【2026-27年度】セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費はいくら?授業料・入学金・卒業までの総額と偏差値を公式情報で整理

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費はいくら?2026-27年度の授業料と総額を公式情報で整理した記事のアイキャッチ

「セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費は、入学の年にいくら用意すればいいのだろう」「偏差値はどのくらいなのだろう」。世田谷区瀬田の男子校を候補に入れたとき、あなたが知りたいのはきっと、授業料の数字だけでなく、合格してから何が、いつ、いくら必要になるのかという全体像ではないでしょうか。

先に答えをお伝えします。セント・メリーズの2026-27年度の授業料は、小学部(RP〜Grade 5)が年額2,860,000円、中学部(Grade 6〜8)が年額2,970,000円、高校部(Grade 9〜12)が年額3,050,000円です(公式・消費税込み・2026年9月27日確認)。ただし初年度は登録料400,000円とDevelopment Fund 1,000,000円の計1,400,000円(ほかに出願料50,000円)が加わり、毎年、授業料とは別に建物維持費200,000円がかかります。また、インターナショナルスクールには日本の私立校のような偏差値はありません。この記事では、学校の公式サイトに載っている数字と情報だけを使って、初年度と2年目以降の違い、卒業までの総額、近い学校との比較、偏差値の代わりに入学で実際に見られること、就学義務との関係まで順番に整理します。

目次

結論:セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費(2026-27年度・早見)

  • 授業料(年額・税込):小学部(RP〜G5)2,860,000円/中学部(G6〜8)2,970,000円/高校部(G9〜12)3,050,000円
  • 初年度だけかかるもの:登録料400,000円+Development Fund 1,000,000円=1,400,000円(別に出願料50,000円)。合格通知から2週間以内に支払い
  • 毎年かかる授業料以外の費用:建物維持費200,000円。スクールバス(利用者のみ・片道310,000円/往復420,000円)、G3〜5のiPad代・G6〜8のMacBook代(新入生・進級時)、IB試験料(1科目20,000円)、G12の卒業費30,000円など
  • 小1(またはRP)で入学した場合:初年度4,460,000円(出願料・バスは別)、2年目以降の小学部は年3,060,000円(授業料+建物維持費)
  • きょうだい割引・奨学金:学費ページに記載なし。在校生の弟は入学選考で優先される区分に入るが、学費の割引という意味ではない
  • 偏差値:公表された偏差値はない。成績表・標準テスト・学校独自のスクリーニング・本人と保護者の面接で判断される
  • 学費が壁になるなら:NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンラインのインターナショナルスクール/2027年9月開校予定・対面インターの約1/5の学費帯を目指す・金額は開校情報登録者に先行案内)
東京の住宅の食卓で、両親と息子が学校案内の資料と電卓を広げて入学にかかる費用を話し合っている様子
授業料だけでなく、合格直後に必要な一時金や毎年の費目まで家族で並べてみると、準備すべき金額と時期が見えてきます。

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    セント・メリーズ・インターナショナル・スクールとは——学費を見る前に押さえる基本情報

    セント・メリーズ・インターナショナル・スクール(St. Mary’s International School)は、東京都世田谷区瀬田にあるカトリック系の男子校です。キンダーにあたるRP(Readiness Program)からGrade 12までが一つのキャンパスで学び、高校の最後の2年間では国際バカロレアのディプロマ・プログラム(IBDP)を学びます。公式サイトは「男子のニーズだけに焦点を当てた学校」であることを前面に出しており、女の子のきょうだいがいる場合は、同じ学校に通わせることはできない点を最初に押さえておきましょう。

    項目 内容(公式サイト・2026年9月27日確認)
    設立 1954年(1971年に現在の世田谷区へ移転)
    所在地 東京都世田谷区瀬田1-6-19
    対象学年 RP(キンダー・5歳)〜Grade 12。小学部=RP〜G5、中学部=G6〜8、高校部=G9〜12
    男女 男子校
    宗教的背景 カトリック(入学方針で、宗教・国籍などによる差別をしないと明記)
    カリキュラム 英語で学ぶカレッジ準備型のカリキュラム。G11〜12はIBディプロマ・プログラム
    認定・加盟 WASC(Western Association of Schools and Colleges)、CIS(Council of International Schools)の認定。IBワールドスクール
    規模 全校976名(RP〜G12)・うち高校部308名・43の国籍(2026-2027スクールプロファイル)
    高校のクラス 各学年を約15名のホームルームに分ける
    IB DP平均点 35点(2026年・世界平均31点)、34点(2025年)※スクールプロファイルより

    セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの授業料(2026-27年度・学年別)

    授業料は、公式サイトの「Tuition & Fees」ページに「School Year 2026-2027」として掲載され、同じページからPDF版の「2026-2027 Tuition and Fees」も開けます。PDFには「金額はすべて日本円・消費税込み」と明記されています。学校の区分どおりに並べると次のとおりです。

    区分(公式表記) 年額授業料(2026-27年度・税込) 月あたりの目安(÷12)
    Elementary(RP〜Grade 5) 2,860,000円 約238,000円
    Middle School(Grades 6-8) 2,970,000円 約248,000円
    High School(Grades 9-12) 3,050,000円 約254,000円

    出典:St. Mary’s International School「Tuition & Fees」(2026年9月27日確認)。月あたりの金額はこの記事で12で割った参考値で、実際の支払いは月払いではありません(後述)。

    表で見落としやすい点が2つあります。一つは、キンダーにあたるRPも小学部と同じ2,860,000円だということです。幼稚部だけ授業料が安い学校もありますが、セント・メリーズではRPから小学部の料金になります。もう一つは、在校生向けの表に「Re-Enrollment Seat Deposit 300,000円」という費目があることです。これは翌年度の席を確保するための前払い金で、授業料に充当されると明記されているため、授業料に上乗せされる追加費用ではありません。ただし返金はされないため、翌年度に転出の可能性があるご家庭は支払い前に予定を確かめておくと安心です。

    なお、同じ世田谷区のほかのインターと授業料の水準を横に並べて見たい方は、世田谷区のインターナショナルスクール一覧(学費と選び方)もあわせて参考にしてください。瀬田・用賀周辺の学校を、学費と通いやすさの両方から比べられます。

    セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費の内訳を「授業料」「初年度だけの費用」「毎年かかる授業料以外の費用」の3枚のカードで整理した図解
    学費は「授業料」「初年度だけ」「毎年の授業料以外」の3つに分けて見ると、総額を読み違えにくくなります。

    授業料以外にかかる費用——入学金・施設費・スクールバス・給食

    授業料表だけを見て予算を組むと、あとから「思っていたより多い」と感じやすいのがこの部分です。セント・メリーズの学費ページとPDFに書かれている費目を、金額が公開されているものと、されていないものに分けて並べます。

    費目(公式表記) 金額 かかるタイミング・注意点
    Application Fee(出願料) 50,000円 出願ごと・返金なし。支払いが確認されるまで出願は処理されない。クレジットカード払い可
    Registration(登録料) 400,000円 新入生のみ・1回・返金なし。RP/G1は合格通知から2週間以内
    Development Fund 1,000,000円 新入生のみ・1回・返金なし。登録料と同じく合格通知から2週間以内
    Building Maintenance(建物維持費) 200,000円 毎年(Annual)・返金なし。新入生・在校生とも
    School Bus(スクールバス) 片道310,000円/往復420,000円(年額) 利用者のみ。指定ルート沿いに住む生徒が対象
    Elementary School iPad fee 非公開(「実費」とのみ記載) G3に進む全員と、G4・G5の新入生。カバー込みで学費請求に含まれ、返金なし。卒業・転出時は本人のものに
    Middle School MacBook Neo Fee 非公開(金額の記載なし) G6に進む全員と、G7・G8の新入生。学費請求に含まれる
    IB Exam(IB試験料) 1科目20,000円 IB試験に登録した高校生。12月に請求
    Graduation Fee(卒業費) 30,000円 G12の全員(ガウン・式典関連費)
    給食(Cafeteria / Food service) 非公開(学校サイトに金額の記載なし) 外部業者(Cezars Kitchen)が提供するキャッシュレスのカフェテリア。業者に直接登録
    校外学習・宿泊行事 非公開(事前に案内) G4・5のスキートリップ、中学部のフィールドトリップ、高校部のリトリートなど。一部は保護者会(SMPA)の補助があるが、宿泊行事などは家庭負担
    制服 非公開(学校サイトに金額の記載なし) 指定の制服あり。学校が案内する国内業者のサイトで購入。黒の靴・靴下などは各自で用意

