「文京区は教育の街と言われるのに、インターナショナルスクールを調べると出てくるのはプリスクールばかり。小学生になったら、うちの子はどこへ通えばいいんだろう」——本郷・茗荷谷・小石川・白山のあたりで学校探しを始めた方の多くが、ここでつまずきます。東京大学やお茶の水女子大学を抱え、公立小学校の卒業生の4割以上が私立・国立中学へ進む——そんな日本有数の教育熱の高いエリアでありながら、文京区のインターナショナルスクールは未就学が中心で、小学生以上が毎日英語で学べる全日制は区内に1校だけという、少し意外な構造になっています。この記事では、文京区に実在するインターナショナルスクール8校を、いちばん混乱しやすい対象年齢と学費で正直に整理し、区内で見つからないときに広げる隣接区の選択肢、そして学費や通学が壁になったときの「オンライン」というもうひとつの道までお伝えします。
はじめに基礎を押さえたい方へ:インターナショナルスクールとは?種類・学費・入学条件・選び方の完全ガイドで全体像を整理しています。
結論:文京区で選べる学校(早見)
ここだけ読めば全体像がつかめます。この記事で扱う学校と、オンラインという選択肢を、同じ粒度で並べました。
- アオバジャパン・インターナショナルスクール 文京キャンパス(本駒込)|授業料は年間約286万円 — 対象年齢:Grade 10〜12(高校年代)。小中学部は練馬区光が丘・中央区晴海のキャンパス/学費目安:授業料 年間約286万円(Grade 6〜12・2026-2027年度の公式情報)。別途、入学金・施設設備開発費などの初年度費用、給食費・バス代
- MEESインターナショナルスクール(白山・千駄木)|プリ 年間約124万円/小学部 年間約152万円 — 対象年齢:プリスクール1〜6歳(白山・千駄木)/小学部6〜12歳(白山のみ)/学費目安:プリスクール週5日 年間約124万円、小学部フルデイ 年間約152万円(2025-2026年度の公式情報・税別・給食込)。別途、出願料2万円・入学金18万円(一時金)…
- Joy to the World American International School(小石川)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:0歳(親子クラス)〜6歳のプリスクール/キンダーガーテン、7〜11歳のアフタースクール、3〜11歳の土曜クラス/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて確認を)
- Hello Kids International School(小石川・茗荷谷)|月額約4.4万〜13.2万円 — 対象年齢:1歳半〜6歳(プリスクール/キンダーガーテン)、3〜10歳(午後クラス・土曜クラス)/学費目安:午前クラス 月額約4.4万円(週2日)〜約9.5万円(週5日)、フルデイ 月額最大約13.2万円。別途、入学金約8.8万円・年会費2.5万円…
- ローラスインターナショナルスクール文京校(小石川・春日)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:10か月〜6歳(マザー&トドラー/プリスクール/キンダーガーテン)+アフタースクールは12歳まで/学費目安:公式サイトの学費ページまたはお問い合わせで要確認(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて)
- さくらインターナショナルスクール文京校(大塚・茗荷谷)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:0〜6歳(親子クラス・乳幼児部・幼稚園部)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、資料請求・お問い合わせで要確認
- SOLTILO GSA International School 文京元町校(本郷)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2〜6歳(PRE-K/K3-K5)+小学生向けアフタースクール/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- NAS KIDS UNIVERSITY 文京(千駄木)|学費は要問い合わせ — 対象年齢:2〜5歳(プリスクール)+小学1〜6年生(英語学童)/学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン) — 6〜18歳/2027年9月開校・現在は開校情報の登録受付中/対面インターのおよそ1/5の学費帯/日本語の支えあり。通学圏や学費が壁になる家庭の選択肢。
結論:文京区のインターナショナルスクールから選ぶなら(早見)
- アオバジャパン・インターナショナルスクール 文京キャンパス(本駒込)|Grade 10〜12(高校年代)|授業料 年間約286万円(2026-2027年度・公式)|区内で唯一の国際バカロレア ディプロマ校。中高生の受け皿
