【2026年版】川崎のインターナショナルスクール全5校|学費相場と近隣・オンラインの選択肢も正直に解説

川崎のインターナショナルスクール全5校と書かれた記事のキービジュアル

「川崎でインターナショナルスクールを探しているのに、思ったより選択肢が少ない……」——そう感じているなら、それはあなたの調べ方の問題ではありません。人口150万人を超える大都市でありながら、川崎市には幼稚部から高校まで一貫して通える本格的なインターナショナルスクールが実はほとんど存在せず、その多くは未就学児向けのプリスクール・幼児園です。この記事では、川崎に実在するインターナショナルスクールを正直に全校ご紹介したうえで、小学校以降も国際教育を続けたいときの現実的な道——隣接する横浜・東京への通学、そして通学しない「オンライン」という選択肢まで、順にお伝えします。読み終えるころには、「川崎だけで完結させるか、視野を広げるか」の判断軸がはっきり見えてくるはずです。

目次

結論:川崎で選べる学校(早見)

ここだけ読めば全体像がつかめます。この記事で扱う学校と、オンラインという選択肢を、同じ粒度で並べました。

  • 川崎インターナショナルスクール(Kawasaki International School/KIS) — 対象年齢:2〜12歳(ナーサリー〜初等部)/学費目安:入学金15万円。月謝は通う時間帯により月3.5万円(週3・午前)〜9.5万円(週5・9〜18時)。別途 教材費 年5万円・施設維持費…
  • クリエイティブキッズ・インターナショナルプリスクール(Creative Kids International Preschool) — 対象年齢:12か月〜6歳/学費目安:入学金 約10万円。月謝はハーフデイ約6万円/フルデイ約9万円/ロングデイ約12万円(公開情報。改定の可能性があり要確認)
  • キンカーン・インターナショナルスクール(KINCARN INTERNATIONAL SCHOOL) — 対象年齢:幼児(未就学児・国際幼児園)/学費目安:要問い合わせ(学年・通い方により異なるため公式サイトで確認を)
  • キッズインターナショナル武蔵小杉(Kids International Musashi-Kosugi) — 対象年齢:生後6か月〜(幼児中心。小学生向けアカデミークラスあり)/学費目安:要問い合わせ(コース・通い方により異なる)
  • ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 武蔵小杉校(Laurus International School of Science, Musashi-Kosugi) — 対象年齢:1〜5歳(プリスクール・キンダーガーテン。武蔵小杉校は幼児段階)/学費目安:入学金 約11万〜12万円。週5・5時間コースで月額約11.5万円という情報も(校舎・コースにより異なるため要確認)。3〜5歳は幼児教育無償化の補助対象
  • NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン) — 6〜18歳/2027年9月開校・現在は開校情報の登録受付中/対面インターのおよそ1/5の学費帯/日本語の支えあり。通学圏や学費が壁になる家庭の選択肢。
朝の川崎の街並みを背景に、通学かばんを持った子どもと母親が並んで歩く様子
川崎は都心へのアクセスが良い街。だからこそ「近隣まで含めて考える」ことが選択肢を広げます。

はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    川崎のインターナショナルスクール事情と学費相場

    まず知っておきたいのは、川崎市のインターナショナルスクールは「幼児教育が中心」という事実です。川崎区や中原区(武蔵小杉)を中心に、英語で保育・幼児教育を行うプリスクールやインターナショナル幼児園が点在しています。そのなかで小学校段階(初等部)まで受け入れているのは川崎インターナショナルスクール(KIS、2〜12歳)が代表的で、それ以外の多くは未就学児(おおむね1〜6歳)を対象としています。つまり、川崎市内には現時点で高校まで通える「フルK-12」のインターナショナルスクールがなく、中学・高校まで国際教育を続けたい場合は、隣接する横浜市・東京都への通学か、オンラインという選択が現実的な検討対象になります。

