「姫路でインターナショナルスクールを探しているのに、出てくるのは幼児向けの園ばかり。小学生になっても通える学校はあるの? 料金は実際いくら?」——姫路で学校探しを始めた方の多くが、まずこの壁にぶつかります。結論からお伝えすると、姫路市内で英語を中心に過ごせる施設は未就学児向けのプリスクールが4園。一方で、小学1年生から全日制で英語で学べるインターナショナルスクールは、2026年9月時点で姫路市内に1校も確認できませんでした。この記事では、市内の4園と、小学生が英語を続けられる姫路の場(フリースクール型の初等部・土曜スクール)を水増しせずに整理したうえで、明石・神戸まで広げた通学圏の学校を、公開されている料金の実額と姫路駅からの通学の目安つきでお伝えします。読み終えるころには、お子さんの年齢に合った道筋が見えているはずです。
結論:姫路で選べる学校(早見)
- さくらインターナショナルスクール姫路校(神子岡前)|0〜6歳|要問い合わせ(年少〜年長は幼保無償化で月3万7000円まで補助の対象・公式)|日本人とインターナショナルスタッフの両担任制で、英語と日本語をバランスよく育てるプリスクール
- みかえるインターナショナルスクール(南車崎)|2〜6歳(幼稚部)+小学生の初等部|要問い合わせ(幼稚部は無償化対象施設・公式)|ケンブリッジ英語を軸にした少人数制。2025年から小学生向けのフリースクール型初等部も開始
- Rainbow International Preschool(南条)|1〜6歳(定員45名)|要問い合わせ|2007年開設。外国人講師が毎日子どもたちと過ごす、姫路で歴史の長い英語保育の園
- ベアズガーデン国際自然こども園(西今宿)|未就学児(0〜2歳は系列のプリスクール)|認可園のため保育料は市の基準で決定|英語保育を取り入れた認可のこども園。隣接の施設で卒園児・園外生向けの英語学童も運営
- HIA 姫路インターナショナルアカデミー サタデースクール(本町・イーグレひめじ)|小1〜小4|月2万2000円(毎週・1日コース)+入会金1万1000円(公式)|平日は地元の小学校、土曜は英語で教科を学ぶ補完型
- Marist Brothers International School(神戸市須磨区)|幼児〜Grade 12|年171万6000〜211万7000円+維持費 年20万円(2026-27年度・公式)|姫路から最も近い、高校卒業まで一貫のIB校
- 関西国際学園 初等部(神戸市灘区)|小1〜小6(中高等部あり)|授業料 月17万8200円+教育・施設充実費 月3万8500円(2027年度募集要項)|日英バイリンガルのIB PYP認定校。さくらインターナショナルスクール姫路校の主な進学先
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|通学せずに世界とつながるオンライン・インターナショナルスクール。2027年9月開校予定で、現在は開校情報の登録を受付中

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姫路のインターナショナルスクール事情と料金相場
まず、姫路という街の前提を整理します。姫路市は兵庫県西部・播磨地域の中核市で、人口は50万人を超えます。JR姫路駅からは新快速で三ノ宮までおよそ40分、明石までおよそ25分。神戸には出やすい一方、毎日の通学として考えると、小学生には決して短くない距離です。この「神戸は近いようで、毎日通うには遠い」という距離感が、姫路の学校選びを大きく左右します。
姫路の学校地図には、はっきりした特徴が2つあります。ひとつは、英語で過ごせる施設のほとんどが未就学児向けだということ。姫路市の届出保育施設一覧にも、さくらインターナショナルスクール姫路校、みかえるインターナショナルスクール、Rainbow International Preschool などが保育施設として並んでいます。もうひとつは、小学生になると、全日制で英語の学校に通うには市外へ出るしかないことです。「姫路 インターナショナルスクール 小学校」で検索した方が求めている、小学1年生から1日を英語で過ごす学校は、姫路市内には見当たりません。ここを最初に知っておくかどうかで、その後の探し方がまったく変わります。
