関西学院大阪インターナショナルスクールと千里国際の学費・入試は?2校の違いとNGA【2027年度入試】

関西学院千里国際(SIS・OIS)とNIJIN GLOBAL ACADEMYの違いを解説する記事のアイキャッチ

大阪府箕面市の関西学院千里国際キャンパスには、英語でIB(国際バカロレア)を学ぶ「関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)」と、日本の中学・高校である「関西学院千里国際中等部・高等部(SIS)」の2校があります。OISの学費は、公式サイトによると2026-27年度の年間授業料がKA〜Grade 5で2,270,000円、Grade 6〜10で2,708,000円、Grade 11〜12で2,828,000円で、入学時に登録料330,000円がかかります。一方SISは、2027年度入学生の中等部1年の初年度学費が入学金300,000円+授業料1,317,000円=1,617,000円です(いずれも2026年10月20日確認)。偏差値は学校が公表する数字ではなく、OISには日本の模試で測る偏差値がそもそもありません。

「関西学院大阪インターナショナルスクール 学費」「千里国際 学費」と調べているあなたは、「同じキャンパスの2校は何が違うのか」「うちの子はどちらに出願できるのか」「6年間でいくらかかるのか」が気になっているのだと思います。この記事では、まず2校の公式サイトと募集要項(PDFの中身まで)でその問いに答え、そのうえで、オンラインで学ぶNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)とは何が違い、どんな家庭にどれが合うのかを整理します。

目次

結論:OIS・SISとNIJIN GLOBAL ACADEMYの違い(早見)

  • 学校の種類:SISは文部科学省の課程で日本の中学・高校の卒業資格をめざす学校(一条校)。OISは英語でIBを学ぶK-12のインターナショナルスクールで、公式は「英語の大学進学準備課程」と説明しています。NGAはオンラインのインターナショナルスクールで一条校ではなく、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できます。
  • 学費:OISは年2,270,000〜2,828,000円(2026-27年度・学年で異なる)+登録料330,000円。SISは2027年度入学生で授業料年1,317,000円+入学金300,000円+その他の諸費年102,000円。NGAは非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)。
  • 入試と偏差値:SISの中等部一般生入試は国語・算数(各50分)と面接で、日本の模試の偏差値の対象になる入試です。OISは随時出願で、英語・数学・認知力のテストと面接で選考し、偏差値はありません。NGAも学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。
  • 帰国生枠:SISは帰国生入試・海外生入試・帰国生特別入試・帰国生筆記入試があり、生徒のおよそ半数が帰国生。高等部は帰国生のみ募集しています。OISは日本人の帰国生を入学の優先順位の3番目に置いています。NGAは学力選抜で偏差値をつける学校ではなく、選考方法の詳細は未公表です(海外在住・帰国後のご家庭もオンラインで学べます)。
  • 英語の比重:OISは授業が英語。SISは日本語の課程に、初級からネイティブまでのレベル別英語と、OISとの合同授業(美術・音楽・体育)が加わります。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ設計です。
  • 通い方:OIS・SISは箕面市のキャンパスに通学(SISには中学3年生以上・保護者が遠方の生徒向けの寮あり)。NGAはオンラインで、住む場所を選ばず6〜18歳が学べます。
明るいダイニングテーブルで、2つの学校の資料と学費のメモを広げて話し合う両親と小学校高学年の娘
同じキャンパスでも、日本の中高とインターでは学費も入り方も違います。まずは家族で2校の違いを整理するところから。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    SISとOISとは——同じキャンパスにある2つの学校

    OISとSISは、大阪府箕面市小野原西の同じ校舎で学ぶ「姉妹校」です。公式サイトでは、両校は「Two Schools Together」として図書館・体育館・理科室などを共有し、美術・音楽・体育と一部の語学の授業、部活動、生徒会を両校の生徒で一緒に行うと説明されています。ただし入試はそれぞれ独立していて、OISへの入学はOISのアドミッションズへの問い合わせから始まります。

