科の合計・国算英の合計などの3つの方法で判定し、最も高い結果を採用します。英語検定を受けていなくても出願でき、CEFR A1以上(英検3級相当)の合格証やスコアを持っていれば英語の得点が保証されます。英語型入試の合格者は、入学手続後に希望すればGSCに入ることもできます。

    国際生入試の応募資格は、創造型・探究型・協働型の教育を希望し、①帰国生(A:海外在住1年以上かつ帰国後3年以内/B:A以外)、②国内インターナショナルスクールに在籍、または在籍歴がある人、③外国籍の人、④受験時に海外在住の人(A:海外在住1年以上/B:それ以外)のいずれかに当てはまること(個別に問い合わせ)。2027年度は、シンガポール現地入試(10月18日)、オンライン国際生入試(11月7日)、第1回(11月15日)、第2回(11月23日)、第3回(12月16日)の5回です。

    • 第1回・シンガポール現地:E方式(国語・算数・英語)またはJ方式(国語・算数)。J方式は、第1回では日本人学校や英語を主要言語としない国・地域の現地校の在籍者、シンガポール現地入試では日本人学校の在籍者のみ選べます。E方式はCEFR B1以上で英語の得点保証あり
    • 第2回・第3回:エッセイライティング(英語)・国語・算数・口頭試問と面接(英語・日本語)
    • オンライン:書類審査と口頭試問・面接(英語・日本語)。GSCでの判定を希望する場合は英語面接が必須

    英語の面接や試験を受けていない場合は、原則として国際クラスのみの合否判定になります。帰国子女でなくても、国内インターの経験があれば国際生入試、そうでなくても英語型入試という入口があります。帰国後の英語の保ち方は帰国子女の英語を維持する方法で詳しく扱っています。

    高校受験をしたい場合:募集要項の「外部進学制度」では、開成高校・お茶の水女子大学附属高校・筑波大学附属高校・筑波大学附属駒場高校・東京学芸大学附属高校の5校に限り、不合格でも開智所沢の後期課程に進級できるとしています。

    偏差値について:偏差値は学校が公表する数字ではありません。大手模試の公表値は模試の種類・年度・入試回で異なり、開智所沢のように一般・特待・算数特待・英語型など入試の形が多い学校ほど幅が出ます。この記事では模試名と年度を確かめられる数字が得られなかったため、具体的な数字は載せません。受験を考える場合は、塾や模試の最新資料で志望する回の数字を確認してください。

    英語とカリキュラム——どれくらい英語で学ぶのか

    開智所沢の英語は、全員が同じ量を英語で学ぶ形ではなく、クラスによって比重が変わる形です。授業全体のうち何割が英語か、という比率は公式サイトに記載がありません。公式で確認できる範囲は次のとおりです。

    • 英語の授業時間:中学の英語の授業は週7時間で、6年間で約2,500時間を確保すると説明しています。美術やデザインなどの授業でも英語で指導し、「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ移していく方針です。
    • 国際クラス:ネイティブ・バイリンガル教員が担任で、ホームルームも英語で行います。英語は習熟度別で、入学後に英語を始める生徒も選べます。よくある質問では、国際クラスの入学時の英語力は問わないと説明しています。
    • GSC(Global Scholars Class):国際生入試・英語型入試の合格者が対象です。英語はオールイングリッシュが基本で、1年次はEnglish、English Science(CLIL)、Math(Algebra)、Visual Arts、Design、Long Homeroom、Moral(道徳)を英語で学び、体育や探究などは他のクラスと一緒に学びます。
    • 検定と研修:ケンブリッジ英語検定を全員が受験します。国内の英語キャンプのほか、オーストラリア・シンガポール・マルタの語学研修や、オセアニアへの留学先が紹介されています(対象学年・期間の記載なし)。
    • IB:開智所沢小・中等教育学校は、IBのMYP(中等教育プログラム)の候補校で、IBワールドスクールとしての認定を目指していると公式に書かれています。候補校は認定を保証するものではない、とも明記されています。
    • 5・6年:志望に合わせて国公立大・私立大・医系大・特別国際の4コースに分かれます。公式の時間割表では、英語は週5〜7時間です。