- MEESインターナショナルスクール(白山・千駄木)|1〜12歳(プリスクール+小学部)|プリスクール 年間約124万円/小学部 年間約152万円(2025-2026年度・公式・税別)|文京区で唯一、小学生が毎日英語で学べる全日制
- Joy to the World American International School(小石川)|0歳(親子クラス)〜6歳+7〜11歳のアフタースクール|要問い合わせ|アメリカ式・少人数。幼児教育無償化の対象施設
- Hello Kids International School(小石川・茗荷谷)|1歳半〜6歳+3〜10歳の午後/土曜クラス|月額約4.4万〜13.2万円(公式・入学金別)|ケンブリッジ英語検定まで見据えた英語漬け
- ローラスインターナショナルスクール文京校(小石川・春日)|10か月〜6歳+小学生アフタースクール|要問い合わせ|2025年7月開校のSTEM特化校
- さくらインターナショナルスクール文京校(大塚・茗荷谷)|0〜6歳|要問い合わせ|探究型×日英バイリンガル。朝8時から夜まで預かり可
- SOLTILO GSA International School 文京元町校(本郷)|2〜6歳+小学生アフタースクール|要問い合わせ|サッカー×英語。国際幼児カリキュラム(IEYC)ベース
- NAS KIDS UNIVERSITY 文京(千駄木)|2〜5歳+小学生の英語学童|要問い合わせ|水泳・体操も英語で。最長19時まで
- NIJIN GLOBAL ACADEMY(オンライン/2027年9月開校・6〜18歳・対面の約1/5の学費帯・日本語の支えあり)|住む場所を選ばないオンライン国際校。現在は開校情報の登録を受付中です

文京区のインターナショナルスクール事情と学費相場
文京区の学校地図をひとことで言うと「未就学は充実、小学生以上は飛び石」です。小石川・茗荷谷・大塚・本郷・白山・千駄木といったエリアには、英語で一日を過ごすプリスクールやキンダーガーテンが点在していて、2025年には春日にローラス文京校、本郷にSOLTILO GSA文京元町校が新しく加わりました。就学前の選択肢という意味では、23区の中でも決して少ないほうではありません。
ところが、そこから先が独特です。小学生が毎日英語で学べる全日制はMEESインターナショナルスクール白山キャンパスの小学部(6〜12歳)の実質1校。そして高校年代になると、本駒込にアオバジャパン・インターナショナルスクール文京キャンパス(Grade 10〜12)があり、国際バカロレアのディプロマプログラムまで進めます。つまり文京区は、未就学→小学部1校→中学年代はほぼ空白→高校はIB校、という飛び石のような構造になっているのです。中学年代を区内で完結させることは、現状では難しいと考えておいたほうが安全です。
もうひとつ、文京区ならではの事情があります。文京区は公立小学校の卒業生のうち私立・国立中学へ進む割合が東京23区で最も高い区として知られ、誠之・千駄木・昭和・窪町のいわゆる3S1Kと呼ばれる人気校の学区は、住まい探しの段階から意識されるほどです。だからこそ文京区では、「インターナショナルスクールに進ませるか、日本の学校+中学受験でいくか」という二択で立ち止まる家庭が多くなります。どちらも時間とお金の総量には限りがあるので、早い段階でどちらの線で行くかを家族で言葉にしておくことが、後悔を減らす近道になります。
学費の相場も見ておきましょう。文京区内で学費を公式サイトに明示している学校は限られますが、公開されている数字を並べると、未就学の週5日フルタイムで年間おおむね120万〜160万円台、小学部(MEES)が年間約152万円、高校年代(アオバ文京キャンパス)が授業料 年間約286万円というレンジです。港区・渋谷区の伝統校が年間300万円前後から始まることを思えば、未就学から小学部までは比較的現実的な水準と言えます。ただし、いずれも授業料のほかに入学金・教材費・施設費・スクールバス代などが上乗せされ、初年度は数十万円単位で膨らみます。判断は必ず総額で。内訳を詳しく知りたい方はインターナショナルスクールの学費の内訳もあわせてご覧ください。
※学費等は2026年8月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

文京区のインターナショナルスクール全8校を、対象年齢と学費で正直に紹介
ここからは、文京区に実在するインターナショナルスクール・インターナショナルプリスクールを紹介します。無理に「7選」とは並べません。英語で一日を過ごせる区内の主なスクールは8校。読むときは校名の知名度ではなく、まず対象年齢、次に学費、最後に教育の中身の順に見ていくと迷いにくくなります。
1. アオバジャパン・インターナショナルスクール 文京キャンパス(本駒込)|授業料は年間約286万円