料金の相場感も先に出しておきます。姫路市内のプリスクールは料金を公開していない園が多いものの、3〜5歳クラスは幼児教育・保育の無償化の対象になる園が多く、月3万7000円まで補助を受けられる場合があります(利用には保育の必要性の認定などの条件あり)。小学生向けの土曜スクールなら月1万3200円〜2万2000円。ところが神戸の全日制校まで広げると、授業料ベースで年160万円前後(St. Michael’s International School)から年260万円前後(関西国際学園 初等部の授業料と教育・施設充実費の合計)へと、桁がひとつ変わります。つまり姫路の家庭は、「無償化で負担を抑えやすい幼児期」から「年160万〜260万円前後かかる小学校期」への段差を、小学校入学のタイミングで一気に越えることになる——ここが姫路の料金事情の核心です。学費の内訳をもう少し細かく知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳を分解した記事が役に立ちます。県内の分布を先に眺めておきたい方は、兵庫県全体のインターナショナルスクール一覧もあわせてどうぞ。

姫路市内のインターナショナルスクール(英語保育のプリスクール)全4園
ここからは、姫路市に住所を置き、英語で1日を過ごせる未就学児向けの4園を見ていきます。いずれも「インターナショナルスクール」を名乗っていますが、制度上は保育施設(プリスクール)で、小学校の代わりにはなりません。料金が公開されていない園は、推測せず「要問い合わせ」と記しています。
1. さくらインターナショナルスクール姫路校|料金と特徴
大阪・兵庫・京都・東京にキャンパスを持つ関西国際学園が運営する、0歳から年長までのプリスクールです。所在地は姫路市神子岡前3丁目2-8。国道2号線沿いの園庭付きキャンパスで、JR姫路駅から路線バスで「神子岡前」下車徒歩1分、駐車場(10台)もあるので車での送迎もしやすい立地です。インターナショナルスタッフと日本人スタッフによる両担任制を採り、英語に親しみながら日本語の力もきちんと育てる方針を掲げています。卒園後の進学先として、神戸にある関西国際学園 初等部を中心に、公立・私立・国立小学校やインターナショナルスクールが挙げられているのも、姫路の家庭には判断材料になります。
- カリキュラム:日英バイリンガル×探究型(関西国際学園グループの幼児プログラム)
- 対象年齢:0〜6歳(乳幼児部・幼稚園部)
- 料金目安:授業料は資料請求で案内(公式サイトに金額の掲載なし)。幼稚園部の年少〜年長クラスは、幼保無償化により世帯の所得にかかわらず月額3万7000円まで補助の対象(公式サイトの案内)
- こんな家庭に:日本語も英語も手放さず、将来は神戸の小学部まで視野に入れて幼児期から始めたい家庭に
2. みかえるインターナショナルスクール(みかえる学園)|料金と特徴
姫路市南車崎1丁目にある、株式会社みかえる学園が運営する少人数制のスクールです。ケンブリッジ大学英語検定の西日本試験センターの協力のもとで創設され、4技能を重視したケンブリッジ英語を学びの軸に置いています。英語に偏らず、日本語や算数など学力の基礎を大切にする方針です。姫路市の届出保育施設情報によると、月極の受け入れは2〜6歳、定員40名。認可外保育施設指導監督基準に適合した無償化対象施設です。そして姫路で注目したいのが、「卒園後も同じ環境で」という保護者の要望を受けて2025年に始まった初等部。詳しくは次の「小学校段階の受け皿」の章で紹介します。
- カリキュラム:ケンブリッジ英語(4技能)+日本語・算数など基礎学力
- 対象年齢:2〜6歳(幼稚部)※初等部は小学生対象
- 料金目安:要問い合わせ(公式サイトに金額の掲載なし)。保育の必要性の認定を受けると、3〜5歳は月額3万7000円までが無償化の対象で、2026年10月からは月額4万300円に引き上げと公式サイトで案内。2歳のPreクラスから入園すると3〜5歳時の保育料が特別価格になる割引あり
- こんな家庭に:英語の資格取得や、将来の中学受験まで見据えて学力の土台も育てたい家庭に