    学費の相場を見てみましょう。川崎の幼児中心のインターナショナルスクールでは、月謝でおおむね月6万〜12万円、これに入学金(10万〜15万円前後)や教材費・施設維持費が加わる形が一般的です。フルタイムで通わせた場合、年間ではおおよそ100万〜150万円程度が一つの目安になります。一方で、後述する横浜のK-12インターは年間200万〜340万円台と一段高くなります。3〜5歳の幼児教育無償化の補助対象になっている園もあり、条件を満たせば負担が軽くなるケースもあります。
    ※学費等は2026年7月時点の公開情報です。改定される場合があるため、最新は各校公式サイトで必ずご確認ください。

    川崎のインターナショナルスクール選びで押さえたい、川崎は幼児教育が中心・小学校以降は通学圏で考える・費用は総額と継続で見るという3つのポイントを示した図解
    川崎は「校数が少ない」からこそ、比べる前にこの3つの軸を決めておくと迷いません。

    川崎のインターナショナルスクール一覧【全5校を正直に】

    ここからは、川崎市に実在するインターナショナルスクールを正直に全校ご紹介します。無理に「7選」に水増しはしません。数は多くありませんが、それぞれ対象年齢や教育方針に個性があります。「有名だから」ではなく「わが家の年齢・価値観に合うか」で読み進めてください。

    1. 川崎インターナショナルスクール(Kawasaki International School/KIS)

    川崎区にある、川崎を代表するインターナショナルスクール。ナーサリー(保育)と初等部(エレメンタリー)を持ち、2歳から12歳までを英語環境で受け入れています。英語で言語・算数・体育・アート・実践科学・社会などを学びつつ、日本語も情操教育の一部として大切にする方針です。市内では数少ない「小学校段階まで」通える学校で、幼児から小学生まで一貫して国際環境で過ごせるのが強みです。

    • カリキュラム:英語による独自の総合カリキュラム(言語・算数・科学・アート等、読書・音楽・EVCプログラム等も)
    • 対象年齢:2〜12歳(ナーサリー〜初等部)
    • 学費目安:入学金15万円。月謝は通う時間帯により月3.5万円(週3・午前)〜9.5万円(週5・9〜18時)。別途 教材費 年5万円・施設維持費 年3万円。フルタイムでおおよそ年間100万〜130万円程度が目安(2026年時点・要確認)
    • こんな家庭に:川崎区で、幼児から小学生まで英語環境を続けたい家庭に

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    2. クリエイティブキッズ・インターナショナルプリスクール(Creative Kids International Preschool)

    川崎区京町にある、英語で保育を行う認可外保育園(川崎認定保育園)。生後12か月から6歳までを対象に、遊びと生活のなかで自然に英語に触れる環境を用意しています。ハーフデイからロングデイまで通い方を選べるのが特徴で、共働き家庭にも利用しやすい設計です。

    • カリキュラム:英語による保育・幼児教育
    • 対象年齢:12か月〜6歳
    • 学費目安:入学金 約10万円。月謝はハーフデイ約6万円/フルデイ約9万円/ロングデイ約12万円(公開情報。改定の可能性があり要確認)
    • こんな家庭に:就学前から、生活のなかで英語に慣れさせたい家庭に

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    3. キンカーン・インターナショナルスクール(KINCARN INTERNATIONAL SCHOOL)

    川崎区堤根にある国際幼児園。JR川崎駅から徒歩約10分、京急八丁畷駅から徒歩約3分とアクセスも良好です。単なる語学ではなく、人権・平和・多様性やSDGsの視点を幼いうちから育てる「グローバル教育の基礎づくり」を掲げています。多文化のなかで世界を見る目を養いたい家庭の選択肢になります。

    • カリキュラム:英語環境での国際幼児教育(多文化理解・SDGsの視点を重視)
    • 対象年齢:幼児(未就学児・国際幼児園)
    • 学費目安:要問い合わせ(学年・通い方により異なるため公式サイトで確認を)
    • こんな家庭に:語学だけでなく、多様性や国際理解の土台も育てたい家庭に