本駒込にある、アオバジャパン・インターナショナルスクールの高等部専用キャンパス。文京学院大学女子中学校高等学校の校舎の一部を活用する形で2022年に開校し、光が丘キャンパスから高等部(Grade 10〜12)が移りました。国際バカロレアのディプロマプログラム(IBDP)と、アオバ独自のグローバルリーダーシップ・ディプロマ(GLD)の2つの進路を選べるのが特徴で、ブラックボックスシアター、防音の音楽スタジオ、マルチメディアルームなど高校生の創造性に振り切った施設が揃います。文京区内で唯一、国際バカロレアの卒業資格まで到達できる学校です。
- カリキュラム:国際バカロレア ディプロマプログラム(IBDP)/アオバ グローバルリーダーシップ ディプロマ(GLD)
- 対象年齢:Grade 10〜12(高校年代)。小中学部は練馬区光が丘・中央区晴海のキャンパス
- 学費目安:授業料 年間約286万円(Grade 6〜12・2026-2027年度の公式情報)。別途、入学金・施設設備開発費などの初年度費用、給食費・バス代
- こんな家庭に:本駒込・千石・駒込エリアから、高校年代でIBディプロマまで進みたい家庭に
2. MEESインターナショナルスクール(白山・千駄木)|プリ 年間約124万円/小学部 年間約152万円
白山駅から徒歩5分の白山キャンパス(プリスクール+小学部)と、千駄木キャンパス(プリスクール)の2校舎を持つインターナショナルスクール。文京区で唯一、小学生が毎日フルデイで英語で学べる全日制です。モンテッソーリとレッジョ・エミリアの考え方を土台にした幼児期から、小学部ではプロジェクト型学習(PBL)とSTEM、森での野外教育、デジタルリテラシーへと展開します。白山キャンパスには400平方メートルのオープンスペースやメイカースペース、ジムスタジオがあり、国際バカロレアの認定校候補(IB candidate)としても歩みを進めています。学費を公式サイトで明示している数少ない一校で、給食費が学費に含まれているのも比較しやすいポイントです。
- カリキュラム:プロジェクト型学習(PBL)+STEM・野外教育。幼児期はモンテッソーリ/レッジョの要素。IB認定校候補
- 対象年齢:プリスクール1〜6歳(白山・千駄木)/小学部6〜12歳(白山のみ)
- 学費目安:プリスクール週5日 年間約124万円、小学部フルデイ 年間約152万円(2025-2026年度の公式情報・税別・給食込)。別途、出願料2万円・入学金18万円(一時金)、教材費4万円/年、開発費5万円/年、スクールバス22万円/年
- こんな家庭に:白山・千石・本駒込エリアから、小学生の間も英語で学び続けたい家庭に
3. Joy to the World American International School(小石川)|学費は要問い合わせ
茗荷谷駅からアクセスできる小石川にある、アメリカ式のインターナショナルスクール。0歳からの親子クラス(Mommy & Me)、1〜2歳のトドラー、3〜6歳のキンダーガーテン、そして7〜11歳のアフタースクール・エレメンタリーと土曜クラスまで、ひとつの校舎で年齢の階段が用意されているのが特徴です。全編英語のイマージョン環境で、創造性と探究、そして一人ひとりへの目配りを大切にする小規模校。文京区の幼児教育・保育の無償化の対象施設にもなっているため、未就学期の負担を確認しておく価値があります。日本の小学校に通いながら放課後に英語環境を続ける「ダブルスクール」型の受け皿としても機能します。
- カリキュラム:全編英語のイマージョン。創造性・探究を軸にしたアメリカ式の幼児教育+小学生向けアフタースクール
- 対象年齢:0歳(親子クラス)〜6歳のプリスクール/キンダーガーテン、7〜11歳のアフタースクール、3〜11歳の土曜クラス
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて確認を)
- こんな家庭に:小石川・茗荷谷エリアで、就学後も放課後の英語環境を切らさずに続けたい家庭に
4. Hello Kids International School(小石川・茗荷谷)|月額約4.4万〜13.2万円
2009年に茗荷谷で始まり、現在は小石川に校舎を構えるインターナショナルスクール。午前のプリスクール/キンダーガーテンクラス(10:00-14:30)、午後クラス(15:00-18:00)、フルデイ(10:00-18:00)、さらに土曜クラスまで、通う日数と時間帯を細かく選べる設計が最大の特徴です。ケンブリッジ英語検定への挑戦や、カナダ・ブリティッシュコロンビア州への年次研修旅行など、小学生年代まで英語を伸ばし続けるプログラムも用意されています。学費を公式サイトで公開しており、週2日から始められるため、いきなりフルタイムのインターに踏み切れない家庭の入口としても現実的です。
- カリキュラム:英語イマージョン+ケンブリッジ英語検定に対応した国際クラス
- 対象年齢:1歳半〜6歳(プリスクール/キンダーガーテン)、3〜10歳(午後クラス・土曜クラス)
- 学費目安:午前クラス 月額約4.4万円(週2日)〜約9.5万円(週5日)、フルデイ 月額最大約13.2万円。別途、入学金約8.8万円・年会費2.5万円(2026年8月時点の公式情報)