3. Rainbow International Preschool|料金と特徴
姫路市南条500番地のレインボービル1階にある、2007年開設のプリスクールです。姫路市の届出保育施設情報では、平日8:00〜18:00の開所、1〜6歳を月極で受け入れ、定員45名。保育資格を持つスタッフとネイティブの英語講師がアットホームな環境で子どもたちと過ごし、絵本・歌・遊びを通して生きた英語を身につけることを大切にしています。20年近く続いてきたこと自体が、この街で英語保育を選んできた家庭が一定数いる証といえるでしょう。
- カリキュラム:ネイティブ講師と日常を過ごす英語保育
- 対象年齢:1〜6歳(定員45名)
- 料金目安:要問い合わせ(公式サイトに金額の掲載なし)。見学はオンラインで予約可能
- こんな家庭に:共働きで平日18時までの預かりが必要で、毎日の生活のなかで英語に触れさせたい家庭に
4. ベアズガーデン国際自然こども園|料金と特徴
姫路市西今宿の、1300坪の自然に囲まれた敷地にある保育所型の認定こども園です。認可外のプリスクールとして始まり、2022年4月に英語保育を取り入れた認可園として姫路市の認可を受けました。公園やお寺、山へ出かけるアウトドア活動と英語・探究を組み合わせているのが個性です。0〜2歳向けには、旧園舎の跡地に企業主導型保育園ベアズガーデンインターナショナルプリスクールがあり、こども園の隣には卒園児・園外生向けの英語学童も併設されています。認可園なので、保育料は一般的な保育園と同じく市の基準で決まるという点は、料金面で他の3園と大きく違うところです。
- カリキュラム:保育所保育指針に沿った保育を、英語と日本語・自然体験・探究で展開
- 対象年齢:未就学児(0〜2歳は系列の企業主導型プリスクール)+小学生の英語学童
- 料金目安:認可園のため、保育料は姫路市の基準(世帯の状況など)により決定。3〜5歳は幼保無償化の対象。英語学童の料金は要問い合わせ
- こんな家庭に:認可園の安心感を保ちながら、自然のなかで英語にも触れさせたい家庭に
このほか、飾磨区今在家には企業主導型保育園のタノシキッズ姫路園(加古川園もあり)があり、「インターナショナルプリスクール」を掲げて保育料を公開しています。ただし英語レッスンは希望に応じた相談制と案内されているため、英語で1日を過ごす上の4園とは性格が異なります。
姫路から小学生が通えるインターナショナルスクール|小学校段階の受け皿
ここからが、姫路の家庭にとっていちばん切実な話です。小学生のお子さんに英語の学びを続けさせる方法は、姫路からだと大きく3つに分かれます。①地元の小学校に通いながら、姫路で英語を補う、②神戸などのインターナショナルスクールへ毎日通う、③オンラインで学ぶ、です。
その前に、必ず知っておいてほしい制度の話があります。文部科学省は、日本国籍の子どもを学校教育法第1条に定める学校(いわゆる一条校)ではないインターナショナルスクールに通わせても、保護者の就学義務を果たしたことにはならないと示しています。さらに、一条校ではないインターの小学部を終えた子どもが、中学校から日本の中学校(一条校)へ入学を希望しても認められないとされています(文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」)。出願前に、その学校が一条校かどうか、住んでいる市の教育委員会がどう扱っているかを確認しておくと、後から慌てずにすみます。
5. みかえるオルタナティブスクール(みかえる学園 初等部)|姫路市内
姫路市内で、小学生が平日に英語を含めて学べる場として唯一確認できたのが、みかえる学園の初等部です。幼稚部を卒園したあとも同じ環境で学び続けたいという要望を受け、2025年の新校舎完成に合わせて受け入れを始めました。公式サイトでは「オルタナティブ小学校(小学生対象フリースクール)」と位置づけられています。インターナショナルスクールでも一条校でもないフリースクールなので、日本の小学校に籍を置いたうえで通う形になると考えておくのが安全です。在籍校との出席の扱いなどは、入学前に学校と在籍校の双方へ確認してください。
- 学びの形:フリースクール型の初等部(ケンブリッジ英語+基礎学力・中学受験を見据えた学習も)
