【2026年版】台東区のインターナショナルスクール全5校+近隣区の選択肢|学費相場と選び方も正直に解説

台東区のインターナショナルスクール全5校と近隣区の選択肢を紹介する記事のキービジュアル

上野公園も浅草寺も、世界中からの人でにぎわう。区に住む人のおよそ10人に1人が外国籍——台東区は、東京23区の中でもそれだけ国際色の濃い街です。それなのに「台東区 インターナショナルスクール」と検索すると、出てくるのは英語のプリスクールと英語学童ばかり。「じゃあ、小学生になったらうちの子はどこへ通うの?」とスクロールする手が止まった方も多いはずです。その違和感は、正しいものでした。台東区には、小学生以上が毎日英語で学べる全日制のインターナショナルスクールが、2026年8月現在1校もありません。この記事では、台東区に実在する5つの英語環境を、いちばん混乱しやすい対象年齢学費で正直に整理し、6歳から先をどう設計するか、隣の文京区・江東区まで通学圏を広げるとどうなるか、そして通学そのものを前提にしない「もうひとつの道」までお伝えします。

はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。

目次

結論:台東区で選べる学校(早見)

  • HARMONY PRESCHOOL INTERNATIONAL/HAPI(東上野)|2〜5歳+小学生の放課後英語クラス・土曜クラス(2〜6歳)|3歳児の週5日メインクラスで月額約7万円が目安(年間約84万円・公式)|台東区で唯一、インターナショナルプリスクールとして運営されている一校
  • Kids UP 上野(東上野)|3歳〜小学6年生(幼児コース/学童コース)|要問い合わせ|2025年2月開校。台東区初出店の英語学童型スクールで、区内の小学校・幼稚園への送迎あり
  • Meiko Kids e 上野浅草(松が谷・かっぱ橋)|幼児コース〜小学6年生|要問い合わせ|明光義塾グループのオールイングリッシュ学童・プリスクール。1日最大5時間の英語漬け
  • アスク バイリンガル保育園 浅草橋(浅草橋)|生後45日〜就学前|要問い合わせ(東京都認証保育所)|0歳から毎日英語に触れる、区内で数少ないバイリンガル型の認証保育所
  • あさくさイングリッシュスクール(浅草)|幼児〜小学生(Lepton浅草教室を併設)|Leptonは週1回 月額7,810円〜(税込・公式)|アメリカ人講師によるアメリカ式カリキュラムの英語スクール
  • NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|住む場所を選ばないオンライン国際校。現在は開校情報の登録を受付中です
朝の台東区・かっぱ橋から浅草にかけての下町の通りを、通学かばんを背負った子どもと親が並んで歩く様子
上野から浅草まで。台東区の学校選びは、まず「年齢帯」で切り分けると視界が開けます。

台東区のインターナショナルスクール事情と学費相場

まず、台東区の全体像から。台東区の人口は2026年8月1日時点で217,629人、そのうち外国人住民は21,444人で、区民のおよそ9.9%を占めます(台東区の住民基本台帳より)。上野・御徒町・浅草・蔵前——観光でも商いでも国際的な人の行き来が日常にある街で、区立小中学校にも外国にルーツのあるお子さんが多く通っています。「この街なら、国際的な学びの選択肢もそれなりにあるだろう」と考えるのは、とても自然なことです。

ところが実際に調べてみると、台東区の姿はかなりはっきりしています。未就学の年代には、英語で一日を過ごせる場所が複数ある。東上野のHARMONY PRESCHOOL INTERNATIONAL(HAPI)、浅草橋のアスク バイリンガル保育園、松が谷のMeiko Kids e、東上野のKids UP 上野——2歳から6歳の子であれば、区内で英語環境を選ぶことは十分に可能です。ところが6歳を過ぎた瞬間、選択肢の性質が変わります。小学生を受け入れている区内の施設は、Kids UP 上野・Meiko Kids e 上野浅草・HAPIの小学生クラス・あさくさイングリッシュスクールと複数ありますが、そのすべてが「放課後」や「土曜」の英語プログラムです。日本の小学校に通いながら、放課後だけ英語で過ごす形になります。

