「ゴードンストウン 求人」で検索して、求人票にたどり着けなかった方へ。先に結論を書きます。2026年9月時点で、ゴードンストウン日本校の求人はまだ公開されていません。探し方が悪いわけでも、募集が終わったわけでもありません。学校の公式FAQに、「現在、採用キャンペーンの立ち上げを準備している。募集要項と求人は、追ってウェブサイトのCareersのセクションに掲載する」と書かれています(Gordonstoun School Japan-West 公式FAQ)。実際、公式サイトのナビゲーションにあるのはNews/About/Founders/FAQ/Contactで、Careersの項目自体がまだ立っていません。
そのうえで、規模の数字は先に出ています。設置・運営にあたる学校法人OCCの公式リリースによれば、最終的に想定されているのは生徒約700人・教職員約200名。日本のインターナショナルスクールとしてはかなり大きな採用が、これから数年かけて動くということです。この記事では、公表されている一次情報だけを並べ直し、告知が出たときに最初に動ける準備までを整理します。推測が混じる箇所は、推測だと明記します。
| 項目 | 公表されている内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 求人の状況 | 採用キャンペーンを準備中。募集要項と求人はウェブサイトのCareersセクションで追って公開 | 公式FAQ |
| 開校 | 2027年9月(2027-28年度が開校年度) | 公式FAQ/OCC |
| 校舎の完成 | 工事は着工済み、2027年7月完成予定 | 公式FAQ |
| 最終規模 | 生徒約700人・教職員約200名 | OCC公式リリース |
| 開校年度の学年 | 2027-28年度はYear 7・8・9の3学年のみ。以後、学年を広げていく計画 | 公式FAQ |
| 形態 | 全寮制が基本。週単位の寮生活もあり、通学生は限られた人数を検討 | 公式FAQ |
| 場所 | 和歌山市梅原、南海電鉄・和歌山大学前駅の西方約500m、約15ヘクタール。関西国際空港から車で約30分、大阪から電車で約1時間 | OCC/公式FAQ |
| 設置・運営 | 学校法人OCC(大阪キリスト教短期大学などを運営)。英国ゴードンストウン校の姉妹校 | OCC公式リリース |
| 給与・待遇 | 未公開。資格要件・国際カリキュラムの経験・赴任にともなう支援などは「募集時に」「募集要項で」共有するとされています | 公式FAQ |
2026年9月4日時点で確認できた公表情報です。新設校の情報は更新が続きます。応募前には必ず公式サイトで最新をご確認ください。
「求人がない」ではなく「まだ出ていない」——公式FAQが書いていること
採用に関する記述は、公式FAQのなかで明確です。採用キャンペーンは準備段階にあり、募集要項(job specifications)と求人(vacancies)は、追ってウェブサイトのCareersのセクションに掲載される——これが現在地です。教員に求められる資格、国際カリキュラムの指導経験、赴任にともなう支援といった条件も、「募集時に」「募集要項のなかで」示すという書き方にとどまっています。つまり、いま出回っている条件面の情報があるとすれば、それは公式のものではありません。
もうひとつ、採用の動きとして公表されているものがあります。英国側の発表によれば、2026年4月10日、Natasha Dangerfield氏がゴードンストウン日本校の創設校長(Founding Principal)に任命されました。同氏は英国Westonbirt Schoolの校長を13年務め、それ以前はゴードンストウン本校でハウスミストレス兼Director of Pastoral Careを務めた経歴を持ちます(Gordonstoun 公式ニュース)。学校のトップが決まったということは、その下のチームを組む段階がこれから来るということでもあります。
新設校の採用は、3つのフェーズに分かれて動く

ここからは新設校一般の話で、同校の計画ではありません。学校の採用は、役割ごとに時期がずれます。まず設立準備期に校長・管理職・準備の中核が決まる。次に開校前年に、教科の教員・寮務・事務・入試広報などの本募集が動く。そして開校後、学年を毎年広げる学校では増員が数年続きます。
この形にあてはめると、2027年9月開校・校舎完成が2027年7月という日程からは、本募集の中心は2026年度後半から2027年度前半のどこかになる可能性が高い、と読めます。ただしこれは日程からの推測であり、公式が示した時期ではありません。断定はできません。もうひとつ押さえておきたいのは、開校年度の生徒がYear 7・8・9の3学年のみで、以後学年を広げていく計画だという点です。初年度に必要な教員数と、最終的な約200名との差は、開校後の数年で埋まっていくことになります。初年度に間に合わなかったから終わり、という話ではありません。
公表情報から読める「生まれそうな仕事」——ただし推測です
職種の一覧はまだ出ていないので、ここは公表された学校の性格から推測できることとして読んでください。まず全寮制が基本である以上、教科指導だけでなく寮生活を担う役割(英国系の学校で言うハウスマスター/ハウスミストレス、寮の運営や生活支援)が要る学校です。授業時間だけでは終わらない仕事がある、ということでもあります。次に、約15ヘクタールの敷地に700人規模という計画からは、教える職以外——施設、寮務、入試広報、事務、IT、食事や健康管理といった学校を運営する職も相当数動くと考えるのが自然です。インターナショナルスクールにどんな職種があるのかは、インターナショナルスクールの事務・スタッフ求人で職種ごとに整理しています。
いま準備しておく価値があるのは、条件を待つことではなく自分の側の材料をそろえることです。日本の教員免許、指導してきた学年と教科、英語での指導経験、寮や課外活動での関わり、国際カリキュラム(IB/IGCSEなど)に触れた経験——これらは、どの学校の募集が出ても最初に問われます。インターの教員になるルート全体はインターナショナルスクールの先生になるにはにまとめました。キャリアを高めたい方、いろんな世界を見てみたい方にとって、こうした棚卸しは、どの結果になっても手元に残る作業です。
なお、和歌山県のインターナショナルスクール事情そのもの(同校を含め、県内・通学圏で選べる学校)は和歌山県のインターナショナルスクールで保護者向けに整理しています。学校の全体像をつかむには、そちらが早いと思います。
NIJIN GLOBAL ACADEMYの創業メンバー募集を見る →——待っているあいだ、いま応募できる場を1つ持っておくという選択肢もあります。並走させておくと、条件が出たときに冷静に比べられます。
告知を見逃さないための3ステップ

