「杉並区でインターナショナルスクールを探しているのに、出てくるのは未就学のプリスクールばかり。小学生になったら、うちの子はどこへ通えばいいんだろう」——荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺・西荻窪あたりで学校探しを始めた方の多くが、同じところでつまずきます。杉並区は緑と公園が多く、区立小中学校の評判も良く、ファミリーにとても人気の住宅地。それだけに英語で過ごせるプリスクールは区内に点在しているのですが、小学生以上が毎日英語で学べる全日制のインターナショナルスクールとなると、区内には実質1校しかありません。この記事では、杉並区に実在するインターナショナルスクール・インターナショナルプリスクール7校を、いちばん混乱しやすい対象年齢と学費で正直に整理し、6歳以降に広げるべき三鷹・練馬・世田谷・調布の選択肢、そして学費や通学が壁になったときの「オンライン」というもうひとつの道までお伝えします。
はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。
結論:杉並区で選べる学校(早見)
ここだけ読めば全体像がつかめます。この記事で扱う学校と、オンラインという選択肢を、同じ粒度で並べました。
- エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパン(荻窪本校・阿佐ヶ谷校)|月額授業料5万円〜 — 対象年齢:ナーサリー〜Grade 12(おおむね3〜18歳)。杉並区内は荻窪本校+阿佐ヶ谷校/学費目安:月額授業料 5万円(Grade 1-10)/6万500円(Grade 11-12)/7万5000円+税(ケンブリッジコース)。入学金5万〜7万5000円…
- ビジービーズ・インターナショナルスクール(和泉)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2〜6歳(ナーサリー〜キンダーガーテン)/学費目安:週5日・週3日などコース制。公式のハンドブックで案内されているため、要問い合わせ
- プライム・アカデミック・プリスクール 荻窪校(上荻)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:1歳〜未就学(K3までのクラス編成)/学費目安:公式サイトでは費用表が別途案内のため、要問い合わせ
- ポケット・インターナショナル・プリスクール(高円寺校・荻窪校)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2〜6歳(校舎により1歳半から。1〜2歳の親子クラスあり)/学費目安:公式サイトで月謝の案内あり。コース・日数で変わるため要問い合わせ
- JUNインターナショナルプリスクール(久我山)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:1歳0か月〜未就学/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて確認を)
- doors インターナショナルスクール(阿佐谷南)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:3〜5歳(系列の保育園は0歳から)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- ソフィー・インターナショナル・プリスクール(善福寺)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2歳〜(土曜クラスは小学生まで)/学費目安:コース・曜日数により変動。公式サイトの料金システムまたは問い合わせで要確認
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン) — 6〜18歳/2027年9月開校・現在は開校情報の登録受付中/対面インターのおよそ1/5の学費帯/日本語の支えあり。通学圏や学費が壁になる家庭の選択肢。
結論:杉並区のインターナショナルスクールから選ぶなら(早見)
- エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパン(荻窪・阿佐ヶ谷)|ナーサリー〜Grade 12|月額授業料 約5万〜7.5万円(+税・コース別/年間約60万〜90万円台)|区内で唯一、小学生以上も英語で学べる全日制。ケンブリッジ系の資格コースあり
- ビジービーズ・インターナショナルスクール(和泉)|2〜6歳|要問い合わせ|2007年開校のバイリンガル園。7:30〜18:30の長時間保育
- プライム・アカデミック・プリスクール 荻窪校(上荻)|1歳〜未就学|要問い合わせ|フォニックスとレッジョ的アート、音楽を組み合わせた英語イマージョン
