「板橋区でインターナショナルスクールを探しているけれど、出てくるのは未就学向けのプリスクールばかり。小学生になったら、都心まで毎日通わせるしかないのだろうか」——成増・大山・ときわ台・高島平のあたりで学校探しを始めた方から、よく聞く悩みです。実は板橋区には、小学1年生から高校3年生まで英語で学べるケンブリッジ系の全日制インターナショナルスクールが1校あり、その学費は年間約130万〜150万円。港区や渋谷区の名門校の半分ほどの水準です。この記事では、板橋区に実在するインターナショナルスクール・英語プリスクール全8校を、いちばん混乱しやすい対象年齢と学費で正直に整理し、都心へ通う現実性、隣接する埼玉県まで視野を広げる考え方、そして学費や通学が壁になったときの「オンライン」というもうひとつの道までお伝えします。
はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。
結論:板橋区で選べる学校(早見)
ここだけ読めば全体像がつかめます。この記事で扱う学校と、オンラインという選択肢を、同じ粒度で並べました。
- Camelot International School(向原)|学費は年間約130万〜150万円 — 対象年齢:6〜18歳(Grade 1-12)。入学年の8月31日時点で6歳以上が条件。未就学クラスはありません/学費目安:2026-2027年度の公式情報で、授業料・施設費+教材費が年間130万円(G1-5)/140万円(G6-8)/150万円(G9-12)。別途、出願料2万円…
- ニューホープ・インターナショナル・プリスクール(成増)|学費は週5日で年間約61万円 — 対象年齢:3〜6歳(プリスクール)。ほかに1〜12歳・中学生向けの英語クラスあり/学費目安:2026年4月〜2027年3月の公式情報で、週5日が3学期合計 約61万3,000円、週3日が約45万4,000円。別途、入学金6万6,000円…
- 東京光が丘インターナショナルプレスクール(赤塚新町)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:1歳6か月〜5歳児クラス(未就学)/学費目安:公式サイトでは金額が公開されていないため、要問い合わせ(無償化の対象可否もあわせて確認を)
- SEEDS英語幼児園(常盤台/ときわ台駅前)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:未就学(クラス編成・受け入れ月齢は要確認)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(コース時間により変動)
- マルベリーインターナショナルスクール(小茂根)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:生後6か月〜小学生(クラス別)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- HAPPY KOALA インターナショナルスクール(小豆沢)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:1歳6か月〜12歳/学費目安:コース・利用日数により異なるため、要問い合わせ
- Happy ABC(赤塚新町)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2〜12歳(プリスクールクラス+小学生アフタースクール)/学費目安:公式サイトのクラス・コースにより異なるため、要問い合わせ
- ファーストラーニング千川ドレミガーデンプリスクール(向原)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:1歳〜小学生(プログラム別)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン) — 6〜18歳/2027年9月開校・現在は開校情報の登録受付中/対面インターのおよそ1/5の学費帯/日本語の支えあり。通学圏や学費が壁になる家庭の選択肢。
結論:板橋区のインターナショナルスクールから選ぶなら(早見)
- Camelot International School(向原)|6〜18歳(Grade 1-12)|年間約130万〜150万円|区内で唯一、小学生以上が毎日通える全日制。ケンブリッジ国際カリキュラム