つまり台東区は、未就学は選べる/小学生以上は放課後だけ/全日制はゼロ、という構造です。中学生・高校生の年代になると、区内には英語塾や英会話教室しか残りません。文京区であれば小学部が1校、高校年代のIB校が1校ありましたが、台東区にはその1校すらない。これは決して「台東区が教育に弱い」という話ではなく、インターナショナルスクールという業態が、地価と外国人駐在員の集住エリア(港区・渋谷区・世田谷区や湾岸部)に強く偏って立地してきた、という日本全体の事情の反映です。だからこそ台東区で学校を探すご家庭は、最初から「区内で完結させない」前提で設計したほうが、後で慌てずに済みます。区の枠を外して全体像を見たい方は、東京全体のインターナショナルスクールはこちらから俯瞰してみてください。

学費の相場も見ておきましょう。区内で数字を公開しているのはHAPIで、3歳児の週5日メインクラスで月額約7万円が目安(年間約84万円)、これに入園料5万円(継続時2万円)、給食費1日480円、おやつ1日50円などが加わります。土曜クラスは月額5,000円。英語学童型のKids UP 上野やMeiko Kids e 上野浅草は公式サイトで学費を公開しておらず、コースや利用時間で大きく変わるため要問い合わせです。あさくさイングリッシュスクールが併設するLepton浅草教室は週1回 月額7,810円〜(税込)から。一方、小学生以上の全日制を求めて区外に出ると、隣接する江東区では年間約60万〜300万円台、文京区の小学部で年間約152万円と、桁がひとつ変わります。判断は必ず授業料だけでなく、入学金・施設費・教材費・給食費・バス代まで含めた総額で。内訳を先に知っておきたい方はインターナショナルスクールの学費の内訳もあわせてご覧ください。
※学費等は2026年8月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

台東区のインターナショナルスクール選びで押さえたい、区内の全日制はゼロ・6歳以降は放課後型か区外か・総額と年数で判断するという3つのポイントを示した図解
比べる前にこの3つを決めておくと、台東区の学校選びは驚くほど迷いにくくなります。

台東区のインターナショナルスクール全5校を、対象年齢と学費で正直に紹介

ここからは、台東区に実在する英語環境を1つずつ紹介します。無理に「7選」とは並べません。台東区で英語を軸に一日(または放課後)を過ごせる主な施設は5つ。読むときは校名の知名度ではなく、まず対象年齢、次に学費、最後に教育の中身の順で見ていくと、比較がぐっと楽になります。

1. HARMONY PRESCHOOL INTERNATIONAL/HAPI(東上野)|3歳児 週5日で月額約7万円が目安

稲荷町駅から徒歩8分、JR上野駅からも徒歩圏の東上野2丁目にある、台東区で唯一インターナショナルプリスクールとして運営されているスクールです。2015年に開園し、さまざまな国籍の子どもたちが一緒に過ごしています。掲げているのは独自のGlobal Sensitive Curriculum(グローバル感性育成カリキュラム)で、英語を教える科目としてではなく、文化に触れる・自分のルーツを大切にする・五感で体験するという3つの軸から、多文化の中で育つ感性そのものを育てようとする設計です。メインクラスは9:30〜15:00、延長を含めると8:00〜19:00まで対応でき、共働き家庭にとっても現実的。さらに小学生向けの少人数英語クラス(月・木の夕方)と、東上野3丁目の校舎で行う土曜クラス(2〜6歳)もあり、就学後も英語を切らさない受け皿を同じ法人の中に用意しています。台東区に住みながら英語環境を持ちたいご家庭にとって、まず最初に見学すべき一校です。

