「墨田区でインターナショナルスクールを探しているのに、検索して出てくるのは何年も前のまとめ記事ばかり。しかも問い合わせようとしたら、もう電話がつながらなかった」——錦糸町・押上・両国・曳舟のあたりで学校探しを始めた方から、こうした声をよく聞きます。実際に一校ずつ公式サイトと東京都・墨田区の公的な名簿で確かめていくと、墨田区インターナショナルスクールの現在地はかなりはっきりしています。区内で毎日通える全日制は未就学向けの2校だけ。小学生以上が毎日英語で学べる全日制のインターナショナルスクールは、墨田区内には1校もありません。この記事では、実在を確認できた区内の全2校と放課後だけ英語で過ごせる選択肢、そして小学生になったときに現実的な隣接区の学校、学費のリアルまでを、水増しせずにお伝えします。
はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。
結論:墨田区で選べる学校(早見)
- そらまめインターナショナルプリスクール(横川・錦糸町)|0.5歳〜年長(+小学生の学童)|幼稚園型 週5で月額約6.7万円=年間約80万円/保育園型 週5で月額約8.7万円=年間約104万円(2024年7月版の公式料金表・給食費や入学金は別)|朝7時から夜22時まで対応する、区内で最も守備範囲の広い園
- キッズガーデン グローバルスクール錦糸町(錦糸)|1〜5歳|要問い合わせ(公式に金額の掲載なし)|英語のみで行うカリキュラムが年間720時間以上。2023年4月開園の新しい園
- Kids Duo とうきょうスカイツリー駅前(東向島)|年少〜小学6年|要問い合わせ(通学回数で変動)|放課後だけ英語漬け。全日制のインターナショナルスクールではありません
- そらまめ学童保育(横川)|小学生|月額約1.45万〜2.85万円(週1〜週5・公式料金表)|小学校からの送迎あり。放課後を英語で過ごすタイプ
- K.インターナショナルスクール東京(江東区白河)|3〜18歳|授業料 年間約285万〜302万円(2026年8月〜2027年6月・公式)|錦糸町から半蔵門線で2駅。IBを3プログラムそろえた本格校
- 東京YMCAインターナショナルスクール(江東区東陽)|5〜17歳|授業料 年間約214.8万円(2026-2027年度・公式)|北米式でK5から高校まで一貫
- インディア インターナショナル スクール イン ジャパン 東京校(江東区千石)|幼稚園〜高校3年|授業料 年間約60万円(高校は約120万円・東京都の学校情報ポータル)|学費を抑えたいご家庭の現実解
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|住む場所を選ばないオンライン国際校。まだ開校前で、現在は開校情報の登録を受付中です

墨田区のインターナショナルスクール事情と学費相場
墨田区は、錦糸町という城東エリア随一の商業集積と、押上・東京スカイツリーという国際的な観光拠点をあわせ持つ区です。JR総武線・東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・都営大江戸線・東武スカイツリーラインが交わり、大手町にも渋谷にも20分台で出られる。住まいとしての人気は年々高まり、曳舟や太平・横川では新しいマンションと若い家族が確実に増えています。
にもかかわらず、教育の「国際化」という点では、墨田区は港区や渋谷区、あるいは隣の江東区とはまったく違う地図の上にあります。東京都が公表している認可外保育施設名簿(令和7年4月1日現在)と、墨田区の「特定子ども・子育て支援施設等一覧」(令和8年1月5日現在)の両方を突き合わせると、墨田区内でインターナショナルスクール/英語保育を掲げて日中ずっと子どもを預かっている施設は、そらまめインターナショナルプリスクールとキッズガーデン グローバルスクール錦糸町の2つだけです。そして、そのどちらも対象は未就学児。小学生になった瞬間に、区内の全日制という選択肢は消えます。
年齢帯で並べると、墨田区インターナショナルスクールの構造はこうなります。
- 0〜2歳:そらまめの親子参加型・Prep. Preschool・保育園型、キッズガーデンのBAMBI/Pre-K。選択肢はある
- 3〜5歳(未就学):そらまめの幼稚園型・保育園型、キッズガーデンのKINDER。ここが墨田区のピーク