    項目 関西学院千里国際中等部・高等部(SIS) 関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)
    学校の種類 日本の私立中学・高校(文部科学省の課程で日本の卒業資格をめざす)。共学 K-12のインターナショナルスクール(英語の大学進学準備課程)
    対象学年 中等部1年〜高等部3年(7〜12年生) KA(幼稚部)〜Grade 12
    授業の言語 日本語の課程。英語は初級〜ネイティブのレベル別。美術・音楽・体育はOISと合同 英語(1コマ55分)
    国際的な課程・認定 高等部でIBディプロマプログラム(IBDP)を希望者が履修できる。文部科学省のスーパーグローバルハイスクールに指定された学校(OIS公式の説明) IBのPYP・MYP・DPの3課程(DPは1994年から、MYP・PYPは2004年から)。WASC認定、CIS・JCIS会員
    学年暦 春・秋・冬の3学期制(各学期60日の授業日)。学期ごとに入学・編入の機会がある 8月下旬〜6月下旬。3学期制(各約60日)。年度途中の入学も受け付け
    生徒の特徴 生徒のおよそ半数が帰国生(公式) 約270人・34の国籍(公式)
    所在地 大阪府箕面市小野原西4丁目4番16号(関西学院千里国際キャンパス)
    関学千里国際キャンパスを見る3つのポイント(SISは日本の中高でOISは英語のIBの学校・OISは年227万〜283万円でSISは授業料年131.7万円・SISは帰国生入試が多彩でOISは随時選考)を示した図解
    「学校の種類」「学費」「入り方」の3つで、2校の違いがはっきり見えてきます。

    大阪府内には、OIS以外にもインターナショナルスクールや国際系の学校があります。通学できる範囲の選択肢を比べたい場合は、大阪のインターナショナルスクール一覧と学費もあわせて読むと、地域の全体像が見えてきます。

    関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)の学費(2026-27年度・公式)

    ここでは、2026年10月20日時点でOISの英語の公式サイト(Fees)に掲載されていた2026-27年度の金額を使います。公式によると、2026-27年度は全学年でおよそ4%の学費の値上げが理事会で承認されています。金額はすべて円(JPY)で、学期(トライメスター)ごとに請求されます。

    年間授業料(学年別)

    学年 年間授業料 PTA会費(年) 年間合計
    KA〜Grade 5 2,270,000円 5,000円 2,275,000円
    Grade 6〜Grade 10 2,708,000円 5,000円 2,713,000円
    Grade 11〜Grade 12 2,828,000円 5,000円 2,833,000円

    学期ごとの内訳は、たとえばGrade 6〜10なら秋学期903,000円(+PTA会費5,000円)、冬学期903,000円、春学期902,000円です。

    入学時の費用と、授業料以外の費用

    • 出願料(Application Fee):40,000円(返金なし)
    • 登録料(Registration fee):330,000円(入学時に1回・返金なし)
    • スクールバス(1学期あたり):28,010〜89,630円(乗車地で異なる)

    初年度と在学期間の目安(計算式)

    公式に「初年度合計」や「総額」の表はないため、公式の数字から計算します。2026-27年度の金額が在学中も変わらないと仮定し、出願料・バス・カフェテリアは含めていません(実際には毎年改定される可能性があります)。

    • Grade 6(日本の小学6年生前後)で入学した初年度:登録料330,000円+授業料2,708,000円+PTA会費5,000円=3,043,000円
    • Grade 1で入学した初年度:330,000円+2,270,000円+5,000円=2,605,000円
    • Grade 7からGrade 12までの6年間(日本の中1〜高3にあたる期間):330,000円+2,708,000円×4年+2,828,000円×2年=16,818,000円(PTA会費を除く)

    授業料の支援

    公式によると、Grade 10〜12に新たに入る生徒は、国の「高等学校等就学支援金」に申請できます(世帯の住民税額の確認書類が必要)。家計の状況が変わった場合の限られた学費援助(毎年申請)もあります。

    関西学院千里国際中等部・高等部(SIS)の学費(2027年度入学生・公式)