- 対象:小学生(みかえる幼稚部生が優先。募集枠がない年もあり、学力審査ではない入学審査あり)
- 料金目安:要問い合わせ(公式サイトに金額の掲載なし)
- こんな家庭に:幼稚部からの一貫した環境を小学生でも続けたい、地元の小学校とは違う学びの場を探している家庭に
6. HIA 姫路インターナショナルアカデミー サタデースクール|姫路市内
姫路駅から姫路城へ向かう大手前通り沿い、イーグレひめじ1階にある英語スクールの土曜コースです。対象は小学1〜4年生で、インターナショナルプリスクールの卒園生や、日常英会話程度の英語が使えるお子さんを想定。毎週土曜の10:00〜15:00に、英語だけでなく算数・理科(実験やプログラミング)・社会・体育・アート&クラフトまでをオールイングリッシュで学びます。イギリスの教育プログラムをベースに、Oxford Discover を教材に使うのが特徴です。「平日は地元の小学校、土曜は英語で教科を学ぶ」という組み合わせは、プリスクールで育てた英語を小学生以降も手放さないための、姫路でいちばん現実的な選択肢といえます。料金が公式サイトに明記されているのも、比べる側にはありがたいところです。
- カリキュラム:英国の教育プログラムをベースにしたオールイングリッシュの教科学習(1クラス最大15名)
- 対象年齢:小学1〜4年生
- 料金目安:1日コース(10:00〜15:00)毎週参加 月2万2000円/回数参加 1回7150円。AMまたはPMコース 毎週参加 月1万3200円/回数参加 1回4070円(いずれも税込)。別途 入会金1万1000円・施設使用料 年5500円(公式)
- こんな家庭に:日本の小学校に通いながら、英語で考え発表する時間を毎週確保したい家庭に
7. Marist Brothers International School(神戸市須磨区)|学費と姫路からの通学
神戸市須磨区千守町、須磨の海と山に囲まれた高台にあるカトリック系のIB一貫校です。幼児期からGrade 12までを、IBのPYP・MYP・DPで一続きに学べます。高校卒業まで英語で通えるフルタイムのインターとしては、姫路から最も西寄り=最も近い立地で、高校卒業まで通えるIB校としては六甲アイランドの大手校より学費が抑えめです。ただし、公式に案内されているスクールバスは芦屋・三宮方面と塩屋方面の2系統で、明石・姫路方面の路線はありません(2026-27年度)。姫路からは電車通学が前提になります。
- カリキュラム:国際バカロレア(IB)PYP・MYP・DP(カトリック系)
- 対象年齢:幼児(PYP Early Years)〜Grade 12
- 学費目安:授業料 年171万6000円(PYP Early Years)/197万1000円(Grade 1〜5)/210万7000円(Grade 6〜10)/211万7000円(Grade 11〜12)。全学年に維持費 年20万円。新入生は出願料7万円・登録料65万円(2026-27年度の公式Fee Schedule)
- 姫路からの通学:JR姫路駅から神戸線で須磨方面へ、乗り換えと徒歩を含めて片道おおむね1時間前後が目安。駅からは坂道があるため、下見で実際に歩いてみることをおすすめします
- こんな家庭に:IBで高校卒業まで通わせたい、通学時間を家族で引き受ける覚悟がある家庭に
8. 関西国際学園 初等部(神戸市灘区)|学費と姫路からの通学
神戸市灘区新在家南町、2000坪の敷地に乳幼児部から中高等部までがそろう、関西国際学園グループ唯一の一貫校です。2015年に日本初の日英バイリンガルでの国際バカロレアPYP認定校となり、中高等部もMYP・DPの認定を受けています。さくらインターナショナルスクール姫路校から進学する子どもの主な行き先でもあり、姫路で幼児期を過ごした家庭がそのまま見据えやすい学校です。入学時点で学年相当の日英両方の力が望ましいとされ、入学試験は日本語と英語で行われます。スクールバスは六甲・新神戸方面や大阪方面の便が案内されていますが、姫路方面の便は掲載されていません。
- カリキュラム:日英バイリンガルの国際バカロレア(PYP→MYP→DP)