- 小学生(6〜12歳):全日制はゼロ。あるのは放課後の英語学童(Kids Duo とうきょうスカイツリー駅前、そらまめ学童保育)のみ
- 中学生・高校生(13〜18歳):区内に選択肢なし。隣接区か、通学しない形を検討することになります
学費の相場も、この構造をそのまま反映しています。区内で見るかぎり、未就学の全日制で年間約80万〜105万円+給食費などの実費というのが実勢です(そらまめの公式料金表ベース。キッズガーデンは金額非公開)。これは港区や渋谷区の英語プリスクールが年間150万〜250万円になりがちなのと比べると、はっきり控えめです。しかも両園とも墨田区の幼児教育・保育の無償化の対象施設として一覧に載っているため、3〜5歳児クラスでは要件を満たせば月額上限37,000円までの給付を受けられる可能性があります。ここは家計へのインパクトが大きいので、必ず区の窓口で自分の家庭のケースを確認してください。
一方、小学生以上で全日制を求めて隣接区に出た瞬間、金額の桁が変わります。江東区の本格校は年間約60万〜302万円と幅が非常に大きく、どの学校を選ぶかで6年間の総額が1000万円以上変わることも珍しくありません。学費の内訳をどう読むかはインターナショナルスクールの学費の内訳で詳しく整理しているので、比較の前に一度目を通しておくと判断が速くなります。東京全体の地図から見たい方は東京のインターナショナルスクール全体の選択肢もあわせてどうぞ。

墨田区のインターナショナルスクール全2校を正直に紹介
ここからは、2026年時点で実在を確認できた区内の2校を、対象年齢・学費・向いている家庭という順に見ていきます。どちらも「インターナショナルスクール」と名乗ってはいますが、性格はかなり違います。
1. そらまめインターナショナルプリスクール&そらまめ学童保育(横川)
そらまめインターナショナルプリスクールは、墨田区横川3-9-4、錦糸町駅と押上駅の中間あたりにある認可外保育施設です。株式会社ブルームが運営し、定員は80名。何より特徴的なのが受け入れ時間の長さで、東京都の名簿上の運営時間は7時から22時まで。0.5歳の親子参加型クラスから小学生のアフタースクールまで、ひとつの園で年齢帯をまたいで通えるのは、墨田区ではここだけです。
クラスは、親子参加型(0.5歳〜2歳未満)、Prep. Preschool型(1〜2歳)、保育園型(1歳〜年長・7時〜18時)、幼稚園型(3歳〜年長・9時〜14時)、そして小学生のアフタースクール(平日14時〜18時)という構成。フォニックスを軸にした英語での保育で、ハロウィンやクリスマス、ワールドマーケットといった行事も英語で行われます。同じ建物では系列の英語教室も運営されており、卒園後も接点を持ち続けやすい設計です。
- カリキュラム:英語での保育・フォニックス中心。認可外保育施設(墨田区の無償化対象施設一覧に掲載)
- 対象年齢:0.5歳〜年長(クラスにより異なる)+小学生のアフタースクール
- 学費目安:幼稚園型 週5で授業料58,000円+施設費6,000円+教材費3,000円=月額67,000円(年間約80万円)/保育園型 週5で授業料77,000円+施設費7,000円+教材費3,000円=月額87,000円(年間約104万円)。入学金は50,000円、給食費・延長保育・送迎は別途(2024年7月版の公式料金表)
- こんな家庭に:共働きで預かり時間の長さが最優先のご家庭。未就学から小学生の放課後まで、同じ場所で英語環境を切らさずに続けたいご家庭
2. キッズガーデン グローバルスクール錦糸町(錦糸)
キッズガーデン グローバルスクール錦糸町は、墨田区錦糸4-17-1、ヒューリック錦糸町コラボツリー1階にある認可外保育施設です。運営は株式会社Kids Smile Project。2023年4月に開園した比較的新しい園で、定員60名、東京都の名簿上の運営時間は8時から19時までとなっています。
クラスはBAMBI CLASS(1歳)、Pre-K CLASS(2歳)、KINDER CLASS(3〜5歳)の3段階。公式サイトが打ち出しているのは、週15時間以上という英語シャワーの量と、英語のみで実施するカリキュラムが年間720時間以上という数字です。英語だけに振り切るのではなく日本語の育ちも並走させるバイリンガル型で、駅至近の商業施設内という立地は、通勤経路に組み込みやすい大きな利点になります。
- カリキュラム:英語と日本語のバイリンガル型。英語のみのカリキュラムは年間720時間以上(公式)
