【2026年版】足立区のインターナショナルスクール全7施設+小学生以上が通える近隣エリアの選択肢|学費も正直に解説

足立区のインターナショナルスクール全7施設と小学生以上が通える近隣エリアの選択肢を紹介する記事のキービジュアル

「人口70万人の大きな区なのに、足立区でインターナショナルスクールを探すと、まとめ記事に出てくる名前がどれも同じ。しかも電話をかけたら、もう別の名前になっていた」——北千住・綾瀬・竹ノ塚・西新井のあたりで学校探しを始めたご家庭から、こうした声をよく聞きます。実際に一つずつ公式サイトと足立区・東京都の公的な資料で確かめていくと、足立区インターナショナルスクールの現在地はかなりはっきりしてきます。区内で英語の環境が用意されているのは全7施設。そのすべてが未就学児が中心で、小学生以上が毎日英語で学ぶ全日制のインターナショナルスクールは、足立区内には1校もありません。この記事では、2026年時点で実在を確認できた区内7施設の対象年齢と学費、放課後だけ英語で過ごす方法、そして小学生になったときに現実的な近隣エリア(葛飾区・北区・江東区・埼玉県川口市など)の学校まで、水増しせずにお伝えします。

目次

結論:足立区で選べる学校(早見)

  • アロハ インターナショナル プリスクール 北千住校(足立1丁目)|生後9か月〜年長+小学生のアフタースクール|要問い合わせ(公式に金額の掲載なし・幼保無償化の対象施設)|幼稚部は国際バカロレア(IB)PYP認定校(2025年公表)としての年700時間超のオールイングリッシュ
  • Kids Academy Noah 北千住校(千住龍田町)|1歳〜小学生|Preschoolコース 週5で月75,000円=年間約90万円/Nurseryコース 週5で月121,000円=年間約145万円(公式月謝表)|小学生クラスは月曜16時からの週1回
  • シカハマ・イングリッシュ・アドベンチャーズ(鹿浜)|2〜5歳+小学生プログラム|プリスクール 週5で月65,000円=年間約78万円(公式料金表・入園金65,000円ほか別途)|8時30分から19時30分まで対応。小学生向けのESPは月26,250円
  • インターナショナルうぃず千住曙町/インターナショナルうぃず西新井|0〜5歳|認可保育所なので保育料は世帯の所得で決まる|足立区の認可保育所一覧に掲載。西新井は2026年4月に「インターナショナルうぃず西新井保育園」へ改称
  • English School わくわく・わくわくキッズ(竹の塚)|0〜5歳|要問い合わせ(企業主導型保育のため助成あり)|ネイティブ講師の英語を日常の保育の中で浴びるタイプ
  • TOKYO IQRA INTERNATIONAL SCHOOL(葛飾区細田)|幼稚部4〜5歳+Grade 1〜9(6〜15歳)|要問い合わせ(公式の学費表は画像掲載)|足立区から通える距離で、小学生が毎日英語で学べる数少ない学校。ケンブリッジ国際カリキュラム
  • 東京国際フランス学園(北区滝野川)/K.インターナショナルスクール東京(江東区白河)|3〜18歳|年間約173万〜210万円/年間約285万〜302万円(いずれも公開情報)|高校卒業まで一つの学校で通いたい場合の現実的な候補
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朝の足立区・北千住の商店街から住宅街へ続く道を、通学かばんを背負った子どもと母親が並んで歩く様子
北千住から竹ノ塚まで。足立区の学校選びは「何歳まで区内で通えるか」から考えると迷いが減ります。

2027年9月開校予定/2027年春プレ開校

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    足立区のインターナショナルスクール事情と学費相場

    足立区は、東京23区でも屈指の規模を持つ区です。区の統計によれば、令和8年3月1日現在の人口は703,926人、世帯数は386,471世帯。北千住はJR常磐線・東京メトロ千代田線・日比谷線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレスの5路線が交わる大ターミナルで、大手町へも秋葉原へも20分かかりません。大学のキャンパスが相次いで移転し、駅前は10年前とはまるで別の街になりました。子育て世帯の流入も続いています。