- 対象年齢:小学1〜6年生(2027年度の第1学年募集は40名程度)
- 学費目安:授業料 月17万8200円+教育・施設充実費 月3万8500円(12か月で試算すると年約260万円)。施設費 初年度50万円・次年度から年20万円、給食費 月1万500〜1万4000円。入学時に入学金100万円・入学保証金10万円(卒業時返却)・入学考査料2万5000円(2027年度募集要項)
- 姫路からの通学:阪神「大石」駅から徒歩10分。JR姫路駅から三ノ宮経由で、片道おおむね1時間強が目安
- こんな家庭に:日本語と英語の両方を育てながら、IBで小学校から高校までつなげたい家庭に
9. St. Michael’s International School(神戸市中央区)|学費と姫路からの通学
三ノ宮からほど近い北野の一角にある、英国式の小規模校です。3歳ごろからYear 6までの初等教育に特化し、IPC(インターナショナル・プライマリー・カリキュラム)を軸に学びます。授業料に教材・スイミング・年1回の遠足・イヤーブックまで含まれると明記されており、小学校段階を年160万円前後の授業料で英語環境に置ける点で、神戸の全日制校のなかでは現実的な価格帯です。きょうだい割引15%もあります。英語力が十分でない状態でYear 5・6に編入する子ども向けには、別料金の英語集中プログラムが用意されています。
- カリキュラム:英国式/IPC
- 対象年齢:3歳ごろ〜11歳ごろ(Nursery〜Year 6)
- 学費目安:授業料 年159万9000円(Year 1〜6)/年141万900円(Nursery・Reception)。別途 維持費 年18万円・保険 年6400円・PTA 年5000円。入学時に出願料5万円・登録料30万円(Nurseryは10万円)(2026-27年度・公式)
- 姫路からの通学:JR姫路駅から新快速で三ノ宮までおよそ40分、そこから北野方面へ徒歩(坂あり)またはバス。片道おおむね1時間前後が目安
- こんな家庭に:小学校6年間を英国式の少人数環境で、費用の見通しを立てながら過ごさせたい家庭に
姫路と神戸のあいだにある明石市では、明石駅近くにさくらインターナショナルスクール明石校(0〜6歳)、大久保町と山下町にJSEインターナショナルがあります。JSEには小学生向けの放課後クラスや土曜クラス(小学1年生〜中学生・10:00〜14:00)、小学生の英語学童があり、料金表には土曜クラス2万800円(年間46回)、英語学童 週4日4万8000円などが掲載されています(2025年7月改定の表。支払い単位は要確認)。一方、加古川市では英語で過ごすフルタイムのインターナショナルスクールは確認できませんでした。さらに東へ、六甲アイランドには Canadian Academy(授業料 年210万〜337万円/2026-27年度・公式)などの大手校もありますが、姫路からは片道1時間半近くかかります。神戸の全体像は神戸のインターナショナルスクールおすすめガイド、阪神間まで広げるなら芦屋のインターナショナルスクールと通学圏の選択肢もご覧ください。
姫路のインターナショナルスクール料金一覧【実額表】
ここまでの数字を1枚にまとめます。「姫路 インターナショナルスクール 料金」で調べている方がいちばん知りたいのは、おそらくこの表です。月額で案内されているものは月額のまま、年額のものは年額のまま載せています。
| 学校名(エリア) | 対象 | 料金(公開されている実額) | 初期費用 |
|---|---|---|---|
| さくらインターナショナルスクール姫路校(姫路市) | 0〜6歳 | 要問い合わせ(年少〜年長は無償化で月3万7000円まで補助) | 要問い合わせ |
| みかえるインターナショナルスクール(姫路市) | 2〜6歳+初等部 | 要問い合わせ(3〜5歳は無償化で月3万7000円、2026年10月から月4万300円まで) | 要問い合わせ(転園は入学金半額) |
| Rainbow International Preschool(姫路市) | 1〜6歳 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| ベアズガーデン国際自然こども園(姫路市) | 未就学児 | 認可園のため市の基準で決定(3〜5歳は無償化対象) | — |
