Nisai(ニサイ)は、日本から選べる英国式オンライン校のなかでもっとも「日本の生活時間」に寄せている学校です。公式サイトによると授業はすべてライブで、英国やブルネイの講師がリアルタイムで教えます。そして時間割が平日の夕方〜夜(掲載例:水曜20:30〜、金曜17:40〜/20:30〜)に置かれている——つまり日本の学校に通いながら併用できる設計です(Nisai British International Online School 公式・2026年9月時点)。一方で学費は公式サイトに実額の掲載がありません。この記事では、公開されている事実だけでNisaiの中身を整理し、「学費が非公開である」という事実をどう扱えばいいかまで書きます。
Nisaiで確かめられること:コース・カリキュラム・授業形式
公式サイトに記載されている範囲で、輪郭ははっきりしています。
| 項目 | 公式に書かれていること |
|---|---|
| 取得できる資格 | International GCSE、A-Level(世界的に認められた国際認定の卒業資格) |
| コース構成 | プレコース(3〜10歳)/NS小学生向け(11〜14歳)/IGCSE中学生向け(14〜16歳)/A-Level高校生向け(16〜19歳)/海外大学進学コース/ホームスクールコース/英検対策・CEFR英語・社会人向けなど |
| 授業形式 | 「授業は全てリアルオンラインのライブ授業」。英国・ブルネイの講師がリアルタイムで実施 |
| 時間帯 | 夕方〜夜(掲載例:毎週水曜 CEFR A1 20:30〜/毎週金曜 NS1 Science 17:40〜、NS1 English 20:30〜) |
| 学費 | 公式サイトに実額の記載なし |
出典:Nisai British International Online School 公式サイト(2026年9月時点)。英国本体のNisai Groupは、GCSE・A-Level・International GCSE・Functional skills・Diplomaなどを30か国以上に提供していると公表しています。
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いちばんの特徴は「夜に授業がある」こと
英国式のオンライン校を日本から検討すると、ほぼ必ず時差で詰まります。英国時間の午前中に授業が始まる学校は、日本では夕方から深夜。日本の学校に通いながらの併用は現実的ではありません。
Nisaiが他の英国式オンライン校と決定的に違うのは、日本の生徒が受けられる時間帯に授業を置いている点です。夕方17時台や夜20時台にライブ授業があるということは、昼間は日本の学校に通い、夜に英国式の授業を受けるという組み立てが成立するということです。日本の学校を辞めずに国際資格を目指したい家庭にとって、これは価格以前の、構造的な適合性です。
逆に注意すべき点も同じところにあります。夜20:30から授業がある生活を、小中学生が週に何コマ続けられるか。日本の学校の宿題・部活・習い事と積み上がったとき、就寝時間がどうなるか。体験や個別相談の段階で、1週間のタイムテーブルを実際に紙に書いて確かめることを強くおすすめします。併用そのものの負荷についてはオンラインインターナショナルスクール比較でも触れています。
「学費が非公開」をどう読むか
ここは誠実に書きます。Nisaiの公式サイトには、コースごとの実額が掲載されていません。コース一覧ページにも金額欄はなく、問い合わせや個別相談を経て提示される形です。
第三者のインタビュー記事などで月額の目安が語られていることはありますが、それは公式の一次情報ではありません。この記事では、確認できない金額を推定値として表に入れることはしません。学費比較の場面でいちばん危険なのは、「非公開」を空欄のままにせず、推定額で埋めてしまうことだからです。
ではどうするか。実務的には次の3点を、必ず書面で確認してください。
- 1科目あたりか、フルタイムのパッケージか。科目数を増やしたときに総額が跳ねるのはこの型です。
- 試験料が別か込みか。IGCSE・A-Levelは試験センターへの受験料が別途かかるのが通例で、科目数×受験料は無視できない額になります。
- 入会金・教材費・途中でやめたときの扱い。年度単位の契約か、月単位で止められるか。
この3点が埋まれば、学費が公開されている学校——たとえば一覧記事で比較しているCrimson Global AcademyやKing’s InterHigh——と、同じ土俵に並べられるようになります。
Nisaiが向く家庭・向かない家庭
- 向いている:日本の学校を辞めずに、英国式の国際資格(IGCSE/A-Level)を目指したい家庭。ライブ授業でないと続かないタイプのお子さん。夜の時間帯を学習に充てられる生活リズムの家庭。
- 向いていないかもしれない:夜の学習が体力的に難しいお子さん。事前に総額を確定させてから決めたい家庭(見積りを取るまで金額が分かりません)。英語の土台づくりから始めたい家庭——その段階ではGlobal Step Academyのような英語特化のサービスのほうが目的に合うことがあります。
なお、Nisaiは日本国内でも地域別のインターナショナルスクール情報を積極的に発信しており、「近くに通えるインターがない」という悩みにオンラインで答えようとしている点では、私たちと同じ問題意識を持つ学校です。私たちNIJIN GLOBAL ACADEMYも、日本の学校に通いながら世界とつながって学べる併用型のオンラインインターナショナルスクールとして、2027年9月の開校(2027年春にプレ開校)を準備しています。比べたうえで、お子さんに合うほうを選んでいただくのがいちばんです。
資格の取り方から確かめたい方はIGCSEはオンラインで取れる?もあわせてどうぞ。