- ニューホープ・インターナショナル・プリスクール(成増)|3〜6歳|週5日で年間約61万円(+入学金6.6万円・年会費5.4万円)|聖書に基づく教育。学費を公式に全公開
- 東京光が丘インターナショナルプレスクール(赤塚新町)|1歳6か月〜5歳|要問い合わせ|1999年開設、オールイングリッシュの老舗
- SEEDS英語幼児園(ときわ台)|未就学|要問い合わせ|ときわ台駅から徒歩1分。算数・理科・音楽まで英語で
- マルベリーインターナショナルスクール(小茂根)|生後6か月〜小学生|要問い合わせ|土曜スクールもある小規模校
- HAPPY KOALA インターナショナルスクール(小豆沢)|1歳6か月〜12歳|要問い合わせ|志村エリア。小学生クラスまで続けられる
- Happy ABC(赤塚新町)|2〜12歳|要問い合わせ|プリスクールと小学生アフタースクールの二本立て
- ファーストラーニング千川ドレミガーデンプリスクール(向原)|1歳〜小学生|要問い合わせ|米国発のCreative Curriculum®を採用
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|まだ開校前で、現在は開校情報の登録を受付中

板橋区のインターナショナルスクール事情と学費相場
板橋区の学校地図をひとことで言うと「未就学の英語環境は思ったより厚く、小学生以上の全日制は1校だけ」です。成増・赤塚新町・常盤台・小豆沢・小茂根といった住宅地には、英語で過ごすプリスクールやキンダーガーテンが点在しています。ところが、そこから先——小学校・中学校・高校の年代を毎日英語で受け入れる全日制インターナショナルスクールとなると、区内にあるのは小竹向原駅すぐのCamelot International School(カムロット・インターナショナル・スクール)1校です。
この構造を知らないまま2歳や3歳でプリスクールに入れると、年長の秋になって「小学校からどうする?」という問いに、いきなり向き合うことになります。板橋区で後悔しないための第一歩は、入園前に「6歳以降の受け皿」まで描いておくこと。ここが港区や渋谷区のように全日制が密集する区との最大の違いです。
一方で、板橋区には他区にはない強みもあります。学費の水準です。区内唯一の全日制であるカムロットの2026-2027年度の公式学費は、授業料・施設費と教材費を合わせてGrade 1-5で年間約130万円、Grade 6-8で約140万円、Grade 9-12で約150万円。同じ北西部でも隣の練馬区にあるアオバジャパン・インターナショナルスクール光が丘キャンパスは小学部で年間約252万円(2026-2027年度の公式情報)ですから、板橋区は都心の半分前後という現実的なレンジだと言えます。未就学のプリスクールも、公式に学費を全公開しているニューホープ・インターナショナル・プリスクールで週5日・年間約61万円と、都心のプリスクールより抑えめです。学費の内訳をもう少し詳しく知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳もあわせてご覧ください。
※学費等は2026年8月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

板橋区のインターナショナルスクール全8校を、対象年齢と学費で正直に紹介
ここからは、板橋区に実在するインターナショナルスクール・英語プリスクールを紹介します。無理に「7選」とは並べません。区内の主なスクールは8校で、そのうち小学生以上が毎日通える全日制は1校だけ。読むときは校名の知名度ではなく、まず対象年齢、次に学費、最後に教育の中身の順に見ていくと迷いにくくなります。
1. Camelot International School(向原)|学費は年間約130万〜150万円
東京メトロ有楽町線・副都心線と西武有楽町線が乗り入れる小竹向原駅から徒歩2分、板橋区向原にある2014年設立のインターナショナルスクール。板橋区で唯一、Grade 1(6歳)からGrade 12(18歳)まで一貫して通える全日制です。カリキュラムはケンブリッジ国際教育(Cambridge Primary/Lower Secondary/IGCSE/GCE A-Level)で、算数・数学はシンガポール数学を採用。生徒は約94名、教職員15名以上という小規模校で、Grade 1は定員8名、中等部は10〜14名、高等部は1クラス最大8名という手厚さです。Grade 9-10でIGCSE、Grade 11-12でA-Levelを3〜4科目選択し、海外大学だけでなく早稲田・慶應・上智・立教や東京大学の英語コースといった国内大学の出願にも使える資格を取ります。高等部の校舎は本校舎から徒歩5分の別館です。