| タノシキッズ姫路園(姫路市)※英語レッスンは希望制 | 0〜5歳 | 0〜2歳 月3万8100〜4万6700円(無償化対象なら0〜9700円)/3〜5歳 無償化対象の場合 月2万3500円+主食費・副食費 | 要問い合わせ |
| HIA サタデースクール(姫路市) | 小1〜小4 | 月2万2000円(毎週・1日コース)/月1万3200円(AM・PM) | 入会金1万1000円+施設使用料 年5500円 |
| JSEインターナショナル(明石市) | 年少〜中学生 | 土曜クラス 2万800円(年間46回)/英語学童 週4日 4万8000円(支払い単位は要確認) | 入会金1万〜2万円+年間保険料2500円 |
| St. Michael’s International School(神戸市中央区) | 3〜11歳 | 年159万9000円(Year 1〜6)+維持費 年18万円 | 出願料5万円+登録料30万円 |
| Marist Brothers International School(神戸市須磨区) | 幼児〜G12 | 年197万1000円(Grade 1〜5)+維持費 年20万円 | 出願料7万円+登録料65万円 |
| 関西国際学園 初等部(神戸市灘区) | 小1〜小6 | 授業料 月17万8200円+教育・施設充実費 月3万8500円+施設費 年20万円(初年度50万円) | 入学金100万円+入学保証金10万円(返却)+考査料2万5000円 |
※色付きの行は、小学生が通える(または小学生向けの)選択肢です。※各校の公式サイト・募集要項の掲載内容にもとづく。学年・在籍条件・年度により異なり、スクールバス代・制服・教材費などは別途かかる場合があります。※幼保無償化の補助には、保育の必要性の認定など自治体の手続きと条件があります。※学費等は2026年9月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。
比較でわかる、わが家に合う選び方
数字を並べたところで、いちばん大事な問いに戻ります。「入学できるか」ではなく「6年間、12年間、続けられるか」です。姫路の場合、判断は次の3ステップで整理すると見通しがよくなります。
第一に、お子さんの学年で選択肢ががらりと変わると知っておくこと。未就学児なら姫路市内に4つの園がありますが、小学1年生になった瞬間、市内で英語を続ける場はフリースクール型の初等部と土曜スクールに限られます。「いまは姫路の園に通えているから大丈夫」ではなく、小学校入学の時点でどうするかを、年中・年長のうちに家族で話しておいてください。
第二に、通学の負担を家族の時間で計算すること。神戸の学校に通うなら、姫路からは片道1時間前後、往復で2時間を超えます。小学1年生がその移動を毎日くり返し、保護者が駅までの送迎を6年間続けられるか。学費と同じくらい、ここが家族の余力を左右します。
第三に、料金は月額ではなく総額で見ること。プリスクールの時期は無償化で負担が抑えられても、関西国際学園 初等部なら入学時に入学金100万円と初年度の施設費50万円が、Marist Brothers International School なら登録料65万円が乗ります。年額の数字だけを比べると、初年度の実感と大きくずれます。

この表を見て「オンラインという列があるのか」と気づいた方へ。神戸までの通学時間と、小学校期の学費という2つの壁に同時にぶつかった家庭にとって、検討する価値のある道です。オンラインでの学びのしくみを見る →

学費や通学が壁なら——「オンライン」というもうひとつの選択肢
ここまで読んで、「うちの子は小学生。姫路には全日制のインターがなく、神戸まで毎日通わせるのは現実的でない」と感じた方もいると思います。そういう家庭のために私たちがつくっているのが、NIJIN GLOBAL ACADEMYです。