    ほかに、博士号を持つ教員が指導するサイエンスクラスや探究クラスもあります。つまり開智所沢は、日本語で深く考える力を土台にしながら、国際クラスやGSCを選ぶと英語の比重が大きくなる学校、というのが実像です。中学受験の勉強と英語をどう両立させるかは中学受験と英語の両立でも整理しています。

    開智所沢中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを比べる(公式情報で確認した比較表)

    ここからは、オンラインのNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)と並べます。勝ち負けではなく「種類が違う」学校として見てください。一条校とインターナショナルスクールの制度上の違いは学校の種類の比較で詳しく解説しています。

    観点 開智所沢中等教育学校 NIJIN GLOBAL ACADEMY
    学校の種類 私立の中等教育学校(一条校)。日本の中学・高校の卒業資格。IBのMYP候補校 オンラインのインターナショナルスクール(一条校ではない)。今の学校に籍を置いたまま併用できる
    学費(初年度) 950,000円(学費+諸会費。積立金250,000円前後・指定用品代200,000円程度・タブレット代70,000円程度は別) 非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    入試・偏差値 1月の4科・特待・算数特待入試、2月の日本橋併願、英語型入試、国際生入試。偏差値は模試・入試回で異なる 学力入試(偏差値)がない(選考方法の詳細は未公表)
    英語の比重 中学の英語は週7時間。国際クラスは担任がネイティブ・バイリンガル教員、GSCは英語をオールイングリッシュで学び一部教科も英語 英語で教科を学ぶ。日本語の支えを前提に少しずつ英語へ
    帰国生枠・出願資格 国際生入試(帰国生・国内インター在籍歴・外国籍・海外在住)。GSC30名・国際クラス30名 学力入試(偏差値)で選抜する学校ではない
    通い方・場所 埼玉県所沢市の校舎へ通学(東所沢駅から徒歩12分。スクールバスなし) オンライン。住む場所を選ばない(地方・海外在住でも)
    対象学年 中1〜高3相当の6年間 6〜18歳
    開校・実績 2024年4月開校。卒業生はまだいない 2027年9月開校(予定)。2027年4〜5月にプレ開校(体験クラス)。実績はこれから
    開智所沢中等教育学校とNIJIN GLOBAL ACADEMYを、校舎と部活・行事、日本の卒業資格、学力入試(偏差値)がない、英語で教科を学ぶ、住む場所を選ばない、今の学校と併用の6観点で比べた○△×の比較図
    校舎や行事、日本の卒業資格は開智所沢の強み。住む場所を選ばないこと、今の学校と併用できることはNGAの特徴です。

    ※表は開智所沢中等教育学校の公式サイトと2027年度募集要項、埼玉県の公表資料(いずれも2026年11月3日確認)と、NGAの公表情報に基づきます。出典は記事末尾にまとめています。

    窓辺の机で小学生の娘がノートパソコンのオンライン授業に手を挙げ、隣で父親が見守っている様子
    受験して通う学校を選ぶか、今の学校を続けながら英語で学ぶ時間を足すか。お子さんの様子を見ながら考えられます。

    こういう家庭には開智所沢中等教育学校、こういう家庭にはNGA

    開智所沢中等教育学校が合いやすい家庭:所沢周辺やJR武蔵野線沿線など、東所沢駅の校舎に毎日通える範囲に住み、1月の埼玉入試に向けて準備できる家庭。クラスの選択肢が多く、特待生制度で学費の負担が変わる可能性もあります。校舎・部活・行事・対面の友人関係を大切にしながら、日本の卒業資格と大学受験までを一つの学校で歩ませたい家庭には、6年一貫の仕組みが大きな魅力です。

    NGAが合いやすい家庭:受験の負担を避けたい、通学圏の外(地方や海外)に住んでいる、今の小学校や中学校をそのまま続けたい家庭。NGAは学力入試(偏差値)がなく、オンラインなので住む場所を選びません。順位をつけない対話中心の少人数クラスで、日本語の支えを前提に少しずつ英語で教科を学びます。

    併用(ダブルスクール)という道:開智所沢を目指しながら、小学生のうちはNGAで英語で教科を学ぶ土台を作る、という使い方もできます。英語型入試(CEFR A1以上で英語の得点保証)や国際クラスでの学びに向けて、英語で考える時間を少しずつ増やしたい家庭にとって、選択肢の一つになります。詳しくはダブルスクールという学び方をご覧ください。