    公式サイトはこちら

    4. キッズインターナショナル武蔵小杉(Kids International Musashi-Kosugi)

    中原区・武蔵小杉にあるインターナショナルプリスクール。生後6か月から入会でき、年齢に応じた「インターナショナルスクール」コースと、幼稚園児・小学生向けの「アカデミー」クラスを用意しています。英会話に加え、英検・スポーツ・ダンス・音楽・アート・プログラミングなどを一つの場所で受けられる、共働き世帯にも通いやすい総合型の施設です。

    • カリキュラム:英語による幼児教育+アカデミー(英会話・英検・アート・プログラミング等)
    • 対象年齢:生後6か月〜(幼児中心。小学生向けアカデミークラスあり)
    • 学費目安:要問い合わせ(コース・通い方により異なる)
    • こんな家庭に:武蔵小杉エリアで、預かりと英語学習を一つの場所でまとめたい家庭に

    公式サイトはこちら

    5. ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 武蔵小杉校(Laurus International School of Science, Musashi-Kosugi)

    STEM(理数)教育に強いローラスの、中原区・武蔵小杉にある校舎。ケンブリッジ国際カリキュラムと独自のサイエンス教育を、1歳から5歳のプリスクール・キンダーガーテン段階で提供しています(初等部以上は東京の校舎が中心)。幼児教育無償化の補助対象校でもあり、理数・探究に早くから触れさせたい家庭に向いています。

    • カリキュラム:ケンブリッジ国際カリキュラム+独自のサイエンス(STEM)教育
    • 対象年齢:1〜5歳(プリスクール・キンダーガーテン。武蔵小杉校は幼児段階)
    • 学費目安:入学金 約11万〜12万円。週5・5時間コースで月額約11.5万円という情報も(校舎・コースにより異なるため要確認)。3〜5歳は幼児教育無償化の補助対象
    • こんな家庭に:理数・サイエンスの芽を、幼児期から英語で伸ばしたい家庭に

    公式サイトはこちら

    このように、川崎のインターナショナルスクールは「幼児教育が中心」で、小学校段階まではKISが受け皿になるものの、中学・高校まで一貫して通える学校は市内にありません。だからこそ、川崎で幼児期を過ごしたあと、どう国際教育を続けるかを早めに考えておくことが大切です。

    川崎市のインターナショナルスクール 学費早見表【全5校を1表で比較】

    ここまで各校ごとにお伝えしてきた費用を、1つの表に組み直します。川崎で学校を探すご家庭からいちばん多く寄せられるのが「結局いくらかかるのか」という問いだからです。下の金額は、この記事の各校の項目で出典を確認したものだけを並べています。推計で埋めた数字はありません。

    学校名 エリア 対象年齢 月謝 入学金・その他 小学生以上
    川崎インターナショナルスクール(KIS) 川崎区 2〜12歳 月3.5万円(週3・午前)〜9.5万円(週5・9〜18時) 入学金15万円/教材費 年5万円/施設維持費 年3万円
    フルタイムで年間約100万〜130万円
    ◯ 初等部あり(12歳まで)
    クリエイティブキッズ・インターナショナルプリスクール 川崎区京町 12か月〜6歳 ハーフデイ 約6万円/フルデイ 約9万円/ロングデイ 約12万円 入学金 約10万円 ×(未就学のみ)
    キンカーン・インターナショナルスクール 川崎区堤根 未就学児 要問い合わせ 要問い合わせ
    JR川崎駅 徒歩約10分/京急八丁畷駅 徒歩約3分
    ×(未就学のみ)
    キッズインターナショナル武蔵小杉 中原区・武蔵小杉 生後6か月〜 要問い合わせ 要問い合わせ △ 小学生向けアカデミークラスあり
    ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 武蔵小杉校 中原区・武蔵小杉 1〜5歳 週5・5時間コースで月額 約11.5万円という情報 入学金 約11万〜12万円
    3〜5歳は幼児教育無償化の補助対象
    ×(武蔵小杉校は幼児段階。初等部以上は東京の校舎)