- ポケット・インターナショナル・プリスクール(高円寺校・荻窪校)|2〜6歳|要問い合わせ|月ごとのテーマ活動とリーディング指導が軸。平日10:00〜14:00
- JUNインターナショナルプリスクール(久我山)|1歳〜未就学|要問い合わせ|1998年創業、少人数・家庭的なオールイングリッシュ保育
- doors インターナショナルスクール(阿佐谷南)|3〜5歳|要問い合わせ|英語と日本語のバランス型。7:30〜18:30で共働き家庭向き
- ソフィー・インターナショナル・プリスクール(善福寺)|2歳〜(小学生クラスあり)|要問い合わせ|荻窪・吉祥寺エリアの老舗。お預かりの柔軟さが強み
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|通学しないという選択肢。現在は開校前で、開校情報の登録を受付中

杉並区のインターナショナルスクール事情と学費相場
杉並区の学校地図をひとことで言うと「未就学は選べる、小学生以上は極端に少ない」です。荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺・久我山・善福寺・和泉といったエリアには、英語で過ごすプリスクールやキンダーガーテンが7校ほどあり、就学前の英語環境という意味では困りません。ところが、そこから先——小学校・中学校の年代を英語で受け入れる全日制となると、区内にあるのはエベレスト・インターナショナルスクール・ジャパンの実質1校。港区や世田谷区のように、名門インターが複数並ぶ区ではありません。
これは杉並区が教育に弱い区だから、ではありません。むしろ逆で、区立の小中学校への信頼が厚く、私立中学受験も盛んな地域だからこそ、全日制インターの需要が分散してきたという背景があります。だからこそ、入園前に「6歳以降の受け皿」まで描いておくことが、杉並区で後悔しないための第一歩になります。
学費の相場はどうでしょうか。杉並区内で学費を公式サイトに明示している学校は多くありません。数少ない公開情報として、エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパンは月額授業料がGrade 1〜10で5万円、Grade 11〜12で6万500円、ケンブリッジコースで7万5000円+税(公式サイトの費用表)。年額に直すとおおよそ60万〜90万円台で、都心の全日制インターが年間200万〜300万円台であることを思えば、際立って手が届きやすい水準です。一方で未就学のプリスクールは、月10万円前後から、週の日数や延長保育の使い方で大きく変わるのが一般的です。判断は必ず授業料単体ではなく、入学金・施設費・教材費・給食費まで含めた総額で。学費の内訳をもう少し詳しく知りたい方は、インターナショナルスクールの学費の内訳もあわせてご覧ください。
※学費等は2026年8月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

杉並区のインターナショナルスクール全7校を、対象年齢と学費で正直に紹介
ここからは、杉並区に実在するインターナショナルスクール・インターナショナルプリスクールを紹介します。数を水増しするために近隣市の学校を混ぜることはしません。区内で現在運営が確認できる主なスクールは7校で、そのうち小学生以上を受け入れる全日制は1校だけ。読むときは知名度ではなく、まず対象年齢、次に学費、最後に教育の中身の順に見ていくと迷いにくくなります。
1. エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパン(荻窪本校・阿佐ヶ谷校)|月額授業料5万円〜
杉並区荻窪に本校を置く、区内で唯一の全日制インターナショナルスクール。2013年に、在日ネパール人家庭の子どもたちに加えて日本人・その他の国の子どもにも質の高い英語教育を届けることを目的に開校しました。授業はすべて英語で、上級学年ではケンブリッジ系の国際資格(IGCSE・Aレベル)につながるコースを用意しています。杉並区内には荻窪本校(高学年〜高校年代)と阿佐ヶ谷校(低学年)の2キャンパスがあり、加えて新大久保・荒川にもキャンパスがあります。最大の特徴は費用の現実性。月額授業料が5万円台から始まり、入学金も5万〜7万5000円と、都心の名門校とは桁がひとつ違います。日本語の授業も設けられています。
- カリキュラム:英語による全日制教育。上級学年でケンブリッジ国際教育(IGCSE・Aレベル)のコースあり。日本語・ネパール語の授業も
- 対象年齢:ナーサリー〜Grade 12(おおむね3〜18歳)。杉並区内は荻窪本校+阿佐ヶ谷校