    支払いのルールも、家計の資金繰りに直結します。PDF版によると、授業料と諸費用は学校の請求書を受け取った時点で円で全額を支払う方式で、出願料以外は銀行振込のみ(現金・クレジットカード不可)。振込手数料や海外からの送金手数料は支払う側の負担です。学費ページとPDFには、分割払いの制度についての記載は見当たりませんでした。支払いが滞った場合は授業への出席が制限されることがあり、成績証明なども発行されないと書かれています。

    退学時の返金は、各quarter(学期)の初日より前に書面で会計担当へ届け出た場合に、授業料とバス代が返金の対象になります。登録料・Development Fund・建物維持費はいずれも「返金なし」です。なお、在籍生徒は学費の支払いによって学校活動中の傷害保険(死亡・後遺障害3,000,000円、入院1日4,500円、通院1日3,000円)の対象になると学費ページに記載されています。勤務先が教育費を負担する場合に使える「Corporate Contribution Program」もあり、詳細は会計担当に問い合わせる形です。都内のほかの地域の学校もあわせて比べたい場合は、東京都のインターナショナルスクール一覧から候補を広げることもできます。

    初年度と2年目以降、卒業までの総額の目安

    ここからは、公式に金額が出ている費目だけを足し算します。2026-27年度の金額が今後も変わらないと仮定した計算で、値上げは含みません(公式PDFにも「翌年度以降の金額は参考で、変更される可能性がある」と書かれています)。給食・制服・iPad・MacBook・行事費など金額が公開されていないものは含めていません。1年ごとの表には出願料50,000円(出願ごと)を含めていません。

    ケース 計算式 合計
    RPまたは小1で入学・初年度(バスなし) 登録料400,000+Development Fund 1,000,000+授業料2,860,000+維持費200,000 4,460,000円
    RPまたは小1で入学・初年度(バス往復) 4,460,000+バス往復420,000 4,880,000円
    小学部・2年目以降(1年あたり) 授業料2,860,000+維持費200,000 3,060,000円
    中学部(1年あたり) 授業料2,970,000+維持費200,000 3,170,000円
    高校部(1年あたり) 授業料3,050,000+維持費200,000 3,250,000円
    高校部(G9)で入学した初年度 一時金1,400,000+授業料3,050,000+維持費200,000 4,650,000円

    RPからG12卒業までの13年間を通した場合は、次のようになります。

    • 授業料:小学部2,860,000円×6年(RP〜G5)=17,160,000円/中学部2,970,000円×3年=8,910,000円/高校部3,050,000円×4年=12,200,000円 → 計38,270,000円
    • 建物維持費:200,000円×13年=2,600,000円
    • 入学時:出願料50,000円+一時金1,400,000円(登録料+Development Fund)/卒業費:30,000円
    • → 合計42,350,000円(IB試験を6科目受験すると仮定すると+120,000円で42,470,000円)

    小1からG12卒業までの12年間なら、授業料35,410,000円(2,860,000円×5年+8,910,000円+12,200,000円)+建物維持費2,400,000円+入学時1,450,000円+卒業費30,000円で39,290,000円。スクールバス往復を12年間使う場合は、420,000円×12年=5,040,000円を加えて44,330,000円が目安です(IB試験料は別)。

    高校部(G9)から4年間だけ通う場合は、出願料50,000円+一時金1,400,000円+(授業料3,050,000円+維持費200,000円)×4年=13,000,000円+卒業費30,000円で、14,480,000円が目安です(IB試験料・バス代は別)。

    見落としやすいのは、お金が出ていく「時期」です。RP・G1の新入生は、合格通知から2週間以内に登録料とDevelopment Fundの計1,400,000円を支払う必要があり、その後に授業料の請求が届きます。「年額はいくらか」だけでなく、「いつ、いくらを手元に用意しておくか」まで決めておくと、見通しがぐっと現実的になります。ほかの学校の費目の数え方も知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳や都市別のインターナショナルスクール学費データベースも参考にしてください。

    世田谷区と都内の近い学校と学費を比べる

    セント・メリーズを検討するご家庭が一緒に見ることが多い、世田谷区内・都内のインターと並べてみます。数字はすべて各校の公式サイトに掲載されている2026-27年度の金額で、「小1で入学した場合の初年度」と「2年目以降の1年分」を、公式に載っている費目だけで同じ条件に揃えて計算しました(出願料・バス・給食・端末代などは除く)。

