【2026年版】バンコクのインターナショナルスクールおすすめ7選|学費相場と選び方も正直に解説

バンコクのインターナショナルスクールおすすめ7選と学費相場を紹介する記事のキービジュアル

「バンコク駐在が決まったけれど、子どもの学校をどうしよう」「学費の相場も、学校ごとの違いも、調べるほど分からなくなってきた」——バンコクのインターナショナルスクール選びで、いま多くのご家庭が同じ壁に向き合っています。この記事では、実在するバンコクのインターナショナルスクールおすすめ7校を、学費の目安レンジ・カリキュラム・エリア(スクンビット/サトーン/バンナー等)・日本人家庭との相性まで含めて正直に整理します。学費早見表・カリキュラム別の選び方・入学時期(編入)・ED(教育)ビザまで一気にわかるので、読み終わる頃には、学費相場の全体像と「わが家に合う選び方」の軸が見えているはずです。

バンコクの高層ビルと高架鉄道を背景に、母親と子どもが手をつないで登校する朝の様子
アジア有数の「インター激戦区」バンコク。選択肢が多いからこそ、選ぶ軸が大切になります。
目次

バンコクのインターナショナルスクール事情と学費相場

バンコクとその近郊には、大小あわせて100校を超えるインターナショナルスクールが集まっています。英国式・米国式・IB(国際バカロレア)からケンブリッジ系、シンガポール系まで、カリキュラムの多様さはアジアでも屈指です。約5万人の日本人が暮らす都市でもあり、スクンビット(プロンポン・トンロー・エカマイ)を中心に、日本人の子どもを受け入れ慣れた学校が多いのも特徴です。近隣国の相場感を知りたい方は、シンガポールのインターナショナルスクールマニラのインターナショナルスクールの記事もあわせてご覧ください。

学費相場は幅広く、年間およそ20万〜120万バーツ(約90万〜540万円※1バーツ≒4.5円換算)。名門校では年間100万バーツ(約450万円)を超える一方、郊外や中堅校なら20万〜50万バーツ台に収まる学校もあります。第三者データベースでもバンコクのインター校の平均学費は約57.5万バーツ、最安は約10万バーツ、最高は約116万バーツと報告されています(出典: International Schools Database)。さらに入学金・施設費(キャンパス開発費)・スクールバス代などが加わるため、総額で考えることが欠かせません。学費の内訳の考え方はインターナショナルスクールの学費内訳の記事で詳しく解説しています。※学費等は2026年7月時点の公開情報です。最新は各校公式サイトでご確認ください。

バンコクでインターナショナルスクールを選ぶ前に押さえたい、学費の総額・通学とエリア・日本語の支えという3つのポイントを示した図
学校名の知名度より先に、この3つを確認しておくと迷いにくくなります。

バンコク インターナショナルスクール 学費早見表(2026-27・主要校)

まずは全体像を一枚で。主要7校の年間授業料レンジ(下の学年〜上の学年)を、エリア・カリキュラムとあわせて一覧にしました。円換算は1バーツ≒4.5円の概算です。授業料には入学金・施設費・スクールバス代は含まれません。

学校 エリア カリキュラム 年間学費(THB) 円換算(概算)
NIST International School スクンビット(ソイ15) IB一貫 約63万〜109万 約280万〜490万円
Bangkok Patana School バンナー 英国式+IBDP 約55万〜104万 約250万〜470万円
International School Bangkok (ISB) ノンタブリー(ニチャダ) 米国式+IBDP/AP 約80万〜120万 約360万〜540万円
Shrewsbury (Riverside) リバーサイド(チャオプラヤー川) 英国式(A レベル) 約72万〜112万 約320万〜500万円
Harrow International School ドンムアン(空港北側) 英国式(寮選択制) 約70万〜104万 約320万〜470万円
St Andrews (Sukhumvit 107) スクンビット107 英国式+IBDP 約36万〜85万 約160万〜380万円
Wells International School オンヌット/スクンビット 米国式(AP) 約24万〜52万 約110万〜230万円