    ※2026年7月時点の各校公式サイト等の公開情報です。コース・通う日数・時間帯によって大きく変わります。実際の請求額は必ず学校にご確認ください。

    この表からわかる、川崎の3つの現実

    ①川崎市内で小学生を受け入れているのは、実質KISだけです。川崎区のKISが2〜12歳を受け入れており、市内で「幼児から小学生まで英語環境を続ける」道はここに集約されています。キッズインターナショナル武蔵小杉に小学生向けのアカデミークラスはありますが、これは英会話・英検・アート・プログラミング等を組み合わせた放課後型で、全日制の小学校ではありません。「川崎市 インターナショナルスクール 小学校」で探している方の答えは、事実上KIS一択ということになります。

    ②無償化が効く園と効かない園があります。ローラス武蔵小杉校は3〜5歳が幼児教育無償化の補助対象です。クリエイティブキッズは川崎認定保育園(認可外保育園)として運営されています。これは施設側の区分で決まるので、問い合わせのときに「施設等利用給付の対象になりますか」と直接聞いてください。月謝が同じでも、実質負担が数万円単位で変わります。

    ③通う日数で費用が3倍近く変わります。KISは週3・午前なら月3.5万円、週5・9〜18時なら月9.5万円。「インターは高い」と決めつける前に、まず通う日数の選択肢を聞いてください。地元の公立小学校に籍を置きながら通う形を取るご家庭もあります。

    武蔵小杉のインターナショナルスクール——中原区で探している方へ

    川崎市のなかでも、武蔵小杉で探している方は事情が少し違います。タワーマンションの建設が続き、共働きの子育て世帯が集中的に増えたエリアだからです。東急東横線・目黒線とJR南武線・横須賀線が交わり、渋谷にも横浜にも東京駅にも直通で出られる——この立地の良さが、そのまま学校選びの選択肢にもなっています。

    武蔵小杉エリアにあるのは2校。どちらも幼児段階です

    正直にお伝えすると、武蔵小杉に全日制のインターナショナルスクール(小学部以上)はありません。中原区・武蔵小杉にあるのは次の2校で、いずれも未就学児が中心です。

    • キッズインターナショナル武蔵小杉|生後6か月から入会でき、年齢に応じた「インターナショナルスクール」コースと、幼稚園児・小学生向けの「アカデミー」クラスを用意しています。英会話に加えて英検・スポーツ・ダンス・音楽・アート・プログラミングを一つの場所で受けられる総合型で、預かりと習い事をまとめたい共働き世帯に向いた設計です。
    • ローラス・インターナショナルスクール・オブ・サイエンス 武蔵小杉校|ケンブリッジ国際カリキュラムと独自のサイエンス(STEM)教育を、1〜5歳のプリスクール・キンダーガーテン段階で提供します。3〜5歳は幼児教育無償化の補助対象。理数・探究の芽を早くから英語で伸ばしたいご家庭に向いています。ただし初等部以上は東京の校舎が中心で、武蔵小杉校は幼児段階までです。

    武蔵小杉の本当の強みは、学校数ではなく「通える範囲の広さ」です

    ここが武蔵小杉を検討するご家庭にいちばんお伝えしたい点です。区内の学校数で判断すると、武蔵小杉は選択肢が少ない街に見えます。実際にはその逆です。

    小学校以降も国際教育を続けたい場合、武蔵小杉からは3つの方向に現実的な通学圏が開けています。

    1. 川崎区のKISへ|市内で唯一、初等部(12歳まで)を持つ学校です。南武線で川崎駅方面へ。
    2. 横浜へ|東横線・横須賀線で。1924年創立の横浜インターナショナルスクール(YIS)は幼児から高校卒業(Grade 12)までのIB一貫教育で、学費は学年により年間約212万〜344万円(2026-27年度・要確認)。セント・モール・インターナショナルスクールなど歴史ある学校もあります。横浜のインターナショナルスクールで具体的に比べられます。
    3. 東京都心へ|東横線・目黒線で渋谷・目黒方面へ直通。港区・渋谷区にはIB・英国式・米国式・モンテッソーリなど多彩なK-12インターが集中しています。東京のインターナショナルスクールもあわせてご覧ください。