- カリキュラム:ケンブリッジ国際カリキュラム(Primary/Lower Secondary/IGCSE/A-Level)+シンガポール数学
- 対象年齢:6〜18歳(Grade 1-12)。入学年の8月31日時点で6歳以上が条件。未就学クラスはありません
- 学費目安:2026-2027年度の公式情報で、授業料・施設費+教材費が年間130万円(G1-5)/140万円(G6-8)/150万円(G9-12)。別途、出願料2万円、入学金35万円(G1-8)・25万円(G9-10)・20万円(G11-12)、制服費、IGCSE・A-Levelの外部試験料など
- こんな家庭に:小竹向原・大山・上板橋エリアから、小学校以降も英語で学び続ける道を区内で確保したい家庭に
2. ニューホープ・インターナショナル・プリスクール(成増)|学費は週5日で年間約61万円
東武東上線・成増駅から歩ける板橋区成増にある、聖書の教えを土台にしたインターナショナル・プリスクール。板橋区のスクールの中では珍しく、学費表をPDFで全面公開しているのが特徴で、比較検討がしやすい一校です。週1日から週5日まで通う日数を選べ、8時から18時までの預かり保育も用意されているため、共働き家庭にも現実的。「入園時の学費が卒園まで値上がりしない」という保証を掲げている点も、数年単位で家計を組む家庭には心強い設計です。プリスクールのほかに、1〜3歳の親子クラス、6〜12歳の小学生英語クラス、中学生クラスも開いています。
- カリキュラム:聖書に基づくキリスト教教育をベースにした英語での保育・幼児教育
- 対象年齢:3〜6歳(プリスクール)。ほかに1〜12歳・中学生向けの英語クラスあり
- 学費目安:2026年4月〜2027年3月の公式情報で、週5日が3学期合計 約61万3,000円、週3日が約45万4,000円。別途、入学金6万6,000円(初年度のみ)・年会費5万4,000円。預かり保育は放課後ロング(14:30-18:00)で月2万9,560円など。幼児教育・保育の無償化の対象になる世帯もあり
- こんな家庭に:成増・赤塚エリアで、通う日数と総額をきちんと見比べてから決めたい家庭に
3. 東京光が丘インターナショナルプレスクール(赤塚新町)|学費は要問い合わせ
板橋区赤塚新町、東武東上線・成増駅と東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄成増駅の両方から歩ける立地にある、1999年開設のプレスクール。区内のインター系スクールとしては最も歴史が長い部類で、20年以上かけて独自に開発したカリキュラムを掲げています。オールイングリッシュの環境で、遊びと学びを通じて「学ぶことは楽しい」と子ども自身が発見することを教育方針の中心に置いているのが特徴。給食があり、通う時間の長さも複数から選べます。
- カリキュラム:オールイングリッシュの独自開発カリキュラム(バイリンガル育成・創造性重視)
- 対象年齢:1歳6か月〜5歳児クラス(未就学)
- 学費目安:公式サイトでは金額が公開されていないため、要問い合わせ(無償化の対象可否もあわせて確認を)
- こんな家庭に:成増・赤塚エリアで、実績の長いオールイングリッシュ環境に就学前を預けたい家庭に
4. SEEDS英語幼児園(常盤台/ときわ台駅前)|学費は要問い合わせ
東武東上線・ときわ台駅から徒歩1分、駅直結の商業施設EQUiAときわ台の4階にある英語幼児園。2021年4月の開園と比較的新しく、埼玉・川越で長く英語幼稚園を運営してきたノウハウを持ち込んだスクールです。英語の時間を別枠で設けるのではなく、算数・理科・社会・音楽・体育といった教科そのものを英語で学ぶ設計が特徴。卒園までに英検準3級相当の会話力、4級相当の読み書き力という具体的な目標を掲げています。5時間コースと8時間コースがあり、駅前という立地は毎日の送り迎えの負担を大きく下げてくれます。
- カリキュラム:教科(算数・理科・社会・音楽・体育など)を英語で学ぶバイリンガル幼児教育
- 対象年齢:未就学(クラス編成・受け入れ月齢は要確認)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(コース時間により変動)
- こんな家庭に:ときわ台・上板橋エリアで、送り迎えのしやすさと英語の中身を両立させたい家庭に