※2026年7月時点の各校公開情報にもとづく目安。学年・年度・オプションにより変動します。入学金(15万〜26万バーツ)・施設費・スクールバス代(年12万〜32万円程度)は別途。最新は各校公式サイトでご確認ください。

バンコクのインターナショナルスクールおすすめ7選

ここからは、知名度・カリキュラム・価格帯のバランスを考えて選んだ7校です。序列ではありません。お子さんとご家庭の状況によって、最適解は変わります

1. NIST International School

NISTは、国連関係者の子どもたちのために設立された歴史を持つ、タイ初のフルIB校。スクンビット・ソイ15という市内中心の立地で、60を超える国籍の生徒が学ぶ多様性はバンコク屈指です。

  • カリキュラム——IB一貫(PYP・MYP・DP)
  • 対象年齢——3〜18歳
  • 学費目安——年間約63万〜109万バーツ(約280万〜490万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——IB教育と国際色の豊かさを最優先し、市内中心の通学を望むご家庭。

2. Bangkok Patana School

Bangkok Patana Schoolは1957年創立、タイ最古の英国式インターナショナルスクール。緑豊かなバンナー地区の広大なキャンパスと、スポーツ・芸術まで含めた教育の総合力で長年の信頼を集めています。

  • カリキュラム——英国式(IGCSE)+IBDP
  • 対象年齢——2〜18歳
  • 学費目安——年間約55万〜104万バーツ(約250万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——伝統と施設の充実を重視し、英国式で腰を据えて学ばせたいご家庭。

3. International School Bangkok (ISB)

ISBは1951年創立の米国式名門校。ノンタブリー県の住宅街ニチャダ・タニにあり、キャンパス周辺に住むファミリーコミュニティごと教育環境をつくっているのが特徴です。日本語の母語プログラムや日本人保護者会があり、日本人家庭の受け入れ経験も豊富です。

  • カリキュラム——米国式+IBDP・AP
  • 対象年齢——3〜18歳
  • 学費目安——年間約80万〜120万バーツ(約360万〜540万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——米国式教育と手厚い日本語サポートを求める、郊外居住も選べるご家庭。

4. Shrewsbury International School Bangkok Riverside

Shrewsburyは、英国の名門パブリックスクールを母体とするリバーサイドの英国式校。学業成績の高さで知られ、英国トップ大学への進学実績も豊富です。

  • カリキュラム——英国式(IGCSE・Aレベル)
  • 対象年齢——3〜18歳
  • 学費目安——年間約72万〜112万バーツ(約320万〜500万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——学業重視で、英国系大学進学まで見据えたいご家庭。

5. Harrow International School Bangkok

Harrow Bangkokは、450年の歴史を持つ英国ハロウ校の海外校第1号。ドンムアン地区の広大な敷地に、リーダーシップ教育とボーディング(寮)を備えた本格的な英国式教育を展開しています。

  • カリキュラム——英国式(IGCSE・Aレベル)
  • 対象年齢——1歳半〜18歳(寮は選択制)
  • 学費目安——年間約70万〜104万バーツ(約320万〜470万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認。寮費は別途)
  • こんな家庭に——英国伝統校のブランドと全人教育を求めるご家庭。空港北側エリアの居住者にも。

6. St Andrews International School Bangkok (Sukhumvit 107)

St Andrewsは、世界的な教育グループNord Angliaが運営する英国式校。日本人比率が比較的高く、日本語サポートに慣れた体制から、日本人駐在家庭の人気が最も高い学校のひとつです。名門校より学費を抑えられる点も魅力です。

  • カリキュラム——英国式+IBDP
  • 対象年齢——2〜18歳
  • 学費目安——年間約36万〜85万バーツ(約160万〜380万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——英語が初めてのお子さんや、日本人コミュニティの安心感を大切にしたいご家庭。

7. Wells International School

Wellsは、オンヌットなどスクンビット沿いに複数キャンパスを持つ米国式の中堅校。名門校の半分以下の学費で米国式カリキュラムとアットホームな環境を提供しており、「手の届くインター」の代表格です。