- 学費目安:月額授業料 5万円(Grade 1-10)/6万500円(Grade 11-12)/7万5000円+税(ケンブリッジコース)。入学金5万〜7万5000円、教材費2万5000〜3万円、1か月分の保証金など別途。適用年度は要確認
- こんな家庭に:荻窪・阿佐ヶ谷から通える範囲で、小学生以上も英語で学び続ける道を現実的な費用で確保したい家庭に
2. ビジービーズ・インターナショナルスクール(和泉)|学費は要問い合わせ
杉並区和泉、方南町・永福町からアクセスできるエリアにある、2007年開校のバイリンガル・インターナショナルスクール。ナーサリー(2〜3歳)、Pre-K1(3〜4歳)、Pre-K2(4〜5歳)、キンダーガーテン(5〜6歳)とクラスが年齢で細かく分かれており、英語漬けの環境をつくりながら日本語や日本の文化もおろそかにしない設計です。7:30から18:30という長い開園時間は、共働き家庭にとって現実的な支えになります。
- カリキュラム:英語を主軸としたバイリンガル幼児教育(日本語・日本文化の時間もあり)
- 対象年齢:2〜6歳(ナーサリー〜キンダーガーテン)
- 学費目安:週5日・週3日などコース制。公式のハンドブックで案内されているため、要問い合わせ
- こんな家庭に:和泉・方南町・永福町エリアで、朝早くから夕方遅くまで預けられる英語環境を探している家庭に
3. プライム・アカデミック・プリスクール 荻窪校(上荻)|学費は要問い合わせ
JR荻窪駅からすぐ、上荻のスターフィールド荻窪1階にある英語イマージョンのプリスクール。恵比寿・上北沢・五反田にも校舎を持つグループの荻窪キャンパスです。独自のフォニックス教材による読みの土台づくり、レッジョ・エミリア・アプローチに沿ったアートカリキュラム、子ども自身が調べて発表するプロジェクト型の活動、そして週1回のバイオリンやピアニカといった音楽の時間まで、就学前の数年でかなり幅広い経験を積める構成になっています。長時間のバイリンガル保育にも対応。
- カリキュラム:オールイングリッシュのイマージョン教育。フォニックス+レッジョ的アート+プロジェクト学習+音楽・運動
- 対象年齢:1歳〜未就学(K3までのクラス編成)
- 学費目安:公式サイトでは費用表が別途案内のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:荻窪駅利用で、遊びだけでなく読み書きや表現活動まで英語で積み上げたい家庭に
4. ポケット・インターナショナル・プリスクール(高円寺校・荻窪校)|学費は要問い合わせ
杉並区内に高円寺南と上荻の2校舎を持つインターナショナルプリスクール(世田谷区上北沢にも校舎あり)。カナダの幼児教育の手法をベースに、毎月のテーマに沿った遊びと活動を通して英語のコミュニケーション力を育てます。特徴は、ネイティブの子どもと日本人の子どもがともに過ごす環境と、実績のあるリーディングシステム。1時間の無料体験と1日体験(有料)が用意されているので、雰囲気を先に確かめられるのも安心です。1〜2歳の親子クラスもあります。
- カリキュラム:月ごとのテーマ活動を通した英語コミュニケーション+リーディング指導
- 対象年齢:2〜6歳(校舎により1歳半から。1〜2歳の親子クラスあり)
- 学費目安:公式サイトで月謝の案内あり。コース・日数で変わるため要問い合わせ
- こんな家庭に:高円寺・荻窪エリアで、まずは平日午前中の英語環境から無理なく始めたい家庭に
5. JUNインターナショナルプリスクール(久我山)|学費は要問い合わせ
京王井の頭線・三鷹台駅から徒歩圏、杉並区久我山にある1998年創業の老舗プリスクール。東京都の認可外保育施設として届出があり、少人数・家庭的な雰囲気のなかで、着替えや食事といった生活のスキルまでオールイングリッシュで過ごすのが特徴です。1歳0か月から受け入れているため、早い時期から英語の音に慣れさせたい家庭にとって選択肢になります。久我山・浜田山・三鷹台エリアの住宅街に根ざした、落ち着いた環境です。
- カリキュラム:生活全般をオールイングリッシュで行う少人数の英語保育
- 対象年齢:1歳0か月〜未就学
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて確認を)
- こんな家庭に:久我山・浜田山エリアで、大人数の園より小さな集団でじっくり見てほしい家庭に
6. doors インターナショナルスクール(阿佐谷南)|学費は要問い合わせ
南阿佐ヶ谷駅近く、杉並区阿佐谷南にあるインターナショナルスクール。同じ運営会社が保育園と小学生向け英語教室も手がけており、英語だけに振り切らず、日本語の学びとバランスをとる方針を明確に掲げているのが特徴です。少人数だからこそできる一人ひとりとの関係づくり、異年齢での活動、そして結果よりも努力を認めることで自己肯定感を育てる——という考え方を打ち出しています。7:30〜18:30の開園で、日本の小学校に進むことを前提にした家庭にも通いやすい設計です。