- 対象年齢:1〜5歳(BAMBI/Pre-K/KINDER)
- 学費目安:公式サイトに金額の掲載がないため要問い合わせ。墨田区の無償化対象施設一覧に掲載があり、3〜5歳児クラスは要件次第で給付の対象になり得ます
- こんな家庭に:錦糸町駅を毎日使うご家庭。英語だけに偏らず、日本語の土台も一緒に育てたいと考えるご家庭
放課後だけなら選択肢はある——墨田区インターナショナルスクールを補う2つの場所
小学生以上の全日制がない、というのは事実ですが、「英語の時間をゼロにするしかない」わけではありません。墨田区には、公立小学校に通いながら放課後を英語で過ごせる場所が2つあります。全日制のインターナショナルスクールとは目的も費用も違うので、混同しないことが大切です。
3. Kids Duo とうきょうスカイツリー駅前(東向島)
Kids Duo とうきょうスカイツリー駅前は、墨田区東向島2-11-15、東武スカイツリーライン曳舟駅から徒歩4分にある英語学童・アフタースクールです。幼児コース(年少〜年長)は14時30分〜18時30分または15時〜17時、小学生コース(小1〜小6)は13時30分〜19時30分で、最大20時30分まで延長できます。ネイティブとバイリンガルスタッフの二人体制で、預かり時間はすべて英語で過ごすという設計です。
- カリキュラム:英語で過ごす学童・アフタースクール(教科学習型のインターではありません)
- 対象年齢:年少〜小学6年
- 学費目安:週あたりの通学回数によって変わるため要問い合わせ
- こんな家庭に:公立小学校に通わせつつ、放課後の時間を英語に使いたいご家庭。学童機能も同時に必要なご家庭
4. そらまめ学童保育(横川)
先ほどの1と同じ施設が運営する小学生向けアフタースクールです。平日14時〜18時、月額は週5で28,500円、週1で14,500円(入学金20,000円)。1時間1,500円のスポット利用もあり、小学校から施設までの送迎(週5往復で月17,500円)を頼めるのが、共働き家庭にとっては大きな意味を持ちます。卒園児がそのまま持ち上がれる点も、英語環境を途切れさせたくないご家庭には現実的な利点です。
要注意——墨田区インターナショナルスクールの「古い掲載」を見分ける
この記事を書くにあたって一番時間がかかったのが、まとめサイトに残っている情報の裏取りでした。墨田区は特に、閉校・移転した施設の掲載が長く残っている傾向があります。批判ではなく、実務的な注意として共有しておきます。
- ズー・フォニックス・アカデミー錦糸町校(石原):多くのまとめ記事に載っていますが、運営会社の公式サイトのスクール一覧に現在は掲載がなく、錦糸町校のURLはトップページへ転送されます
- プレイグループ押上校(押上):公式の教室一覧に掲載がなく、独自ドメインのサイトも現在は応答しません
- キッズタイム(亀沢):東京都の認可外保育施設名簿(令和7年4月1日現在)にも、墨田区の無償化対象施設一覧(令和8年1月5日現在)にも記載が見当たりません
- Kids Duo 両国(緑):現在は江東区新大橋の「両国南」として運営されています。名前に両国とありますが、所在地は墨田区外です
- St. Paul Azabu Christian Academy/Azabu Christian Academy(向島):複数の情報サイトに墨田区向島2-19-14として掲載が残っていますが、東京都の認可外保育施設名簿では同じ電話番号の施設が台東区浅草橋3-11-8の住所で登録されています。公式サイトとされるドメインも現在は閲覧できない状態です。検討される場合は、必ず学校へ直接ご確認ください
「まとめ記事に7校載っていたのに、実際に通えるのは2校だった」——墨田区で起きているのは、そういうギャップです。だからこそ、見学予約の前に電話が通じるかどうかを確かめる一手間が、結果的にいちばん時間を節約してくれます。
小学生以上は隣接区が現実的——墨田区から通えるインターナショナルスクール
お子さんが小学生になったとき、墨田区内に全日制がない以上、選択肢は「隣接区へ通う」か「通学しない形にする」かのどちらかになります。幸い、墨田区の南側は江東区とほぼ地続きで、通学圏としては悪くありません。ここでは実際に通える距離にある3校を紹介します。江東区の全体像は江東区のインターナショナルスクールで、都心側に広げる場合は中央区のインターナショナルスクールや文京区のインターナショナルスクールもあわせてご覧ください。