    SISの学費は、公式サイトの「2027年度入学 入試要項」(PDF)の表を使います(2026年10月20日確認)。

    費目 中等部1年(2027年度入学生)
    入学金(入学時のみ) 300,000円
    授業料(年額) 1,317,000円
    学費合計(初年度) 1,617,000円
    保護者会費(年) 9,000円
    関西学院後援会費(年) 3,000円
    諸経費預り金(年・実費精算) 90,000円

    学費・諸費は学期ごと(3回)に請求されます。公式の学費ページには「入学時の授業料は、中等部または高等部の卒業まで変更しない」と書かれています。2026年度入学生は年1,266,000円だったため、入学年度で授業料が違う点に注意してください。

    授業料以外にかかるもの

    • 入学検定料:28,000円
    • 第2外国語を選んだ場合の受講料(2027年度・学期ごと):週1時間16,000円/週2時間32,000円/週3時間48,000円/週4時間64,000円
    • 高等部でIBディプロマプログラムを履修する場合の受講料:1学期につき559,000円(2027年度秋学期から履修する11年生の参考額)
    • 中等部から高等部へ進むときの内部進学入学金:150,000円(2027年度)
    • 高等部2年(11年生)の学年旅行積立金:180,000円(2026年度入学生の表より)
    • 寮(あけぼの寮・中学3年生以上で保護者が遠方の生徒が対象):入寮費50,000円・年間寮費998,700円・年間寮食費270,000円(2026年度実績)

    また、帰国生・海外生用の入試要項には「本校は大阪府私立高校等授業料無償化制度の対象校ではありません」と明記されています。詳しくは公式の学費ページのお知らせで確認してください。

    中高6年間の目安(計算式)

    公式に6年総額の表はありません。2027年度入学の中等部3年間は、授業料が卒業まで変わらないため、入学金300,000円+授業料1,317,000円×3年=4,251,000円です。高等部の授業料(2030年度)は未公表のため、仮に同じ1,317,000円とすると、高等部3年間は内部進学入学金150,000円+1,317,000円×3年=4,101,000円で、6年間の学費は約8,352,000円です。ほかに諸費や学年旅行、IBDPの受講料などが加わります。

    入試と偏差値——SISの一般・国際生・帰国生入試、OISの随時選考

    SIS中等部の一般生・国際生・帰国生筆記入試(2027年度)

    • 入試日:2027年1月16日(土)。2027年度から土曜日の実施
    • 出願期間:窓口2026年12月14日〜16日および2027年1月7日/郵送2026年12月14日〜2027年1月7日必着
    • 試験:書類(生活や活動の報告と志望理由)、国語(50分)・算数(50分)、生徒面接。帰国生筆記入試のみ保護者面接もあり
    • 募集人数:一般生約40名(国際生・帰国生筆記は定めず)
    • 受験資格:2014年4月2日〜2015年4月1日生まれ。国際生は事前の受験資格審査(申込書提出は2026年9月1日〜11月5日、面接はオンライン)が必要
    • 結果発表:2027年1月18日(月)。入学申込金300,000円の納入期限は一般生・国際生が1月21日、帰国生筆記が1月25日

    国際生は、保護者が外国出身または外国籍の児童、または海外の現地校・インターナショナルスクールで初等教育を2年以上受けた児童が対象です。高等部では一般生・国際生の募集はなく、帰国生のみを受け入れています。公式の入試結果では、2026年度の中等部一般・国際は出願者96人・受検者95人・合格者46人・入学者33人でした。

    SISの帰国生入試(2026〜2027年実施)

    • 帰国生入試:6月(オンライン)と1月(2027年1月6日・対面)。中等部1年〜高等部3年が対象
    • 海外生入試:2026年11月21日・22日(オンライン)。出願時に海外の学校で学んでいる児童生徒が対象で、帰国時期が未定でも受験できる
    • 帰国生特別入試:8月・11月・3月(対面)。急な帰国が決まった人向けの専願入試
    • 試験内容(帰国生・海外生・帰国生特別):作文(日本語または英語・50分)、生徒面接(約20分)、保護者面接(約15分)