    ところが、教育の「国際化」という一点だけを見ると、足立区は港区や渋谷区とはまったく違う地図の上にあります。象徴的なのが、東京都が2025年10月に開設した「東京都インターナショナルスクール情報ポータル」です。都内のインターナショナルスクールを所在地・定員・カリキュラム・学費まで横断して調べられる公的なデータベースですが、その区市町村の絞り込みリストに、足立区は入っていません。千代田・港・中央・品川・渋谷・新宿・江東・目黒・文京・世田谷・北・練馬・台東などが並ぶなかで、人口70万人の足立区の名前がないという事実は、この区の現状をそのまま表しています。

    では区内に何もないのかというと、そうではありません。むしろ足立区には、ほかの区にはあまり見られない特徴があります。それは、英語の環境が「認可保育所」の中に入り込んでいるということです。足立区の認可保育所一覧には「インターナショナルうぃず千住曙町」(定員80名)と「インターナショナルうぃず西新井」(定員85名・2026年4月にうぃず西新井保育園から改称)という2園が載っています。認可保育所なので保育料は世帯の所得に応じて決まり、英語のプログラムのために追加料金が発生しない設計です。年間100万円を超える英語プリスクールが当たり前の都心と比べると、これはかなり異質な、そして家計にとってはありがたい構造です。

    年齢帯で並べると、足立区インターナショナルスクールの構造はこうなります。

    • 0〜2歳:アロハ(生後9か月〜)、Kids Academy Noahの Cloud/Sky、うぃずの2園、わくわく、Play Island Nursery。選択肢はいちばん多い
    • 3〜5歳(未就学):アロハの幼稚部、Noahの Sun/Rainbow、シカハマ、うぃずの2園。ここが足立区のピーク
    • 小学生(6〜12歳):全日制はゼロ。あるのは放課後や週1回の英語プログラム(アロハのアフタースクール、NoahのLittle Star、シカハマのESP/ASP)のみ
    • 中学生・高校生(13〜18歳):区内に選択肢なし。区外へ通うか、通学しない形を検討することになります

    学費の相場も、この構造をそのまま映しています。区内の認可外・企業主導型で見るかぎり、未就学の全日型は年間約78万〜145万円+給食費などの実費というのが実勢です(シカハマとNoahの公式料金表ベース。アロハとわくわくは金額非公開)。港区や渋谷区の英語プリスクールが年間150万〜250万円になりがちなのと比べれば、はっきり控えめです。しかも認可外の各園は幼児教育・保育の無償化の対象施設として案内されており、足立区の公式ページによれば、3〜5歳児クラスは保育の必要性の認定を受けられれば2026年10月利用分から月額40,300円まで(0〜2歳の住民税非課税世帯は月額45,700円まで)の給付が視野に入ります。給食費・行事費・送迎はこの対象外なので、そこは分けて考えてください。

    一方、小学生以上で全日制を求めて区外に出た瞬間、金額の桁が変わります。近隣エリアの学校は年間約60万〜302万円と幅が非常に大きく、どこを選ぶかで6年間の総額が1000万円以上変わることも珍しくありません。学費の中身をどう読むかはインターナショナルスクールの学費の内訳で整理しているので、比較の前に一度目を通しておくと判断が速くなります。東京全体の地図から見たい方は東京のインターナショナルスクール全体の選択肢もあわせてどうぞ。

    足立区のインターナショナルスクール選びで押さえたい3つのポイント(6歳の壁を先に描く・認可と認可外でお金の仕組みが違う・区外への通学時間を家族の負担として計算する)を示した図解
    比べる前に、この3つだけ決めておくと足立区の学校探しはぐっと楽になります。

    足立区のインターナショナルスクール全7施設を正直に紹介

    ここからは、2026年時点で実在を確認できた区内の7施設を、対象年齢・学費・向いている家庭という順に見ていきます。名前に「インターナショナル」と付いていても、認可保育所・認可外保育施設・企業主導型保育・英語教室と、法的な性格はかなり違います。いずれも学齢期(小中高)の学校ではなく、未就学児が中心のプリスクール・保育施設です。この点は最初に押さえておいてください。