    つまり武蔵小杉は「区内で完結しない」ことを前提にすると、川崎市内でもっとも選択肢が広いエリアになります。幼児期は地元の2校で英語環境をつくり、小学校から横浜または都内へ——という段階的な設計が、実際にいちばん取られている形です。

    ただし、毎日の通学時間は正直に見積もってください

    ここは都合の悪いことも書きます。小学校低学年のお子さんにとって、片道40分から1時間の通学は想像以上に重い負担です。朝の東横線・横須賀線は混雑します。学校が魅力的であることと、お子さんが6年間その通学を続けられることは、別の問題です。

    見学に行くときは、実際に通う時間帯の電車に、お子さんと一緒に乗ってみてください。学校のパンフレットには所要時間しか書かれていませんが、判断に必要なのは所要時間ではなく、その電車にお子さんが毎朝乗れるかどうかです。スクールバスの有無と運行範囲も、必ず確認してください。

    通学の負担がどうしても現実的でない、あるいは学費が壁になる——そう感じられた場合には、通学そのものを前提にしない選び方もあります。次の章でご紹介します。

    K-12まで続けるなら——川崎から通えるインターナショナルスクール(横浜・東京)

    川崎の魅力の一つは、横浜にも東京にも電車で出やすい立地です。小学校高学年以降も本格的なインターナショナルスクールを続けたいなら、隣接エリアまで視野を広げるのが現実的です。

    まず横浜。横浜インターナショナルスクール(YIS)は1924年創立の老舗で、幼児から高校卒業(Grade 12)までのIB一貫教育を提供しています。学費は学年により年間約212万〜344万円に加え、キャンパス整備費など別途費用がかかります(2026-27年度・要確認)。セント・モール・インターナショナルスクールなど歴史ある学校もあり、K-12の選択肢は川崎より格段に豊富です。川崎区からは京急・JRで通える範囲にあります。横浜の学校を具体的に比べたい方は、横浜の選択肢はこちら(横浜のインターナショナルスクール7選)にまとめています。

    次に東京。都心(港区・渋谷区など)にはIB・英国式・米国式・モンテッソーリなど多彩なK-12インターが集中しています。武蔵小杉や川崎から都内へ通う家庭も少なくありません。学費や通学時間は上がりますが、選択肢の幅は最大です。東京全体のインターナショナルスクールはこちらもあわせてご覧ください。ただし、毎日の長距離通学が小さなお子さんの負担にならないか——ここは正直に見極める必要があります。

    比較でわかる、川崎で「わが家に合う」選び方

    選択肢を「①川崎の幼児インター」「②近隣(横浜・東京)の大手K-12インター」「③通学しないオンライン国際校」の3タイプに分けて考えると、頭が整理されます。下の表は、費用・入りやすさ・通学負担などの観点で、それぞれの傾向を正直に示したものです。

    川崎の幼児インター・近隣(横浜東京)の大手インター・オンライン国際校を、費用の手頃さ・入学のしやすさ・通学の負担・対面体験・K-12まで続けやすいかの5観点で比較した表
    どのタイプにも長所と制約があります。わが家が何を最優先するかで答えは変わります。