- カリキュラム:英語の時間と日本語の学びを組み合わせたバランス型。異年齢保育
- 対象年齢:3〜5歳(系列の保育園は0歳から)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:阿佐ヶ谷エリアで、日本の学校に進む前提で英語の土台をつくりたい家庭に
7. ソフィー・インターナショナル・プリスクール(善福寺)|学費は要問い合わせ
杉並区善福寺、荻窪・西荻窪・吉祥寺・三鷹の各エリアから通える立地にある英語教育スクール。未就学のプリスクールコースを中心に、土曜日には幼児の部・小学生の部のクラスも設けており、就学後も英語との接点を続けやすいのが特徴です。保護者の都合に合わせた「お預かり」の柔軟さを打ち出しており、フルタイムで預けるのは難しいけれど週に数回はしっかり英語環境に置きたい、という家庭のニーズに応える設計になっています。
- カリキュラム:幼児向けの英語保育+英会話。土曜日は幼児・小学生向けクラスも開講
- 対象年齢:2歳〜(土曜クラスは小学生まで)
- 学費目安:コース・曜日数により変動。公式サイトの料金システムまたは問い合わせで要確認
- こんな家庭に:西荻窪・善福寺・吉祥寺エリアで、週数回から柔軟に英語環境をつくりたい家庭に
このほか杉並区内には、永福のアスクバイリンガル保育園、西荻窪のL&Lイングリッシュスクール、そして阿佐ヶ谷駅近くの英語イマージョン型学童ウィズダムアカデミーPRIME 杉並阿佐ヶ谷校など、英語に触れられる園・教室・放課後施設がいくつもあります。日本の小学校に通いながら英語環境を続けたい家庭には、こうしたアフタースクール型も現実的な受け皿です。ただ、繰り返しになりますが小学生以上を全日制で受け入れるインターナショナルスクールは区内にエベレスト1校。ここが杉並区の学校選びの核心です。なお、区内のスクールは開校・閉校や運営会社の変更が起きやすいので、検討時点で必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
6歳以降どうする?——三鷹・練馬・世田谷・調布に広がるインターナショナルスクールの選択肢
「6歳以降の受け皿」を杉並区内だけで探そうとすると、どうしても行き詰まります。そこで現実的なのが、通学圏を区外へ広げることです。西隣の三鷹市には、ケンブリッジ国際教育の認定校であるムサシ・インターナショナル・スクール・トーキョー(MIST/下連雀)があり、PreKからGrade 12までを一貫で受け入れています。学費は年間約151万8000円〜181万9000円(2025-2026年度・国際校データベース掲載)と、都心の名門インターより抑えめ。久我山・西荻窪・浜田山あたりからは十分に通える距離です。
北隣の練馬区には、光が丘キャンパスにIB認定のK-12を持つアオバジャパン・インターナショナルスクールがあります。南の世田谷区には、瀬田のセント・メリーズ・インターナショナルスクール(男子校)、用賀の清泉インターナショナルスクール(女子校・IB認定)といった日本を代表する伝統校が並びます。詳しくは世田谷区のインターナショナルスクールにまとめました。さらに西へ足を伸ばせば、調布市にはアメリカンスクール・イン・ジャパンがあり、スクールバス網も広い——調布のインターナショナルスクールもあわせてご覧ください。中央線・丸ノ内線で都心方面へ出る前提なら、新宿区のインターナショナルスクールも通学圏に入ります。区の枠を外して全体像から比べたい方は、東京全体のインターナショナルスクールはこちらが出発点になります。
比較でわかる、わが家に合う選び方
学校を並べても、「結局どう選べば?」と迷うのが正直なところだと思います。杉並区の選択肢は、①区内の全日制インター(エベレスト)、②区内のプリスクール・キンダーガーテン、③通学しないオンライン国際校という3タイプで考えると整理しやすくなります。下の表は、費用・入りやすさ・通学の負担などの観点で、それぞれの傾向を正直に示したものです。

杉並区内の全日制は費用の面で際立って現実的ですが、そもそも1校しかないため、学年や時期によって空きが出るかどうかが大きな変数になります。プリスクールは徒歩や自転車で通える気軽さが最大の強みで、無償化の対象になるケースもある一方、6歳で必ず「次」を探すことになります。そして、意外と見落とされているのが3つ目の道です。通学時間ゼロで世界とつながるオンラインなら、住む場所や通学の可否に学びが左右されません。日本の学校に通いながら国際教育も、と考えている方にはインターナショナルスクールは高すぎる?という記事も、判断の材料になるはずです。