    1. アロハ インターナショナル プリスクール 北千住校(足立1丁目)

    アロハ インターナショナル プリスクールの北千住校は、足立区足立1-3-11(本校)と足立1-29-3(アネックス)の2棟体制で運営されている認可外保育施設です。荒川区の南千住校と姉妹校の関係にあり、2校あわせて生後9か月から小学6年生までをカバーしています。区内の英語環境としては、いちばん年齢の幅が広い選択肢です。

    コースは、親子で参加するMusic & Movement(生後9か月〜)、Preschool/Junior Kindergarten(未就園児〜)、幼稚部にあたるKindergarten(3〜5歳)、そしてAfterschool(年少〜小学6年)とLearning & Care Support(小学生)という構成。中心になるKindergartenは、国際バカロレア(IB)PYPの認定校(2025年公表)として、PYP(初等教育プログラム)に沿った探究型のユニット学習で、公式サイトによれば年間700時間を超えるオールイングリッシュ。10時15分から14時15分までが英語、そのあと月・火・木・金は14時30分から15時30分まで日本語のクラスがあり、こちらは追加費用なしのサービスプログラムとして案内されています。延長保育は9時から18時まで対応。

    • カリキュラム:IB PYP認定校としての探究型オールイングリッシュ(年700時間超)+日本語クラス。認可外保育施設
    • 対象年齢:生後9か月〜年長(コースにより異なる)+年少〜小学6年のアフタースクール
    • 学費目安:公式サイトに金額の掲載がないため要問い合わせ。Kindergartenコースは国の指導監督基準を満たす認可外保育施設として幼保無償化の対象になる旨が公式に案内されています
    • こんな家庭に:北千住・千住エリアにお住まいで、未就学から小学生の放課後まで英語環境を切らさずに続けたいご家庭。日本語も並走させたいご家庭

    2. Kids Academy Noah 北千住校(千住龍田町)

    Kids Academy Noahの北千住校は、足立区千住龍田町3-15にある英語保育のスクールです。江東区辰巳に姉妹校があります。特徴は、料金体系が公式サイトで完全に公開されていること。足立区内では数少ない、事前に総額を見積もれるスクールです。

    クラスはCloud/Sky(1〜2歳児)、Sun/Rainbow(年少〜年長)、Afterschool(年少〜年長・火〜木の15時30分〜17時30分)、Little Star(小学生・月曜16時〜17時30分)という構成。同じ年齢でも、短時間のPreschoolコースと長時間のNurseryコースで料金が分かれるのが特徴です。公式月謝表によれば、Preschoolコースは週2回42,000円/週3回53,000円/週4回66,000円/週5回75,000円、Nurseryコースは週2回72,000円/週3回87,000円/週4回100,000円/週5回121,000円(いずれも月額)。Afterschool・Little Starは週1回15,000円、週2回30,000円です。入会時に入会金30,000円・事務手数料15,000円・施設維持費15,000円がかかり、施設維持費は毎年4月にも発生します。

    • カリキュラム:体験型の英語保育。非認知能力の育成を掲げる。年少〜年長は週5日のみの設定
    • 対象年齢:1歳〜小学生(Little Starは小学生対象の週1クラス)
    • 学費目安:Preschoolコース週5で月75,000円=年間約90万円/Nurseryコース週5で月121,000円=年間約145万円(公式月謝表)。別途 入会金30,000円ほか
    • こんな家庭に:北千住駅を毎日使うご家庭。通園日数を週2〜5で調整しながら、費用を先に確定させたいご家庭

    3. シカハマ・イングリッシュ・アドベンチャーズ(鹿浜)

    シカハマ・イングリッシュ・アドベンチャーズ(SEA)は、足立区鹿浜6-23-3にあるプリスクール兼英会話教室です。西新井大師西駅が最寄りで、スクールバスの運行もあります。「質の高い児童英語教育を私たちの町で作りたい」という地域密着の姿勢を掲げており、卒園後も長く通い続ける生徒が多いのが特徴です。区内の施設のなかでは、小学生になってからのプログラムがいちばん整っています