- こんな家庭に:小石川・茗荷谷エリアで、週2〜3日から英語環境を試したい家庭、就学後も土曜や午後で英語を続けたい家庭に
5. ローラスインターナショナルスクール文京校(小石川・春日)|学費は要問い合わせ
春日駅から徒歩5分、後楽園駅から徒歩7分の小石川1丁目に、2025年7月に開校したばかりの新しい校舎。STEM教育(科学・技術・工学・数学)に特化したローラスの8番目の園で、ケンブリッジ国際カリキュラムを取り入れたプロジェクト型のサイエンス学習が中心です。全クラスをネイティブ教員が担当し、月に一度のサイエンストリップ(実験や観察をテーマにした遠足)、パフォーマンスデー、スポーツデー、STEAMフェアなどの行事も充実。8:30-18:00の開校で、5時間(9:00-14:00)とフルデイを選べます。系列に小学部・中等部があるため、就学後の道筋を同じ法人の中で考えられるのも安心材料です。
- カリキュラム:英語×STEM/ケンブリッジ国際カリキュラムに基づくプロジェクト型学習
- 対象年齢:10か月〜6歳(マザー&トドラー/プリスクール/キンダーガーテン)+アフタースクールは12歳まで
- 学費目安:公式サイトの学費ページまたはお問い合わせで要確認(幼児教育・保育の無償化の対象可否もあわせて)
- こんな家庭に:春日・後楽園・本郷エリアで、理科好き・実験好きのお子さんの興味を英語ごと伸ばしたい家庭に
6. さくらインターナショナルスクール文京校(大塚・茗荷谷)|学費は要問い合わせ
茗荷谷駅・新大塚駅から徒歩圏の大塚3丁目にある、関西国際学園が運営するインターナショナルスクール。日英バイリンガル×探究学習を掲げ、英語で過ごすプリスクールでありながら、日本語の力も同時に育てる設計になっているのが最大の特徴です。0歳からの親子クラス、乳幼児部の保育(10:00-14:00のショート、8:00-18:00のロング)、幼稚園部(9:00-18:00)と、年齢と生活リズムに合わせて選べます。延長保育は19:00頃まで対応しており、共働き家庭にとって現実的な選択肢。英語だけに寄せきらず日本語も残したい、という文京区の家庭のニーズによく合う一校です。
- カリキュラム:日英バイリンガル×探究型の英語保育(乳幼児部・幼稚園部)
- 対象年齢:0〜6歳(親子クラス・乳幼児部・幼稚園部)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、資料請求・お問い合わせで要確認
- こんな家庭に:茗荷谷・大塚・小日向エリアで、日本語も手放さずに英語の土台をつくりたい共働き家庭に
7. SOLTILO GSA International School 文京元町校(本郷)|学費は要問い合わせ
水道橋駅から徒歩5分、御茶ノ水駅から徒歩8分の本郷1丁目・元町ウェルネスパーク4階にある、2025年に開校したインターナショナルスクール。サッカーのSOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOLのスポーツプログラムと、Global Step Academyの国際教育カリキュラムを掛け合わせた新しいタイプの学校です。カリキュラムは国際幼児カリキュラム(IEYC)をベースに、テーマ探究で知的好奇心と自立心を育てる設計。メインプログラムは9:00-14:30で、小学生向けの英語アフタースクールは17:00〜19:00まで延長できます。体を動かすことが好きなお子さんの英語の入口として、他にはない切り口を持っています。
- カリキュラム:国際幼児カリキュラム(IEYC)×スポーツプログラム。テーマ探究型の英語教育
- 対象年齢:2〜6歳(PRE-K/K3-K5)+小学生向けアフタースクール
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:本郷・水道橋・御茶ノ水エリアで、運動と英語を同時に伸ばしたい家庭に
8. NAS KIDS UNIVERSITY 文京(千駄木)|学費は要問い合わせ
千駄木3丁目にある、オールイングリッシュの認可外保育園+英語学童。スポーツクラブNASのノウハウを活かし、水泳・体操といった運動を英語で行うのが最大の特徴です。外国人講師とバイリンガルの日本人保育士が組み、体育・音楽・美術・算数といった教科を英語で扱います。ショート(8:00-14:30)、ミドル(8:00-16:00)、ロング(8:00-19:00)の3コースから週3〜5日で選べ、小学6年生までの学童保育も併設。日本の小学校に通いながら放課後を英語で過ごすという組み合わせが、無理なく実現できる設計です。
- カリキュラム:オールイングリッシュの保育+スイミング・体操・アカデミック英語
- 対象年齢:2〜5歳(プリスクール)+小学1〜6年生(英語学童)
- 学費目安:公式サイトでは非公開のため、要問い合わせ
- こんな家庭に:千駄木・根津・本駒込エリアで、長時間の預かりと英語環境を両立させたい共働き家庭に