  • カリキュラム:独自のGlobal Sensitive Curriculum(文化・アイデンティティ・感覚の3領域)による英語環境の保育
  • 対象年齢:2〜5歳(4月2日時点の年齢)がメインクラス。ほかに小学生向け放課後英語クラス、2〜6歳の土曜クラス
  • 学費目安:年齢と通う日数で変動。目安として3歳児・週5日のメインクラスで月額約7万円(年間約84万円)。別途、入園料5万円(継続時2万円)、給食費1日480円、おやつ1日50円、土曜クラス月額5,000円(2026年8月時点の公式情報)。自治体の補助対象
  • こんな家庭に:上野・御徒町・稲荷町エリアで、未就学から就学後の放課後まで同じ場所で英語を続けたい家庭に

公式サイトはこちら入園案内・費用ページ

2. Kids UP 上野(東上野)|学費は要問い合わせ

JR上野駅入谷口から徒歩8分、銀座線稲荷町駅から徒歩5分の東上野6丁目にある、英語学童型のスクール。2025年2月に台東区で初めて開校した比較的新しい拠点です。3〜6歳の幼児コース(KINDY)と小学1〜6年生の学童コース(ELEMENTARY)、さらに一定の力がついた子のための上級コース(SPECIALIST)まで用意され、放課後の数時間をまるごと英語で過ごす設計になっています。スポーツ、ゲーム、クラフトといった活動を通して、読む・聞く・書く・話すの4技能を無理なく積み上げていくのが特徴。台東区・千代田区・荒川区の一部の小学校や幼稚園への送迎サービスがあるため、共働きで「放課後の預け先」と「英語」を同時に解決したいご家庭には現実的な選択肢になります。開校時間は11:00〜20:00で、夕方以降の時間帯が中心です。

  • カリキュラム:大学教授監修の英語カリキュラム。長時間のオールイングリッシュ環境で4技能を育てる学童保育型
  • 対象年齢:3〜6歳(幼児コース/KINDY)、小学1〜6年生(学童コース/ELEMENTARY)、上級者向けコースあり
  • 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(コース・週あたりの回数・利用時間により変動)
  • こんな家庭に:上野・稲荷町・入谷エリアで、日本の小学校に通わせながら放課後を英語で過ごさせたい共働き家庭に

公式サイトはこちら

3. Meiko Kids e 上野浅草(松が谷・かっぱ橋)|学費は要問い合わせ

つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分、日比谷線入谷駅から徒歩9分、かっぱ橋道具街に面した松が谷4丁目にある、明光義塾グループのオールイングリッシュ学童・プリスクールです。1日最大5時間の英語漬けを掲げ、ネイティブ講師とバイリンガル講師がチームで子どもを見ます。幼児コース、小学生コース、プレ会員、英検®対策コース、Weekendコースと、家庭の事情に合わせて入り方を選べるのがこの一校の強み。小学生コースには学校への送迎サービスがあり、宿題のサポートや学習習慣づくりまで面倒を見てくれるため、「英語も、放課後の生活も」という二つの願いを一度に満たせます。プログラミングやサイエンスのクラスもあり、少人数・定員制で運営されています。

  • カリキュラム:オールイングリッシュの学童・プリスクール。英語での探究活動に加え、宿題サポート、英検®対策、プログラミング・サイエンス
  • 対象年齢:幼児コース(未就学)〜小学6年生。Weekendコースあり
  • 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(コースと利用日数により変動)
  • こんな家庭に:浅草・入谷・田原町・松が谷エリアで、送迎付きの英語学童を探している共働き家庭に

公式サイトはこちら

4. アスク バイリンガル保育園 浅草橋(浅草橋)|学費は要問い合わせ(東京都認証保育所)

JR総武線浅草橋駅・都営浅草線蔵前駅から徒歩5分の浅草橋3丁目にある、東京都認証保育所です。インターナショナルスクールを名乗る施設ではありませんが、園名のとおりバイリンガル保育を掲げ、日本語と同じように毎日英語に触れる時間を持つことで、英語への抵抗感をつくらないまま就学を迎えられるように設計されています。生後45日から就学前まで受け入れ、定員は38名。英語に加えて体操・音楽・ダンス・食育のプログラムも組まれており、月極保育のほか、延長保育・休日保育・一時保育・障がい児保育にも対応しています。開所時間は月〜土7:30〜20:30、日曜も8:00〜18:00と非常に長く、0歳・1歳から英語のある生活を無理なく始めたいご家庭にとって、台東区南部では貴重な選択肢です。認証保育所は区の保育料助成の対象になる場合があるため、実質負担は必ず区の窓口とあわせて確認してください。