    公式の料金表によれば、プリスクールは週5日で授業料月65,000円(税別)、入園金65,000円(税込・入園時のみ)、教材費10,000円(年2回)、設備費20,000円(年1回)、緊急時対策費15,000円(入園時のみ)。8時30分から19時30分までの延長保育は1時間1,000円です。これに加えて、延長保育プログラム(週5日で月27,000円)、小学生向けのESP=Elementary School Program(一般で月26,250円)、放課後のASP=After School Program(Adventure Course 週4回で月24,000円、週2回で16,000円/Onederful Wednesday 週1回で12,000円)が用意されています。

    • カリキュラム:オールイングリッシュのプリスクール。ASL(アメリカ手話)を取り入れた指導、英語での合宿プログラムも実施
    • 対象年齢:2〜5歳(プリスクール)+小学生のESP・ASP
    • 学費目安:プリスクール週5で月65,000円=年間約78万円(+入園金65,000円・教材費・設備費)。小学生のESPは月26,250円(公式料金表)
    • こんな家庭に:鹿浜・西新井・江北エリアにお住まいのご家庭。小学生になっても同じ場所で英語を続けたいご家庭

    4. インターナショナルうぃず千住曙町(千住曙町)

    足立区千住曙町17-3、東武スカイツリーラインの牛田駅・京成関屋駅から徒歩3分にある認可保育所です。足立区の認可保育所一覧に定員80名で掲載されています。運営は株式会社WITH。「WITHインターナショナルプレスクール」として、外国人講師によるLesson Time、日常の活動や散歩のなかで講師と関わるPlay Time、読み聞かせなどのActivity Timeという3つのEnglish Timeを日々の保育に組み込む設計です。開所時間は7時から20時30分(月〜土)。

    • カリキュラム:認可保育所の保育に英語のプログラムを組み込むタイプ。英語のために追加料金は発生しません
    • 対象年齢:0〜5歳(0歳9名・1歳12名・2歳14名・3〜5歳各15名)
    • 学費目安:認可保育所のため、保育料は世帯の所得に応じた区の基準で決まります
    • こんな家庭に:費用を抑えながら英語に触れさせたいご家庭。認可保育所の枠組みで長時間の保育が必要なご家庭

    5. インターナショナルうぃず西新井(西新井3丁目)

    足立区西新井3-13-15にある、同じ株式会社WITH系列の認可保育所です。足立区の認可保育所一覧には定員85名で掲載され、あわせて「令和8年4月よりうぃず西新井保育園からインターナショナルうぃず西新井保育園に名称変更となります」という注記が入っています。つまり2026年4月から、英語を前面に出した園として運営される園です。認可保育所が「インターナショナル」を名乗るという動きは足立区の現在地をよく表しており、区内で英語環境を探すご家庭にとっては見逃せない選択肢になります。

    • カリキュラム:認可保育所+WITHインターナショナルプレスクールの英語プログラム
    • 対象年齢:0〜5歳(定員85名)
    • 学費目安:認可保育所のため、保育料は世帯の所得に応じた区の基準で決まります
    • こんな家庭に:西新井・関原・梅島エリアにお住まいで、認可の枠組みのまま英語に触れさせたいご家庭

    6. English School わくわく・わくわくキッズ(竹の塚)

    English School わくわく(足立区竹の塚6-24-1 リバティハイツ101)と、姉妹施設のわくわくキッズ(竹の塚1-12-14 ペアシティハウス竹ノ塚1階)です。どちらも企業主導型保育という枠組みで運営されています。企業主導型保育は法的には認可外保育施設ですが、認可保育園並みの基準を満たすことで国から助成を受けられる仕組みで、その分だけ保育料が抑えられるのが特徴です。ネイティブスピーカーの講師の英語を日常的に聞き、音楽・ダンス・アクティビティを通して自然に英語に触れる設計になっています。