5. マルベリーインターナショナルスクール(小茂根)|学費は要問い合わせ
板橋区小茂根にある、小竹向原駅・氷川台駅・ときわ台駅・上板橋駅の4駅から通える小規模インターナショナルスクール。生後6か月の「Baby & You」クラスから小学生クラスまで、7つのクラス編成を持つのが大きな特徴で、赤ちゃんのうちから小学生まで同じ場所で続けられます。ネイティブ講師と過ごす時間を長く取り、聞く・話す・読む・書くをバランスよく育てる方針。平日に通えない家庭のための土曜スクールも用意されています。給食あり。
- カリキュラム:英語による総合的な国際教育(コミュニケーション重視・4技能バランス型)
- 対象年齢:生後6か月〜小学生(クラス別)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:小竹向原・氷川台エリアで、乳児期から小学生まで途切れずに英語環境を続けたい家庭に
6. HAPPY KOALA インターナショナルスクール(小豆沢)|学費は要問い合わせ
都営三田線・志村坂上駅から近い板橋区小豆沢にある、日常会話がすべて英語のインターナショナルプリスクール。対象は1歳6か月から12歳までと幅広く、未就学のプリスクールを卒園したあとも小学生クラスで英語を続けられるのが強みです。講師は英語圏出身のスタッフで構成され、トイレトレーニングや生活習慣といった日常の指導も英語環境の中で行われます。5時間コースのほか土曜クラスもあり、日本の保育園・小学校に通いながら英語環境を確保したい家庭にも使いやすい構成です。
- カリキュラム:英語イマージョン型のプリスクール+小学生向け英語クラス
- 対象年齢:1歳6か月〜12歳
- 学費目安:コース・利用日数により異なるため、要問い合わせ
- こんな家庭に:志村・高島平エリアで、就学後も同じ場所で英語を続けさせたい家庭に
7. Happy ABC(赤塚新町)|学費は要問い合わせ
板橋区赤塚新町にある、プリスクールと小学生向けアフタースクールを併設した英語スクール。歌・ダンス・ゲーム・絵本といった体を動かす活動を通して、子どもが自然に英語に親しむことを大切にしています。フォニックスによる読みの土台づくりや、STEAM教育の考え方を取り入れた活動も。2歳のプリスクールクラスから12歳の小学生クラスまで、年齢とレベルに合わせてクラスが分かれているため、きょうだいで通わせやすい点も特徴です。夏季の短期クラスも開かれています。
- カリキュラム:遊びを通した英語習得(フォニックス、STEAM的な活動を含む)
- 対象年齢:2〜12歳(プリスクールクラス+小学生アフタースクール)
- 学費目安:公式サイトのクラス・コースにより異なるため、要問い合わせ
- こんな家庭に:赤塚・成増エリアで、日本の園や小学校に通わせながら英語を積み上げたい家庭に
8. ファーストラーニング千川ドレミガーデンプリスクール(向原)|学費は要問い合わせ
小竹向原駅から徒歩1分、2024年6月に板橋区向原2丁目へ移転したプリスクール。アメリカの幼児教育で広く使われているCreative Curriculum®(クリエイティブ・カリキュラム)を採用し、遊びを通して思考力・感情表現・自分で問題を解決する力・折れない心・創造性を育てることを掲げています。プレスクール、ミュージック&ムーブメント、プリスクール・アドバンス、キンダースクール、小学生向けアフタースクール・ラーニングと、年齢と目的に応じたプログラムが細かく分かれているのが特徴です。
- カリキュラム:米国発のCreative Curriculum®にもとづく遊び中心の幼児教育
- 対象年齢:1歳〜小学生(プログラム別)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:向原・小竹向原エリアで、英語と非認知能力を同時に育てたい家庭に
このほか板橋区内には、高島平のキッズデュオ西台、常盤台のキッズデュオときわ台といった英語で過ごす学童(アフタースクール)や、成増のハイブリッドマム ナーサリースクールなどがあり、日本の小学校に通いながら放課後だけ英語環境をつくるという組み合わせも十分に成り立ちます。繰り返しになりますが、区内で小学生以上が毎日英語で学べる全日制はカムロットの1校。ここが板橋区の学校選びの核心です。
都心か、埼玉か——板橋区からのインターナショナルスクール通学を現実的に考える
「区内の1校が合わなかったら、どこへ?」——板橋区の家庭が必ずぶつかる問いです。ここは、路線から考えると整理しやすくなります。