このほか文京区内には、本郷のファーストラーニング本郷やフェニックスキッズ、白山のキッズハート白山といった小規模な英語プリスクール、茗荷谷・白山・駒込・根津のKids Duo、茗荷谷のJ PREP Kidsといった英語学童・英語塾もあり、就学前後の英語環境という意味では選択肢は決して少なくありません。一方で、繰り返しになりますが小学生が毎日フルデイで英語で学べる全日制はMEESの1校、高校年代はアオバ文京キャンパスの1校。中学年代はほぼ空白——ここが文京区の学校選びの核心です。
文京区で見つからないとき——新宿区・港区に広がるインターナショナルスクールの選択肢
「小学生以上の受け皿」を文京区内だけで探そうとすると、どうしても行き詰まります。そこで現実的なのが、通学圏を隣の区まで広げることです。西隣の新宿区のインターナショナルスクールは、丸ノ内線・南北線・都営大江戸線で文京区から乗り換えなしに届くエリアが多く、早稲田・高田馬場・四谷方面には小学部以上を持つ学校もあります。文京区北部(本駒込・千石)からは山手線・南北線で移動しやすいのも利点です。
もう少し足を延ばすなら、伝統校が集まる港区のインターナショナルスクールや、渋谷・広尾方面の渋谷区のインターナショナルスクールも候補に入ります。南北線・丸ノ内線を使えば本郷・後楽園から30分前後という現実的な距離ですが、その分、毎日の往復にお子さんが耐えられるかは必ず確認してください。区の枠を外して全体から比べたい方は、東京全体のインターナショナルスクールはこちらが出発点になります。
比較でわかる、わが家に合う選び方
学校を並べても、「結局どう選べば?」と迷うのが正直なところだと思います。文京区の選択肢は、①区内の全日制インター(MEES小学部・アオバ文京キャンパス)、②区内のプリスクール・キンダーガーテン、③通学しないオンライン国際校という3タイプで考えると整理しやすくなります。下の表は、費用・受け皿の連続性・通学の負担などの観点で、それぞれの傾向を正直に示したものです。

区内の全日制は、小学部が年間約152万円と都心としては抑えめですが、そもそも1校しかないため学年によっては空きが出ないという現実があります。高校年代のアオバ文京キャンパスは年間約286万円と一段上がり、IBディプロマまで進める価値と引き換えの水準です。プリスクールは徒歩や自転車で通える気軽さが最大の強みで、無償化の対象になるケースもある一方、6歳で必ず「次」を探す必要があります。そして意外と見落とされているのが3つ目の道です。通学時間ゼロで世界とつながるオンラインなら、住む場所や区内の校数に学びが左右されません。日本の学校に通いながら国際教育も、と考えている方にはインターナショナルスクールは高すぎる?という記事も、判断の材料になるはずです。

文京区だけで判断せず、他都市の相場と見比べたい方へ:インターナショナルスクールの学費データベース(都市別の相場・内訳と無償化の現実)で、国内・アジア主要都市16校の年間授業料を出典付きで一覧にしています。あわせて、インターナショナルスクールの学費はなぜ高いのか(相場の内訳と、対面の約1/5に下げる方法)で、費用の構造そのものを分解しています。
学費や通学が壁なら——「オンライン」というもうひとつの選択肢
文京区は、東京大学の銀杏並木も、小石川後楽園も、坂の多い落ち着いた住宅地も、子育てにとても恵まれた街です。それでも、小学生が毎日英語で学べる全日制が区内に1校しかないこと、中学年代には受け皿がほとんどないこと、そして区外の学校を選べば毎日の通学が長くなること——これらが現実の壁になる家庭は少なくありません。「国際的な学びを受けさせたいけれど、この負担が何年も続くのは……」と迷うなら、通学を前提としないオンライン・インターナショナルスクールという、もうひとつの選択肢があります。
私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、2027年9月に開校予定のオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本で1000名以上が在籍するオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を手がける株式会社NIJIN。テストの点数で子どもを並べない「脱偏差値」の考え方のもと、少人数の対話を中心に「自分と世界を、好きになる」学びを目指します。対象はアジア・オセアニアの6〜18歳で、住む場所を選びません。日本語の支えを前提に、少しずつ英語に触れられる設計です。学費は対面インターのおよそ5分の1を目指しています。
正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれからです。校庭や施設での対面の体験は、通学型の学校と同じようには提供できません。それでも、通学の負担なく、費用を抑えて世界とつながる学びは、文京区で選択肢を比べているあなたにとって、検討する価値のある一つの道だと考えています。