5. K.インターナショナルスクール東京(江東区白河)
K. International School Tokyo(KIST)は江東区白河1-5-15、清澄白河駅からすぐ。錦糸町からは半蔵門線で2駅、押上や住吉からも一本です。K1〜G12の一貫校で、K1〜G5がIBの初等教育プログラム(PYP)、G6〜G8が独自のLSP、G9〜G10がIGCSE、G11〜G12がIBディプロマという構成。2026年8月〜2027年6月の授業料は、K1〜K3が302万円、G1〜G9が285万円、G10〜G12が297万円で、これに入学金30万円、施設拡張費70万円、出願料3万円、施設維持費20万円が加わります(いずれも公式)。金額は決して小さくありませんが、墨田区から日常的に通える距離に、IBを3段階そろえた学校があるという事実は知っておく価値があります。
6. 東京YMCAインターナショナルスクール(江東区東陽)
Tokyo YMCA International School(TYIS)は江東区東陽2-2-20、東京メトロ東西線の東陽町駅2番出口が最寄りです。K5から高校まで、5〜17歳を受け入れる北米型のカリキュラム。2026-2027年度の授業料は全学年一律で214.8万円、初年度は出願料22,000円・入学金275,000円・School Development Fee 220,000円・維持費198,000円が加わります(公式)。英語のサポートが必要な子ども向けにASK(Academic Support for Kids)という追加プログラムを用意している点は、日本語環境で育ってきたお子さんの編入を考えるご家庭にとって現実的な安心材料です。
7. インディア インターナショナル スクール イン ジャパン 東京校(江東区千石)
江東区千石3-1-4にあるIISJ東京校は、インドのCBSEカリキュラムに基づく幼稚園〜高校3年の一貫校です。東京都のインターナショナルスクール情報ポータルによれば、授業料は幼稚園〜中学が年間60万円、高校が年間120万円。数学・理科・ITの教育に重点を置き、幼稚園ではモンテッソーリの手法を取り入れています。半蔵門線の住吉駅側からアクセスでき、錦糸町からは1駅。学費を抑えつつ、小学生以上が毎日英語で学べるという条件を満たす、墨田区の家庭にとって非常に現実的な選択肢です。
※学費等は2026年7月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。
比較でわかる、わが家に合う選び方

墨田区で学校を選ぶとき、いちばん効くのは「6歳の壁をどう越えるか」を入園前に決めておくことです。区内の未就学の園は費用も通いやすさも悪くありません。けれど小学校入学のタイミングで、必ず一度は選択を迫られます。江東区の全日制へ移るのか、公立小学校+放課後の英語で続けるのか、あるいは通学そのものをやめて別の形にするのか。ここを先に描いておくと、園選びの基準そのものが変わります。
次に効くのが、無償化と実費を分けて考えることです。区内の2園はどちらも無償化対象施設の一覧に載っており、3〜5歳児クラスなら月額上限37,000円までの給付が視野に入ります。一方で給食費、延長保育、送迎、教材費は対象外。「授業料が安く見えたのに、支払総額はそこまで下がらなかった」というズレは、この境目で起きます。
最後に、意外と見落とされるのが通学時間を家族の負担として計算することです。錦糸町から清澄白河は2駅ですが、小学1年生の子どもが毎朝それを往復する現実は、大人が地図で測る印象とはまったく違います。送りが必要なら、その30分は親の時間として6年分積み上がります。学費と同じくらい、この時間の総量が続けられるかどうかを決めます。

墨田区だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。
学費や通学が壁なら——「オンライン」という第8の選択肢
ここまで読んで、「区内に全日制がないのはわかった。でも江東区の学校は学費が高いし、小学1年生を毎日電車で通わせるのは現実的じゃない」と感じた方も多いと思います。その気持ちは、まっとうです。そして、そこにもうひとつの道があります。