    帰国生の受験資格は、原則として直近の海外在留期間が連続して1年以上で、その間に現地の教育機関で学んだことです。在留1年以上2年未満なら帰国から入試日まで2年以内、2年以上なら3年以内が条件です。国内のインターナショナルスクールの在籍者も、事前確認を受けて受験できる場合があります。

    OISの選考(随時)

    OISは年間を通して出願を受け付け、個別に審査します。問い合わせフォームから始め、推薦書2通や成績記録などを提出します。出願者は全員、英語(言語)・数学・認知力のテストを受け、本人と(可能なら)両親の面接があります。英語を話さない出願者は、学年ごとに受け入れが制限される場合があります。

    保護者が知っておきたいのは、入学の優先順位です。公式では、①英語圏出身の駐在家庭の子ども、②その他の国の駐在家庭の子ども、③日本人の帰国生(英語のイマージョン環境で2年以上の国際的な教育を受けた人)、④英語のイマージョン教育が必要な強い理由を示せる日本人家庭の子ども、の順と書かれています。日本で育った家庭は早めに相談を。

    偏差値はどう考える?

    偏差値は学校が公表する数字ではありません。SISは国語・算数の筆記試験がある中学入試なので、関西の大手模試が偏差値の目安を出していますが、模試や年度で大きく異なり、出典を確かめられる公表値を確認できなかったため、数字は書きません。OISには日本の模試の偏差値はありません。考え方はインターナショナルスクールに偏差値はある?で説明しています。

    英語とカリキュラム——どれくらい英語で学ぶのか

    OISはIBのワールドスクールで、小学部はPYP、Grade 6〜10はMYP、Grade 11・12はDPを学びます。公式によると、OISは日本で初めてIBの3つの課程すべてを提供した学校です。授業は英語で、英語を母語としない生徒にはEAL(追加言語としての英語)の支援があります。

    SISは、文部科学省の課程で日本の中学・高校の卒業資格をめざす学校です。そのうえで、1年を春・秋・冬の3学期に分けて学期ごとに授業を完結させる「学期完結制」、レベルに合わせて授業を選ぶ「無学年制」、初級からネイティブまでの英語クラスが特徴です。美術・音楽・体育はOISと合同です。高等部ではIBDPを希望者が履修できます。卒業生の多くは日本の大学に進み、毎年かなりの数が海外の大学を選ぶとOIS公式は説明しています。

    日本国籍の子どもがOISに入る場合の注意

    公式の説明では、日本の卒業資格をめざすのはSISで、OISは英語の大学進学準備課程です。文部科学省は、日本国籍の子どもが義務教育の年齢に一条校でないインターナショナルスクールに通っても、就学義務を果たしたことにはならないと説明しています。小中学生の年齢でOISを考えるなら、市区町村の教育委員会に事前に相談を。一条校とインターナショナルスクールの違いは、一条校・インター・オルタナティブスクールの違いで整理しています。

    SIS・OISとNIJIN GLOBAL ACADEMYを比べる(公式情報で確認した比較表)