    • カリキュラム:日常の保育のなかでネイティブ講師の英語に触れるタイプ。リトミックなども実施
    • 対象年齢:未就学児(0〜5歳)
    • 学費目安:公式サイトに金額の掲載がないため要問い合わせ。企業主導型保育の助成があるため、一般的な英語プリスクールより抑えられる傾向です
    • こんな家庭に:竹ノ塚・保木間エリアにお住まいのご家庭。費用を優先しつつ、英語に日常的に触れさせたいご家庭

    7. Play Island Nursery(西新井エリア)

    プレイアイランドナーサリーは、足立区西新井エリアにある0歳から預けられる保育所です。前述のシカハマ・イングリッシュ・アドベンチャーズと連携し、ネイティブによる英語のカリキュラムを取り入れています。7時から20時までの開所、土曜日も開園、1クラス4名からの少人数保育、おむつや着替えを園が用意する「手ぶらで登園」といった、共働き家庭の負担を減らす設計が前面に出ているのが特徴です。

    • カリキュラム:少人数保育+シカハマ連携のネイティブ英語プログラム
    • 対象年齢:0歳〜(乳幼児中心)
    • 学費目安:公式サイトに一覧の掲載がないため要問い合わせ
    • こんな家庭に:0〜2歳の早い時期から英語に触れさせたいご家庭。少人数の環境と長時間保育を両立させたいご家庭

    要注意——足立区インターナショナルスクールの「古い掲載」を見分ける

    この記事を書くにあたって一番時間がかかったのが、まとめサイトに残っている情報の裏取りでした。批判ではなく、実務的な注意として共有しておきます。

    • Kids Duo 竹の塚(保木間2-1-1):複数の情報サイトに掲載が残っていますが、Kids Duo公式サイトの東京都の教室一覧(57教室)に足立区の教室は含まれていません。検討される場合は、必ず公式の教室検索でご確認ください
    • 2020〜2022年ごろのまとめ記事:足立区は掲載施設の入れ替わりが比較的多いエリアです。「インターナショナルプリスクール○選」といった記事の公開年月を必ず確認してください
    • 名称変更:うぃず西新井保育園のように、2026年4月から名前が変わる園もあります。地図アプリや口コミサイトの表記が旧名のままというケースは珍しくありません
    • 「インターナショナルスクール」という言葉の幅:足立区で検索して出てくる施設の多くは、学齢期の学校ではなく未就学児のプリスクールか、週1〜2回の英会話教室です。全日制の学校を探しているのか、英語に触れる時間がほしいのかで、見るべきリストがまったく変わります

    小学生以上は区外が現実的——足立区から通えるインターナショナルスクール

    お子さんが小学生になったとき、区内に全日制がない以上、選択肢は「区外へ通う」か「通学しない形にする」かのどちらかになります。幸い、足立区は北・東・西のどの方向にも通学圏が広がっています。ここでは実際に通える距離にある学校を挙げます。

    • TOKYO IQRA INTERNATIONAL SCHOOL葛飾区細田4-38-8):幼稚部(4〜5歳)からGrade 9(14〜15歳)まで。小学部は英国のケンブリッジ国際カリキュラム、幼稚部はモンテッソーリをベースにしたイスラム的価値観のもとでの英語教育。京成小岩・京成高砂からのアクセス。学費は公式サイトの学費表が画像掲載のため要問い合わせ
    • 東京国際フランス学園(北区滝野川5-57-37):3〜18歳。フランス教育省のカリキュラムでフランス・バカロレアまで一貫。東京都のインターナショナルスクールポータル掲載額で年間約182万円(幼稚園)/約173万円(小学校)/約201万円(中学校)/約210万円(高校)。校庭・体育館・プールを備えた大規模校
    • 東京日仏国際学園(EIFJ)(北区西が丘):1歳半〜15歳。フランス語を学ばず「英語+日本語」で進むトラックが用意されているのが特徴で、英語ベースの少人数校を探すご家庭には現実的な候補です。学費は年度ごとの配布資料のため要問い合わせ
    • K.インターナショナルスクール東京(江東区白河1-5-15):3〜18歳。IBのPYP・IGCSE・IBディプロマを揃えた本格校。2026年8月〜2027年6月の授業料は学年により年間約285万〜302万円(公式)
    • インディア インターナショナル スクール イン ジャパン 東京校(江東区千石3-1-4):幼稚園〜高校3年。インドのCBSEカリキュラム。東京都のインターナショナルスクール情報ポータルによれば授業料は年間約60万円(高校は約120万円)。学費を抑えつつ小学生以上が毎日英語で学べるという条件を満たす、足立区の家庭にとって現実的な選択肢です
    • 荒川を渡って埼玉県側:川口市には全日型のスクールや小学生クラスを持つ施設が複数あります。詳しくは川口市のインターナショナルスクールをご覧ください。戸田市のラブ クリスチャン インターナショナルスクール(0歳〜中学3年・小学部の授業料は年1,104,000円という公開情報)まで足を伸ばす選択肢もあります