NIJIN GLOBAL ACADEMY は、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は日本の株式会社NIJIN。日本国内で運営しているオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」には、すでに1000名以上が在籍しています。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳。オンラインなので、姫路市内でも、たつのや加古川でも、この先お引っ越しがあっても、住む場所を選びません。
大切にしているのは、脱偏差値——テストの点数で子どもを並べないという姿勢です。少人数の対話を中心に置き、「自分と世界を、好きになる」ことを目標にしています。日本語の支えを前提にした設計なので、英語がまだこれからのお子さんでも、少しずつ英語に触れながら進めます。学費は対面のインターナショナルスクールのおよそ5分の1を目指しています。
正直な注意点も書いておきます。私たちはまだ開校前で、実績はこれからです。そして、校庭で友だちと走り回る時間や、同じ教室で肩を並べる体験は、オンラインでは同じようには提供できません。毎日キャンパスに通う体験そのものを求めているなら、対面の学校のほうが合っています。それでも、「通学圏に学校がない」「小学校期の学費が届かない」という理由だけで世界とつながる学びをあきらめてほしくない——それが私たちの出発点です。
姫路のインターナショナルスクールについて、よくある質問
Q. 姫路市内に、小学生から通えるインターナショナルスクールはありますか?
A. 2026年9月時点では、姫路市内に小学1年生から全日制で通えるインターナショナルスクールは確認できませんでした。市内で小学生が英語を続けられる場としては、みかえる学園の初等部(フリースクール型)と、HIA 姫路インターナショナルアカデミーのサタデースクール(小1〜小4・土曜)、ベアズガーデンの英語学童などがあります。全日制のインターを希望する場合は、神戸市の Marist Brothers International School、関西国際学園 初等部、St. Michael’s International School などへ通うか、オンラインを選ぶことになります。
Q. 姫路のインターナショナルスクールの料金はいくらですか? 無償化は使えますか?
A. 姫路市内のプリスクールは料金を公開していない園が多く、資料請求や見学で確認するのが基本です。3〜5歳クラスは、無償化の対象施設であれば、保育の必要性の認定などの条件を満たすと月3万7000円まで補助を受けられる場合があります(みかえるインターナショナルスクールは2026年10月から月4万300円に引き上げと案内)。小学生向けでは、HIAのサタデースクールが月2万2000円(毎週・1日コース)、神戸の全日制校は授業料ベースで年160万〜260万円前後(別途、維持費や入学時費用)が目安です。
Q. 英語が話せなくても、小学生から神戸のインターに入れますか?
A. 学年と学校によって大きく変わります。関西国際学園 初等部は入学時に学年相当の日本語と英語の力が望ましいとしており、日英での試験と面接があります。St. Michael’s International School は、英語力が十分でないままYear 5・6に編入する子ども向けに英語集中プログラム(別料金)を用意しています。一般に学年が上がるほど求められる英語力は高くなるため、姫路のプリスクールで育てた英語を、小学校入学のタイミングでどうつなぐかを早めに決めておくのがおすすめです。
選択肢が少ない街でも、お子さんの未来は狭くない
姫路で学校を探し始めて、「思っていたより選べない」と感じた方は少なくないはずです。英語で過ごせる園は幼児期まで、小学生になると全日制の学校は神戸まで——それは事実です。けれど、選択肢が少ないことと、お子さんの可能性が小さいことは、まったく別の話です。神戸のIB校まで電車で通う子もいれば、地元の小学校に通いながら土曜日に英語で学ぶ子もいて、自宅から世界の同年代とつながる子もいます。どれが正解かは、学校のパンフレットではなく、お子さんの顔を見て決めるものです。迷っているその時間も、お子さんの未来を真剣に想っている証拠。この記事の数字が、その決断を少しでも軽くできたなら嬉しく思います。