    セント・メリーズ・インターナショナル・スクール、近隣の対面インター、オンライン国際校を学費の負担・通学・校舎や行事・対面の友人関係・英語環境で○△×比較した図解
    費用だけでなく、通学や校舎・行事、友人関係など「何を得たいか」の観点で並べると、選び方が整理しやすくなります。
    学校 所在地・形態 小1の年額授業料 高校の年額授業料 小1入学の初年度(公式費目のみ・出願料除く) 2年目以降(小学部の1年分) 出典
    セント・メリーズ・インターナショナル・スクール 世田谷区瀬田・男子校・IB(DP) 2,860,000円 3,050,000円 4,460,000円(登録料400,000+Development Fund 1,000,000+維持費200,000+授業料)※出願料は50,000円 3,060,000円 公式(2026-27年度)
    清泉インターナショナルスクール 世田谷区用賀・女子校(幼稚部は共学)・IB 2,650,000円 2,700,000円 3,800,000円(登録料300,000+土地・建物開発費700,000+維持費150,000+授業料) 2,800,000円 公式(2026-27年度)
    聖心インターナショナルスクール 渋谷区広尾・女子校・AP 2,770,000円(G1〜8) 2,790,000円(G9〜11)/2,880,000円(G12) 3,890,000円(登録料300,000+開発費600,000+維持費220,000+授業料) 2,990,000円 公式(2026-27年度)
    アメリカン・スクール・イン・ジャパン 調布市(小学部〜高校)・共学・米国式 3,498,000円(K〜G5) 3,826,000円 5,573,000円(登録料300,000+Capital Assessment 250,000+Building Maintenance 1,525,000+授業料) 3,748,000円 公式(2026-27年度)
    NIJIN GLOBAL ACADEMY オンライン・2027年9月開校予定 非公開(対面の約1/5を目指す) 開校情報登録者に先行案内 当サイト

    ※学費は2026年9月27日時点で各校公式サイトに掲載されていた情報です。改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

    公式の数字で並べると、小1の年額授業料はセント・メリーズが2,860,000円で、同じ世田谷区の清泉(2,650,000円)や広尾の聖心(2,770,000円)より高く、調布のアメリカン・スクール・イン・ジャパン(3,498,000円)より低い位置にあります。初年度の一時金はセント・メリーズが1,400,000円で、清泉・聖心(各900,000〜1,000,000円)より大きめです。ただし、男女の扱い(セント・メリーズは男子校、清泉と聖心は女子校)やカリキュラム(IBか、APや米国式か)、通学距離が違うため、金額だけで選べる比較ではありません。「お子さんに合う学び方」と「家計が無理なく続くか」を分けて考えるのがおすすめです。

    ほかの学校の学費:アメリカン・スクール・イン・ジャパンの学費/清泉インターナショナルスクールの学費/西町インターナショナルスクールの学費

    セント・メリーズに偏差値はある?——入学の判断で実際に見られること

    「セントメリーズ 偏差値」と検索する方はとても多いのですが、先に結論を書くと、セント・メリーズを含むインターナショナルスクールには、日本の私立中高のような模試ベースの偏差値はありません。学校が合格の目安となる点数を公表しているわけでもなく、ネット上で見かける「偏差値◯◯」という数字は、学校が出したものではない点に注意してください。

    では、何で判断されるのか。公式サイトの「Admissions」と「Admissions Policy」には、次のように書かれています。

    • 判断材料:前の学校の成績表、標準テストの結果、学校独自のスクリーニング(試験)、本人と保護者そろっての面接
    • 出願の前提:英語で授業を行う認定校に通う、英語を話す生徒であること。直近2年分の成績記録に学業上の懸念がないこと、または標準テストが平均〜平均以上の範囲であること
    • 学年ごとの提出物:RP・G1はキンダーの先生の推薦書、G2〜5は小学校の先生の推薦書とカウンセラー/校長の所見、G6〜8は英語・数学の先生の推薦書、G9〜12は公式成績証明と標準テスト(IOWA、SSAT、PSATなど)のスコア
    • 結果の扱い:入試結果は公開されず、不合格の理由の詳しい説明や、同じ年度の再受験・再審査もない
    • ウェイティングリスト:学年が満員のときは待機になり、繰り上げは申し込み順ではなく、個々のスクリーニング結果で決まる