    北区側の全体像は北区のインターナショナルスクール、さらに西へ広げる場合は板橋区のインターナショナルスクールもあわせてご覧ください。

    ※学費等は2026年9月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

    比較でわかる、わが家に合う選び方

    足立区内の認可保育所の国際園・区内の英語プリスクール・区外の全日制インター・オンライン国際校を、費用の手頃さ・6歳以降も続けられるか・通学の負担・対面体験・日本語の支えの観点で比較した表
    どれかが万能ということはありません。何を優先するかで、選ぶべき列が変わります。

    足立区で学校を選ぶとき、いちばん効くのは「6歳の壁をどう越えるか」を入園前に決めておくことです。区内の未就学の園は、費用も通いやすさも決して悪くありません。むしろ認可保育所の中に英語の環境があるという点では、23区のなかでも家計にやさしいほうです。けれど小学校入学のタイミングで、必ず一度は選択を迫られます。葛飾区や北区、江東区の全日制へ移るのか、公立小学校+放課後の英語で続けるのか、あるいは通学そのものをやめて別の形にするのか。ここを先に描いておくと、園選びの基準そのものが変わります。

    次に効くのが、認可と認可外でお金の仕組みがまったく違うと知っておくことです。インターナショナルうぃずの2園は認可保育所なので、保育料は世帯の所得に応じて区が決めます。一方、アロハやシカハマ、Noahは認可外保育施設なので、園が決めた料金を払ったうえで、無償化の認定を受ければ月額上限までの給付を受け取る形になります。足立区の場合、2026年10月利用分からは3〜5歳で月40,300円までが上限です。給食費・行事費・送迎は対象外なので、「授業料が下がったのに支払総額はあまり変わらなかった」というズレは、この境目で起きます。

    最後に、意外と見落とされるのが区外への通学時間を家族の負担として計算することです。北千住から清澄白河までは30分ほど、鹿浜から葛飾区細田までは乗り換えを含めて1時間近く。小学1年生の子どもが毎朝それを往復する現実は、大人が地図で測る印象とはまったく違います。送りが必要なら、その1時間は親の時間として6年分積み上がります。学費と同じくらい、この時間の総量が続けられるかどうかを決めます。

    オンラインでの学びのしくみを見る →

    足立区の自宅のダイニングテーブルで、子どもがタブレットのオンライン授業を受け、そばで親が静かに見守っている様子
    通学しないという選び方も、足立区の家庭にとって現実的な一手になりつつあります。

    学費や通学が壁なら——「オンライン」という第8の選択肢

    ここまで読んで、「区内に全日制がないのはわかった。でも江東区の学校は学費が高いし、小学1年生を毎日1時間かけて通わせるのは現実的じゃない」と感じた方も多いと思います。その気持ちは、まっとうです。そして、そこにもうひとつの道があります。

    NIJIN GLOBAL ACADEMYは、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営するのは日本の株式会社NIJIN。国内でオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営しており、そこには1000名以上の子どもたちが在籍しています。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳。オンラインなので住む場所を選ばず、足立区のご自宅からそのまま通えます。