まず有楽町線・副都心線。小竹向原駅は両線の分岐点で、副都心線に乗れば新宿三丁目・渋谷方面へ乗り換えなしで出られます。渋谷区や新宿区のインターナショナルスクールも、この沿線からであれば「毎日は無理」と決めつける前に一度所要時間を測ってみる価値があります。渋谷区のインターナショナルスクールと新宿区のインターナショナルスクールに、それぞれの校数・学費・対象年齢をまとめています。港区の名門校まで含めて比べたい方は港区のインターナショナルスクールを、区の枠を外して東京全体から探したい方は東京全体のインターナショナルスクールはこちらが出発点になります。
次に東武東上線。成増・赤塚エリアからは、東上線で一駅の和光市(埼玉県)がすぐそこです。板橋区の北西側に住む家庭にとっては、都心へ40分以上かけて南下するより、埼玉県側の学校のほうが通いやすいという逆転が普通に起こります。学費水準も東京都心より抑えめの学校が多く、選択肢として現実的です。詳しくは埼玉県のインターナショナルスクールをご覧ください。
最後に都営三田線。高島平・西台・志村エリアからは三田線一本で大手町・日比谷方面へ出られますが、都心のインター集積地(広尾・麻布・渋谷)へは乗り換えが必要で、小学生が毎日往復するには負担が大きくなりがちです。この方面にお住まいなら、区内・埼玉側・オンラインの3択で考えるほうが現実的でしょう。
比較でわかる、わが家に合う選び方
学校を並べても、「結局どう選べば?」と迷うのが正直なところだと思います。板橋区の選択肢は、①区内唯一の全日制インター(カムロット)、②区内の英語プリスクール・英語学童、③通学しないオンライン国際校という3タイプで考えると整理しやすくなります。下の表は、費用・入りやすさ・通学の負担などの観点で、それぞれの傾向を正直に示したものです。

区内唯一の全日制であるカムロットは、年間約130万〜150万円という都心の半分前後の学費と、1学年10名前後という小ささが魅力ですが、裏を返せば学年によっては空きが出ないという現実があります。しかも入学時期は9月始まりで、出願は原則3月から6月。「来月から」という動き方はできません。英語プリスクールは徒歩や自転車で通える気軽さが最大の強みで、無償化の対象になるケースもある一方、6歳で必ず「次」を探す必要があります。そして、意外と見落とされているのが3つ目の道です。通学時間ゼロで世界とつながるオンラインなら、住む場所や路線に学びが左右されません。学費そのものに迷いがある方には、インターナショナルスクールは高すぎる?という記事も判断の材料になるはずです。

板橋区だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。あわせて、インターナショナルスクールの学費はなぜ高いのか(相場の内訳と、対面の約1/5に下げる方法)で、費用の構造そのものを分解しています。
学費や通学が壁なら——「オンライン」という第8の選択肢
板橋区は、赤塚の緑や荒川の河川敷、区立学校の落ち着いた環境まで、子育てにとても恵まれた街です。それでも、小学生以上が通える全日制インターが区内に1校しかないこと、その1校も学年によっては空きが出ないこと、そして区外の学校を選べば毎日の通学が長くなること——これらが現実の壁になる家庭は少なくありません。「国際的な学びを受けさせたいけれど、この負担が何年も続くのは……」と迷うなら、通学を前提としないオンライン・インターナショナルスクールという、もうひとつの選択肢があります。
私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本で1000名以上が在籍するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を手がける株式会社NIJIN。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方のもと、少人数の対話を中心に「自分と世界を、好きになる」学びを目指します。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計です。学費は対面インターのおよそ5分の1を目指しています。
正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれからです。校庭や施設での対面の体験は、通学型の学校と同じようには提供できません。それでも、通学の負担なく、費用を抑えて世界とつながる学びは、板橋区で選択肢を比べているあなたにとって、検討する価値のある一つの道だと考えています。