  • カリキュラム:日本語と英語の両方に日常的に触れるバイリンガル保育。体操・音楽・ダンス・食育を併設
  • 対象年齢:生後45日〜就学前(定員38名)
  • 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ。東京都認証保育所のため、台東区の保育料助成の対象可否もあわせて確認を
  • こんな家庭に:浅草橋・蔵前・鳥越エリアで、0歳から英語のある環境で長時間預けたい共働き家庭に

公式サイトはこちら

5. あさくさイングリッシュスクール(浅草)|Lepton浅草教室は週1回 月額7,810円〜

浅草5丁目・牧田ビル2階にある英語スクール。アメリカ人講師が担当し、アメリカ現地と同じ学習カリキュラムで、小さいうちからネイティブの発音とリーディングの力を同時に育てることを掲げています。幼児から小学生までのクラスがあり、同じ校舎にLepton浅草教室(個別指導型の子ども英語教室)を併設しているため、会話中心のクラスと、読む・書くを個別に積み上げるレッスンを組み合わせられるのが特徴です。全日制のインターナショナルスクールではなく、週1〜2回通う「教室」型ですが、台東区北部の浅草・千束エリアで英語を切らさずに続けたいご家庭にとっては、通いやすさと費用のバランスが取れた入口になります。開講は火〜土で、夕方の時間帯が中心です。

  • カリキュラム:アメリカ人講師によるアメリカ式の英語カリキュラム(会話・発音・リーディング)+Leptonの個別指導型レッスン
  • 対象年齢:幼児〜小学生(Lepton浅草教室は小学生以上が中心)。開講クラスは時期により変わるため要確認
  • 学費目安:Lepton浅草教室は週1回 月額7,810円〜、週2回 月額9,790円〜(税込)。別途テキスト代1冊2,200〜2,640円、入室金・年会費(2026年8月時点の公式情報)。スクール本体のクラス費用は要問い合わせ
  • こんな家庭に:浅草・千束・今戸エリアで、まずは週1〜2回から英語を習慣にしたい家庭に

Lepton浅草教室のページはこちら

このほか台東区内には、谷中の立華学苑、浅草橋のチェリッシュおひさま保育園、浅草のチェリッシュ浅草保育園、上野桜木のチェリッシュナーサリースクール上野、西浅草のぽけっとランド浅草タワー、北上野のぽけっとランド入谷、台東の京進のほいくえんHOPPA上野御徒町保育園など、英語教育をプログラムに組み込んだ保育園が複数あります。英語で一日を過ごすインターナショナルプリスクールとは性格が違いますが、「日本語の土台を大事にしつつ、英語にも触れさせたい」というご家庭にとっては十分に検討に値する選択肢です。一方で、繰り返しになりますが——台東区に、小学生・中学生・高校生が毎日英語で学べる全日制のインターナショナルスクールは1校もありません。ここが台東区の学校選びの、いちばん大事な出発点です。

台東区で見つからないとき——文京区・江東区に広がるインターナショナルスクールの選択肢

「小学生以上の受け皿」を台東区内だけで探そうとすると、必ず行き止まりになります。そこで現実的なのが、通学圏を隣の区まで広げることです。まず西隣の文京区のインターナショナルスクール。白山のMEESインターナショナルスクールには小学生が毎日フルデイで通える小学部(6〜12歳・年間約152万円)があり、本駒込のアオバジャパン・インターナショナルスクール文京キャンパスは高校年代(Grade 10〜12)でIBディプロマまで進めます。上野・根岸・入谷からは南北線・千代田線・都営大江戸線で乗り換え1回、白山・本駒込あたりまで30分前後という距離感です。