    ほかの学校との違いも知りたい場合は、同じ開智学園の開智日本橋学園とNGAの違いや開智望中等教育学校とNGAの違いもあわせてどうぞ。系列校でも、学費や入試の形、英語の学び方はそれぞれ異なります。

    開智所沢中等教育学校かNGAか、併用かを決める3ステップ(通学圏かどうかを確かめる・受験に向けて準備するかを決める・英語で学ぶ時間をどう足すかを考える)の図解
    通学、受験、英語の時間。3つの順に考えると、家庭に合う形が見えてきます。

    学費・通学・受験が壁なら——オンラインという選択肢

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、2027年9月開校(予定)のオンライン・インターナショナルスクールです。2027年4〜5月にはプレ開校として体験クラスを予定しています。運営は株式会社NIJIN(日本)で、日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には1000名以上が在籍しています。

    NGAは脱偏差値(順位をつけない)を掲げ、少人数の対話中心の授業で、英語で教科を学びます。対象は6〜18歳。日本語の支えを前提に、少しずつ英語へ移っていく設計です。合言葉は「自分と世界を、好きになる」です。学費は対面インターの約1/5を目指しており、具体的な金額は開校情報の登録者に先行して案内します。

    正直な注意点もあります。NGAは開校前で、実績はこれからです。オンラインなので、校舎での部活や行事、毎日顔を合わせる友人関係と同じ体験ではありません。卒業資格や取得できる国際資格・認定は、まだ公表していません。そのうえで「住む場所や受験に関係なく、英語で教科を学ぶ時間を持ちたい」という家庭には、検討の価値がある選択肢だと考えています。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    よくある質問

    Q. 開智所沢中等教育学校の偏差値はどれくらいですか?

    A. 偏差値は学校が公表する数字ではなく、模試の種類や年度、一般・特待・算数特待・英語型などの入試回によって変わります。模試名と年度を確かめられる数字が得られなかったため、この記事では数字を載せていません。塾や模試の最新資料で、志望する回の数字を確認してください。偏差値の考え方はこちらのFAQで解説しています。

    Q. 開智所沢中等教育学校の学費は、6年間でいくらかかりますか?

    A. 公式に6年総額の表はありません。2027年度募集要項の数字から計算すると、学費と諸会費だけで950,000円+700,000円×5年=4,450,000円、5年・6年で特別国際コースに進むと授業料等が上がり5,190,000円です。これに積立金(年250,000円前後。余剰は卒業時に返金)、指定用品代、タブレット代などが加わります。後期課程(高1)への進級時に学費と積立金の改定が予定されているため、実際の額は変わる可能性があります。

    Q. 帰国子女でなくても英語のクラスに入れますか?

    A. 入れる道があります。国際クラスは入学時の英語力を問わないと公式に説明されています。英語の授業を基本オールイングリッシュで行うGSCは、国際生入試か英語型入試の合格者が対象です。英語型入試はCEFR A1以上の英語力があれば帰国生でなくても出願でき、国際生入試は国内インターナショナルスクールの在籍者・在籍歴がある人や外国籍の人も対象です。個別の条件は学校に確認してください。

    Q. NGAに入試はありますか?開智所沢と併用できますか?

    A. NGAは学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。選考方法の詳細は、現時点ではまだ公表していません。NGAは一条校ではないので、今の学校に籍を置いたまま放課後や週末に学ぶ使い方ができます。たとえば小学生のうちはNGAで英語で教科を学ぶ土台を作り、開智所沢の中学受験を目指す、という形です。開智所沢に入学した後に併用する場合は、学校の授業や行事との時間のバランスを家族で確かめてください。

    どの道を選んでも、お子さんが自分らしく世界とつながれるように

    開智所沢を目指して受験に向き合うことも、今の学校を続けながら英語で学ぶ時間を足すことも、どちらもお子さんの未来を真剣に考えた選択です。大事なのは、学費や偏差値の数字だけで決めるのではなく、お子さんが「毎日どんな場所で、どんな言葉で、誰と学ぶと一番のびのびできるか」を家族で話し合うことだと思います。

    もしその答えの中に「オンラインで、順位をつけずに、英語で学ぶ」という形が入りそうなら、NGAの開校情報を受け取って、ゆっくり比べてみてください。急いで決める必要はありません。

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    ※学費・入試情報は2026年11月3日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    出典(2026年11月3日確認)

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