    SISは日本の中高、OISは英語のIB校、NGAはオンラインの学校で、そもそも種類が違います。優劣ではなく、違いを項目ごとに並べます。

    観点 SIS(千里国際中等部・高等部) OIS(大阪インターナショナルスクール) NIJIN GLOBAL ACADEMY
    学校の種類(一条校か) 日本の私立中学・高校(一条校) 英語のIBのインターナショナルスクール(日本の卒業資格をめざす課程ではない) オンライン・インターナショナルスクール。一条校ではない
    学費(初年度) 中等部1年:入学金300,000円+授業料1,317,000円=1,617,000円(2027年度入学生)+諸費102,000円 Grade 6:登録料330,000円+授業料2,708,000円(2026-27年度)+PTA会費5,000円 非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    入試・偏差値 国語・算数・面接(一般生)。模試の偏差値の対象。公式の偏差値はない 随時出願。英語・数学・認知力テストと面接。偏差値はない 学力入試(偏差値)がない。偏差値はない
    英語の比重 日本語の課程+レベル別英語+OISとの合同授業。高等部でIBDPも選べる 授業は英語(PYP・MYP・DP) 日本語の支えを前提に、少しずつ英語で教科を学ぶ
    帰国生枠・出願資格 帰国生入試・海外生入試・帰国生特別入試・帰国生筆記入試。高等部は帰国生のみ 優先順位は駐在家庭→日本人帰国生→英語教育の必要を示せる日本人家庭 学力入試(偏差値)がない(選考の詳細は未公表)
    通い方・場所 箕面市のキャンパスに通学(中3以上は寮の選択肢あり) 箕面市のキャンパスに通学(スクールバスあり) オンライン。地方・海外在住でも参加できる。今の学校と併用も可
    対象学年 中学1年〜高校3年 KA〜Grade 12 6〜18歳
    開校・実績 2026年度の中等部一般・国際の入学者33人など、入試結果を公表 1991年から関西の国際社会に教育を提供(公式)。約270人 2027年9月開校(予定)、2027年4〜5月にプレ開校。実績はこれから
    関学千里国際キャンパス(SIS・OIS)とNIJIN GLOBAL ACADEMYを、校舎と部活・行事、日本の中高の卒業資格、英語で教科を学ぶ、学力入試(偏差値)がない、住む場所を選ばない、今の学校との併用の6観点で比べた○△×の比較図
    キャンパスの2校は「通学して、日本語と英語の両方の世界で学ぶ」場所。NGAは「住む場所を選ばず、今の学校と併用できる」学び方です。

    出典:OIS・SISの公式サイトと2校の入試要項(PDF)、文部科学省の資料(記事末に一覧)。2026年10月20日確認。NGAの情報は運営元の株式会社NIJINによるものです。

    正直に言えば、日本の中高とインターの生徒が同じ校舎で部活や音楽、行事をともにする毎日は、NGAでは同じ形では得られません。一方で、2校は通学できることが前提で、SISは国語・算数の入試、OISは英語での選考と入学の優先順位があります。通学できない、今の学校を続けたい——そんな時期の選択肢がNGAです。

    夕方のリビングで、父親と小学生の息子が並んでノートパソコンのオンライン英語授業を見て、息子が画面に向かって話している様子
    家にいながら英語で考える時間を少しずつ増やす。受験や転校を決める前の準備の形もあります。

    こういう家庭にはSIS・OIS、こういう家庭にはNGA

    「どれか一つ」より「どの時期に、どれを」と考えるほうが現実的です。4つのパターンで考えます。

    1. 通学圏に住み、日本の大学も海外も視野に入れたい家庭にはSIS

    日本の卒業資格を得ながら、帰国生や海外出身の仲間と学び、英語をレベルに合わせて伸ばしたい家庭にはSISが合います。中等部の一般生入試は国語・算数の筆記試験なので、中学受験の準備が必要です。受験勉強と英語の両立の考え方は、受験と英語は両立できる?が参考になります。

    2. 海外から戻る、または英語で学んできた家庭にはSISの帰国生入試かOIS

    海外で1年以上学んだ子どもなら、SISの帰国生入試(作文は日本語か英語を選べる)や海外生入試の対象になります。英語で教科を学び続けてIBDPまで進みたいならOISも候補です。帰国後に英語力をどう保つかは、帰国子女の英語をキープする方法で整理しています。

    3. 小学生のうちはNGAで土台を作り、中学からSIS・OISを考える

    OISの選考では英語で考え、伝える力がそのまま問われます。小学生のうちは今の学校に通いながら、放課後や週末にNGAで英語で教科を学び、少人数の対話で自分の意見を英語で伝える経験を重ねておく——そのうえで中学のタイミングで出願を考える、という順番が考えられます。NGAは一条校ではないため、日本の小学校に籍を置いたまま併用できます。具体的な時間の使い方はダブルスクールという選び方で紹介しています。

    4. 箕面に通えない、受験の負担を避けたい家庭にはNGA

    関西の通学圏に住んでいない、海外に住んでいる、中学受験を前提にしたくない、学費の負担を抑えたい——そんな場合は、住む場所を選ばないNGAが選択肢になります。順位をつけない少人数の対話中心の授業で、日本語の支えを前提に英語で教科を学びます。