もうひとつ、台東区の家庭にとって見落とされがちなのが江東区のインターナショナルスクールです。清澄白河・門前仲町のK.インターナショナルスクール東京(K1〜Grade 12・IB一貫)は、都営大江戸線で蔵前・新御徒町から森下経由10分前後という、意外なほど近い立ち位置。木場のUIAインターナショナルスクール オブ トーキョー(3〜18歳・ケンブリッジ式・年間約137万〜222万円)や東陽町の東京YMCAインターナショナルスクールは、日比谷線で上野・仲御徒町から茅場町へ出て東西線に乗り換えるルートで30分前後。さらに、費用を抑えて高校まで国際教育を続けたい場合、インディア インターナショナル スクール イン ジャパン 東京校(キンダーガーテン〜Grade 12・授業料 年間約60万円〜)という選択肢もあります。台東区南部(浅草橋・蔵前・鳥越・三筋)にお住まいなら、文京区より江東区のほうが現実的、というケースは少なくありません。まずは東京全体のインターナショナルスクールで全体像をつかんだうえで、通学ルートを地図と時刻表で確かめてみてください。

ただし、区外通学には必ず「毎日の往復に、お子さん自身が何年耐えられるか」という問いがついてまわります。片道30分でも、6年間続ければ往復で約1,400時間。乗り換えの多さ、朝のラッシュ、雨の日の負担まで含めて、一度は実際の時間帯に一緒に乗ってみることをおすすめします。

比較でわかる、わが家に合う選び方

学校を並べても、「結局どう選べば?」と迷うのが正直なところだと思います。台東区の選択肢は、①区内の英語プリスクール・英語学童、②隣接区(文京区・江東区)の全日制インター、③通学しないオンライン国際校という3タイプで整理すると、判断しやすくなります。下の表は、費用・6歳以降も続けられるか・通学の負担などの観点から、それぞれの傾向を正直に示したものです。

台東区の英語プリスクール・隣接区の全日制インターナショナルスクール・オンライン国際校を、費用の手頃さ・6歳以降も続けられるか・通学の負担・対面体験・日本語の支えの5観点で比較した表
どのタイプにも長所と制約があります。わが家が何を最優先するかで、答えは変わります。

区内のプリスクール・英語学童は、歩きや自転車で通える気軽さと、月数万円台から始められる費用感が最大の強みです。幼児教育・保育の無償化や区の助成の対象になるケースもあります。ただし、6歳(あるいは小学校卒業)で必ず「次」を探さなければならないという構造からは逃れられません。隣接区の全日制インターは、その連続性を買う選択ですが、年間150万〜300万円台という費用と、毎日の通学時間が重くのしかかります。そして意外と見落とされているのが3つ目の道です。通学時間ゼロで世界とつながるオンラインなら、住んでいる区に校数がいくつあるかに、お子さんの学びが左右されません。「国際教育は魅力的だけれど、この金額を10年払い続けられるだろうか」と立ち止まっている方には、インターナショナルスクールは高すぎる?という記事も判断の材料になるはずです。

オンラインでの学びのしくみを見る →

台東区の下町の眺めが見える自宅で、子どもがタブレットでオンライン授業を受けるそばで親が穏やかに見守る様子
通学せずに世界とつながる学びも、台東区の家庭にとって現実的な選択肢になりつつあります。

台東区だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。

学費や通学が壁なら——「オンライン」というもうひとつの選択肢

台東区は、上野の森も、隅田川の花火も、かっぱ橋の職人の手仕事も、子どもが育つ環境としてほんとうに豊かな街です。それでも、小学生以上が毎日英語で学べる全日制インターナショナルスクールが区内にゼロであること、区外を選べば毎日の通学が長くなること、そして年間150万〜300万円台という学費が何年も続くこと——これらが現実の壁になるご家庭は少なくありません。「国際的な学びを受けさせたい。でも、この負担を何年も続けられるだろうか」と迷っているなら、通学を前提としないオンライン・インターナショナルスクールという、もうひとつの選択肢があります。