    つまり、見られているのは「何点取れるか」よりも、英語で行う授業にすぐ参加できるか、学校の方針に家庭として共感し協力できるか、といった点です。英語のサポート(English Language Support)はRPからG8までは用意されていますが、G9・G10での入学は限定的、G11での入学では英語サポートがないと明記されています。高校から考えるご家庭ほど、英語力のハードルは上がると考えておきましょう。

    参考までに、学校が公表している学力面の数字としては、2026年のIBディプロマ平均点35点(世界平均31点)や、Class of 2027のSAT平均1346点(2026年8月時点)がスクールプロファイルに載っています。ただしこれらは入学後の成果であって、入学時の基準ではありません。インターと偏差値の関係をもう少し広く知りたい方は、インターナショナルスクールの偏差値の考え方もあわせてご覧ください。

    入学条件と出願の流れ——費用より先に確認したいこと

    学費を準備できても、入学条件に当てはまらなければ出願はできません。セント・メリーズの公式サイト(Admissions Policy/RP / Grade 1 Admissions)には、次のような条件と日程が書かれています。

    • 日本国籍の子の出願:学業面の要件を満たしたうえで、①直近の教育が英語で授業を行う学校で、小・中学生は1年以上、高校生は2年以上である、または②英語を話す駐在員の保護者の子ども、のいずれかに当てはまる場合に検討されます
    • 年齢:9月1日時点でその学年の年齢に達していること(RPは5歳、G1は6歳)。前の学年を1年間修了していることも必要です
    • 在住の条件:入学後は、有効な在留資格を持つ保護者と日本で暮らすことが求められます
    • 優先枠:教職員の子、在校生の弟、卒業生の子、カトリックの生徒は、入学基準を満たすことを条件に優先されます
    • 出願できない時期:G12への入学は受け付けていません(IBディプロマのため、遅くともG11の始めまでに入学する必要があります)。RPは1月の第2学期開始より後の入学は不可
    • 第三者の関与:個人情報保護法に基づき、代理人など第三者が出願手続きに関わることは認められていません

    RP・G1の日程は、2027-28年度入学の出願が2026年9月1日〜10月31日です。G1は11月上旬の校内スクリーニング、グループでの行動観察、11月下旬〜12月の家族面接を経て、2027年1月31日に合否通知。RPはグループ観察と家族面接を経て2月28日に通知されます。どちらも通知から2週間以内に登録料とDevelopment Fundの支払いが必要です。なお、2026-27年度のRP・G1は国内在住者の出願をすでに締め切っており、海外在住の家庭のみ受け付けています。G2以上は空きがあれば通年で出願できます。

    就学義務・無償化・就学支援金との関係

    日本国籍のお子さんの場合、費用と同じくらい大切なのが就学義務の問題です。セント・メリーズの入学方針は、学校教育法により日本人の保護者にはG1〜9の9年間、子どもを一条校(学校教育法第1条に定める学校)へ就学させる義務があること、そしてセント・メリーズは一条校ではないため、出願前に法的な影響を十分に検討するよう求めています。住民票のある自治体の教育委員会の扱いは地域によって異なることがあるため、検討段階で一度相談しておくと安心です。中学卒業後に日本の高校へ進む可能性がある場合の受験資格も、あわせて確認しておきましょう。

    一方、高校段階については、文部科学省の「高等学校等就学支援金制度の対象として指定した外国人学校等の一覧」に、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの「高等科の第一学年から第三学年までの課程」が掲載されています(令和7年9月1日現在の版で確認。2026年9月27日時点で同ページは表示できない状態でした)。どの学年(Grade)がこの課程に当たるのか、支給額や世帯の要件、申請の窓口はどこかは、年度ごとに制度が改正されることもあるため、学校と住所地の都道府県に確認してください。なお、小学部・中学部の授業料について、公的な無償化や支援の対象になるという記載は学校の学費ページにはありません。

    東京の住宅街の明るい道を、父親と息子が並んで話しながら歩いている様子
    費用や制度の確認は大切ですが、最後に決め手になるのは「この子がどんな毎日を送りたいか」という対話かもしれません。