  • カリキュラム——米国式(AP)
  • 対象年齢——2〜18歳
  • 学費目安——年間約24万〜52万バーツ(約110万〜230万円・2026年時点の公開情報、最新は要確認)
  • こんな家庭に——学費を現実的な範囲に抑えつつ、インターナショナルスクールの環境を選びたいご家庭。

エリア別に見るバンコクのインターナショナルスクール

バンコクは「渋滞の街」。学校選びは、じつは住むエリアと通学時間で半分が決まると言っても過言ではありません。主要エリアの特徴を押さえておきましょう。

  • スクンビット(プロンポン・トンロー・エカマイ・オンヌット)——日本人が最も多く暮らす中心エリア。NIST(ソイ15)、St Andrews(ソイ107)、Wells(オンヌット)などが通学圏。BTS沿線で通いやすく、日本語対応の病院・スーパーも充実。
  • サトーン/シーロム(中心業務地区)——駐在オフィスが集まるエリア。市内校への通学や、リバーサイドのShrewsburyへ川沿いにアクセスしやすい立地です。
  • バンナー(市内南東)——Bangkok Patanaの広大なキャンパスがある文教エリア。緑が多く、ファミリー向けの住宅も豊富です。
  • ノンタブリー(ニチャダ・タニ)——ISBを中心にした「学校の街」。キャンパス周辺に外国人ファミリーのコミュニティが形成されています。
  • ドンムアン(空港北側)——Harrowの広大な敷地があるエリア。市内中心からは距離がありますが、空港北側に住むご家庭には好立地です。

渋滞を考えると、朝の通学に片道1時間かかることも珍しくありません。「憧れの学校」より「毎日無理なく通える学校」を優先したご家庭のほうが、結果的に長続きしています。

カリキュラム別の選び方——IB・英国式・米国式のどれが合う?

バンコクの学校は大きく3つのカリキュラムに分かれます。将来の進路(帰国・海外大学・現地進学)から逆算すると、迷いが減ります。

カリキュラム 特徴 代表校 向いている進路
IB(国際バカロレア) 探究型・世界共通の資格。世界中の大学に出願しやすい NIST・Patana・ISB(DP) 海外大学を幅広く視野に入れたい家庭
英国式(IGCSE・Aレベル) 科目を絞って深く学ぶ。英国系大学に強い Shrewsbury・Harrow・St Andrews 英国・英連邦の大学進学を見据える家庭
米国式(AP) 幅広く学ぶ総合型。米国大学と相性がよい ISB・Wells 米国大学や柔軟な進路を望む家庭

カリキュラムごとの違いの整理は、日本語維持の観点も含めて学費・仕組みの記事もご参照ください。

入学時期・編入・ED(教育)ビザの基礎知識

駐在の辞令はタイミングを選べないもの。だからこそ、入学の仕組みを先に知っておくと動きやすくなります。

  • 学年の始まり——多くの英国式・IB校は8月始まりの3学期制、米国式も8月始まりが中心です。日本の4月始まりとは半年ずれる点に注意。
  • 編入(年度途中の入学)——空席があれば学期途中の編入を受け入れる学校も少なくありません。人気校・人気学年はウェイティングが出るため、辞令が出たらすぐに問い合わせを。
  • 入学に必要な書類——直近の成績表・在籍証明・パスポート・予防接種記録などが一般的。英語力テストや面接を課す学校もあります。
  • ED(教育)ビザ——学齢期の子どもは通学先の在籍を根拠にNon-Immigrant EDビザを取得するのが一般的です。手続きは学校がサポートしてくれるケースが多いので、出願時に確認しましょう。

比較でわかる、わが家に合う選び方

7校を眺めると、バンコクの選択肢は大きく「大手・名門インター」「中堅・新興インター」、そして通学しない「オンライン国際校」の3タイプに整理できます。それぞれの得意・不得意を、正直にくらべてみましょう。

バンコクの大手インター・中堅新興インター・オンライン国際校を、費用の手頃さや日本語の支えなど5つの観点で比較した表
3つのタイプを観点別に比較。どれが優れているかではなく、「わが家は何を優先するか」で答えが変わります。