杉並区だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。あわせて、インターナショナルスクールの学費はなぜ高いのか(相場の内訳と、対面の約1/5に下げる方法)で、費用の構造そのものを分解しています。
学費や通学が壁なら——「オンライン」という第9の選択肢
杉並区は、善福寺川緑地の桜、西荻窪の本屋と喫茶店、区立の学校の評判の良さまで、子育てにとても恵まれた街です。それでも、小学生以上が通える全日制インターが区内に1校しかないこと、区外の学校を選べば毎日の通学が長くなること、そして都心の名門校を選べば学費が年間200万円台からになること——これらが現実の壁になる家庭は少なくありません。「国際的な学びを受けさせたいけれど、この負担が何年も続くのは……」と迷うなら、通学を前提としないオンライン・インターナショナルスクールという、もうひとつの選択肢があります。
私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本で1000名以上が在籍するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を手がける株式会社NIJIN。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方のもと、少人数の対話を中心に「自分と世界を、好きになる」学びを目指します。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計です。学費は対面インターのおよそ5分の1を目指しています。
正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれからです。校庭や施設での対面の体験は、通学型の学校と同じようには提供できません。それでも、通学の負担なく、費用を抑えて世界とつながる学びは、杉並区で選択肢を比べているあなたにとって、検討する価値のある一つの道だと考えています。
よくある質問
Q. 杉並区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?
A. 未就学であれば、早い学校で1歳0か月から。JUNインターナショナルプリスクールとプライム・アカデミック・プリスクール荻窪校がおおむね1歳から、ビジービーズ・ポケット・ソフィーが2歳から、doorsインターナショナルスクールが3歳からとなっています。全日制では、エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパンがナーサリー(おおむね3歳)から高校年代まで受け入れています。まずはお子さんの年齢で受け入れ可能な学校を絞り込むのが第一歩です。
Q. 杉並区で小学生以上が通えるインターはありますか? 日本語のサポートは?
A. 杉並区内で小学生以上を全日制で受け入れるのは、エベレスト・インターナショナルスクール・ジャパン(荻窪本校・阿佐ヶ谷校)の1校です。それ以外は未就学が対象なので、小学校以降は区外(三鷹市・練馬区・世田谷区・調布市など)か、日本の小学校+放課後の英語環境という組み合わせを検討することになります。日本語のサポートは学校ごとに時間数も方針も大きく違うため、入学前に必ず確認を。英語環境が長くなるほど日本語が心配になるご家庭には、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向け日本語オンライン)もおすすめです。
Q. 途中からの編入はできますか? 時期はいつがいいですか?
A. 多くの学校で編入枠はありますが、杉並区のように全日制が1校しかないエリアでは、そもそも空きが出るかどうかが大きな変数になります。年度替わり(4月または8〜9月)に合わせた募集が中心で、英語力の確認テストや面接、保護者面談が課される場合もあります。入りたい時期の1年ほど前から各校へ直接問い合わせ、説明会やオープンハウスに足を運んでおくと安心です。プリスクールからの持ち上がりがある学校では、外部からの枠がさらに狭くなる点も頭に入れておいてください。
迷う時間も、お子さんを想う時間です
学校選びに「正解」はありません。杉並区のように全日制の選択肢が限られた区では、なおさら「どれが一番いいか」より「わが家が何年続けられるか」が問われます。学費も、通学の距離も、お子さんの性格も——どれも家庭ごとに事情が違います。だからこそ、あなたが今こうして迷っている時間そのものが、お子さんの未来を真剣に想っている証拠です。焦らず、まずは2〜3校を実際に見学して、空気を比べてみてください。そのうえで「通学以外の道」も知っておきたいと思われたら、私たちの開校情報もそっと候補に入れていただけたら嬉しいです。
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