1.公式を定点観測する。 月に一度、公式サイトのCareersとNewsを自分の目で確認します。新設校では、求人媒体や転職エージェントより公式の掲載が先になることが珍しくありません。FAQが「Careersのセクションに掲載する」と名指ししている以上、そこが一次の窓口です。
2.出せる書類を先に整える。 和文・英文の職務経歴書、免許や資格の証明、担当学年と指導実績の一覧。公開されてから作り始めると、初動が2〜3週間遅れます。国際系の学校では英文CVと推薦者(referee)の連絡先を求められることが多いので、依頼できる人に先に一声かけておくだけでも違います。
3.並走する選択肢を1つ持つ。 待つ時間を空白にしないための保険です。断る自由がある状態で条件を読めるほうが、判断は確実に良くなります。
「開校前の学校に入る」という選択の性質

開校前の学校に入るというのは、まだ形になっていないものを一緒に立ち上げるということです。校則も時間割も行事も、前例をなぞるのではなく決めるところから関わる。おもしろさと不確かさが同居していて、そこが合う人と合わない人がはっきり分かれます。そしてもうひとつ、現実的な性質があります。着任までに待ち時間があることです。2027年9月開校であれば、いまから約1年。その1年をどう過ごすかは、自分で決められます。
NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、同じ2027年9月に開校予定のオンライン国際学校です。ちがうのは形態で、完全リモート——校舎も寮も持たず、世界中どこからでも働けます。そして創業メンバーの募集は、いま動いています。5つの働き方(パート〜フル)から選べ、教えること以外にマーケティング・Web・事業提携・HRといった役割も担えます。募集ページには5つの働き方モデルと報酬レンジの例が示されています(担任中心のモデルで合計月25〜30万円、規模が育った例で月95〜114万円)。ただしこれは事業計画に基づく試算であり、確定額や個別の契約条件を保証するものではありません。報酬はジョブ型で、報酬テーブルは面談時に全公開されます。
正直に書いておくと、NGAにも開校済みの実績はまだありません。全寮制の校舎で生徒と生活をともにする教育を望む方には、そもそも形が違います。求めているのはゼロから創れる人——完成した組織に入るのではなく、まだ何もない場所から創ることにワクワクする人で、英語力はCEFR B2目安です。選考は書類→グループ面接→NIJINアカデミーでのインターン→最終プレゼンという流れになります。いま学校で働いていることは誇っていい仕事で、辞めることをすすめる気はありません。ただ、教える情熱は手放さず、働く場所と役割の決め方だけを変える選択肢が現実にあることは、待つあいだに知っておいて損はないと思います。在宅で働きたい方、世界中を旅しながら働きたい方には、比べる材料になるはずです。
よくある質問
ゴードンストウン日本校の求人はいつ出ますか?
公式には時期が示されていません。公式FAQにあるのは「採用キャンペーンを準備中で、募集要項と求人は追ってCareersのセクションに掲載する」という記述までです。2027年9月開校・校舎完成2027年7月という日程からは開校前年が中心になると推測できますが、確定情報ではありません。公式サイトの更新をご確認ください。
日本の教員免許は必要ですか?英語力はどの程度求められますか?
公式FAQでは、資格要件や国際カリキュラムの指導経験について「募集時に」「募集要項のなかで」示すとされており、現時点で条件は公開されていません。一般に英国系カリキュラムの全寮制校では英語での指導経験が問われることが多いですが、同校がどうするかは募集要項を待つ必要があります。
給与はどのくらいですか?
公開されていません。赴任にともなう支援(relocation package)についても「募集時に共有する」とされています。給与の相場感そのものはインターナショナルスクールの先生の給料で公表資料をもとに整理していますが、同校の水準を示すものではありません。
教員以外の職種でも働けますか?
職種の一覧はまだ公開されていません。ただし全寮制・生徒約700人・教職員約200名という計画からは、寮務・事務・入試広報・施設など教える職以外も相当数動くと考えられます(これは規模からの推測です)。
開校まで待たずに、いま国際教育の現場で働く方法はありますか?
あります。オンラインの学校であれば校舎の完成を待つ必要がないため、開校準備の段階から関われる募集が動いていることがあります。NGAの創業メンバー募集もその一つで、募集ページから応募できます。
待つ1年を、空白にしない
ゴードンストウン日本校の求人は、いつか必ず出ます。教職員約200名という規模が公表されている以上、それは「あるかどうか」の話ではなく「いつか」の話です。だから、いまやるべきことは探し続けることではなく、出たときに最初に動ける状態を作っておくことだと思います。書類を整え、公式を月に一度見て、そして待つあいだの1年を空白にしない。
NGAが変えようとしているのは、偏差値でも通学圏でもない基準で、子どもが自分と世界を好きになれる学校をつくることです。校舎を持たないのは、そのために「どこに住んでいるか」を条件から外したかったからで、それは働く側にとっても同じ意味を持ちます。新しい学校を一緒に立ち上げたいという気持ちは、和歌山でも、オンラインでも、同じ場所から出てきているはずです。NGAが目指しているもの →
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