私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本で1000名以上が在籍するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を手がける株式会社NIJIN。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方のもと、少人数の対話を中心に「自分と世界を、好きになる」学びを目指します。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計です。学費は対面インターのおよそ5分の1を目指しています。

正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれからです。校庭や施設での対面の体験は、通学型の学校と同じようには提供できません。それでも、通学の負担なく、費用を抑えて世界とつながる学びは、区内に全日制の受け皿がない台東区で選択肢を比べているあなたにとって、検討する価値のある一つの道だと考えています。

よくある質問

Q. 台東区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?

A. いちばん早いのは、浅草橋のアスク バイリンガル保育園 浅草橋で生後45日から。次いで、東上野のHARMONY PRESCHOOL INTERNATIONAL(HAPI)が2歳(4月2日時点)から、東上野のKids UP 上野が3歳から受け入れています。松が谷のMeiko Kids e 上野浅草にも幼児コースがあります。小学生年代になると、Kids UP 上野・Meiko Kids e 上野浅草・HAPIの放課後クラス・あさくさイングリッシュスクールが受け皿になりますが、いずれも放課後や土曜の英語プログラムで、日本の小学校に通いながら利用する形です。区内に全日制はないため、まずはお子さんの年齢と「日中をどこで過ごすか」で絞り込むのが第一歩になります。

Q. 台東区で小学生以上が毎日通えるインターはありますか? 日本語のサポートは?

A. 2026年8月時点で、台東区内に小学生・中学生・高校生が毎日フルデイで英語で学べる全日制のインターナショナルスクールはありません。現実的な選択肢は、①日本の小学校+区内の英語学童(Kids UP 上野、Meiko Kids e 上野浅草など)、②文京区(MEES小学部、アオバジャパン文京キャンパス)や江東区(K.インターナショナルスクール東京、UIA、東京YMCA、インディア インターナショナル スクール イン ジャパンなど)へ通学圏を広げる、③通学しないオンライン、の3つです。日本語のサポートは学校ごとに時間数も方針も大きく異なるため、入学前に必ず確認を。英語環境が長くなるほど日本語が心配になるご家庭には、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向け日本語オンライン)もおすすめです。

Q. 台東区立の小中学校に籍を置いたまま、インターナショナルスクールに通えますか? 編入の時期は?

A. ここは台東区が公式に案内している、とても大切な論点です。台東区は、日本国籍のお子さんについて、多くのインターナショナルスクールへの通学は学校教育法上の就学義務を果たしたことにならないと明示しています。日本の小中学校へ転入する際に相当学年より下の学年に編入される場合があること、また日本の中学校・高校への進学に影響が出る場合があることも案内されています。重国籍のお子さんについては、将来外国籍を選択する可能性があり他の教育機会が確保されている場合に就学義務の免除が認められることがありますが、その場合も日本の公立学校の卒業資格は得られません。手続きは台東区教育委員会 学務課への電子申請で、台東区へ転入した場合は改めて申請が必要です。進路の設計は必ず区の学務課へ事前相談を。なお編入自体は、各校とも年度替わり(4月または8〜9月)の募集が中心で、英語力の確認や面接があるため、入りたい時期の1年ほど前から各校に直接問い合わせておくと安心です。

答えが区内になくても、道はふさがっていません

台東区で学校を探し始めて、「うちの区には、小学生以上のインターがひとつもない」と知ったとき——正直、少し落ち込みますよね。でも、それは選択肢が消えたということではありません。区内の英語環境を土台に日本の学校と組み合わせる道も、大江戸線で10分の江東区に通う道も、そして通学そのものを手放す道もあります。学費も、通学の距離も、お子さんの性格も、家庭ごとに事情はまったく違います。だからこそ、あなたが今こうして情報を集めている時間そのものが、お子さんの未来を真剣に想っている証拠です。焦らず、まずは2〜3か所を実際に見学して、空気を比べてみてください。そのうえで「通学以外の道」も知っておきたいと思われたら、私たちの開校情報もそっと候補に入れていただけたら嬉しいです。

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