大手インターの施設と伝統は、やはり対面ならではの価値です。一方で、費用の総額、渋滞の街バンコクでの送迎負担、帰国後を見据えた日本語の支えまで考えると、「名門に入れるか」より「わが家が何年も続けられるか」が本当の分かれ道になります。オンライン国際校という選択肢のしくみは、オンラインでの学びのしくみを見る →で紹介しています。

バンコクのコンドミニアムのリビングで、子どもがオンライン授業を受け、母親がそっと見守る様子
通学渋滞のないもう一つの学び方。住む場所や帰国のタイミングに左右されないのが強みです。

学費や通学が壁なら——「オンライン」という第8の選択肢

「良い学校は分かった。でも年間数百万円は続けられない」「郊外校への送迎が現実的でない」「数年後の帰国が決まっている」——そんなご家庭に、8つ目の選択肢として私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)をご紹介させてください。NGAは2027年9月に開校するオンライン・インターナショナルスクールです。運営は株式会社NIJIN。日本で運営するオルタナティブスクール・NIJINアカデミーには、すでに1000名以上の子どもたちが学んでいます。

特徴は3つ。テストの点数で子どもを並べない脱偏差値の学びであること。少人数の対話を通じて「自分と世界を、好きになる」ことを土台にすること。そして学費は対面インターの約5分の1を目指していること。日本語の支えを前提に少しずつ英語に触れられる設計なので、英語が初めてのお子さんでも始められ、バンコクから帰国した後も同じ環境で学び続けられます。正直にお伝えすると、NGAはまだ開校前で、実績はこれから積み上げる段階です。対面校の校庭や施設と同じ体験は提供できません。だからこそ、7校と公平にくらべたうえで、合うと感じたときに選んでいただければと思います。

よくある質問

バンコクのインターナショナルスクールは何歳から入れますか?

多くの学校が2〜3歳の幼児クラスから受け入れています。ただし人気校は幼少期からウェイティングが出ることもあり、駐在の辞令が出たら早めの問い合わせが安心です。年齢基準(学年の区切り)が日本と異なる点も確認しましょう。

バンコクのインターナショナルスクールの学費はいくらくらいですか?

年間およそ20万〜120万バーツ(約90万〜540万円)が目安です。名門校は100万バーツ超、中堅校は20万〜50万バーツ台まで幅があります。授業料に加えて入学金(15万〜26万バーツ)・施設費・スクールバス代がかかるため、総額で見積もることが大切です。詳しくは上の学費早見表をご覧ください。

日本語のサポートがある学校はありますか?

あります。ISBの日本語母語プログラムのように日本語学習を支える学校や、St Andrewsのように日本人比率が高く受け入れ経験の豊富な学校があります。帰国予定があるご家庭は、英語力の伸びと同じくらい「日本語をどう保つか」を入学前に確認しておくと、帰国後の負担が変わります。

英語が初めてでも入学できますか?

多くの学校がEAL(第二言語としての英語)サポートを備えており、英語が初めてのお子さんも受け入れています。ただしサポートの手厚さや追加費用は学校ごとに差があるため、「EALがどこまで授業料に含まれるか」を出願時に必ず確認しましょう。日本人比率の高いSt Andrewsなどは、英語に不安のあるご家庭に選ばれやすい学校です。

年度途中の編入はできますか?

多くの学校が8月始まりの3学期制ですが、空席があれば学期途中の編入を受け入れる学校も少なくありません。駐在のタイミングは選べないもの。定員・入学条件・編入時期の扱いは学校ごとに異なるため、必ず各校に直接確認してください。

「どの学校か」の前に、「どんな数年間にしたいか」を。

バンコクは、世界でも有数の教育の選択肢に恵まれた街です。だからこそ、ランキングや知名度に引っ張られず、お子さんの性格・家計・帰国後の道筋から逆算して選んだご家庭が、いちばん後悔していません。名門への通学も、手の届く中堅校も、そしてオンラインも——どれもが「正解になり得る」時代です。あなたとお子さんに合う一つが見つかりますように。

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