「子どもに本物の国際教育を受けさせたい。でも、いまの日本の学校を辞めさせるのは怖い」——そう感じているあなたへ。結論から言えば、インターナショナルスクールと日本の学校は”どちらか一方”を選ぶ二択ではありません。日本の学校に籍を置いたまま、放課後や週末にオンラインのインターを”足す”。それが「ダブルスクール」という第三の道です。この記事では、いちばん不安な就学義務との関係、気になる費用、そして具体的なやり方までを、文部科学省などの一次情報にもとづいて丁寧に整理します。読み終わるころには、「辞めなくても、世界は足せる」と思えるはずです。

「インターか、日本の学校か」——多くの親がここで立ち止まる
インターナショナルスクールに惹かれる一方で、多くのご家庭が同じ場所で足を止めます。理由は大きく3つ。ひとつは「日本の学校を辞めさせる」という決断の重さ。もうひとつは、対面インターの費用。そして「英会話だけでは物足りないのでは」という手応えのなさです。この3つを整理すると、あなたが本当に悩んでいるのは”インターそのもの”ではなく、「日本での進路を手放さずに、国際教育をどう足すか」だと見えてきます。

これまでの選択肢が、あと一歩届かない理由
まず前提として、日本の学校には確かな良さがあります。基礎学力、生活習慣、地域の友だち——これらは手放すべきものではありません。だからこそ、多くのご家庭は「日本の学校+α」で英語を足そうとします。ところが、その”α”の代表的な選択肢が、それぞれ違う壁に当たります。
オンライン英会話・英語学童は、始めやすく費用も抑えられますが、多くは「英語を学ぶ」レッスンで止まります。週に数時間、会話の練習を重ねても、算数や理科を英語で考える——つまり「英語で学ぶ」段階にはなかなか届きません。この「英語を学ぶ」と「英語で学ぶ」の差こそ、伸び悩みの正体です。
一方で対面フルタイムのインターナショナルスクールは、教科を英語で学べる本物の環境ですが、費用と、そして就学義務という制度の壁があります。ここは正確に押さえる価値があります。文部科学省は、一条校(学校教育法第1条に定める学校)として認められていないインターナショナルスクールに日本国籍の子を就学させても、「就学義務を履行したことにはならない」と明記しています。多くのインターは各種学校または無認可であり、その小学部を終えた子が中学から一条校への入学を希望しても「認められない」、中学部の途中で日本の中学へ編入を希望する場合も同様、とされています(出典:文部科学省)。フルタイムでインターに通う道は、日本の公立中学等への進学ルートに不安を残しうる、ということです。
費用面も見ておきましょう。国内の主要インターナショナルスクールの学費は、通学制で年間おおよそ140万〜380万円、ボーディング(寮)では年間900万円を超える例もあります(2025–26年度の各校公開情報にもとづく集計)。授業料のほかにバス代・給食・制服なども別途かかるのが一般的です。費用のより詳しい内訳は「インターの学費は高すぎる?」の記事で解説しています。※費用・制度は2026年7月時点の公開情報です。最新は各公式でご確認ください。
第三の答え——インターと日本の学校の「ダブルスクール」
そこで現実的なのが、ダブルスクールです。ポイントは「どちらかを選ぶ」のではなく「両方を重ねる」こと。子どもは日本の学校に在籍したまま通い続け、放課後や週末にオンラインのインターナショナルスクールを併用します。日本の学校に通っている以上、就学義務は通常どおり履行され、進学ルートもそのまま。「辞めるか続けるか」という不安そのものが消えるのが、この形の最大の価値です。
私たちNIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、まさにこの併用を前提に2027年9月開校を予定するオンライン・インターナショナルスクールです。運営は、日本のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」に800名以上が学ぶ株式会社NIJIN。特徴は4つの柱に集約されます。(1)就学義務クリア——日本の学校に籍を残すので進学ルートはそのまま。(2)対面インターの約1/5をめざす費用。(3)英会話ではなく「英語で教科を学ぶ」本物のインター。(4)脱偏差値——順位をつけず、少人数の対話で「自分と世界を、好きになる」を育てます。ここで正直にお伝えすると、NGAは日本の学校の”代わり”ではありません。あくまで在籍は日本の学校に残す併用型。だからこそ、日本の良さに国際教育を”足す”加算の設計になっています。
もうひとつ正直に。バイリンガルは「簡単・すぐ」ではありません。英語で教科を理解できるようになるには年数がかかります。NGAは日本語の支えを前提に、6〜18歳の子が少しずつ英語へ移っていける設計にしています。開校前で実績はこれからですが、脱偏差値の対話型教育そのものはNIJINアカデミーで積み重ねてきたものです。


ダブルスクールの「やり方」——通い方と始め方
ダブルスクールと言っても、生活を大きく変える必要はありません。通い方は大きく3タイプ。放課後型(平日の夕方に週数コマ、日常の中に英語の時間を組み込む)、週末型(平日は日本の学校に集中し、土日にまとめて受ける)、長期休み型(夏休みなどにサマープログラム的に集中して伸ばす)。共働きのご家庭は週末型から、平日に余白があるご家庭は放課後型から、とお子さんの負担を見ながら選べるのがオンライン併用の強みです。まずは無理のない1〜2コマから始め、様子を見て増やすのが失敗しないコツです。

よくある質問
Q. ダブルスクールにすると、就学義務や進学はどうなりますか?
A. NGAの併用は、お子さんが日本の学校に在籍し通い続ける形が前提です。日本の学校に通っている以上、就学義務は通常どおり履行され、公立中学等への進学ルートもそのまま。ここが、フルタイムで非一条校のインターに通う場合との決定的な違いです(一条校でないインターは就学義務を満たさない旨、文部科学省が明記)。
Q. 英語がゼロでも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。NGAは日本語の支えを前提に、少しずつ英語へ移っていく設計です。ただし、英語で教科を理解できるようになるには年数がかかるのが現実。焦らず積み上げることが、結果的にいちばんの近道になります。
Q. 費用はどのくらいですか?両立の負担は?
A. NGAは対面インターの約1/5をめざしています(具体額は開校情報でご案内します)。負担については、放課後型・週末型・長期休み型から選べるので、生活リズムに合わせて調整できます。費用の考え方はダブルスクールのご案内ページもあわせてご覧ください。ほかの記事はダブルスクール記事一覧にまとめています。
「辞めるか、続けるか」で悩まなくていい
あなたが本当に望んでいるのは、たぶん「インターに入れること」そのものではなく、お子さんが自分と世界を好きになり、選択肢を広げていくことのはずです。日本の学校の良さは残したまま、そこに世界を少しだけ足す。ダブルスクールは、そのための現実的で、やさしい一歩です。急いで大きな決断をする必要はありません。まずは、開校の最新情報を受け取るところから始めてみてください。NGAの併用の全体像はダブルスクールのLPでご確認いただけます。