NIJIN GLOBAL ACADEMYは、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営するのは日本の株式会社NIJIN。国内でオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営しており、そこには1000名以上の子どもたちが在籍しています。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳。オンラインなので住む場所を選ばず、墨田区のご自宅からそのまま通えます。
大切にしているのは、脱偏差値——テストの点数で子どもを並べないという姿勢です。少人数の対話を中心に据え、「自分と世界を、好きになる」ことを軸にしたカリキュラムを設計しています。学費は対面のインターナショナルスクールの約1/5を目指しており、日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れていける設計になっています。いきなり全部英語、ではありません。
ただし、正直にお伝えしておくべきことが2つあります。ひとつは、まだ開校前だということ。実績はこれからで、現時点で卒業生の進路をお見せすることはできません。もうひとつは、対面と同じ体験にはならないということです。校庭で走り回ることも、給食を並んで食べることも、オンラインでは代わりになりません。それでも、6歳以降の受け皿が区内にない墨田区のご家庭にとって、「通学距離ゼロで世界とつながれる」という条件が意味を持つ場面は確実にあると考えています。
よくある質問
Q. 墨田区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?
そらまめインターナショナルプリスクールの親子参加型クラスは0.5歳から、Prep. Preschool型は1歳から(自立歩行が可能なお子さん)、保育園型は1歳から受け入れています。キッズガーデン グローバルスクール錦糸町はBAMBI CLASSの1歳から。つまり1歳前後から入れる園はあるということです。ただし小学生になると区内の全日制はなくなるため、入園の時点で6歳以降の道筋を考えておくことを強くおすすめします。
Q. 日本語のサポートはありますか? 日本語が育たなくなるのが心配です。
墨田区の2園はいずれも、英語だけに振り切るのではなく日本語の育ちも並走させるバイリンガル型です。とはいえ、英語環境の時間が増えれば増えるほど、日本語の読み書きをどこで支えるかという課題は必ず出てきます。国語の力は放っておいて育つものではないので、家庭での読み聞かせや、日本語を体系的に学ぶ場を別に用意しておくと安心です。日本語が不安なご家庭には姉妹サービス〈ともだちじゃぱん〉もおすすめです(NIJIN運営の子ども向け日本語オンライン)。
Q. 途中からの編入はできますか? 年度の途中でも大丈夫でしょうか。
区内の2園はどちらも認可外保育施設なので、空きがあれば年度途中の入園も相談できるのが一般的です。一方、江東区の全日制インターナショナルスクールは、学年やクラスの定員、そしてお子さんの英語力によって受け入れ可否が変わります。TYISのようにASK(英語サポート)の枠を用意している学校もありますが、枠自体に限りがあります。編入を考えている場合は、希望時期の半年から1年前には各校へ直接問い合わせておくと選択肢が広がります。定員・入学条件・学費はいずれも改定される可能性があるため、必ず最新の情報をご確認ください。
選択肢が少ない街だからこそ、早く動いた家庭が強い
墨田区でインターナショナルスクールを探すのは、正直に言って簡単ではありません。区内の全日制は未就学の2校だけで、小学生以上はゼロ。まとめ記事には閉じた学校の名前が残ったままで、確かめる作業そのものに時間がかかります。
けれど、選択肢が少ないということは、選び方の軸がはっきりするということでもあります。6歳以降をどうするか——その一点さえ先に決めておけば、残りの判断はずっと軽くなる。区内の園に通わせながら江東区の学校見学に行く家庭も、公立小学校と放課後の英語を組み合わせる家庭も、通学をやめてオンラインを選ぶ家庭も、どれも間違いではありません。大事なのは、小学校入学の直前になって慌てないことだけです。
迷っている時間は、お子さんのことを真剣に考えている時間です。その時間を、どうか自分を責めるためには使わないでください。あなたが今こうして調べていること自体が、もうお子さんへの十分な行動です。
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