    川崎の幼児インターは費用も入学ハードルも比較的やさしく、就学前のスタートには向いています。ただし小学校高学年〜中高で「続けられる学校がない」という壁に当たりやすいのが弱点です。近隣の大手K-12インターはその点を解決しますが、学費は年間200万〜340万円台に上がり、毎日の通学時間も増えます。学費の中身をもう少し詳しく知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳もご参考にどうぞ。そしてもう一つ、通学そのものを前提にしない選択肢があります。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    川崎の自宅で、子どもがオンライン授業を受けるそばで母親が穏やかに見守る様子
    通わずに世界とつながる学びも、川崎の家庭にとって現実的な選択肢になりつつあります。

    川崎だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。あわせて、インターナショナルスクールの学費はなぜ高いのか(相場の内訳と、対面の約1/5に下げる方法)で、費用の構造そのものを分解しています。

    学費や通学が壁なら——「オンライン」という選択肢

    川崎で国際教育を続けようとすると、多くの家庭が同じ壁にぶつかります。「幼児期は市内で通えても、小学校高学年から先は横浜や東京まで毎日通わせるのか?」「年間300万円を超える学費と長い通学時間が、何年も続けられるのか?」——。もしそう迷っているなら、通学を前提としないオンラインインターナショナルスクールという選択肢があります。住む場所や最寄り駅に、子どもの学びが左右されにくくなります。

    私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本で1000名以上が在籍するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を手がける株式会社NIJIN。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方のもと、少人数の対話を中心に「自分と世界を、好きになる」学びを目指します。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計です。学費は対面インターのおよそ5分の1を目指しています。

    正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれからです。校庭や施設での対面体験は、通学型の学校と同じようには提供できません。それでも、「川崎に本格的な学校が少ない」「通わせ続ける負担が重い」という悩みを抱える家庭にとって、通学の壁を越えて世界とつながれる学びは、検討する価値のある一つの道だと考えています。

    よくある質問

    Q. 川崎のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?

    A. 多くが幼児向けで、生後6か月〜1歳前後から受け入れる園があります(キッズインターナショナル武蔵小杉は生後6か月〜、クリエイティブキッズは12か月〜など)。小学校段階まで続けたい場合は、2〜12歳を受け入れる川崎インターナショナルスクール(KIS)が市内では中心的な選択肢になります。

    Q. 川崎で高校まで通えるインターナショナルスクールはありますか?

    A. 2026年7月時点では、川崎市内に高校まで一貫して通える「フルK-12」のインターナショナルスクールはありません。中学・高校まで続けたい場合は、横浜(YISなど)や東京都内への通学、または通学しないオンライン校が現実的な選択肢になります。早めに「幼児期のあとの進路」を描いておくと安心です。

    Q. 日本語のサポートはありますか?

    A. 学校によって異なります。KISのように英語環境のなかで日本語も情操教育として取り入れる学校もあります。日本語での基礎の支えを重視するなら、日本語のサポートを前提に設計されたオンライン校(NGAなど)も候補になります。母語を土台に少しずつ英語へ、という順序を大切にしたい家庭に向いています。

    「近くにないから」で、あきらめないでいい

    学校選びに「正解」はありません。川崎のように選択肢が限られる街では、「近くに理想の学校がないから」とあきらめてしまいがちです。けれど、大切なのは「どこの学校に入れるか」より「この学びを、お子さんが何年も無理なく続けられるか」。川崎の幼児インターで一歩を踏み出すのも、横浜・東京へ視野を広げるのも、通わずに世界とつながるのも、どれもわが家にとって正しい選択になり得ます。あなたが今こうして情報を集めている時間そのものが、お子さんの未来を真剣に想っている証拠です。もし「通学以外の道」も知っておきたいと思われたら、私たちの開校情報もそっと候補に入れていただけたら嬉しいです。

    神奈川県全体でどこに何校あるかを比べたい方は、神奈川県のインターナショナルスクール一覧もあわせてご覧ください。市外の選択肢や県内の学費相場までまとめています。

    ほかの都市のインターナショナルスクールガイド

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