よくある質問
Q. 板橋区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?
A. 未就学であれば、早い学校で生後6か月から。マルベリーインターナショナルスクールが生後6か月から、東京光が丘インターナショナルプレスクールとHAPPY KOALAが1歳6か月から、ファーストラーニング千川ドレミガーデンが1歳から、Happy ABCが2歳から、ニューホープ・インターナショナル・プリスクールが3歳からとなっています。一方、全日制のCamelot International Schoolは入学年の8月31日時点で6歳以上が条件で、未就学クラスはありません。まずはお子さんの年齢で受け入れ可能な学校を絞り込むのが第一歩です。
Q. 板橋区で小学生以上が通えるインターはありますか? 日本語のサポートは?
A. 区内で小学生以上が毎日通える全日制は、向原のCamelot International School(Grade 1-12)の1校です。それ以外は未就学のプリスクールか、小学生向けの英語クラス・英語学童という形になります。日本語のサポートは学校ごとに時間数も方針も大きく違い、全日制インターでは日本語の授業時間がごく限られることも珍しくありません。入学前に必ず確認してください。なお、日本の学校教育法上の「一条校」にあたらない学校では、日本国籍のお子さんの就学義務の扱いが変わるため、板橋区の教育委員会にも事前に相談しておくと安心です。英語環境が長くなるほど日本語が心配になるご家庭には、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向け日本語オンライン)もおすすめです。
Q. 途中からの編入はできますか? 時期はいつがいいですか?
A. 板橋区のように全日制が1校しかないエリアでは、そもそも空きが出るかどうかが最大の変数になります。カムロットの場合、新年度は9月始まりで、出願の受付は原則3月から6月。英語と算数・数学の入学テストや面接が課され、在籍校の1年分の成績(英文)の提出も求められます。入りたい時期の1年ほど前から直接問い合わせ、説明会や見学に足を運んでおくと安心です。プリスクールは年度替わり(4月)が中心ですが、途中入園に日割り計算で対応する学校もあります。
迷う時間も、お子さんを想う時間です
学校選びに「正解」はありません。板橋区のように全日制の選択肢が限られた区では、なおさら「どれが一番いいか」より「わが家が何年続けられるか」が問われます。学費も、通学の距離も、お子さんの性格も——どれも家庭ごとに事情が違います。だからこそ、あなたが今こうして迷っている時間そのものが、お子さんの未来を真剣に想っている証拠です。焦らず、まずは2〜3校を実際に見学して、空気を比べてみてください。そのうえで「通学以外の道」も知っておきたいと思われたら、私たちの開校情報もそっと候補に入れていただけたら嬉しいです。
ほかの都市のインターナショナルスクールガイド
- メルボルンのインターナショナルスクール
- 名古屋インターナショナルスクール8校の学費一覧
- 港区インターナショナルスクール7校の学費一覧
- 世田谷区インターナショナルスクール14校の学費一覧
- つくばインターナショナルスクールの学費と全校一覧
- 仙台インターナショナルスクール7選と学費
- 上海のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 渋谷区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 品川区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 東京のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 江東区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 目黒区インターナショナルスクール全8校の学費
- 調布インターナショナルスクールとASIJの学費
- 新宿区インターナショナルスクール7選と学費
- 文京区のインターナショナルスクールおすすめ7選