よくある質問
Q. 文京区のインターナショナルスクールは何歳から入れますか?
A. 未就学であれば、早い学校で0歳の親子クラスから。さくらインターナショナルスクール文京校とJoy to the Worldが0歳からの親子クラスを、ローラス文京校が10か月から、Hello Kidsが1歳半から、MEESが1歳から、SOLTILO GSA文京元町校とNAS KIDS UNIVERSITY文京が2歳から受け入れています。小学生年代の全日制はMEES白山キャンパスの小学部(6〜12歳)、高校年代はアオバジャパン文京キャンパス(Grade 10〜12)です。まずはお子さんの年齢で受け入れ可能な学校を絞り込むのが第一歩になります。
Q. 文京区で小学生以上が通えるインターはありますか? 日本語のサポートは?
A. 毎日フルデイで通える全日制は、MEESインターナショナルスクール白山キャンパスの小学部(6〜12歳)の1校です。中学年代を区内で受け入れる学校は現状なく、高校年代はアオバジャパン文京キャンパスがGrade 10からとなります。そのため小学校以降は、区外(新宿区・港区・渋谷区など)へ通学圏を広げるか、日本の小学校+放課後の英語環境という組み合わせを検討することになります。日本語のサポートは学校ごとに時間数も方針も大きく違うため、入学前に必ず確認を。英語環境が長くなるほど日本語が心配になるご家庭には、姉妹サービスのともだちじゃぱん(NIJIN運営・子ども向け日本語オンライン)もおすすめです。
Q. 中学受験とインターナショナルスクール、どちらを選ぶべきでしょうか?
A. 文京区は公立小学校の卒業生の私立・国立中学への進学率が23区で最も高いエリアで、周囲が受験に向かう空気の中で迷うご家庭がとても多い区です。どちらが正しいという答えはありませんが、判断材料としては、①区内のインターは小学部が1校・中学年代が空白であるという構造、②中学受験は小4以降の時間と費用が大きくなること、③英語で学び続けるなら日本語の土台をどう保つか、の3つを家族で先に話し合っておくと決めやすくなります。両方を欲張ると、お子さんの時間だけが圧迫されがちです。編入を考える場合は、年度替わり(4月または8〜9月)の募集が中心で英語力の確認や面接があるため、入りたい時期の1年ほど前から各校へ直接問い合わせ、説明会に足を運んでおくと安心です。
迷う時間も、お子さんを想う時間です
学校選びに「正解」はありません。文京区のように教育の選択肢が濃く、しかもインターの受け皿が飛び石になっている区では、なおさら「どれが一番いいか」より「わが家が何年続けられるか」が問われます。学費も、通学の距離も、中学受験との兼ね合いも、お子さんの性格も——どれも家庭ごとに事情が違います。だからこそ、あなたが今こうして迷っている時間そのものが、お子さんの未来を真剣に想っている証拠です。焦らず、まずは2〜3校を実際に見学して、空気を比べてみてください。そのうえで「通学以外の道」も知っておきたいと思われたら、私たちの開校情報もそっと候補に入れていただけたら嬉しいです。
ほかの都市のインターナショナルスクールガイド
- メルボルンのインターナショナルスクール
- 名古屋インターナショナルスクール8校の学費一覧
- 港区インターナショナルスクール7校の学費一覧
- 世田谷区インターナショナルスクール14校の学費一覧
- つくばインターナショナルスクールの学費と全校一覧
- 仙台インターナショナルスクール7選と学費
- ドバイのインターナショナルスクールの学費
- 江戸川区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 福岡インターナショナルスクールの学費一覧
- 東京のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 渋谷区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 江東区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 品川区のインターナショナルスクールおすすめ7選
- 目黒区インターナショナルスクール全8校の学費
- 調布インターナショナルスクールとASIJの学費