    学費が壁なら——「オンライン」という選択肢

    ここまで見てきたように、セント・メリーズでRPからG12まで学ぶと、公式の費目だけでも4,200万円を超える計算になります。「英語で学ぶ環境や国際的な視野は大切にしたい、でもこの金額を十数年続けるのは難しい」。そう感じたとしても、それはあなたの努力不足ではありません。対面のインターナショナルスクールは、校舎や施設、少人数の教員体制を支えるために、どうしてもこの価格帯になりやすい仕組みなのです。公式PDFにも「授業料だけでは生徒一人の教育費をまかなえていない」という趣旨の記載があります。

    そこで選択肢の一つとしてご紹介したいのが、NIJIN GLOBAL ACADEMYです。株式会社NIJINが運営する、2027年9月開校予定のオンライン・インターナショナルスクールで、2027年4〜5月には体験クラスとしてのプレ開校を予定しています。偏差値で子どもを測らず、少人数の対話を中心に、「自分と世界を、好きになる」ことを大切にした学びを目指しています。学費は対面インターの約1/5の水準を目指して設計中で、具体的な金額は開校情報にご登録いただいた方へ先行してご案内します。運営会社のNIJINは、日本でオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営しており、1000名以上の子どもたちが在籍しています。

    ただし、正直にお伝えしておきたいこともあります。NIJIN GLOBAL ACADEMYはまだ開校前で、卒業生の進学実績などはこれから積み上げていく段階です。また、オンラインである以上、セント・メリーズのような校舎やグラウンド、スポーツの対抗戦や音楽の演奏会、毎日同じ教室で過ごす友人関係と同じ体験を提供できるわけではありません。対面のインターと比べて「何を得られて、何を別の形で補うのか」を、ご家庭で見極めていただければと思います。

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    よくある質問

    Q. セント・メリーズに、きょうだい割引や奨学金はありますか?

    A. 2026年9月27日時点の学費ページとPDFに、きょうだい割引の記載はありません。入学方針の文中に「scholarships」という語は出てきますが、奨学金制度の内容や対象は公開されていないため、学校の会計担当・入学担当に確認してください。なお、在校生の弟は入学選考で優先される区分に含まれていますが、学費が割り引かれるという意味ではない点に注意しましょう。

    Q. 年度の途中から入学した場合、学費はどうなりますか?

    A. 学費ページとPDFには、途中入学の授業料の計算方法は明記されていません。返金や学校側の措置による退学ではquarter(学期)単位の日割りで計算するとの記載があるため、途中入学もquarter単位で扱われる可能性がありますが、正確な請求額は入学時期を伝えたうえで学校に確認してください。登録料とDevelopment Fundは新入生に1回かかる費目なので、途中入学でも必要になると考えておくのが安全です。

    Q. セント・メリーズの偏差値はどのくらいですか?

    A. 学校が公表している偏差値はありません。成績表・標準テスト・学校独自のスクリーニング・本人と保護者の面接で判断され、入試結果も公開されません。詳しくは本文の「セント・メリーズに偏差値はある?」の章と、インターナショナルスクールの偏差値の考え方をご覧ください。

    Q. 入学時に寄付金は必須ですか?

    A. 学費ページの費目に寄付金は含まれていません。公式PDFには「寄付や募金などの支援が学校のプログラムを支えている」として寄付を呼びかける記載がありますが、必須とは書かれていません。Development Fund(1,000,000円)は寄付ではなく、新入生全員にかかる一時金です。気になる場合は、面談や入学案内の段階で学校に確認するのが確実です。

    数字を知ることは、お子さんの未来を真剣に考えている証拠

    学費の総額を一つずつ積み上げていくと、大きな金額に不安を覚えるかもしれません。偏差値という分かりやすい物差しがないことに、戸惑いを感じた方もいるでしょう。でも、ここまで具体的に調べてきたあなたは、それだけお子さんの学びと未来を真剣に考えている、ということです。セント・メリーズを選ぶにしても、ほかの学校やオンラインという道を選ぶにしても、「公式の数字」と「わが家に合う学び方」の両方を手元に置いておけば、後悔の少ない選択に近づけます。

    NIJIN GLOBAL ACADEMYでは、開校までの準備状況や学費の詳細、プレ開校の体験クラスの案内を、メールで順次お届けしていきます。選択肢の一つとして、気軽に受け取ってみてください。

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