    SIS・OIS・NGAのどれを選ぶかを決める3ステップ(日本の卒業資格が必要か・通学圏に住んでいるか・出願資格と学費を確かめる)の図解
    卒業資格・通学・出願資格と学費の3つを順に考えると、家庭に合う形が見えてきます。

    関西のほかの国際系の学校との違いも知りたい場合は、京都の同志社国際とNGAの違いや立命館宇治とNGAの違いも読んでみてください。

    学費・通学・受験が壁なら——オンラインという選択肢

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、株式会社NIJINが運営する、2027年9月開校(予定)のオンライン・インターナショナルスクールです。2027年4〜5月には体験クラスとしてプレ開校を予定しています。NIJINが日本で運営するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、1000名以上の子どもたちが在籍しています。

    • 対象は6〜18歳。脱偏差値(順位をつけない)で、少人数の対話中心の授業
    • 英語で教科を学ぶ。ただし日本語の支えを前提に、少しずつ英語の比重を上げていく
    • 大切にしている言葉は「自分と世界を、好きになる」
    • 学費は非公開(対面インターの約1/5を目指す・開校情報登録者に先行案内)
    • 一条校ではないため、日本の小中学校に籍を置いたまま併用できる

    正直にお伝えしておくと、NGAは開校前で、実績はこれからです。キャンパスでの部活や音楽、行事と同じ体験は、オンラインでは提供できません。そのうえで、「住んでいる場所」「受験」「費用」の壁で英語で学ぶ環境をあきらめかけている家庭に、別の道を用意したいと考えています。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    よくある質問

    Q. 関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)の学費は学年でいくらですか?

    A. 2026-27年度の年間授業料は、KA〜Grade 5が2,270,000円、Grade 6〜10が2,708,000円、Grade 11〜12が2,828,000円です(PTA会費年5,000円が別)。入学時に登録料330,000円、出願料40,000円がかかります。2026-27年度は約4%の値上げでした。

    Q. 千里国際(SIS)とOISの偏差値はどれくらいですか?

    A. どちらも学校は偏差値を公表していません。SISは国語・算数の筆記試験がある中学入試なので模試の偏差値の目安はありますが、模試や年度で大きく異なります。OISは英語・数学・認知力のテストと面接で選ぶため、日本の模試の偏差値はありません。考え方はこちらのFAQで解説しています。

    Q. 帰国生でなくてもSISやOISに入れますか?

    A. SISの中等部は、日本国内の小学校を卒業見込みの一般生(約40名)も受験できます。ただし高等部は帰国生のみの募集です。OISは入学の優先順位があり、日本人家庭は帰国生の次です。可否は各校のアドミッションズに確認してください。

    Q. SISの6年間でいくらかかりますか?

    A. 公式に6年総額の表はありません。2027年度入学なら中等部3年間の学費は入学金を含めて4,251,000円。高等部も同じ授業料と仮定すると、6年間の学費は約8,352,000円で、ほかに諸費などが加わります。

    Q. NGAに入試はありますか?SISやOISと併用できますか?

    A. NGAは学力入試(偏差値)がない学校で、偏差値はありません。選考方法の詳細はまだ公表していません。小学生のうちにNGAで英語で学ぶ土台をつくり、中学から2校を考える、という時期による使い分けが現実的です。

    日本語と英語、どちらの世界も、お子さんのペースで

    日本の中高とインターの生徒が一緒に音楽を奏で、スポーツをする——関学千里国際キャンパスは珍しい学びの場です。けれど、そこに向かうかどうか、いつ向かうかは、お子さん自身の気持ちと家族の事情で決めてよいことです。急ぐ必要はありません。

    まずは、お子さんが「どこで、どんな言葉で、誰と学びたいか」を家族で話してみてください。その答えの中に「今の場所にいながら、順位をつけずに、英語で学ぶ」という形が入りそうなら、NGAの開校情報を受け取って、ゆっくり比べてみてください。

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    ※学費・入試情報は2026年10月20日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    出典(2026年10月20日確認)

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