    大切にしているのは、脱偏差値——テストの点数で子どもを並べないという姿勢です。少人数の対話を中心に据え、「自分と世界を、好きになる」ことを軸にしたカリキュラムを設計しています。学費は対面のインターナショナルスクールの約1/5を目指しており、日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れていける設計になっています。いきなり全部英語、ではありません。

    ただし、正直にお伝えしておくべきことが2つあります。ひとつは、まだ開校前だということ。実績はこれからで、現時点で卒業生の進路をお見せすることはできません。もうひとつは、対面と同じ体験にはならないということです。校庭で走り回ることも、給食を並んで食べることも、オンラインでは代わりになりません。それでも、6歳以降の受け皿が区内にない足立区のご家庭にとって、「通学距離ゼロで世界とつながれる」という条件が意味を持つ場面は確実にあると考えています。

    よくある質問

    Q. 足立区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?

    アロハ インターナショナル プリスクール北千住校のMusic & Movementは生後9か月から、Kids Academy Noah北千住校のCloud/Skyは1歳から、シカハマ・イングリッシュ・アドベンチャーズは2歳から受け入れています。認可保育所のインターナショナルうぃず千住曙町・西新井は0歳から。つまり0歳台から入れる施設はあります。ただし小学生になると区内の全日制はなくなるため、入園の時点で6歳以降の道筋を考えておくことを強くおすすめします。

    Q. 日本語のサポートはありますか? 日本語が育たなくなるのが心配です。

    足立区の施設は、英語だけに振り切るのではなく日本語の育ちも並走させるバイリンガル型が中心です。たとえばアロハの幼稚部は、英語のクラスのあとに日本語のクラスを設けています。認可保育所のインターナショナルうぃずの2園も、通常の保育のなかに英語の時間を組み込む形です。とはいえ、英語環境の時間が増えれば増えるほど、日本語の読み書きをどこで支えるかという課題は必ず出てきます。国語の力は放っておいて育つものではないので、家庭での読み聞かせや、日本語を体系的に学ぶ場を別に用意しておくと安心です。日本語が不安なご家庭には姉妹サービス〈ともだちじゃぱん〉もおすすめです(NIJIN運営の子ども向け日本語オンライン)。

    Q. 小学校からの編入はできますか? 途中からでも間に合いますか。

    足立区内には小学生以上の全日制がないため、編入を考える場合は区外の学校が対象になります。葛飾区のTOKYO IQRA、北区の東京国際フランス学園やEIFJ、江東区のK.インターナショナルスクール東京などは、学年ごとの定員とお子さんの言語力によって受け入れ可否が変わります。英語サポートの枠を用意している学校もありますが、枠自体に限りがあります。編入を考えている場合は、希望時期の半年から1年前には各校へ直接問い合わせておくと選択肢が広がります。定員・入学条件・学費はいずれも改定される可能性があるため、必ず最新の情報をご確認ください。

    選択肢が少ない街だからこそ、早く動いた家庭が強い

    足立区でインターナショナルスクールを探すのは、正直に言って簡単ではありません。人口70万人の大きな区なのに、東京都の公的なポータルの区市町村リストにすら名前がない。区内にあるのは未就学の7施設で、小学生以上の全日制はゼロ。まとめ記事には閉じた教室の名前が残ったままで、確かめる作業そのものに時間がかかります。

    けれど、足立区には足立区の強みがあります。認可保育所の中に英語の環境が生まれつつあり、費用面では都心よりずっと現実的に始められる。そして選択肢が少ないということは、選び方の軸がはっきりするということでもあります。6歳以降をどうするか——その一点さえ先に決めておけば、残りの判断はずっと軽くなる。区内の園に通わせながら葛飾区や江東区の学校見学に行く家庭も、公立小学校と週1回の英語を組み合わせる家庭も、通学をやめてオンラインを選ぶ家庭も、どれも間違いではありません。大事なのは、小学校入学の直前になって慌てないことだけです。

    迷っている時間は、お子さんのことを真剣に考えている時間です。その時間を、どうか自分を責めるためには使わないでください。あなたが今こうして調べていること自体が、もうお子さんへの十分な行動です。

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